XL QUICK RELEASE WINDSHIELD
J062232023-02-28
概略
キット番号
57400318、57400319
適合モデル
モデルの適合性については、純正P&Aカタログまたはwww.harley-davidson.com内のパーツ&アクセサリーページ(英語版のみ)をご覧ください。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00308b)
キット内容:
図2 」および「 表1 」を参照してください。
取り付け
ウィンドシールドへのクランプのアッセンブリー
1. パッケージからウィンドシールドサブアッセンブリーを取り出し、きれいで柔らかい場所にマウントブラケットを上にして置く。
警告
ベルビル(コーン)ワッシャーのカップ側が互いを向くようにし、各取り付け部でウィンドシールドマウントブラケットを挟んでください。 ワッシャーの向きを正しく取り付けない場合、衝突時にウィンドシールドがうまく外れず、死亡したり重傷を負う原因となる場合があります。 (00422b)
2. 図1 」を参照。 ウィンドシールドマウントブラケット(2)にクランプアッセンブリーをゆるく取り付けます。 ショルダーボルト(1)、ベルヴィルワッシャー(4)、カップワッシャー(3)を使用して、図のように固定します。
1ショルダーボルト
2ウィンドシールドブラケット
3カップワッシャー
4ベルビルワッシャー(ウィンドシールドブラケットが間にある状態でカップ面が向き合うようにする)
図1。 ウィンドシールドマウントクランプ
3. クランプを上に向け、クランプがウィンドシールドブラケット(2)の外側に来る状態にして、クランプが所定の位置に保持される程度にショルダーボルト(1)を締め付けます。 ボルトは後で完全に締め付けます。
ウィンドシールドの取り付け
注記
前輪を真っ直ぐにし、ブラケットがフューエルタンクを傷つけないよう注意します。
1. 4つのクランプがすべて「開」位置にあることを確認します。
注記
ポリカーボネートウィンドシールドはとてもフレキシブルに動き、曲げてヘッドランプからクランプを拡げ、バイクへの取り付けが簡単になります。
ウィンドシールドをフォークチューブに合わせる際に、クランプでヘッドランプハウジングを傷つけないでください。
警告
スロットルケーブルが挟まれると、スロットルの反応を抑制し車両のコントロールを失って死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00423b)
2. ウィンドシールドクランプの取り付け位置との取り付け位置との間にスロットルケーブルを配置します。
3. ヘッドランプ部分にウィンドシールドを中心に合わせ、クランプをフォークチューブに取り付ける。
警告
ステアリングのスムーズな動きを妨げるものがないことを確認します。 ステアリングに干渉があると車両を操作できなくなり、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00371a)
4. 図2 」を参照。 右側のフォークチューブの周りにスロットケーブルクリップ(11)をはめて、スロットケーブルをガイドの穴に送ります。
  • ケーブルがヘッドランプ金具に挟まらないこと、ヘッドランプの前を通らないこと。
  • ケーブルがターンシグナル取り付け金具またはターンシグナルに挟まらないこと。
  • ケーブルがフューエルキャップまたはフューエルゲージに挟まらないこと。
  • ケーブルがスピードメーターまたはタコメーターに挟まらないこと。
  • ケーブルがフレームやフォークの間で挟まれていないことを確認します。
  • ハンドルバーを左右のフォークストップに当たるまで回したときにクラッチケーブルが引っ張られないことを確認します。
5. ショルダーボルトを軽く装着し、底部から開始して、フォークチューブに一度に1つずつクランプを閉め、クランプがチューブに、また互いに自動整列されるようにします。
注記
推奨トルク値以上にショルダーボルトを締め付けないでください。 締めすぎるとクランプがフォークチューブ上でねじれ、グリップが不十分になり、ウィンドシールドが使用中に緩くなることがあります。
6. ボルトのショルダー部分が、各ウィンドシールドブラケットの位置にしっかりはまっているか確認する。 締め付ける。
トルク: 5.4–8.1 N·m (48–72 in-lbs) 六角ソケットヘッドボルト
7. ハンドルバーを左右一杯に切り、スロットルケーブルが自由に動くことを確認します。 完全に動かない場合は、適切な間隔が得られるまでウィンドシールドを調整してください。
注記
問題がある場合、この付属品を取り付けた状態で運転する前に、ハーレーダビッドソンの経験を積んだ整備担当者に修正を依頼してください。
ウィンドシールドの取り外しと保管
ウィンドシールドを取り外すには、4つのクランプを開き、「 ウィンドシールドの取付け 」の装着手順を反対から行います。 取り付け時と同じように、ヘッドランプハウジングやフューエルタンクを傷つけないよう注意します。
ウィンドシールドを保管する際、ウィンドシールドクランプがしっかり保護されるところに保管してください。 ウィンドシールドに衝撃が加わったり、落下したりする場所には保管しないでください。 ウィンドシールドアッセンブリーの上には何も載せないでください。
保管後再取り付けする前に、クランプと部品を確認し、ファスナーのプレロードと清潔さを点検します。 クランプは、開閉が自由にでき、各クランプは、クランプサドル内にラバーガスケットのペア(表1を参照)を持っている必要があります。そこで各クランプは、4つのフォークチューブに触れます。
手入れと清浄
ウィンドシールド取り付け金具は定期的に点検してください。 パーツが緩んだ状態では運転しないでください。 パーツが緩んでいると、他のパーツやウィンドシールド自体に過剰な負担がかかり、コンポーネントに修復できない不具合が生じるおそれがあります。
ご注意
ポリカーボネート製ウィンドスクリーン/ウィンドシールドには注意を払い、適切に手入れをする必要があります。 ポリカーボネートを適切に手入れしない場合、ウィンドシールド/ウィンドデフレクターが損傷する恐れがあります。 (00483e)
  • ウィンドシールド内側の屈曲によって、太陽光が車両の特定部分に集中して非常に高温になることがあります。 駐車時は注意してください。 太陽に向けて駐車するか、半透明素材を計器にかぶせるか、またはウィンドシールドを反射しないように調整してください。
  • 日差しが強い、または温度の高い環境で清掃しないでください。
  • 粉末、研磨剤入り、またはアルカリ性クレンザーを使用するとウィンドシールドが損傷します。
  • ウィンドシールドをカミソリ等の鋭利なもので擦らないでください。完全に損傷してしまいます。
ご注意
ハーレーダビッドソンのウィンドシールドには、必ずハーレーダビッドソンが推奨する製品のみを使用してください。 きつい化学薬品またはシート類を使用しないでください。それらの使用は、曇りやかすみ等のウィンドシールド表面の損傷を引き起こすおそれがあります。 (00231c)
  • ラバーブッシングには、ベンジン、塗装用シンナー、ガソリン、潤滑剤(アーマーオール®を含む)、または他の洗浄剤を使用しないでください。 ブッシングの表面が損傷します。
注記
ウィンドシールドにあらかじめ濡らしたきれいな布を15分間程度かぶせておくと、洗浄時にこびり付いた虫を簡単に取り除くことができます。
交換用パーツ
図2。 交換用パーツ: XLクイックリリースウィンドシールド
表1。 交換用パーツ
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
ウィンドシールド
別売りなし
2
テープ、横(2)
58052-78
3
テープ、縦(2)
58415-08
4
ワッシャー、ブラックラバー(6)
58152-96
5
ブラケット、ウィンドシールドマウント、ブラック(右)
57300068
6
ブラケット、ウィンドシールドマウント、ブラック(左)
57300069
7
クイッククランプアッセンブリー、49 mm (4)
57400468
ハードウェアキット、ウィンドシールドマウント(アイテム8 ~ 11を含む)
57300071
8
  • ショルダーボルト
別売りなし
9
  • スペーサー、カップワッシャー
別売りなし
10
  • ベルビルワッシャー(2)
別売りなし
11
  • クリップ、スロットルケーブル
10800107
12
ブレース、横、アウター(ブラック)
58069-09
13
ブレース、横、インナー(ブラック)
58068-09
14
ブレース、縦、(ブラック) (2)
別売りなし
15
スクリュー、ボタンヘッド、トルクス®、#12-24 x 13/16 in. (20.6 mm)長、ロックパッチ付き(2)
2452
16
スクリュー、ボタンヘッド、トルクス、#12-24 x 5/8 in. (15.9 mm)長、ロックパッチ付き(7)
2921A
17
エイコーンナット、No.12-24 (クローム) (9)
7651A
18
エッジプロテクション(2)
62540-83
19
ガスケット、クランプ(2)
57299-07