4点調整式デタッチャブルドッキングハードウェアキット
J059992019-01-15
一般情報
表1。 一般的な情報
キット
推奨ツール
スキルレベル(1)
時間
52300353、52300354
セーフティグラス、トルクレンチ
1 時
(1) トルク値に合わせた締め付け、またはその他適切なツールと技術が必要です
キット内容
図1。 キット内容: 4点調整式デタッチャブルドッキングハードウェアキット
表2。 キット内容: 4点調整式デタッチャブルドッキングハードウェアキット
アイテム
数量
説明
部品番号
注記:
1
1
ドッキングプレートアセンブリー、クローム(右側、表記)
52300348
1
ドッキングプレートアッセンブリー、黒(右側、表記)
52300355
2
1
ドッキングプレートアセンブリー、クローム(左側、非表記)
52300349
1
ドッキングプレートアセンブリー、ブラック(左側、非表記)
52300356
3
2
スペーサー、ドッキングポイント
12400059
4
4
ドッキングポイント
52300345
5
4
幅調整スペーサー、クローム(オプション、必要に応じて使用)
10300079
6
4
キャップスクリュー、フラットヘッドTORX、1/4-20 x16 mm (⅝ インチ)長
10200322
14.2 N·m (126 in-lbs)
Loctite 243 Medium Strength Threadlocker and Sealant (中強度スレッドロッカー&シーランド)(青)を使用します
7
4
キャップスクリュー、TORXヘッド、5/16-18 x 25 mm (1 インチ)長
10200157
27.1 N·m (20 ft-lbs)
Loctite 243 Medium Strength Threadlocker and Sealant (中強度スレッドロッカー&シーランド)(青)とLoctite 262 High Strength Threadlocker and Sealant(強度スレッドロッカー&シーランド)(赤)を使用します
8
4
平ワッシャー、亜鉛仕上げ
6302
キットには含まれない本文中記載のアイテム
A
2
標準装備 (OE) スロットカバーインサート
B
4
OE スロットカバーインサート取り付けスクリュー
C
2
ロングドッキングプレートピン
D
1
ドッキングポイントのプラスチック製インサート(楕円形、分かりやすいよう誇張して図示)
E
1
ドッキングポイントが最も緩む位置(地面に対して水平)
F
2
ドッキングポイントの最大調整範囲90°
G
1
幅調整用ドッキングポイントの、薄いフランジ側
H
1
幅調整用ドッキングポイントの、厚いフランジ側
J
2
プラスチック製インサートの径方向調整ノッチ
概略
適合モデル
モデルの適合性については、P&Aリテールカタログまたは www.harley-davidson.com 内のパーツ&アクセサリーページ(英語版のみ)をご覧ください。
下記のページで入手できる最新版のインストラクションシートを必ず使用してください。 www.harley-davidson.com/isheets
ハーレーダビッドソン社のカスタマーサポートセンター(1-800-258-2464 (米国内のみ)または1-414-343-4056)にお問い合わせください。
取り付け要件
一部の車両では、このキットを正しく取り付けるために、その他のパーツやアクセサリーを別途購入する必要があります。 個々のモデルに必要なパーツまたはアクセサリーのリストは、純正P&Aカタログまたはwww.harley-davidson.comのパーツとアクセサリーに関するセクション(英語版のみ)をご覧ください。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00308b)
準備
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
1. メインヒューズを取り外します。
a. スマートサイレン装備車: セキュリティフォブがある状態で、イグニッションスイッチをON (オン)にします。 システムが解除された後、イグニッションスイッチをOFF (オフ)にします。 直ちに オーナーズマニュアルに従ってメインヒューズを外します。
b. セキュリティサイレン非装備車: オーナーズマニュアルを参照してください。
2. 右サイドサドルバッグを取り外す。
3. 図1 」を参照。 両側にあるサドルバッグサポートから2本のスクリュー(B)を取り外します。
4. スロットカバーインサート(A)を上方向に取り外します。
取り付け
ドッキングブラケットの取り付け
1.
注記
ロングピン(C)は車両のフロント部分に向けて取り付けます。
ドッキングプレートアッセンブリー(1、2)を正しい側のサドルバッグサポートのスロットに挿入します。
2. ワッシャー(8)をそれぞれのスクリュー(7)にセットします。
3. スレッドロッカーを2~3滴、ねじ山に塗ります。LOCTITE 262 HIGH STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 262高強度スレッドロッカーシーラント) (赤) (94759-99)
4. ドッキングプレートアッセンブリー(1、2)をスクリュー(7)とワッシャー(8)で固定します。 締め付ける。
トルク: 27.1 N·m (20 ft-lbs)
1ドッキングポイント
2幅調整用ドッキングポイントの、厚いフランジ側
3プラスチック製インサート(2)の半径方向調整ノッチ
4ドッキングポイントが最も緩む位置(地面に対して水平)
590°ドッキングポイントの最大調整範囲(x2)
6ドッキングプレートアッセンブリー
図2。 ドッキングポイントの取り付け
5.
注記
図1 」を参照。 幅調整スペーサー(5)はまだ取り付けないでください。
ドッキングポイントを取り付けます。
a. スペーサー(3)を各ドッキングプレートのロングピン(C)に取り付けます。
b. ドッキングポイント(4)を、 厚い フランジ(H)から順に、各ドッキングプレートピンに取り付けます。
c. スクリュー(6)をドッキングプレートピンに取り付けます。
d. 「 図2 」を参照。 各ドッキングポイントを回して、ノッチを水平に配置します(4)。
e. しっかり装着されるまでスクリューを締め付けます。
ドッキングポイントのアライメントと締まり具合の確認
注記
図2 」を参照。
  • フロントドッキングポイントは、アップライトやソロのラック調整に使用します。
  • リアドッキングポイントは、デュアルラックの調整に使います。
1. デタッチャブルアクセサリーを、デタッチャブルアクセサリーキットの手順に従って取り付けます。
2. ドッキングポイントの間隔が広すぎる場合:
a. アクセサリーを取り外します。
b. 「 図1 」を参照。 スクリュー(6)、ドッキングポイント(4)を4つのドッキングプレートピンすべてから外します。
c. ドッキングポイントを、 薄い フランジから順に各ドッキングプレートピンにスライドします。
d. 各スクリュー(6)のネジ山にスレッドロッカーを2〜3滴ずつ、塗布します。 スクリューを取り付けます。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97)
e. 「 図2 」を参照。 各ドッキングポイントを回して、ノッチを水平に配置します(4)。 しっかり装着されるまでスクリューを締め付けます。
3. ドッキングポイントの間隔が狭すぎる場合:
a. 「 図1 」を参照。 4つのドッキングプレートピンから全ての構成部品を取り外します。
b. 幅調整スペーサー(5)を各ドッキングポイントに取り付けます。
c. スペーサー(3)を各ドッキングプレートの長い方のピン(C)に取り付けます。
d. ドッキングポイントを厚いフランジを先にして各ドッキングポイントピンに取り付けます。
e. 各スクリュー(6)のネジ山にスレッドロッカーを2〜3滴ずつ、塗布します。 スクリューを取り付けます。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97)
f. 「 図2 」を参照。 各ドッキングポイントを回して、ノッチを水平に配置します(4)。 しっかり装着されるまでスクリューを締め付けます。
4.
注記
位置(5)の時、ドッキングポイントは最も締まった状態になります。 位置(4)の時、ドッキングポイントは最も緩くなります。
アクセサリーがドッキングポイントにしっかり嵌まらない場合は以下の手順に従います。
a. スクリュー(6)を緩めます。
b. 「 図2 」を参照。 ドッキングポイント(1)を水平(4)位置から少し回します。
c. デタッチャブルアクセサリーの嵌まり具合を確認します。
d. 水平方向(4)から垂直方向(5)に少しずつ回転させて、それぞれの位置に、しっかりと嵌まるようにします。
5. 図1 」を参照。 ドッキングプレートピンスクリュー(6)を固く締めます。 締め付ける。
トルク: 14.2 N·m (126 in-lbs)
完成
注記
サウンドシステムの損傷を避けるため、メインヒューズを取り付ける 前に 、イグニッションがOFF (オフ)になっていることを確認してください。
1. メインヒューズを取り付ける。 オーナーズマニュアルを参照してください。
2. サドルバッグを取り付けます。 オーナーズマニュアルを参照してください。
メンテナンス
時間が経つと、ドッキングポイントが摩耗し、取り付けたデタッチャブルアクセサリーが緩むことがあります。 次の手順でしっかりと固定します。
1. 図1 」を参照。 ドッキングポイントそれぞれについて、現在のノッチの位置をメモしておきます。 4つ全てのドッキングプレートピンからスクリュー(6)を外します。
2.
注記
ドッキングポイントスクリューと取り付け穴のネジ山からスレッドロッカーを取り除いた後、新たにスレッドロッカーをネジ山に塗ってください。
各スクリュー(6)のネジ山にスレッドロッカーを2〜3滴ずつ、塗布します。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97)
3. ドッキングポイント、スクリュー、スペーサー(ある場合)を取り付けます。 手で締め付けます。
4. ノッチが垂直位置(F)で ない 場合、ドッキングポイントを少し回し、ノッチを(F)の方向に動かして、それぞれの位置のデタッチャブルアクセサリーをしっかりと嵌めこみます。
5. ドッキングポイントスクリュー(6)を固定します。 締め付ける。
トルク: 14.2 N·m (126 in-lbs)
6.
注記
ドッキングポイントスクリューと取り付け穴のネジ山からスレッドロッカーを取り除いた後、新たにスレッドロッカーをネジ山に塗ってください。
ドッキングポイントの挿入ノッチ 垂直方向の位置 (F)にある場合:
a. 4つ全てのドッキングプレートピンからスクリュー(6)を外します。
b. 各ドッキングポイントを回転して、2番目のノッチを位置(E)にします。
c. 各スクリュー(6)のネジ山にスレッドロッカーを2〜3滴ずつ、塗布します。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97)
d. スクリューとスペーサー(ある場合)を取り付けます。 手で締め付けます。
e. 各ドッキングポイントのデタッチャブルアクセサリーを確認し、ノッチを(F)の方向に回転して、デタッチャブルアクセサリーが各位置にしっかりと嵌まるようにします。
f. スクリュー(6)を固定します。 締め付ける。
トルク: 14.2 N·m (126 in-lbs)
7. 何度か調整しても、デタッチャブルアクセサリーががたついたり、緩いままであったりする場合は、ドッキングポイントを交換してください。