ROAD TECH XM SATELLITE RADIO RECEIVER KIT (ROAD TECH XMサテライトラジオレシーバーキット)
J039892016-06-28
概略
キット番号
76390-05A
モデル
モデルの適合に関する情報は、最新の純正P&Aカタログを参照ください。または、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
このキットは以下のアクセサリーには適合しません
  • 補助アクセサリースイッチハウジングキット(左側)、部品番号70213-02Aまたは70248-02。
  • クラッチレバーブラケットに取り付けたハンドレバーブラケットクランプマウントクロック(部品番号75041-03、75042-03)または温度計(部品番号75102-04、75104-04)。
  • Road Tech™ Quest™ GPSクルージングマウントキット、部品番号92300-06。
装着に必要となる追加部品
注記
XMサテライトラジオサービスは米国本土で利用できます。 アラスカまたはハワイでは利用できません。
XMサテライトラジオの申し込みには別料金(月額)が必要です。
2011年以降のSoftail、2012年以降のDyna、2014年以降のSportsterは、電気接続ハーネス(部品番号72673-11)を別途購入する必要があります。
2014年および2016年のTouringは、電気接続キット(部品番号69200722)を別途購入する必要があります。
2017年以降のTouringは、電気接続キット(部品番号69201599)を別途購入する必要があります。
Road Tech XMサテライトラジオレシーバーは、オーディオ出力用のデバイスが別に必要です。 オーディオ出力は、以下のデバイスに装備されています。
  • ハーレーダビッドソン製のフェアリングマウントラジオ。
  • Road Techライザーマウントラジオ。
  • Road Techステレオヘッドセット(部品番号76530-07)。
これらのアイテムは、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にてお求めいただけます。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書は、サービスマニュアルの記載情報の参照を必要としています。 このキットを取り付ける際は、お持ちの車両のサービスマニュアルが必要です。最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店でお買い求めいただけます。
電気的過負荷
ご注意
電気アクセサリーを装着し過ぎると、車両の充電システムに過剰な負荷がかかる可能性があります。 複数の電気系統アクセサリーが同時に作動し、それらの消費電流量が車両の充電システムで供給できる電流量の総量を超えた場合、バッテリーが放電し、車両の電気系統に損傷を与えるおそれがあります。 (00211d)
警告
電気系統アクセサリーを取り付ける場合、影響を受ける回路を保護するヒューズまたは回路ブレーカーの最大アンペア数を超えないよう注意してください。 最大アンペア数を超えると、電気的な不具合が生じ、死亡したり重傷を負う場合があります。 (00310a)
Road Tech XMサテライトラジオレシーバーを取り付けると、電気系統に必要な電流が最大で260ミリアンペア増えます。
キット内容
表1および図12を参照。
準備
注記
ハンズフリータイプのセキュリティシステムおよびサイレンを搭載した車両の場合:
  • ハンズフリーキーフォブが作動圏内にあることを確認します。
  • イグニッションキースイッチをイグニッションの位置に回します。
サービスマニュアルを参照し、メインヒューズの外し方の説明に従ってください。
EFI モデルの場合:
警告
フューエルが飛び散らないよう、サプライホースを外す前に高圧フューエルシステムをパージします。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00275a)
サービスマニュアルの説明に従って高圧ガソリンのフューエル供給システムを空にし、フューエルサプライホースを取り外してください。
メインヒューズを搭載した車体の場合:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
  1. サービスマニュアルを参照し、メインヒューズの外し方の説明に従ってください。 シートとすべてのマウントハードウェアを外し、保管します。
メイン回路ブレーカーを搭載した車体の場合:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡や重傷事故の危険があるため、マイナス(-)バッテリーケーブルを外してから作業を開始してください。 (00048a)
  1. 車体のサービスマニュアルを参照し、説明に従ってシートを取り外し、マイナス(黒)バッテリーケーブルをマイナス(-)バッテリーターミナルから取り外します。 シートマウントハードウェアをすべて保管します。
キャブレターモデルの場合:
警告
フューエルバルブ固定具を外すことで、ガソリンをキャブレターフューエルラインから排出することが可能です。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 こぼれたフューエルはすぐに拭き取り、拭いた布は適切な方法で処分してください。 (00256a)
  1. フューエルサプライバルブをオフにします。 バルブからフューエルラインを取り外してください。
全モデルで:
警告
フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a)
  1. サービスマニュアルの説明に従い、フューエルタンクからインスツルメントコンソール(装着時)を取り外します。
  2. フューエルタンクを取り外す手順については、サービスマニュアルの当該セクション(「Carbureted」(キャブレターエンジン)または「EFI Engine」(EFIエンジン))を参照してください。
レシーバーマウントブラケットの取り付け
注記
溶剤型化学薬品またはワックスを直接プラスチックまたはゴムのコンポーネントに使用しないでください。プラスチックおよびゴムの全体的な性能や外観に影響を及ぼす場合があります。
1. クラッチレバークランプをハンドルバーに固定している2本のスクリューを取り外します。
2. 図12を参照してください。 当該車両用のマウントブラケット(2)と、2組のボタンヘッドスクリュー(3)/スペーサー(4)とをキットから取り出します。 マウントブラケットのスロット部の上下に開いている穴にボタンヘッドスクリューを挿入します。 各スクリューのねじ山の部分にスペーサーを被せます。 ステップ1で取り外したクラッチレバークランプの穴にスクリューのねじ山の部分を挿入します。
3. ハンドレバーをライダーが快適な位置に調整し、  6.8–8 N·m (60–71 in-lbs)のトルク値で締め付けます。 
アンテナブラケットとレシーバーの取り付け
  1. サテライトラジオレシーバー(1)、アンテナブラケット(6)、ロックナット(8) 4個をキットから取り出します。 レシーバーの背面に立っている4本のスタッドを、レシーバーマウントブラケットに開いている4つの穴に挿入します。
  2. 図12」を参照して、アンテナブラケットのレシーバーマウントブラケットへの取り付け位置を確認してください。 下側の2本のスタッドそれぞれにロックナットを1個ずつはめます。 上側の2本のスタッドにアンテナブラケットを取り付けてから、上側の2本のスタッドそれぞれにロックナットを1個ずつはめます。 各ロックナットをしっかりと締め付けます。
アンテナの取付け
  1. XMラジオアンテナ(5)と両面テープ(7)とをキットから取り出します。
  2. イソプロピルアルコールを使って、アンテナブラケットのアンテナ取り付け面(水平面)と、アンテナの下面(取り付け面)とをきれいにします。
  3. 両面テープの剥離紙を片面だけはがしてアンテナの下面の真ん中に貼り付けます。
  4. もう一方の剥離紙もはがします。
  5. 接着面がブラケットに触れないよう気を付けながら、ブラケットの上にアンテナを持ってきます。 アンテナケーブルを車両の中央に向けた状態で、ブラケットの真上中央にアンテナを持ってきます。
  6. アンテナをブラケットに強く真っ直ぐに押し付け、約60秒間押さえたままにします。 離してから約20分間はアンテナに直接触れないでください。
ハーネスの取り回し
注記
サテライトラジオレシーバーハーネスは、たとえ内部配線のしてあるハンドルバーであってもハンドルバーの外側に沿って取り回してください。
サテライトラジオレシーバーハーネスの未接続端を以下のように取り回します。
  1. 左側のハンドルバースイッチから出ている既存の配線と同じ経路をたどってハンドルバーの中央までハーネスを取り回します。 ハンドルバーに沿って中央までハーネスを取り回すときは、適当な箇所でハーネスを仮留めしてください。 ハーネスは、この時点ではまだハンドルバーに完全には固定しないでください。
  2. 各ワイヤーをアッパーフォークブラケット(トリプルクランプ)に通し、ステアリングヘッドを通過したら、フレームバックボーンに沿ってシート方向へ戻します。 可能な限り、既存の配線と同じ経路を這わせてください。 FLHT、FLHTC、FLHTCU、FLHXの各モデルは、インナーフェアリングキャップを取り外さないと配線の固定できないことがあります。
ハーネス接続 - 概要
Road Tech XMサテライトラジオレシーバーを車両に取り付けるときは、リード線どうしを接合する必要があります。 以下の各セクションにモデル別の手順を示しましたので、目的のモデルに該当するセクションを見つけてください。ワイヤー接合の正しい手順については、サービスマニュアルの付録を参照してください。
警告
UltraTorch UT-100または他の放射加熱装置を使用する際は、メーカーの指示に従ってください。 メーカーの指示に従わないと発火の危険があり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00335a)
  • フューエルシステムコンポーネントには熱を向けないでください。 熱放射を直接当てると、高熱により燃料に着火/爆発して、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがある。
  • ヒートシュリンク作業が行われているコネクター以外の電気システムコンポーネントに熱を近づけないでください。
  • ツールチップ部分とヒートシュリンクアタッチメントへは手を触れないでください。
  • データリンクコネクター(DLC) [91A]の位置は、年式/モデルによって異なります。
2011年以降のSoftailモデルの場合:
次のセクションを参照してください。
その他の全モデル:
特定のモデルについては、「黒色リード接続」に進んでください。
ハーネス接続
2011年以降のSoftail、2012年以降のDyna、2014年以降のSportster
注記
電気接続ハーネス(H-D部品番号72673-11)を別途購入する必要があります。
1. シート下のDLC [91A] (ラバーブーツ付き灰色の6極Deutschピンコネクター)を見つけます。 電気接続ハーネスを[91A]のところに配置します。まだ接続しないでください。
2. サテライトラジオレシーバーハーネスのワイヤーを電気接続ハーネスのほうへ取り回します。 オレンジ/白色ワイヤーのインラインヒューズホルダーは切らずに、そのワイヤーを適切な長さに切って、電気接続ハーネスのシールドスプライスコネクターへ容易に届く長さにします。
3. サテライトレシーバーの黒色ワイヤーを電気接続ハーネスの黒色ワイヤーに接合します。
4. サテライトレシーバーのオレンジ/白色ワイヤーを電気接続ハーネスの赤/黄色ワイヤーに接合します。
5. ヒートガンまたは適切な加熱装置を使ってコネクターをワイヤーに収縮させます。
6. ヒートガンまたは加熱機器を使用して、電気接続ハーネスの赤/青色ワイヤーのシールドスプライスコネクターのオープンエンドをシールします。
7. ラバーブーツを[91A]から取り外します。 ワイヤーからブーツを切り離します。
8. 電気接続ハーネスのソケットハウジングを[91A]に接続します。
9. ラバーブーツを電気接続ハーネスのオープンピンコネクターに挿入します。
10. ECM をマウントブラケットに取り付けている4 本のスクリューを緩めるか取り外します。 ECMコネクターの下に電気接続ハーネスを取り回します。 4つのスクリューを5.1–6.2 N·m (45–55 in-lbs)のトルク値で締め付けます。
11. サテライトレシーバーの接続」セクションに進んでください。
2014 ~ 2016年Touringモデル
  1. 電気接続キット(部品番号69200722)を取り付けるか、または同キットに出てくるコンポーネントが全て取り付けてあることを確認してください。 灰色の8極コネクター[4A]が接続してあったら接続を外してください。
  2. 圧着の手順についてはサービスマニュアルを参照してください。
  3. ハーネスの黒色ワイヤーの被覆を剥き、本キットの黒色ワイヤーに圧着して密封します。
  4. ハーネスの紫/青色ワイヤーの被覆を剥き、本キットのオレンジ/白色ワイヤーに圧着して密封します。
  5. 注記
    赤色ワイヤーはこの用途には使いませんので、シールキャップは取り除かないでください。
  6. 8極コネクターどうしを接続します。
  7. サテライトレシーバーの接続」セクションに進んでください。
2017年以降のTouringモデル:
  1. 電気接続キット(部品番号69201599)を取り付けるか、または同キットに出てくるコンポーネントが全て取り付けてあることを確認してください。 灰色の3極[4A]が接続してあったら接続を外してください。
  2. 圧着の手順についてはサービスマニュアルを参照してください。
  3. ハーネスの黒色ワイヤーの被覆を剥き、本キットの黒色ワイヤーに圧着して密封します。
  4. ハーネスの紫/青色ワイヤーの被覆を剥き、本キットのオレンジ/白色ワイヤーに圧着して密封します。
  5. 注記
    赤色ワイヤーはこの用途には使いませんので、シールキャップは取り除かないでください。
  6. 3極コネクターどうしを接続します。
  7. サテライトレシーバーの接続」セクションに進んでください。
アースへの黒色リード接続
Dynaモデル
  1. フューエルタンク近くのシート下、フレーム上部にあるアーススクリューからナットを取り外します。
  2. アーススクリューに合う正しいリングターミナル(9または10)をキットから取り出します。
  3. 図1を参照してください。 アース位置に容易に届く長さにサテライトレシーバーワイヤーハーネスの黒色ワイヤーを切り、そのワイヤーの先端をリングターミナルに圧着します(サービスマニュアルの付録にPackard製圧着ツールの説明がありますので、それに従ってください)。
  4. リングターミナルをアース接続に取り付け、サービスマニュアルのトルクの指定に従い締めます。
  5. このセクションの「全モデル」に進みます。
1テールランプハーネス(オレンジ/白色配線)
2アースターミナル(黒色ワイヤー)
図1。 電源とアース接続部(Dynaモデル)
2010年以前のSoftailモデル
  1. フューエルタンク近くのシート下、フレームの上部にあるアーススクリューを取り外します。
  2. アーススクリューに合う正しいリングターミナル(9または10)をキットから取り出します。
  3. アース位置に容易に届く長さにサテライトレシーバーワイヤーハーネスの黒色ワイヤーを切り、そのワイヤーの先端をリングターミナルに圧着します(サービスマニュアルの付録にPackard製圧着ツールの説明がありますので、それに従ってください)。
  4. 図2を参照してください。 リングターミナルをアーススクリューのねじ山に取り付けます。 サービスマニュアルのトルクの指定に従い、アーススクリューをフレーム(2)に固定します。
  5. このセクションの「全モデル」に進みます。
1テールランプハーネス(オレンジ/白色配線)
2アースターミナル(黒色ワイヤー)
3バッテリー
図2。 電源とアース接続部(Softailモデル)
2003年以前のTouringモデル
警告
マイナス(-)バッテリーケーブルを先に取り外します。 マイナス(-)ケーブルを接続した状態でプラス(+)ケーブルがアースに接触すると、火花が発生してバッテリーが爆発し、死亡や重傷を負う原因になることがあります。 (00049a)
  1. 取り付けの最初にマイナスバッテリーケーブルの接続が外されていない場合、サービスマニュアルを参照して説明に従い、シートを取り外し、マイナス(黒色)バッテリーケーブルをマイナス(-)バッテリーターミナルから外します。 シートマウントハードウェアをすべて保管します。 サービスマニュアルを参照し、説明に従ってプラスバッテリーケーブルを抜きます。
  2. 車体からバッテリーを取り外します。
  3. 注記
    黒色配線は、配線を圧迫したり伸ばしたりせずに、バッテリーのくぼみにバッテリーが適切に適合するほど十分に長いままにする必要があります。
  4. 図3を参照してください。 サテライトレシーバーワイヤーハーネスの黒色ワイヤーを切り、シート下のバッテリーのくぼみ内の回路ブレーカー下にあるアーススタッド(2)に容易に届くようにします。
  5. アーススタッドに合う正しいリングターミナル(9または10)をキットから取り出します。
  6. サービスマニュアル付録にある、Packard製圧着ツールの手順に従い、リングターミナルをワイヤーの終端にクリンプします。
  7. リングターミナルをアーススタッドに取り付け、サービスマニュアルのトルクの指定に従い締めます。
  8. このセクションの「全モデル」に進みます。
1回路ブレーカーシルバーターミナル(赤色ワイヤー)
2アースターミナル(黒色ワイヤー)
図3。 接続(バッテリーを取り外した状態) - 2003年以前のTouringモデル(写真は2003年FLHTCU)
2004年以降のTouringモデル
  1. メインハーネスシャーシアーススタッドを見つけます(バッテリー前部のシート下に2つあります)。
  2. シャーシアーススタッドの1つからナットを取り外します。
  3. アーススタッドに合う正しいリングターミナル(9または10)をキットから取り出します。
  4. アース位置に容易に届く長さにサテライトレシーバーワイヤーハーネスの黒色ワイヤーを切り、そのワイヤーの先端をリングターミナルに圧着します(サービスマニュアルの付録にPackard製圧着ツールの説明がありますので、それに従ってください)。
  5. リングターミナルをアース接続に取り付け、サービスマニュアルのトルクの指定に従い締めます。
  6. このセクションの「全モデル」に進みます。
全モデル
ハンドルバーの動きが制限されないように、黒色リードに十分なたるみがあることを確認します。
特定モデルのオレンジ/白色リード接続セクションに進みます。
スイッチ付き電源へのオレンジ/白リード接続
特定モデルおよび特定年度の車両のサービスマニュアル配線図を使用して、イグニションスイッチにより与えられる電源を見つけます。
2003年以前のDynaモデル
サテライトレシーバーのスイッチ付き電源は、電気系統サイドカバー内部にあるオレンジ/白色(O/W)のメインハーネス電源リードです。
  1. 車両の左側(バッテリーに近いところ)にある電気系統サイドカバーを取り外します。
  2. 図1を参照してください。 アクセス可能ポイントにあるサイドカバー内部のメインハーネスの覆いのエリアを慎重に切り開き、オレンジ/白色のメインハーネス電源リードを切ります。
  3. サイドカバー内部で切断したオレンジ/白色ワイヤーに容易に届く長さになるよう、サテライトレシーバーワイヤーハーネスのオレンジ/白色の電源リードから余分な長さを切ります。ただしインラインヒューズホルダーは切り離さないでください。
  4. 図12を参照してください。 青色のシールドスプライスコネクター(13)をキットから取り出します。 「図4」の「2-1スプライス構成」を参照します。 サービスマニュアル付録の説明に従い、サテライトレシーバーワイヤーハーネス電源リードをメインハーネスのオレンジ/白色ワイヤーに接合します。
  5. このセクションの「全モデル」に進みます。
1「1-1」スプライス構成
2「2-1」スプライス構成
3「3-1」スプライス構成
図4。 スプライス構成
2004 ~ 2011年Dynaモデル
サテライトレシーバーのスイッチ付き電源は、ヒューズパネルのオープンヒューズポジションです。 サービスマニュアルの「ヒューズ」セクションとサービスマニュアルの付録にある正しい配線図とを参照してください。
  1. バッテリー近くの車両左側にある電気系統サイドカバーを、両側をしっかりとつかみ、外側に引くことにより取り外します。
  2. サービスマニュアルの説明に従って、車両から電気系統パネルを外します。
  3. 図12を参照してください。 キットからオレンジ/白色のヒューズブロックアダプターワイヤー(11)を取り出します。 各末端のターミナルを確認します(「図5」を参照)。 スプリングタブ付きターミナルのみが、このヒューズブロックに合います。 ワイヤーから慎重に未使用のターミナルを切り取り、廃棄します。
  4. 図6を参照してください。 電装キャディに「OPEN」と表示してあるヒューズキャビティー(1)を見つけます。 このキャビティーの片側にしかターミナルはありません。 後ろ側から、オレンジ/白色アダプターワイヤーのターミナルをキャビティーのオープンサイドへ挿入します。止まるまで挿入してください。 その周囲には工場出荷時に取り付け済みのターミナルが何本かありますので、そのうちの1本を基準にして、今挿入したターミナルの向きと深さとを確認してください。
  5. アダプターのワイヤーに容易に届く範囲で、サテライトレシーバーワイヤーハーネスのオレンジ/白色の電源リードから余分な長さを切りますが、インラインヒューズホルダーを切り離さないでください。
  6. 図12を参照してください。 キットから赤色のシールドスプライスコネクター(12)を取り出します。 「図4」を参照して、1 を1 のスプライス設定に入れます。 サービスマニュアル付録の説明に従い、サテライトレシーバーワイヤーハーネス電源リードをアダプターのワイヤーに接合します。
  7. 図12を参照してください。 キットの2 Aヒューズ(14)を「オープン」ヒューズキャビティーに挿入し回路を完成させます。
  8. サービスマニュアルの指示に従って、電気系統パネルを取り付けます。 電気系統パネル内のラバーブッシングでピンを揃え、しっかりと所定の位置に押すことにより、電気系統パネルカバーを取り付けます。
  9. このセクションの「全モデル」に進みます。
1配線からこのターミナルを切ります
2配線にこのターミナルを残します
3スプリングタブ(2)
図5。 ヒューズブロックアダプターワイヤー(DynaとSoftail)
図6。 「オープン」ヒューズブロックキャビティー(2004年以降ダイナ)
2003年以前のSoftailモデル
サテライトレシーバーのスイッチ付き電源は、シート下のテールランプハーネス内のオレンジ/白色(O/W)のワイヤーです。
  1. 図2を参照してください。 シート下のアクセス可能ポイントにあるテールランプハーネス(1)の覆いのエリアを慎重に切り開き、オレンジ/白色ワイヤーを切ります。
  2. シート下で切断したオレンジ/白色ワイヤーに容易に届く長さになるよう、サテライトレシーバーワイヤーハーネスのオレンジ/白色の電源リードから余分な長さを切ります。ただしインラインヒューズホルダーは切り離さないでください。
  3. 図12を参照してください。 キットから青色のシールドスプライスコネクター(13)を取り出します。 「図4」の「2-1スプライス構成」を参照します。 サービスマニュアル付録の説明に従い、切断したオレンジ/白色ワイヤーにサテライトレシーバーワイヤーハーネス電源リードを接合します。
  4. このセクションの「全モデル」に進みます。
2004 ~ 2010年Softailモデル
サテライトレシーバーのスイッチ付き電源は、ヒューズパネルのオープンヒューズポジションです。 サービスマニュアルの「ヒューズ」セクションとサービスマニュアルの付録にある正しい配線図とを参照してください。
  1. ヒューズブロックカバーを取り外します。 ヒューズブロックブラケットを固定している2本の六角スクリューを取り外し、車体フレームからブラケットとヒューズブロックアッセンブリーを引っ張ります。
  2. 左ヒューズブロックを保持しているタブを押し、マウントスロットからブロックを引き出します。
  3. 図12を参照してください。 キットからオレンジ/白色のヒューズブロックアダプターワイヤー(11)を取り出します。 各末端のターミナルを確認します(「図5」を参照)。 スプリングタブ付きターミナルのみが、このヒューズブロックに合います。 ワイヤーから慎重に未使用のターミナルを切り取り、廃棄します。
  4. 図7を参照してください。 ヒューズブロックカバー上で「P&A IGN」の表示のあるヒューズキャビティー(1)を探します。 このキャビティーの片側にしかターミナルはありません。 後ろ側から、オレンジ/白色アダプターワイヤーのターミナルをキャビティーのオープンサイドへ挿入します。止まるまで挿入してください。 その周囲には工場出荷時に取り付け済みのターミナルが何本かありますので、そのうちの1本を基準にして、今挿入したターミナルの向きと深さとを確認してください。
  5. アダプターのワイヤーに容易に届く範囲で、サテライトレシーバーワイヤーハーネスのオレンジ/白色の電源リードから余分な長さを切りますが、インラインヒューズホルダーを切り離さないでください。
  6. 図12を参照してください。 キットから赤色のシールドスプライスコネクター(12)を取り出します。 「図4」を参照して、1 を1 のスプライス設定に入れます。 サービスマニュアル付録の説明に従い、サテライトレシーバーワイヤーハーネス電源リードをアダプターのワイヤーに接合します。
  7. 図12を参照してください。 キットの2 Aヒューズ(14)をP&Aイグニッションヒューズキャビティーに挿入し回路を完成させます。
  8. ヒューズブロックをヒューズブロックブラケット内のマウントスロットにスライドさせ、所定の位置にしっかりと収めます。 ブラケットとヒューズブロックアッセンブリーを所定の位置に配置し、以前取り外した六角スクリューで固定します。 しっかりと締め付けます。
  9. このセクションの「全モデル」に進みます。
図7。 「P&A IGN」ヒューズブロックキャビティー(2004 ~ 2010年Softail)
2003年以前のTouringモデル
サテライトレシーバーのスイッチ付き電源は、右側のカバー内部の上方にあるオレンジ/白色(O/W)のメインハーネス電源リードです。
1. 図8を参照してください。 アクセス可能ポイントにある電気系統サイドカバー内部のメインハーネス覆いのエリアを慎重に切り開き、オレンジ/白色のメインハーネス電源リードを切ります。
1ヒューズボックスハーネス(オレンジ/白色配線)
図8。 左ハンドサイドカバー後方のヒューズボックスハーネス、2003年以前のTouringモデル(図はFLHTCUI)
2. サイドカバー内部で切断したオレンジ/白色ワイヤーに容易に届く長さになるよう、サテライトレシーバーワイヤーハーネスのオレンジ/白色の電源リードから余分な長さを切ります。ただしインラインヒューズホルダーは切り離さないでください。
3. 図12を参照してください。 キットから青色のシールドスプライスコネクター(13)を取り出します。 「図4」の「2-1スプライス構成」を参照します。 サービスマニュアル付録の説明に従い、サテライトレシーバーワイヤーハーネス電源リードをメインハーネスのオレンジ/白色ワイヤーに接合します。
4. このセクションの「全モデル」に進みます。
2004 ~ 2007年Touringモデル
サテライトレシーバーのスイッチ付き電源は、ヒューズパネルのオープンヒューズポジションです。 サービスマニュアルの「ヒューズ」セクションとサービスマニュアルの付録にある正しい配線図とを参照してください。
  1. 2004 ~ 2006年モデル: ヒューズボックスに作業の手が入れられるよう、サービスマニュアルの説明に従って左側のカバーを取り外します。 2007年モデル: ヒューズボックスに作業の手が入れられるよう、サービスマニュアルの説明に従って右側のカバーを取り外します。 2004 ~ 2007年モデル: サービスマニュアルの説明に従って、メインヒューズホルダー、ヒューズブロック、ダストカバーを車両から取り外します。
  2. キットからオレンジ/白色のヒューズブロックアダプターワイヤー(11)を取り出します。 2004 ~ 2006年モデル: それぞれの先端に付いているターミナルに注意してください(「図9」、上側の図を参照)。 スプリングタブのないターミナルのみがヒューズのキャビティーに合います。 慎重に、スプリングタブ付きターミナルを配線から切り取り、廃棄します。 2007年モデル:それぞれの先端に付いているターミナルに注意してください(「図9」、下側の図を参照)。 スプリングタブ付きターミナルのみがヒューズのキャビティーに合います。 慎重に、スプリングタグなしターミナルを配線から切り取り、廃棄します。
  3. 2004 ~ 2007年モデル: 「図10」を参照してください。 「P&A IGN」「2A MAX」(1)と書かれたヒューズキャビティーを見つけます。 このキャビティーの片側にしかターミナルはありません。 この列に現在取り付けてあるヒューズ(2)を3個取り外し、それぞれの位置をメモします。
  4. ゆっくりとオレンジ色のプラスチック製補助ロックをヒューズブロックから取り外します。 オレンジ/白色アダプターワイヤーのターミナルをキャビティーのオープンサイドへ挿入します。止まるまで挿入してください。 その周囲には工場出荷時に取り付け済みのターミナルが何本かありますので、そのうちの1本を基準にして、今挿入したターミナルの向きと深さとを確認してください。 補助ロックを取り付けます。
  5. 手順3で取り外した3つのヒューズを取り付けます。
  6. 図12を参照してください。 オレンジ/白色のサテライトレシーバーハーネスワイヤーから余分な長さを切ります。 キットの赤色シールドスプライスコネクター(12)を使用して、このワイヤーと、ステップ4で取り付けたアダプターワイヤーとを接合します。
  7. キットの2 Aヒューズ(14)を「P&A IGN」、「2A MAX」と記されたヒューズキャビティーに取り付け、回路を完成させます。
  8. このセクションの「全モデル」に進みます。
1配線からこのターミナルを切ります
2配線にこのターミナルを残します
3スプリングタブ(2)
図9。 ヒューズブロックアダプター配線(FL Touring)
1P&A IGNヒューズの場所
2これらのヒューズ(3)を外します。
図10。 P&A IGNヒューズキャビティー(2004年 ~ 2007年Touringモデル)
2008年以降のTouringモデル
サテライトレシーバーのスイッチ付き電源は、ヒューズパネルのオープンヒューズポジションです。 サービスマニュアルの「ヒューズ」セクションとサービスマニュアルの付録にある正しい配線図とを参照してください。
  1. ヒューズボックスにアクセスするために、サービスマニュアルの説明に従って、左側のカバーを取り外します。 サービスマニュアルに従い、車両から左側の電装キャディを取り外し、また、キャディ後部からヒューズブロックを取り外します。
  2. キットからオレンジ/白色のヒューズブロックアダプターワイヤー(11)を取り出します。 各末端のターミナルを確認します(「図10」を参照、上面図)。 スプリングタブ付きターミナルのみが、ヒューズのキャビティーに合います。 慎重に、スプリングタブなしターミナルを配線から切り取り、廃棄します。
  3. 図11を参照してください。 ロアヒューズブロック(1)上のヒューズキャビティー1A-1B (カバーに「P&A IGN」、「2A MAX」と記載)を見つけます。 現在カラムA-Bに取り付けてあるブレーキリレー(2)を取り外します。ヒューズ(3)が取り付けてある場合はそれも取り外してください。それぞれの位置に気を付けてください。
  4. ゆっくりとオレンジ色のプラスチック製補助ロックをカラムA-B から取り外します。 オレンジ/白色アダプターワイヤーのターミナルを止まるまで空のキャビティーに挿入します。 その周囲には工場出荷時に取り付け済みのターミナルが何本かありますので、そのうちの1本を基準にして、今挿入したターミナルの向きと深さとを確認してください。 補助ロックを取り付けます。
  5. 手順3で取り外したリレー(およびヒューズ、装着している場合)を取り付けます。
  6. 図12を参照してください。 オレンジ/白色のサテライトレシーバーハーネスワイヤーから余分な長さを切ります。 キットの赤色シールドスプライスコネクター(12)を使用して、このワイヤーと、ステップ4で取り付けたアダプターワイヤーとを接合します。
  7. キットの2アンペアヒューズ(14)をヒューズキャビティー1A-1B (4)に挿入し回路を完成させます。
  8. このセクションの「全モデル」に進みます。
1ロアヒューズブロックカラムA-B
2ブレーキリレー
3ヒューズ(装着時)
4ヒューズキャビティー1A-1B
図11。 P&A IGN ヒューズキャビティー(2008年以降のTouringモデル)
全モデル
  1. ハンドルバーの動きが制限されないように、オレンジ/白色リードに十分なたるみがあることを確認します。
  2. キットのケーブルストラップ(15)と粘着クリップ(16)とを使い、車両のフレームバックボーンに沿って、フレームかハーネスかいずれかにサテライトレシーバーハーネスワイヤーを固定します。 ハンドルバーを左右のフォークストップに当たるまで回したときにハーネスワイヤーが強く引っ張られないことを確認してください。
  3. サテライトレシーバーハーネスのヒューズホルダー(A)のカバを開けます。 キットの残っている2 Aヒューズ(14)をヒューズホルダーに接続し、カバーを閉じます。
  4. 擦れ、擦過、または挟まり部分がないか配線全体をチェックします。 次のセクションに進んでください。
サテライトレシーバーの接続
サテライトレシーバーと車両ラジオとの接続
  1. サテライトレシーバーのジャックワイヤーを見つけます。 車両ラジオの正面に付いているAUX入力ポートまで、3.5 mmステレオジャック(B)を取り回します。
  2. AUX入力ポートからラバープラグカバーを取り外します。 ラジオのAUX入力ポートにサテライトライトレシーバージャックを挿入します。
注記
FLHTモデルの場合は、サテライトレシーバージャックをラジオのAUX入力ポートに挿入するときに次のようにしてください。
  • ラバーシールの外側の端を伸ばします。
  • ジャックプラグをラジオポートに挿入します。
  • ラジオポートが密閉されるよう、ラバーシールを元の形にゆっくり戻します。
こうすることで、ソケットからプラグが「跳ね返る」のを防ぐことができます。
サテライトアンテナとサテライトレシーバーとの接続
  1. アンテナケーブルを半分に折りたたみます。
  2. XMサテライトレシーバーの背面にある接続コネクターにアンテナケーブルのコネクター(D)を挿入します。
  3. サテライトレシーバーハーネス沿いにハンドルバーのほうへアンテナケーブルを取り回します。
警告
ステアリングのスムーズな動きを妨げるものがないことを確認します。 ステアリングに干渉があると車両を操作できなくなり、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00371a)
  • ハンドルバーを左右のフォークに当たるまで回したとき配線が引っ張られないよう注意してください。
  1. キットのケーブルストラップ(15)と粘着クリップ(16)とを必要に応じて使い、サテライトレシーバーハーネス、ジャックワイヤー、アンテナケーブルをハンドルバーに固定します。 ハンドルバーを左右のフォークストップに当たるまで回したときにハーネスワイヤーが強く引っ張られないことを確認してください。
最終組み立て作業
注記
イグニッションスイッチがオフの位置にあることを確認した後に、メインヒューズまたはバッテリーケーブルを取り付けます。
警告
プラス(+)側のバッテリーケーブルを先に接続します。 マイナス(-)ケーブルを接続した状態でプラス(+)ケーブルがアースに接触すると、火花が発生してバッテリーが爆発し、死亡や重傷を負う原因になることがあります。 (00068a)
  1. 2003年以前のTouringモデルのみ: サービスマニュアルを参照し、説明に従ってバッテリーケーブルを取り付けます(プラスから)。 ハーレーダビッドソンのElectrical contact lubricant (エレクトリカルコンタクトルブリカント) (H-D部品番号99861-02)、ワセリンジェルまたは腐食防止剤をバッテリーのターミナルに薄く塗ります。 その他の全モデル:メインヒューズ装備車: サービスマニュアルを参照し、その説明に従ってメインヒューズを取り付けます。 メイン回路ブレーカー装備車: サービスマニュアルを参照し、説明に従ってバッテリーのマイナスケーブルを取り付けます。 ハーレーダビッドソンのElectrical contact lubricant (エレクトリカルコンタクトルブリカント) (H-D部品番号99861-02)、ワセリンジェルまたは腐食防止剤をバッテリーのマイナスターミナルに薄く塗付します。
  2. 注記
    FLHT、FLHTC、FLHTCU、FLHXの各モデル。 インナーフェアリングキャップを取り外した場合は、この段階で取り付けてください。
全モデル:
警告
フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a)
5. サービスマニュアルの説明に従って、フューエルタンクを取り付けます。
6. サービスマニュアルの説明に従い、ハンドルバーカバー、ライザーカバーまたはアウターフェアリング(装着時)を取り付けます。
7. イグニッションスイッチをオンに入れます。エンジンはかけないでください。 詳しい操作手順については、XMサテライトレシーバーのオーナーズマニュアルを参照してください。 レシーバーと残りのサウンドシステムが正常に機能するかテストします。
警告
シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b)
8. サービスマニュアルを参照し、シートの取り付け方の説明に従ってください。
注記
溶剤型化学薬品またはワックスを直接プラスチックまたはゴムのコンポーネントに使用しないでください。プラスチックおよびゴムの全体的な性能や外観に影響を及ぼす場合があります。
自動車への取り付け(オプション)
Road Tech XMサテライトラジオレシーバーは、本キットのコンポーネントと以下のアイテム(別売り)とを使えば自動車にもトラックにも取り付けることが可能です。
注記
自治体によっては、自動車のウィンドシールドまたはウィンドウに吸引マウントを使用することが禁止または制限されています。 自治体の法令に従ってください。 ほかにダッシュボードマウントオプションやフリクションマウントオプションもあります。
  • 自動車用マウントブラケット(XMラジオストア(shop.xmradio.com)で各種販売)。
  • 車両ラジオ用のオーディオアダプター(カセットアダプターまたはFMモジュレーター)。
  • メス-メス3.5 mmステレオジャックアダプター(XMレシーバーとオーディオアダプターとの接続用)。
  • 自動車用XMサテライトラジオアンテナ。
注記
ドライバーの視界を遮ることなく取り付けられていることを確認してください。
ケーブルの取り回しが、車両の制御や安全装置と干渉することなく取り付けられていることを確認してください。
エアバッグパネルの上にも、エアバッグの展開領域の正面にも、取り付けないでください。
  1. メーカーの指示に従って自動車用マウントブラケット(別売り)を取り付けます。
  2. XMレシーバーハーネスに付いている電気接続プラグ(C)の接続を外して、車両の配線からサテライトラジオレシーバー(1)を外します。 車両のマウントブラケット(2)にサテライトラジオレシーバー(1)を固定している4個のロックナット(8)を取り外します。
  3. 本キットから自動車用マウントアダプター(17)を取り出します。
  4. 注記
    ロックナットを取り付けるときに少し摩擦が感じられるはずです。これは、ナイロン製のロックリングの効果がまだ保たれているということです。 抵抗がまったく感じられない場合は、ロックナットを交換してください。
  5. マウントスロットの狭まっているほうを上に向け、4個のロックナットを使ってサテライトレシーバーの背面に自動車用マウントアダプターを固定します。 しっかりと締め付けます。
  6. 本キットから自動車用アダプターハーネス(18)を取り出します。 自動車用アダプターハーネスから出ている接続プラグをサテライトラジオレシーバーハーネスに接続します。
  7. メーカーの指示に従い、メス-メス3.5 mmステレオジャックアダプター(別売り)を使って、XMレシーバーのオーディオ出力を自動車用オーディオアダプター(カセットアダプターまたはFMモジュレーター。いずれも別売り)に接続します。
  8. メーカーの指示に従って自動車用XMサテライトラジオアンテナ(別売り)を取り付けます。
  9. そのアンテナのターミナル側をXMレシーバーの背面にある接続ソケットに接続します。
  10. 自動車用アダプターハーネスのぶらぶらしているほうを、車両の12/24ボルトDC電源ソケット(シガレットライターまたは電源ポイント)に挿入します。 車両の操縦の邪魔に一切ならないよう、ケーブルの取り回しには注意してください。
  11. 詳しい操作手順については、XMサテライトレシーバーのオーナーズマニュアルを参照してください。
保証
Road Tech XMサテライトラジオレシーバーの保証
本製品は、材料および製造作業における一切の瑕疵について、購入日から90日間にわたって保証されます。 ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で取り付けた場合は、1年間の保証が付きます。 新車の納車時にハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で取り付けて、かつその車両に登録した場合は、2年間の保証が付きます。
本製品はハーレーダビッドソンが保証します。 保証とサービスとについては、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
ディーラーのみ
ハーレーダビッドソンの通常の保証請求手順に従ってください。
交換用パーツ
図12。 交換用パーツ、Road Tech XMサテライトラジオキット
交換用パーツ
表1。 交換用パーツ
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
XMサテライトラジオレシーバーアッセンブリー
単品販売なし
2
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Dynaモデル: FXD、FXDC)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Dynaモデル: FXDB、FXDWG)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Dynaモデル: FXDF)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Dynaモデル: FXDL、1996 ~ 2000年)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Dynaモデル: FXDL、2001年以降)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Softailモデル: FLSTC、FLSTSB、FXST)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Softailモデル: FLSTS、FLSTN)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Softailモデル: FXCWC、FXSTB、FXSTD)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Softailモデル: FXSTC)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Touringモデル: FLHT)
ブラケット、サテライトラジオレシーバーサポート(Touringモデル: FLHRS、FLTR)
76422-05A
76490-05
76492-05A
76491-05
76492-05A
76422-05A
76492-05A
76492-05A
76490-05
76422-05A
76492-05A
3
キャップスクリュー、ボタンヘッド、1/4-20 x 38 mm (1½ in)長さ (2)
2519
4
スペーサー(2)
5854
5
XMラジオアンテナ
76395-05
6
ブラケット、アンテナ
76391-05
7
粘着テープ、両面
単品販売なし
8
ナット、ナイロック、#8-32 (4)
7864
9
リングターミナル、#18-22 AWG (1/4インチ スタッド)
9858
10
リングターミナル、#18-22 AWG (5/16インチ スタッド)
9859
11
ヒューズブロックアダプターワイヤー
70329-04
12
シール付きスプライスコネクター、No. 18-20 AWG (赤)
70585-93
13
シール付きスプライスコネクター、No. 14-16 AWG (青)
70586-93
14
ヒューズ、ブレードタイプ、2A (2)
54305-98
15
ケーブルストラップ(10)
10006
16
クリップ、裏側接着剤付(3)
10271
17
アダプター、自動車用マウント
76499-05
18
ハーネス、自動車用アダプター
76500-05
キットには含まれない本文中記載のアイテム:
A
サテライトレシーバーハーネスのヒューズホルダー
B
サテライトレシーバーハーネスの3.5 mmステレオジャック
C
サテライトレシーバーハーネスの接続プラグ
D
アンテナケーブルコネクター