1. | サービスマニュアルに従って、シートを取り外し、バッテリーケーブルの接続を外すか、メインヒューズを取り外します。 取り付け用のシートハードウェアは保管しておきます。 | |
![]() フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a) | ||
2. | SoftailモデルとDynaモデル: サービスマニュアルを参照して、燃料タンクを緩めます。 |
1. | フロントブレーキラインの取り回しとバンジョーフィッティングの向きをメモします。 サービスマニュアルを参照して、ブレーキラインの接続を外してから、取り外します。 バンジョーボルトは残しておき、ブレーキラインガスケットは廃棄します。 | |||||||||||
2. | ハンドルバーへに方向指示器ハーネスを固定しているプラスチックワイヤーリテーナークリップがついている場合は、それを取り外します。 | |||||||||||
3. | フロントブレーキマスターシリンダーとクラッチレバーアッセンブリーをハンドルバーから取り外します。 | |||||||||||
4. | サービスマニュアルを参照し、クラッチレバーからクラッチケーブルの接続を外します。 クラッチケーブルが交換されている場合は、 サイドカバーからクラッチケーブルの接続を外し、車両からケーブルを取り外します。 注記 2007年以降のモデルでは、モレックスコネクタを使用します。 2006年以前の車両は、ドイチェコネクタを使用します。 取り外し、取り付けの手順はサービスマニュアルを参照してください。 ハンドルバーの配線を外す前に、ワイヤーの配線を記録します。 | |||||||||||
5. | ハンドルバーコントロール配線を燃料タンク下の灰色と黒色の6ウェイメインハーネスコネクターから外します。 | |||||||||||
6. | 6ウェイターンシグナルコネクターを分離します。 | |||||||||||
7. | サービスマニュアルに従って、次の作業を行います: a. スロットル/アイドルケーブルにアクセスできるように、右側のスイッチハウスアセンブリーとハーネスを取り外します。 b. 既存の右側のハンドグリップ/スロットルスリーブアセンブリーからスロットル/アイドルケーブルの接続を外すか、新しいケーブルに交換する場合は、それを取り外します。 c. 左側のスイッチハウジングアッセンブリーおよびワイヤーハーネスを取り外します。 | |||||||||||
8. | 「 図1 」を参照。 スクリュー(1)、アッパークランプ(2)、ハンドルバー(4)を取り外し、破棄します。 |
図1。 ハンドルバー クランプとライザー(DynaモデルとSoftailモデル) | ||||||||||
9. | 左側のハンドグリップがハンドルバー に 接着されていない場合: 必要であれば、ハンドグリップを取り外し、新しいハンドルバーの取り付け用として、取っておきます。 注記 正しく取り付けるために、ライザー取り付け用ハードウェアの順番に注意してください。 | |||||||||||
10. | ストックハンドルバーライザーを取り外し、破棄します。 必要に応じて、取り付け用にハードウェアを保管してください。 注記 燃料タンク下のコネクター ピンハウジング からワイヤーを取 り外さないでください。 | |||||||||||
11. | スイッチと方向指示器からそれぞれ出ている ソケットハウジン グ の各キャビティにあるワイヤーの色と位置を記録します。 サービスマニュアルを参照し、ソケットハウジングからワイヤーを取り外します。 | |||||||||||
12. | 配線元ごと にワイヤーターミナルの端をテープで巻き、リーダーを分離します。 グロメット穴に入れることができ、 新品 のハンドルバーを簡単に通せるように、きつく各リーダーを巻きます。 「取り付け」 に進みます。 |
1. | フロントブレーキラインの取り回しとバンジョーフィッティングの向きをメモします。 サービスマニュアルを参照して、ブレーキラインの接続を外してから、取り外します。 バンジョーボルトは残しておき、ブレーキラインガスケットは廃棄します。 | |||||||||||||||||||||||||
2. | ハンドルバーへに方向指示器ハーネスを固定しているプラスチックワイヤーリテーナークリップがついている場合は、それを取り外します。 | |||||||||||||||||||||||||
3. | フロントブレーキマスターシリンダーとクラッチレバーアッセンブリーをハンドルバーから取り外します。 | |||||||||||||||||||||||||
4. | サービスマニュアルを参照し、クラッチレバーからクラッチケーブルの接続を外します。 クラッチケーブルが交換される場合: サイドカバーからクラッチケーブルの接続を外し、車両からケーブルを取り外します。 | |||||||||||||||||||||||||
5. | サービスマニュアルを参照し、ヘッドランプアセンブリーをヘッドランプナセルから取り外します。 注記 2007年以降のモデルでは、モレックスコネクタを使用します。 2006年以前の車両は、ドイチェコネクタを使用します。 取り外し、取り付けの手順はサービスマニュアルを参照してください。 | |||||||||||||||||||||||||
6. | ハンドルバーコントロール配線をヘッドランプナセル内の灰色と黒色の6ウェイメインハーネスコネクターから外します。 6ウェイターンシグナルコネクターを分離します。 装備されている場合、二本の4ウェイコネクターから電子クルーズコントロール配線の接続をを外します。 | |||||||||||||||||||||||||
7. | サービスマニュアルに従って、次の作業を行います: a. 右側のスイッチハウジングアッセンブリーおよびハーネスを外します。 この作業は、スロットル/アイドルケーブルにアクセスするために必要です。 b. 既存の右側グリップ/スロットルスリーブアセンブリーからスロットル/アイドルケーブルの接続を外します。 c. 左側のスイッチハウジングアッセンブリーおよびワイヤーハーネスを取り外します。 |
図2。 ナセル、ヘッドランプ、ハンドルバーカバー(図示:FLHR) | ||||||||||||||||||||||||
8. | サービスマニュアルを参照し、ハンドルバー カバー、ウィンドデフレクター、ハンドルバーを取り外す適切な手順に従ってください。 | |||||||||||||||||||||||||
9. | 左側のハンドグリップがハンドルバー に接着されていない場合: 必要であれば、ハンドグリップを取り外し、新しいハンドルバーの取り付け用として、取っておきます。 注記 新品のライザーを正しく取り付けるためにライザーハードウェアの順番に注意してください。 | |||||||||||||||||||||||||
10. | ストックハンドルバーライザーを取り外し、破棄します。 取り付け用の金具は保管します。 注記 2007年以降のモデルでは、モレックスコネクタを使用します。 2006年以前の車両は、ドイチェコネクタを使用します。 ターミナルの取り外しと取り付け手順は、サービスマニュアルを参照してください。 ナセル内のワイヤーコネクター ピンハウジング を取り外さないでください、 | |||||||||||||||||||||||||
11. | スイッチと方向指示器からそれぞれ出ている ソケットハウジン グ の各キャビティにあるワイヤーの色と位置を記録します。 サービスマニュアルを参照し、ソケットハウジングからワイヤーを取り外します。 | |||||||||||||||||||||||||
12. | 配線元ごと にワイヤーターミナルの端をテープで巻き、リーダーを分離します。 グロメット穴に入れることができ、 新品 のハンドルバーを簡単に通せるように、きつく各リーダーを巻きます。 「取り付け」 に進みます。 |
1 | クランプスクリュー(4) |
2 | 平ワッシャー(4) |
3 | アッパークランプ(2) |
4 | ハンドルバー |
5 | ハンドルバーライザー(2) |
6 | ライザーマウントスクリュー(2) |
1 | クランプスクリュー(4) |
2 | アッパークランプ |
3 | ハンドルバー |
4 | ハンドルバーライザー(2) |
5 | ライザー取り付けスクリュー(2) |
1 | ヘッドランプ |
2 | ハンドルバーカバー |
3 | ハンドルバーカバーインサート |
4 | フォークロックプレート |
5 | ナセル(左半分) |
6 | ナセルトリムストリップ |
7 | ナット |
8 | フラットヘッドスクリュー(2) |
9 | パンヘッドスクリュー |
10 | 平ワッシャー |
11 | ワッシャー付きナット |
1. | ハンドルバーマウントの方向指示器が装備されているモデルの場合:図11 を参照してください。 小さいグロメット(3)1つを各方向指示器ワイヤーバンドルにスライドさせ、グロメットを方向指示器端部近くに配置します。 | |||||||||||||
2. | 右側のスイッチワイヤーバンドルに(シグナルワイヤーバンドルがついている場合は、それにも)液体洗剤、窓ガラスクリーナー、または汎用潤滑剤を薄く塗布します。 注記 FLHRモデルのハンドルバーカバーは、ワイヤーがライザー配線穴を通して取り付けられる 前に 、ハンドルバーに配置する必要があります。 | |||||||||||||
3. | FLHRモデルとFLHRCモデルに関しては、新品の ハンドルバー カバー(別途購入)をハンドルバーにスライドさせます。 | |||||||||||||
4. | FLHRSモデルに関しては、図6 を参照してください。 a. 先に取り外しておいた三本のフランジ付きスクリュー(3)を使って、保管しておいたウィンドデフレクター(1)を 新品 のアダプター(2、別途購入)に組み立てます。 b. スクリューを 16.3–24 N·m (12–18 ft-lbs) のトルク値で締め付けます。 c. アダプターキットにある二本のフランジ付きスクリュー(5)とフランジ付きナット(6)を使って、 新品の ハンドルバーカバー(4、別途購入)をアダプターに組み立てます。 d. スクリューを 16.3–24 N·m (12–18 ft-lbs) のトルク値で締め付けます。 e. ハンドルバーカバー/ウィンドデフレクターアセンブリーをハンドルバーにスライドさせます。 | |||||||||||||
5. | 長さが約3.5フィート(1m)のひもを三本用意します。 a. それぞれの紐の先に小さい重りを付けます(たとえば、センターワイヤースロットを通るぐらいのスペアナットやワッシャー)。 b. ライザーの端が上向きになるように、新品のハンドルバーを水平面に置きます。 c. 2本 のひもの重りをつけた端を右側の ライザー配線 穴に挿入し、ハンドルバー を傾けて、重みでハンドルバーの右グリップ端がすべり出るようにします。 必要に応じて、エアホースを使って、ハンドルバーからバーのグリップ端まで、空気で重りとひもを出すこともできます。 d. ひもの 重りがついていない 端 が、ライザーの穴から出ている状態でのままで、 重りがついている端 をハンドルバーの右グリップ端から引き出します。 紐から重りを外します。 e. ピンセットまたは同様のツールを使って、1本の紐を右ハンドルバーの端近くにあるスイッチワイヤースロットから引き出します。 2本目の紐を右ハンドルバーエンドから十分出します。 f. 残りの一本のひもで 左側 のハンドルバー端でもステップ3bから3eまで繰り返します。 左ハンドルバーエンド近くにある スイッチ ワイヤースロットからひもを引き出します。 注記 FLHRモデルのハンドルバーカバーは、ワイヤーをライザーの配線穴を通して取り付ける 前に 、ハンドルバーに配置する必要があります。 | |||||||||||||
6. | 新品 のハンドルバーカバー(別途購入)をハンドルバーにスライドさせます。 先に取り付けたひもが、カバーの下側にあるライザーの穴から出たままであることを確認します。 | |||||||||||||
7. | 装備されている場合、右側のスイッチと方向指示器ワイヤーバンドルに、液体洗剤、窓ガラスクリーナー、または汎用潤滑剤を 薄く 塗布します。 |
図6。 ハンドルバーカバー/ウィンドデフレクターアセンブリー(FLHRS) | ||||||||||||
![]() ハンドルバーの穴からワイヤーをゆっくり引き出し、ワイヤーが剥けないようにします。 ワイヤーが剥けると、ショートを起こし車両の電気コンポーネントに損傷が生じる場合があり、車両のコントロールが失われて死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00418b) | ||||||||||||||
8. | ライザー右側の底部近くにあるワイヤー出口穴を通して、ワイヤーバンドルのテープを巻き付けた端を引っ張ります。 | |||||||||||||
![]() ハンドルバーの各配線用穴のグロメットは、ハンドルバーを通ってワイヤーを取り回した後も同じ位置にする必要があります。 グロメットが同じ位置にないとワイヤーの損傷が起こり、回路が短絡し、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00416d) | ||||||||||||||
9. | 「 図11 」を参照。 ライザーのワイヤー穴から出ている両方のワイヤーバンドルにグロメット(2)をスライドさせ、ハンドルバーのライザー穴にグロメットを差し込みます。 | |||||||||||||
10. | 左スイッチ配線穴から左スイッチ配線束に紐の先を結びます。 | |||||||||||||
11. | 必要に応じて、液体洗剤、窓ガラスクリーナー、汎用潤滑剤を左側のスイッチワイヤーバンドルに 薄く 塗布します。 | |||||||||||||
12. | 図6 で示した右側の配線と同じように、左側のスイッチワイヤーバンドルをスイッチハウジングに通して配線します。 配線束を左スイッチワイヤー穴にゆっくり送ります。 バンドルを新品のハンドルバーを通して下に引っ張り、左側のライザー底部近くのワイヤー出口穴を通して出します。 | |||||||||||||
13. | ブレーキレバーとクラッチレバークランプを新しいハンドルバーに仮留めします。 | |||||||||||||
14. | ハンドルバースイッチハウジングを新しいハンドルバーに仮留めします。 | |||||||||||||
15. | 配線束の先からテープを取ります。 | |||||||||||||
16. | ハンドルバーと配線束の各配線間の電気的導通があるかチェックします。 導通していたらそれは短絡しているということですので、スイッチハウジング内のワイヤーとその取り回しを調べる必要があります。 |
1 | 中央の配線穴 |
2 | アッパースイッチマウントスクリュー |
3 | ロアスイッチマウントスクリュー |
4 | 配線とハンドルバーの穴の上に内側スイッチエッジピンチポイントを配置する |
5 | 配線をスクリュー式ポスト近くのピンチポイントから離す |
1. | DynaモデルおよびSoftailモデル: a. スイッチハーネスを上部フォークブラケットの大きな楕円形の開口部へ下向きに通して、前述の通り、燃料タンク下のスイッチコネクターに配線します。 b. 方向指示器ハーネスは両方とも上部フォークブラケットの大きな楕円形の開口部へ下向きに通し、前述の通り、燃料タンクの右側下の6ウェイ方向指示器ピンハウジングに配線します。 注記 2007年以降のモデルでは、モレックスコネクタを使用します。 2006年以前の車両は、ドイチェコネクタを使用します。 取り外し、取り付けの手順はサービスマニュアルを参照してください。 | |
2. | 取り外し手順を行っている時に書いたメモと、サービスマニュアルの該当するセクションと配線図を参照して、次の手順に従ってください: a. 先ほど取り外した 灰色 のソケットハウジングの正しいキャビティに、左側スイッチハーネスのソケットターミナルをそれぞれ挿入します。 b. 先ほど取り外した 黒色 のソケットハウジングの正しいキャビティに、右側スイッチハーネスのソケットターミナルをそれぞれ挿入します。 c. 先ほど取り外したマルチロックソケットハウジングの正しいキャビティに方向指示器から出ている各ソケットターミナルを挿入します。 d. クリップおよび/または先に保管しておいたワイヤーガイドを取り付けます。 | |
3. | Touring モデル: スイッチと方向指示器ソケットハウジングをヘッドランプナセルに配線します。 | |
4. | ハンドルバーの下中央部から来る灰色の6ウェイスイッチワイヤーソケットハウジングを灰色の6ウェイピンハウジングに接続します。 黒色の6ウェイスイッチワイヤーソケットハウジングを黒色の6ウェイピンハウジングに接続します。 | |
5. | ハンドルバー の下中央部から来る黒色の6ウェイマルチロックコネクターを黒色の6ウェイマルチロックピンハウジングに接続します。 | |
![]() フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a) | ||
6. | DynaモデルとSoftailモデル: サービスマニュアルを参照し、燃料タンクをフレームに固定します。 | |
ご注意 ハンドルバーまたは構成部品のアライメントが不適切な場合、左または右に曲がった時フューエルタンクに接触することがあります。 フューエルタンクに接触すると外装を損傷するおそれがあります。 (00372b) | ||
7. | ゆっくり前輪を右フォークストップまで完全に回転させてから左フォークストップまで完全に回転させて、必ずハンドルバーが燃料タンクに接触しないようにします。 ハンドルバーを正しく中心に取り付けても接触する場合は、適切な間隔が得られるまで必要に応じてハンドルバー角度を上げてください。 | |
8. | 一回に一つずつライザーボルトを取り外します。 Loctite ® 271(赤)を少量、ボルトスレッドに塗布し、再度取り付けてください。 サービスマニュアルを参照して、ライザーボルトを仕様通りに締め付けます。 | |
9. | サービスマニュアルを参照して説明に従い、スロットルコントロールケーブルと新品(別途購入)または、標準装備されている右グリップ/スロットルスリーブアセンブリーを取り付けます。 | |
10. | 運転しやすいように、スイッチハウジングとブレーキレバーアッセンブリーの位置を調整します。 ブレーキマスターシリンダーは必ず水平になるようにします。 注記 上のブレーキレバークランプスクリューを締めてから下のスクリューを締めます。 | |
11. | ブレーキレバークランプスクリューを、まず上のスクリュー、次に下のスクリューの順に締め付けます。 トルク: 8–9 N·m (71–80 in-lbs) スクリュー 注記 下のスイッチハウジングスクリューを締めてから上を締めます。 こうすることでスイッチハウジング前部に空間ができ見た目がよくなります。 | |
12. | スイッチハウジング
スクリューを、まず下から上の順に締め付けます。
トルク: 4–5.1 N·m (35–45 in-lbs) スクリュー | |
13. | 右のハンドグリップ/スロットルスリーブが自由に回転して元に戻り、ハンドルバーやスイッチハウジングに引っかからないことを確認します。 注記 ハンドグリップにパターン柄がある場合は、スロットルを完全に閉位置にしたまま、左右のハンドグリップのパターン柄の位置を合わせます。 | |
14. | ハンドルグリップの取り扱い説明シートか、該当するサービスマニュアルに従って、新品のハンドルバーの左側端に、新品(別途購入)または標準装備のハンドルグリップを取り付けます。 | |
15. | 運転がしやすく、姿勢が楽になるように、サービスマニュアルを参照して、スイッチハウジングとハンドルバーのクラッチレバーアセンブリーの位置を調整します。 | |
16. | クラッチレバークランプスクリューを、まず上から、次に下の順に締め付けます。 トルク: 8–9 N·m (71–80 in-lbs) スクリュー | |
17. | スイッチハウジング
スクリューを、まず下から上の順に締め付けます。
トルク: 4–5.1 N·m (35–45 in-lbs) スクリュー |
1. | 新品 のハンドルバーカバー(別途購入)をハンドルバーライザーにスライドさせます。 先に取り付けたひもが、カバーの下側にあるライザーの配線穴から出たままであることを確認します。 | |||||||||||||
2. | ひも、整備ワイヤー、または同等のものを3本用意し、ハンドルバーの中でのばして、それぞれバーの端から下側中央のワイヤースロットまでと、さらに15~30 cm (6~12インチ)分が開放部から出る長さにします。 a. それぞれのひもの先に小さい重り(たとえば、スペアナットやウォッシャーなどセンターワイヤースロットを通るぐらいのもの)を結びつけます。 b. 2本 のひもの重りを付けた側を、 右側 ハンドルバーの端に挿入し、ハンドルバーを傾けて、重りとひもがハンドルバーを滑り落ちて下中央部のワイヤースロットに達するようにします。 必要に応じて、エアホースを使用して重りと紐に空気を送りハンドルバーの中心スロットから出るようにすることも可能です。 c. ひもの 重りが付いていない 側 が、右ハンドルバーの端から出ている状態のままであることを確認しながら、 重りが付いている側 を下中央のワイヤースロットから引き出します。 紐から重りを外します。 d. ピンセットまたは同様のツールを使って、1本の紐を右ハンドルバーの端近くにあるスイッチワイヤースロットから引き出します。 2本目の紐を右ハンドルバーエンドから十分出します。 e. ステップ1bから1dまでを最後のひもを使って 左側 ハンドルバーの端でも繰り返します。 左ハンドルバーエンド近くにあるスイッチワイヤースロットから紐を引き出します。 | |||||||||||||
3. | 「 図11 」を参照。 グロメット(2)をスライドさせて、フランジの端をまずスイッチハーネスの上にして、グロメットをスイッチエンドに近くに配置します。 方向指示器が付いているハンドルバー搭載モデルの場合、 小さいグロメット(3)1つを各方向指示器のワイヤー束にスライドさせ、グロメットを方向指示器端部近くに配置します。 注記 在庫品のツイストグリップセンサーを新しいハンドルバーに使用しないでください。 在庫品センサーについている小さい緑色のコネクターは、内部配線されたハンドルバーと互換性がありません。 在庫品センサーは、ツイストグリップセンサーキット(32310-08)に交換する必要があります。 「図10」を参照してください。 | |||||||||||||
4. | ツイストグリップセンサーワイヤーの先端にあるワイヤーターミナルにテープを巻き、リーダーを1つ作ります。 新品 のハンドルバーを簡単に通り抜けるように各リーダーをきつく巻きます。 | |||||||||||||
5. | 右側ハンドルバーのエンド穴からツイストグリップセンサーハーネスにひもの先を結び付けます。 | |||||||||||||
6. | 右側 スイッチワイ ヤー 穴から右側スイッチハーネスにひもの先を結びます。 注記 ハーネスをハンドルバーに入れる前に、液体洗剤、窓ガラスクリーナー、または多目的潤滑剤をハーネスに薄く塗布します。 | |||||||||||||
![]() スイッチハウジングの配線は、必ず次の図のとおりに取り回してください。 スイッチハウジングのピンチポイントは、ショートしたり配線が切れたりする場合があり、制御が失われて死亡したり重傷を負う原因となるおそれがあります。 (00415b) | ||||||||||||||
7. | ツイストグリップセンサーハーネスを右側ハンドルバーエンドにゆっくり入れます。 「 図8 」を参照。 図のように右スイッチワイヤーバンドルをスイッチハウジングに送ります。 右側のスイッチワイヤー穴にハーネスをゆっくり入れます。 ツイストグリップセンサーのインデックスタブをハンドルバーエンドのスロットに装着し、新しいハンドルバーからバーの中心に向けて束を引きます。 組み立てやすいように、インデックスタブとスロットの一つはもう一方より小さくなっています。 |
図8。 スイッチハウジングとツイストグリップセンサーワイヤーの配線 (2008年以降のTouring) | ||||||||||||
![]() ハンドルバーの穴からワイヤーをゆっくり引き出し、ワイヤーが剥けないようにします。 ワイヤーが剥けると、ショートを起こし車両の電気コンポーネントに損傷が生じる場合があり、車両のコントロールが失われて死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00418b) | ||||||||||||||
8. | ハンドルバーの中央穴からワイヤーハーネス のテープを巻き付けた端を引っ張ります。 | |||||||||||||
![]() ハンドルバーの各配線用穴のグロメットは、ハンドルバーを通ってワイヤーを取り回した後も同じ位置にする必要があります。 グロメットが同じ位置にないとワイヤーの損傷が起こり、回路が短絡し、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00416d) | ||||||||||||||
9. | 左側の スイッチワイヤー 穴から左側スイッチハーネスにひもの先を結びます。 | |||||||||||||
10. | 図8 で示した右側の配線と同じように、左側のスイッチハーネスをスイッチハウジングに通して配線します。 ハーネスを左側のスイッチワイヤー穴に入れます。 新しいハンドルバーからバーの中心に向かって束を引きます。 注記 右側のグロメットを、フランジをバーの中央に向けた状態で、ハンドルバースロットに挿入します。 | |||||||||||||
11. | 「 図11 」を参照。 スイッチワイヤーグロメット(2)を、ハンドルバーのスイッチワイヤー穴の所定の位置に挿入します。 | |||||||||||||
12. | ブレーキレバーとクラッチレバークランプを新しいハンドルバーに仮留めします。 | |||||||||||||
13. | ハンドルバースイッチハウジングを新しいハンドルバーに仮留めします。 | |||||||||||||
14. | ハーネスの先からテープを取り外します。 | |||||||||||||
15. | ハンドルバーとハーネスの各ワイヤー間の導電性を確認します。 導通性が短絡を示した場合、ワイヤーとスイッチハウジングの配線の検査が必要となります。 |
1. | 先ほど取り外した黒のソケットハウジングの適切なキャビティに、右スイッチハーネスのソケットターミナルをそれぞれ挿入します。 | |
2. | グレーのソケットハウジングをナセル内側のグレー8ウェイピンハウジングに接続します。 黒のソケットハウジングをナセル内側の黒の6ウェイピンハウジングに接続します。 3ウェイクルーズコントロールピンとソケットハウジングを同様に取り付けます(装着時)。 | |
3. | ツイストグリップセンサーキット(別途購入)からPVCチュービングを取り出します。 チューブをツイストグリップセンサーから出る全てのワイヤーに取り付けます。 | |
4. | ツイストグリップセンサーキット(別途購入)から黒色の6ウェイMolexピンハウジングを取り出します。 ツイストグリップセンサーからピンハウジングの適切なキャビティにピンターミナルを挿入します。 黄色のコンジットから、黒いコンジットから、 a. 黒の配線をキャビティ1へ b. 白の配線をキャビティ2へ c. 赤の配線をキャビティ3へ d. 黒の配線をキャビティ4へ e. 白の配線をキャビティ5へ f. 赤の配線をキャビティ6へ | |
5. | 6ウェイブラックモレックスピンハウジングをツイストグリップセンサーからナセル内側の黒6ウェイソケットハウジングに接続します。 先に取り付けたPVCチュービングをナセル内でツイストグリップセンサーワイヤーと擦れないように配置します。 | |
ご注意 ハンドルバーまたは構成部品のアライメントが不適切な場合、左または右に曲がった時フューエルタンクに接触することがあります。 フューエルタンクに接触すると外装を損傷するおそれがあります。 (00372b) | ||
6. | ゆっくり前輪を右フォークストップまで完全に回転させてから左フォークストップまで完全に回転させて、ハンドルバーが燃料タンクに接触しないようにします。 ハンドルバーを正しく中心に取り付けても接触する場合は、適切な間隔が得られるまで必要に応じてハンドルバー角度を上げてください。 | |
7. | 1つ1つ順番に、ライザーボルトを取り外します。 Loctite® 271 (赤)を少量ボルトのねじ山に塗り、取り付けます。 ライザーボルトを締め付けます。 トルク: 41–54 N·m (30–40 ft-lbs) ボルト | |
8. | ハンドルグリップの取り扱い説明書または適切なサービスマニュアルに従って、新品のハンドルバーの左の先に元のハンドルグリップまたは新品の(別売り)ハンドルグリップを取り付けます。 | |
9. | 運転しやすいように、スイッチハウジングとハンドルバーのクラッチレバーアッセンブリーの位置を調節します。 | |
10. | クラッチレバークランプスクリューを、まず上から、次に下の順に締め付けます。 トルク: 8.1–12.2 N·m (72–108 in-lbs) スクリュー | |
11. | スイッチハウジングスクリューを、まず下から次に上の順に締め付けます。 トルク: 4–5.1 N·m (35–45 in-lbs) スクリュー 注記 ハンドグリップに柄がある場合、スロットルを完全に閉じた状態で右ハンドグリップの柄と左ハンドグリップの柄を合わせます。 | |
12. | 該当するサービスマニュアルを参照し、記載の説明に従って新しい(別売り)または純正右ハンドグリップ/スロットルスリーブを取り付けます。 | |
13. | 運転しやすいように、スイッチハウジングとハンドルバーのブレーキレバーアッセンブリーの位置を調節します。 ブレーキマスターシリンダーは必ず水平になるよう設置します。 注記 上のブレーキレバークランプスクリューを締めてから下のスクリューを締めます。 | |
14. | ブレーキレバークランプスクリューを、まず上のスクリュー、次に下のスクリューの順に締め付けます。 トルク: 8.1–12.2 N·m (72–108 in-lbs) スクリュー 注記 下のスイッチハウジングスクリューを締めてから上を締めます。 こうすることでスイッチハウジング前部に空間ができ見た目がよくなります。 | |
15. | スイッチハウジングスクリューを、まず下から次に上の順に締め付けます。 トルク: 4–5.1 N·m (35–45 in-lbs) スクリュー | |
16. | 右のハンドグリップ/スロットルスリーブが自由に回転して元に戻り、ハンドルバーやスイッチハウジングに引っかからないことを確認します。 |
1. | ブレーキホースの損傷を防ぐために、トリムストリップがヘッドランプナセルの内側の端に取り付けられていることを確認します。 トリムストリップがついていない場合やひび割れ、破損している場合は交換します。 | 図9。 ウィンドデフレクターアッセンブリーからナセル(FLHRS モデル) |
2. | ウィンドデフレクター搭載モデル:ウィンドデフレクター非搭載モデル: a. 新品 のハンドルバークランプカバー(別売り)、ウインドデフレクター、先に取り外しておいた歯付き六角フランジスクリューを3本を用意します。 スクリューでウィンドデフレクターをカバーに固定し、交互に締め付けます。 トルク: 16.3–24.4 N·m (12–18 ft-lbs) スクリュー b. デフレクターとカバーアセンブリーは、ヘッドランプナセル上部のフランジに配置します。 c. 先に取り外しておいたパンヘッドスクリュー、フランジナット、フラットウォッシャーをゆるめに組み立てます。 d. 「 図9 」を参照。 スクリューアッセンブリーを持ったまま、ヘッドランプナセルの内部に手を伸ばし、 スクリューヘッドだ け を上に開口部を通して挿入し、ウィンドデフレクターの前部にあるタブのスロットと結合させます。 ナットとフラットワッシャーはナセルの内側にしておく必要があります。 スクリューを締め付けます。 トルク: 1.1–2.3 N·m (10–20 in-lbs) スクリュー e. 新品 のカバーをヘッドランプナセルの上部にあるフランジに配置します。 f. ハンドルバーカバーの前面とヘッドランプナセル上部にある穴にスクリューを挿入します。 ナセルの内側に手を伸ばし、ナットとフラットワッシャーをスクリュースレッドに取り付けます。 スクリューを締め付けます。 トルク: 1.1–2.3 N·m (10–20 in-lbs) スクリュー 注記 北米の場合: (先に取り外した) フラットヘッド スクリュー2本を使って、新品のハンドルバーカバーを取り付けます。 オーストラリア、ブラジル、イギリス、ヨーロッパ、日本の場合:新品 のスクリュー(2935A、別途購入)を2本使って、新品のハンドルバーカバーを取り付けます。 | |
3. | スクリューを2本取り付けて、ハンドルバークランプカバーをフォークロックメカニズムに固定します。 フラットヘッドスクリューを締め付けます。 a. 北米の場合: トルク: 1.1–2.3 N·m (10–20 in-lbs) スクリュー b. オーストラリア、ブラジル、イギリス、ヨーロッパ、日本の場合: ブレイクアウェイヘッドがパチンと音がするまで、専用スクリューを締め付けます。 | |
4. | 標準整備されているフォークロックプレートをハンドルバーカバーの所定の位置で押します。 | |
5. | トリムストリップのフックをハンドルバーカバーのスロットに挿入します。 トリムストリップの溶接スタッドをヘッドランプナセル上部の穴に挿入し、ナセル内部に手を伸ばし、フランジナットを取り付けます。 ナットを締め付けます。 トルク: 1.7–2.3 N·m (15–20 in-lbs) ナット | |
6. | サービスマニュアルを参照して、ナセルにヘッドライトを取り付けます。 |
1. | イグニッション/ライトキースイッチがOFFの位置になっていることを確認します。 サービスマニュアルを参照して、バッテリーケーブルを接続するか、メインヒューズを取り付けます。 | |
![]() 車両を運転する前に、全てのランプやスイッチ類が正常に作動することを確認してください。 被視認性が低いと、死亡事故または重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00316a) | ||
2. | イグニッション/ライトキースイッチをIGNITIONにして、正常に動作することを各ハンドルバースイッチでテストします。 | |
3. | 2005年以前のFXDLとFXDWGモデルの場合: |
4. | ハンドルを左右のステアリングストップまで切り、ハンドルバーコントロールがそれぞれで機能するか確認します。 | |
5. | フロントブレーキレバーを握り、ストップランプが点灯するか確認します。 | |
6. | スロットルが正常に作動していることを確認します。 | |
7. | サービスマニュアルを参照し、説明に従ってシートを取り付けます。 | |
![]() シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b) ![]() エンジンを始動する前に、スロットルコントロールを離したときにアイドル位置に瞬時に戻ることを確認してください。 エンジンがアイドリング状態に自動復帰するのを防ぐスロットルコントロールが制御不能になると、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすことがあります。 (00390a) ![]() ブレーキシステムを修理した後は、低速でブレーキをテストしてください。 ブレーキが正しく作動しない場合、高速でテストを行うと制御不能となり、死亡したり重傷を負ったりするおそれがあります。 (00289a) ![]() 走行前に、ヘッドランプ、テールランプ、ストップランプ、およびターンシグナルが正常に作動することを確認します。 被視認性が低いと、死亡事故や重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00478b) | ||
8. | テールランプが正常に作動していることをテストします。 |
アイテム | 詳細(数量) |
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ツイストグリップセンサーのアイテム: | |
1 | センサー、ツイストグリップ(内部配線されているハンドルバー用) |
2 | ピンハウジング、6ウェイ |
3 | リテーナー、T-スタッド |
4 | ケーブルストラップ |
5 | PVCチュービング |
暖房ハンドグリップで使用するアイテムのみ: | |
6 | ソケットハウジング、2極 |
7 | セカンダリーロック、2ウェイソケットハウジング |
8 | シールピン(プラグ)(2) |
9 | ピンハウジング、2極 |
10 | セカンダリーロック、2ウェイピンハウジング |
アイテム | 詳細(数量) | 部品番号 |
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1 | ハンドルバー、ストリートスラマー | 別売りなし |
2 | ハンドルバーグロメット、大(2) | 11386 |
3 | ハンドルバーグロメット、小(2)(方向指示器装備のハンドルバー用のみ) | 11398 |
キットには含まれない本文中記載のアイテム: | ||
A | ハンドルカバー、ブラック(Road Kingモデル用のみ) | 55876-10 |
ハンドルカバー、クローム(Road Kingモデル用のみ) | 55854-07 |