BOOM!™ AUDIO SADDLEBAG SPEAKER KIT (Boom!™オーディオサドルバッグスピーカーキット)
J053862013-01-15
概要
キット番号
76000202
モデル
モデルの適合性については、純正P&Aカタログまたはwww.harley-davidson.comのパーツとアクセサリーに関するセクション(英語版のみ)をご覧ください。
注記
このキットのスピーカーのインピーダンスは2 Ωで、厳選されたハーマンカードン® AM/FM/CDラジオによるハーレーダビッドソンアドバンスドオーディオシステム装着モデルにのみ使用することができます。® 純正P&Aカタログまたはwww.harley-davidson.comのパーツとアクセサリーに関するセクション(英語版のみ)をご覧ください。
これらのスピーカーを2005年以前のハーレーダビッドソンオーディオシステムに使用した場合、システムは回復できない損傷を受けます
取り付け要件
このキットを適切に取り付けるには、サドルバッグリッドの交換が必要です。 リッドはハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にて別途お買い求めいただけます。
別のアドバンスドオーディオキットの一部として装備されていない場合、ラジオハーネス(部品番号69200106)またはノンウルトラオーバーレイハーネス(部品番号70169-06A)の別途購入が必要です。
このキットを適切に取り付けるには、RTVシーラントが必要です。
注記
このキットを購入すると、アドバンスドオーディオシステムと使用される、特別に開発されたサウンドイコライザーソフトウェアをご利用いただけます。 この独自のイコライザーはBoom!オーディオサドルバッグスピーカーの性能とサウンドレスポンスを最大限に引き出すように設計されたものです。
このキットをハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にて取り付けていない場合でも、この特別イコライザーソフトウェアは、Digital Technician IIを通してどの取扱店でも無料で使用できます。 アップグレードの手続きには販売店のサービス料金が適用される場合があります。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 このキットを取り付けるには、該当する年式/モデルのサービスマニュアルが別途必要です。サービスマニュアルは最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店でお買い求めいただけます。
キット内容
図7」、「表1」および「表2」を参照してください。
サドルバッグの準備
サドルバッグリッドの取り外し
注記
2007年以降のスマートサイレン装備車:
  • ハンズフリーキーフォブが作動圏内にあることを確認します。
注記
全ての車両:
  • サドルバッグから全てのアイテムを取り外します。
  • リッドの取り外し手順を行う上で、車両からサドルバッグを取り外す必要はありません。
  • リッドを外す場合に、サドルバッグ底部が損傷しないように注意してください。
  1. スクリュー2本を外して、サドルバッグのリッドからのみチェックストラップを外します。
  2. スクリュー5本を外して、サドルバッグラッチからリッドを外します。 ラッチは、サドルバッグ底部に取り付けたままでも構いません。 新しいサドルバッグリッドの取り付けの為、スクリューとバックプレートを保持します。 外したリッドは、廃棄するか、または取っておくことができます。
  3. 残りのサドルバッグのリッドでも繰り返します。
サドルバッグの穴開け
1. 作業面にきれいなパッドまたは毛布をかけ、サドルバッグの塗装面を保護します。
2. サービスマニュアルの指示に従って、車両からサドルバッグ底部を1つ外します。 アウトボード側を下にして、保護作用面に置きます。
3. 図1」を参照してください。 サドルバッグの背面から、バッグの頂部に沿って約216 mm (8.5 in)の位置を測ります(図を参照)。 直径16 mm (0.62 in)の穴をその位置にドリルで開けます。
1穴用に216 mm (8.5インチ)を測る
図1。 インボードサドルバッグ壁(右側表示)に穴を開ける
4. サドルバッグを脇に置き、反対側のサドルバッグにも、ステップ1 ~ 3を繰り返します。
サドルバッグリッドアッセンブリー
注記
未仕上げのサドルバッグのリッドは、取り付け前に仕上げ塗装してください。
1. 図7」を参照してください。 ガスケット(C)、マウントプレート(D)、摩耗プレート(B) 2枚および仕上げ塗装サドルバッグリッド(A)を、サドルバッグリッドキット(別途購入)から用意します。
注記
摩耗プレートおよびガスケットをサドルバッグリッドにしっかり接着するには、周囲温度が 16 °C (60 °F)以上でなければなりません。
2. 図2」を参照してください。 摩耗プレート(2)の1つの粘着テープからライナーを外します。 摩耗プレートをサドルバッグリッド(1)に慎重に付け、タブ(3)上でセンタリグして、しっかりはめます。 摩耗プレートに一定の圧力をかけたまま、約1分間押さえ続けます。 2つ目の摩耗プレートを使ってリッドの反対側でも繰り返します。
1サドルバッグリッド
2摩耗プレート(2)
3タブ
4ガスケット
5粘着テープ
図2。 摩耗プレートとガスケットのサドルバッグリッドの取り付け
3. 図7」を参照してください。 マウントブラケット(D)をサドルバッグリッドフランジに付け、マウント穴5個を並べます。
注記
  • ガスケットの高い端を「図2」のようにカバーの外端に向けて並べます。
  • ヒンジの反対側、リッドのインボード側中央にガスケットの取り付けを始めます(「図4」、アイテム9を参照)。
  • ガスケット接着剤で、マウントプレートをしっかり固定します。
4. 図のように、ガスケットがリッド(1)の内周部に押し込まれた状態で、サドルバッグリッドガスケット(4)の粘着テープ(「図2」、アイテム5)からライナーをゆっくりと外します。
5. 作業面のきれいなパッドまたは毛布の上にガスケット側を下向きにしてリッドを置きます。
6. 図7」を参照してください。 サドルバッグスピーカーアッセンブリー(7)、スピーカーバスケット(1)、4本のNo.8-18 x 31.8 mm (1.25 in)長スクリュー(8)をスピーカーキットから取り出します。
7. サドルバッグリッドの下側から、大きな四角形の開口部(F)を正面に向け、スピーカーバスケットをスピーカーキャビティ下に入れ、リッドにしっかり収めます。
8. 上部からスクリューを、スピーカーの各取り付け穴に通します。 サドルバッグの正面を向いたツイーター(E)でスピーカーをサドルバッグリッド正面のキャビティに取り付けます。
9. 4本のスクリューをバスケットのマウントホールに合わせ、25.4–38.1 N·m (10–15 in-lbs)のトルク値で締め付けます。スピーカーキットからスピーカーグリル、ラバーワッシャーとスクリュー(アイテム10) 4組を用意します。
10. スピーカーグリル(2または3)、ラバーワッシャー(9)とNo.8-18 x 19 mm (0.75 in)長スクリュー(10) 4組をスピーカーキットから取り出します。
11. ゴムワッシャーをリッドの各グリル取り付け穴周辺にある穴に入れます。
12. スピーカーグリルをスピーカー正面上に付けます。 サドルバッグリッドの下側から、スクリューをリッドの穴からグリル内のマウントパッドに通します。 スクリューを25.4–38.1 N·m (10–15 in-lbs)のトルク値で締め付けます。
13. 反対側のサドルバッグリッドでもステップ1 ~ 12を繰り返します。
14. 先に外しておいたスクリュー(G) 5本を使って新しいリッドをサドルバッグラッチと底部に取り付けます。 2.3–2.8 N·m (20–25 in-lbs)のトルク値で締め付けます。
注記
図3」を参照してください。 サドルバッグラッチヒンジは、判り易くするためにピンを外した状態で表示してあります。
15. キットからフォームパッド(「図7」、アイテム15)を2つ用意します。 1つを「図3」のとおり、半分に切ります。 ライナーを切り取っていないパッドの粘着テープから外し、ラッチヒンジコネクターセグメント(3)の平面側に固定します。 ライナーを、切り取った方のパッドの粘着テープから外し、図のように、ラッチコネクターセグメントのヒンジ側に固定します。
注記
残りのフォームパッドセグメントは、必要に応じて、スピーカー操作で発生するサドルバッグの振動を抑えるのに、切り取って使用できます。
1サドルバッグヒンジセグメント
2リッドヒンジセグメント
3ヒンジコネクターセグメント
4ラッチバックプレートセグメント
5フォームパッド(2)
図3。 フォームパッドのサドルバッグラッチヒンジ取り付け(左側表示)
16. 残りのサドルバッグを同じように組み立てます。
サドルバッグハーネスの取り付け
1. 図7」を参照してください。 サドルバッグスピーカージャンパーハーネス(11)と張力緩和グロメット(12)をキットから用意します。
2. 大きいほうの端を6方ピンハウジング(I)に向け、グロメットをピンハウジング近くのハーネスコンジットにはめ込みます。
3. 図4」を参照してください。 ジャンパーハーネスのベアソケットターミナル(1)側を先にサドルバッグ側壁にドリルで開けた直径16 mm (0.62 in)の穴(2)に外側から差し込みます。 次のようにハーネスを取り回します。
a. サドルバッグ底部に向けて下向き
b. インボード壁に沿って後ろ向き
c. サドルバッグの後方まで
d. アウトボード壁に対して前方、および
e. サドルリッドテザー正面で上方に向けます。
1ジャンパーハーネスのむき出しソケットターミナル端
2サドルバッグ側壁に穿孔した穴
3スピーカーバスケット
4スピーカーコネクターに最も近い底開口部
5ワイヤーリテーナー(6)
6ケーブルストラップ(7)
7張力緩和グロメット
8サドルバッグ容量ラベル
9このエリアからガスケットの取り付けを始めます
図4。 サドルバッグ内のハーネスの取り回し
4. ソケットターミナルを、スピーカーコネクターに最も近いスピーカーバスケット(3)の底開口部(4)から通し、ターミナルをスピーカースペードターミナルに取り付けます。 スペードターミナルは誤接続防止のため、異なったサイズになっています。
5. ワイヤーリテーナー(5) 6個とケーブルストラップ(6) 7本をキットから用意します。 ケーブルストラップの1本で配線をバスケットにつなぎます。
6. 各配線リテーナーの粘着面の裏紙からライナーをはがし、表記のようにサドルバッグの内側の壁、サドルバッグの底から約25 mm (1 in)の位置に取り付けます。 ジャンパーハーネスをケーブルストラップで、ワイヤーリテーナーに取り付けます。
7. 張力緩和グロメット(7)を、サドルバッグ側壁の穴に差し込みます。 RTVシーラントをグロメットと穴周辺に当て、水漏れを防止するように密封します。
8. サドルバッグ容量ラベル(8)をリッド内に取り付けます。
9. 反対側のサドルバッグも行います。
10. サービスマニュアルの説明に従って、車両にサドルバッグを取り付けます。
車両の準備
1. ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店に、サウンドイコライザーソフトウェアによるラジオのアップグレードをしてもらいます。
注記
2007年以降のスマートサイレン装備車:
  • ハンズフリーキーフォブが作動圏内にあることを確認します。
  • イグニッションキースイッチをIGNITION (イグニッション)にします。
警告
フューエルが飛び散らないよう、サプライホースを外す前に高圧フューエルシステムをパージします。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00275a)
2. サービスマニュアルの説明に従って高圧ガソリンのフューエル供給システムを空にし、フューエルサプライホースを取り外してください。
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
3. サービスマニュアルを参照し、説明に従って、メインヒューズを取り外します。
警告
フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a)
4. サービスマニュアルの説明に従い、フューエルタンクからインスツルメントコンソール(装着時)を取り外します。
5. フューエルタンクの外し方はサービスマニュアルを参照してください。
車両配線
リアスピーカーハーネスを取り付けます。
  1. 図7」を参照してください。 リアスピーカーハーネス(4)の一端にある2本の長い分岐のソケットハウジングを点検します。 ソケットハウジングの一つ(「RIGHT」と表記): このハウジングをサドルバッグから出るピンコネクターに取り付けます。 残りのソケットハウジング(表記なし): このハウジングをサドルバッグから出るピンコネクターに取り付けます。
    1. キャビティ4はオレンジ/黒色の配線が挿入されています。
    2. キャビティ5は緑色の配線が挿入されています。
    3. キャビティ6は薄緑/茶色の配線が挿入されています。
    1. キャビティ4は茶/白色の配線が挿入されています。
    2. キャビティ5は茶色の配線が挿入されています。
    3. キャビティ6は白/茶色の配線が挿入されています。
  2. 車両の前方に向かって分岐ハーネスを配線していきます。
    1. 左右のリアフレームフェンダーサポートアームに沿って キットのケーブルストラップを使用し、分岐ハーネスをフェンダーサポートに固定します。
    2. フェンダーの前に向かって分岐を送り、側の分岐を上からリアフレームの側に交差させます。 ケーブルストラップを使用し、ハーネスの両分岐をフレームに固定します。
    3. 引き続きメインの分岐を前方へ取り回し、ハーネスをフレームチューブの内側に押し込みます。サドルバッグガードマウントスクリューのスクリュー頭を避け、ハーネスがシートに挟まらないようにします。 ケーブルストラップ4本を使用し、ハーネスのメインの分岐をフレームチューブに固定します。
    4. バッテリーのキャビティの左側に沿ってハーネスを取り回し、ハーネストレーに向かって送ります。
    5. ハーネストレーのカバーを開けます。 ケーブルストラップ使用してハーネスをトレー開口部に通し、メインハーネスに固定します。
    6. リアスピーカーハーネスを前方に向かってフェアリングに入れます。
警告
ステアリングのスムーズな動きを妨げるものがないことを確認します。 ステアリングに干渉があると車両を操作できなくなり、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00371a)
  • ハンドルバーを左右のフォークストップに当たるまで完全に回したとき、ワイヤーがきつく張った状態にならないことを確認します。
6. アウターフェアリングとウィンドシールドを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
7. リアスピーカーハーネスの前面部分の2本の分岐をフェアリングの内側に引き入れ、インターコネクトハーネスの経路に沿わせて内側インナーフェアリングの左上まで配線します。
8. 図5」を参照してください。 未完了の場合は、ラジオハーネス(1)またはウルトラ以外のオーバーレイハーネス(2)からラジオの後方に、35ウェイソケットハウジング[28B] (3)を差し込みます。 6ウェイピンハウジング[6A] (4)を車両インターコネクトハーネスに接続します。 ケーブルストラップで固定します。
注記
ノンウルトラオーバーレイハーネスの場合: コネクター[41A]と[42A]には、「RIGHT REAR SPEAKER」と「LEFT REAR SPEAKER」のマークが付いています。
ラジオハーネスの場合: コネクター[41A]と[42A]には印がありません。
ラジオハーネスのコネクター[41A]の右側スピーカーワイヤーの色
  • キャビティ4、オレンジ/黒
  • キャビティ5、緑色
  • キャビティ6、薄緑/茶色
ラジオハーネスのコネクター[42A]内の左側スピーカーワイヤーの色
  • キャビティ4、茶/白色
  • キャビティ5、茶色
  • キャビティ6、白/茶色
9. リアスピーカーコネクターの組み合わせ:図7」を参照してください。 リアハーネス(4) 6ウェイソケットハウジングのキャビティ5と6の配線色を、ラジオハーネスまたはウルトラ以外のオーバーレイハーネス6ウェイピンハウジング[41A]と[42A]の色と適合させます。 左右スピーカーソケットハウジングを正しいピンハウジングに差し込みます。 ラジオハーネスあり、フロントアンプなし: ラジオハーネスあり、フロントアンプあり: 4本の終端のワイヤーをアンプのハーネスコネクター[149B]に挿入します。 Boom!オーディオアンプキット説明書を参照してください。
a. ラジオハーネスの緑色配線終端をラジオハーネスコネクター[28B]のキャビティ1に差し込みます。
b. 終端された薄緑/茶色配線をラジオハーネスコネクター[28B]のキャビティ24に差し込みます。
c. 茶色終端ワイヤーをラジオハーネスコネクター[28B]のキャビティ2に差し込みます。
d. 白/茶色終端ワイヤーをラジオハーネスコネクター[28B]のキャビティ25に差し込みます。
10. キットのケーブルストラップを使用して、ハーネスを近くの配線に固定します。
注記
サウンドシステムを損傷させないため、メインヒューズを取り付ける前に、イグニッションスイッチがOFF (オフ)になっているか確認してください。
11. イグニッションスイッチがOFF (オフ)になっていることを確認します。 サービスマニュアルを参照し、説明に従ってメインヒューズを取り付けます。
12. ラジオとスピーカーコントロールが正しく作動するかテストします。
13. テスト完了後、メインヒューズをもう一度外し、サービスマニュアルの指示に従ってタンクを取り付けます。
14. アウターフェアリングとウィンドシールドを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
警告
シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b)
15. サービスマニュアルを参照し、説明に従って、シートを取り付けてください。
1ラジオハーネス69200106
2ウルトラ以外のオーバーレイハーネス70169-06A
335ウェイラジオソケットコネクター[28B]
46ウェイインターコネクトハーネスピンコネクター[6A]
56ウェイ右リアスピーカーピンコネクター[41A]
66ウェイ左リアスピーカーピンコネクター[42A]
7これらのワイヤー4本をラジオハーネス[28B]またはアンプハーネス[149B]に接続
図5。 ラジオハーネス/ウルトラ以外のオーバーレイハーネス配線図
Tour-Pak下にアンプを装着した車両の場合
Tour-Pakの下にアンプが装着されている場合、リアスピーカーポッドではなくリアアンプを使ってサドルバッグスピーカーに電源を供給することができます。
注記
アンプはスピーカー2ペア以上に使用できません。
図7」を参照してください。 キットからサドルバッグスピーカージャンパーハーネス(11) 2個を取り出します。
図6」を参照してください。 2つの4.8 mm (0.19 in)スペードターミナル(アイテム3、部品番号72438-06)、2つの6.4 mm (0.25 in)スペードターミナル(アイテム4、部品番号72446-06)、12個のケーブルストラップ(アイテム5、部品番号10006)も必要になります。 これらのアイテムは、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にてお求めいただけます。
  1. 6ウェイソケットハウジング(2)を、サドルバッグスピーカージャンパーハーネスからハウジングにできるだけ近いところで配線を切り、取り外します。 ソケットハウジングを廃棄します。
  2. サービスマニュアル付録の説明に従って、緑色配線の先に細いスペードターミナル(3)を取り付けます。 白色配線の先に広いスペードターミナル(4)を取り付けます。
  3. サドルバッグスピーカージャンパーハーネスに対してステップ1および2を繰り返します。
  4. Tour-Pakの左前と右前の角の前方に作業を移します。 絶縁メスターミナルで終わるアンプハーネスの2ワイヤーブランチを2本探します。
  5. 各サドルバッグスピーカージャンパーハーネスの端からスペードターミナルを、アンプハーネスのブランチ上の絶縁されたメスターミナルに差し込みます。 異なるサイズのスペードコンタクトを使用することで正しく組み立てることができます。
  6. 図4」を参照してください。 サドルバッグスピーカージャンパーハーネスを、本マニュアルのサドルバッグハーネスの絶縁に説明されているとおり、サドルバッグスピーカーに送ります。 ケーブルストラップを使って、アンプハーネスにサドルバッグスピーカージャンパーハーネスを固定します。
1サドルバッグスピーカージャンパーワイヤーハーネス(2)
2配線を切り、ソケットハウジングを取り外す
3スペードターミナル、4.8 mm (0.19インチ)幅(2)
4スペードターミナル、6.4 mm (0.25インチ)幅(2)
5ケーブルストラップ(12)
図6。 ハーネス、サドルバッグスピーカーからリアマウントアンプ
BOOM!™ オーディオソフトウェアのアップグレード
このキットを購入すると、アドバンスドオーディオシステムと使用される、特別に開発されたサウンドイコライザーソフトウェアをご利用いただけます。 この独自のイコライザーはBoom!オーディオサドルバッグスピーカーの性能とサウンドレスポンスを最大限に引き出すように設計されたものです。
このキットをハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にて取り付けていない場合でも、この特別イコライザーソフトウェアは、Digital Technician IIを通してどの取扱店でも無料で使用できます。 アップグレードの手続きには販売店のサービス料金が適用される場合があります。
使用時
野外に駐車している場合、スピーカーキャビティに水が少量溜まることがときどきあります。 サドルバッグスピーカーは、全天候型です。またスピーカーが作動することで水はすぐに蒸発してはけますが、一時的に音質に影響することがあります。 スピーカーキャビティをすぐに空にするには、サドルバッグのリッドを取ります。
交換用パーツ
図7。 交換用パーツ、Boom!オーディオサドルバッグスピーカーキット
交換用パーツ
表1。 交換用パーツ、スピーカーマウント付きTouringモデルサドルバッグリッド
アイテム
詳細(数量)
キットまたは部品番号
サドルバッグカバーキット(アイテムA ~ Dを含む);
別売り。 サドルバッグスピーカーキット76000202のパーツではない
A
  • リッド(カバー)、サドルバッグ
別売りなし
B
  • 摩耗プレート(2)
90962-93
C
  • ガスケット、カバー
90675-93A
D
  • マウントブラケット
12700035
表2。 交換用パーツ、Boom!オーディオサドルバッグスピーカーキット
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
ガスケット、スピーカー保護(2)
76000182
2
グリル、スピーカー(左)
76000180
3
グリル、スピーカー(右)
76000181
4
ハーネス、リアスピーカー
69200022
5
サドルバッグ容量ラベル(2)
14000069
6
スピーカーキット(2) (それぞれアイテム7から15を含む)
別売りなし
7
  • スピーカーアッセンブリー、5 x 7
76000210
8
  • スクリュー、Hi-Lo、No.8-18 x 31.8 mm (1.25 in)長(4)
10200095
9
  • ラバーワッシャー(4)
25700117
10
  • スクリュー、Hi-Lo、No.8-18 x 19 mm (0.75 in)長(4)
10200012
11
  • ワイヤーハーネス、サドルバッグスピーカージャンパー
別売りなし
12
  • グロメット、ストレインリリーフ
12100001
13
  • ワイヤーリテーナー、粘着面の裏紙(6)
69200342
14
  • ケーブルストラップ(7)
10065
15
  • パッド、サドルバッグラッチ(2)
別売りなし
キットには含まれない本文中記載のアイテム:
E
ツイーター(2)、リアスピーカーアッセンブリー部品
F
スピーカー保護バスケットの大きな開口部
G
底部取り付けスクリューのサドルバッグリッド(10)
H
ジャンパーハーネスソケットターミナル(2)
I
ジャンパーハーネス6ウェイピンハウジング
J
サドルバッグ側壁にある直径16 mm (0.62 in)の穴