1. | 作業面にきれいなパッドまたは毛布をかけ、サドルバッグの塗装面を保護します。 | |||
2. | サービスマニュアルの指示に従って、車両からサドルバッグ底部を1つ外します。 アウトボード側を下にして、保護作用面に置きます。 | |||
3. | 「図1」を参照してください。 サドルバッグの背面から、バッグの頂部に沿って約216 mm (8.5 in)の位置を測ります(図を参照)。 直径16 mm (0.62 in)の穴をその位置にドリルで開けます。 |
図1。 インボードサドルバッグ壁(右側表示)に穴を開ける | ||
4. | サドルバッグを脇に置き、反対側のサドルバッグにも、ステップ1 ~ 3を繰り返します。 |
1. | 「図7」を参照してください。 ガスケット(C)、マウントプレート(D)、摩耗プレート(B) 2枚および仕上げ塗装サドルバッグリッド(A)を、サドルバッグリッドキット(別途購入)から用意します。 注記 摩耗プレートおよびガスケットをサドルバッグリッドにしっかり接着するには、周囲温度が 16 °C (60 °F)以上でなければなりません。 | |||||||||||
2. | 「図2」を参照してください。 摩耗プレート(2)の1つの粘着テープからライナーを外します。 摩耗プレートをサドルバッグリッド(1)に慎重に付け、タブ(3)上でセンタリグして、しっかりはめます。 摩耗プレートに一定の圧力をかけたまま、約1分間押さえ続けます。 2つ目の摩耗プレートを使ってリッドの反対側でも繰り返します。 |
図2。 摩耗プレートとガスケットのサドルバッグリッドの取り付け | ||||||||||
3. | 「図7」を参照してください。 マウントブラケット(D)をサドルバッグリッドフランジに付け、マウント穴5個を並べます。 注記 | |||||||||||
4. | 図のように、ガスケットがリッド(1)の内周部に押し込まれた状態で、サドルバッグリッドガスケット(4)の粘着テープ(「図2」、アイテム5)からライナーをゆっくりと外します。 | |||||||||||
5. | 作業面のきれいなパッドまたは毛布の上にガスケット側を下向きにしてリッドを置きます。 | |||||||||||
6. | 「図7」を参照してください。 サドルバッグスピーカーアッセンブリー(7)、スピーカーバスケット(1)、4本のNo.8-18 x 31.8 mm (1.25 in)長スクリュー(8)をスピーカーキットから取り出します。 | |||||||||||
7. | サドルバッグリッドの下側から、大きな四角形の開口部(F)を正面に向け、スピーカーバスケットをスピーカーキャビティ下に入れ、リッドにしっかり収めます。 | |||||||||||
8. | 上部からスクリューを、スピーカーの各取り付け穴に通します。 サドルバッグの正面を向いたツイーター(E)でスピーカーをサドルバッグリッド正面のキャビティに取り付けます。 | |||||||||||
9. | 4本のスクリューをバスケットのマウントホールに合わせ、25.4–38.1 N·m (10–15 in-lbs)のトルク値で締め付けます。スピーカーキットからスピーカーグリル、ラバーワッシャーとスクリュー(アイテム10) 4組を用意します。 | |||||||||||
10. | スピーカーグリル(2または3)、ラバーワッシャー(9)とNo.8-18 x 19 mm (0.75 in)長スクリュー(10) 4組をスピーカーキットから取り出します。 | |||||||||||
11. | ゴムワッシャーをリッドの各グリル取り付け穴周辺にある穴に入れます。 | |||||||||||
12. | スピーカーグリルをスピーカー正面上に付けます。 サドルバッグリッドの下側から、スクリューをリッドの穴からグリル内のマウントパッドに通します。 スクリューを25.4–38.1 N·m (10–15 in-lbs)のトルク値で締め付けます。 | |||||||||||
13. | 反対側のサドルバッグリッドでもステップ1 ~ 12を繰り返します。 | |||||||||||
14. | 先に外しておいたスクリュー(G) 5本を使って新しいリッドをサドルバッグラッチと底部に取り付けます。 2.3–2.8 N·m (20–25 in-lbs)のトルク値で締め付けます。 注記 「図3」を参照してください。 サドルバッグラッチヒンジは、判り易くするためにピンを外した状態で表示してあります。 | |||||||||||
15. | キットからフォームパッド(「図7」、アイテム15)を2つ用意します。 1つを「図3」のとおり、半分に切ります。 ライナーを切り取っていないパッドの粘着テープから外し、ラッチヒンジコネクターセグメント(3)の平面側に固定します。 ライナーを、切り取った方のパッドの粘着テープから外し、図のように、ラッチコネクターセグメントのヒンジ側に固定します。 注記 残りのフォームパッドセグメントは、必要に応じて、スピーカー操作で発生するサドルバッグの振動を抑えるのに、切り取って使用できます。 |
図3。 フォームパッドのサドルバッグラッチヒンジ取り付け(左側表示) | ||||||||||
16. | 残りのサドルバッグを同じように組み立てます。 |
1. | 「図7」を参照してください。 サドルバッグスピーカージャンパーハーネス(11)と張力緩和グロメット(12)をキットから用意します。 | |||||||||||||||||||
2. | 大きいほうの端を6方ピンハウジング(I)に向け、グロメットをピンハウジング近くのハーネスコンジットにはめ込みます。 | |||||||||||||||||||
3. | 「図4」を参照してください。 ジャンパーハーネスのベアソケットターミナル(1)側を先にサドルバッグ側壁にドリルで開けた直径16 mm (0.62 in)の穴(2)に外側から差し込みます。 次のようにハーネスを取り回します。 a. サドルバッグ底部に向けて下向き b. インボード壁に沿って後ろ向き c. サドルバッグの後方まで d. アウトボード壁に対して前方、および e. サドルリッドテザー正面で上方に向けます。 |
図4。 サドルバッグ内のハーネスの取り回し | ||||||||||||||||||
4. | ソケットターミナルを、スピーカーコネクターに最も近いスピーカーバスケット(3)の底開口部(4)から通し、ターミナルをスピーカースペードターミナルに取り付けます。 スペードターミナルは誤接続防止のため、異なったサイズになっています。 | |||||||||||||||||||
5. | ワイヤーリテーナー(5) 6個とケーブルストラップ(6) 7本をキットから用意します。 ケーブルストラップの1本で配線をバスケットにつなぎます。 | |||||||||||||||||||
6. | 各配線リテーナーの粘着面の裏紙からライナーをはがし、表記のようにサドルバッグの内側の壁、サドルバッグの底から約25 mm (1 in)の位置に取り付けます。 ジャンパーハーネスをケーブルストラップで、ワイヤーリテーナーに取り付けます。 | |||||||||||||||||||
7. | 張力緩和グロメット(7)を、サドルバッグ側壁の穴に差し込みます。 RTVシーラントをグロメットと穴周辺に当て、水漏れを防止するように密封します。 | |||||||||||||||||||
8. | サドルバッグ容量ラベル(8)をリッド内に取り付けます。 | |||||||||||||||||||
9. | 反対側のサドルバッグも行います。 | |||||||||||||||||||
10. | サービスマニュアルの説明に従って、車両にサドルバッグを取り付けます。 |
1. | ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店に、サウンドイコライザーソフトウェアによるラジオのアップグレードをしてもらいます。 注記 2007年以降のスマートサイレン装備車:
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警告 フューエルが飛び散らないよう、サプライホースを外す前に高圧フューエルシステムをパージします。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00275a) | ||
2. | サービスマニュアルの説明に従って高圧ガソリンのフューエル供給システムを空にし、フューエルサプライホースを取り外してください。 | |
警告 誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b) | ||
3. | サービスマニュアルを参照し、説明に従って、メインヒューズを取り外します。 | |
警告 フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a) | ||
4. | サービスマニュアルの説明に従い、フューエルタンクからインスツルメントコンソール(装着時)を取り外します。 | |
5. | フューエルタンクの外し方はサービスマニュアルを参照してください。 |
6. | アウターフェアリングとウィンドシールドを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。 | |
7. | リアスピーカーハーネスの前面部分の2本の分岐をフェアリングの内側に引き入れ、インターコネクトハーネスの経路に沿わせて内側インナーフェアリングの左上まで配線します。 | |
8. | 「図5」を参照してください。 未完了の場合は、ラジオハーネス(1)またはウルトラ以外のオーバーレイハーネス(2)からラジオの後方に、35ウェイソケットハウジング[28B] (3)を差し込みます。 6ウェイピンハウジング[6A] (4)を車両インターコネクトハーネスに接続します。 ケーブルストラップで固定します。 注記 ノンウルトラオーバーレイハーネスの場合: コネクター[41A]と[42A]には、「RIGHT REAR SPEAKER」と「LEFT REAR SPEAKER」のマークが付いています。 ラジオハーネスの場合: コネクター[41A]と[42A]には印がありません。 ラジオハーネスのコネクター[41A]の右側スピーカーワイヤーの色
ラジオハーネスのコネクター[42A]内の左側スピーカーワイヤーの色
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9. | リアスピーカーコネクターの組み合わせ: 「図7」を参照してください。 リアハーネス(4) 6ウェイソケットハウジングのキャビティ5と6の配線色を、ラジオハーネスまたはウルトラ以外のオーバーレイハーネス6ウェイピンハウジング[41A]と[42A]の色と適合させます。 左右スピーカーソケットハウジングを正しいピンハウジングに差し込みます。 ラジオハーネスあり、フロントアンプなし: ラジオハーネスあり、フロントアンプあり: 4本の終端のワイヤーをアンプのハーネスコネクター[149B]に挿入します。 Boom!™オーディオアンプキット説明書を参照してください。 a. ラジオハーネスの緑色配線終端をラジオハーネスコネクター[28B]のキャビティ1に差し込みます。 b. 終端された薄緑/茶色配線をラジオハーネスコネクター[28B]のキャビティ24に差し込みます。 c. 茶色終端ワイヤーをラジオハーネスコネクター[28B]のキャビティ2に差し込みます。 d. 白/茶色終端ワイヤーをラジオハーネスコネクター[28B]のキャビティ25に差し込みます。 | |
10. | キットのケーブルストラップを使用して、ハーネスを近くの配線に固定します。 注記 サウンドシステムを損傷させないため、メインヒューズを取り付ける前に、イグニッションスイッチがOFF (オフ)になっているか確認してください。 | |
11. | イグニッションスイッチがOFF (オフ)になっていることを確認します。 サービスマニュアルを参照し、説明に従ってメインヒューズを取り付けます。 | |
12. | ラジオとスピーカーコントロールが正しく作動するかテストします。 | |
13. | テスト完了後、メインヒューズをもう一度外し、サービスマニュアルの指示に従ってタンクを取り付けます。 | |
14. | アウターフェアリングとウィンドシールドを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。 | |
警告 シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b) | ||
15. | サービスマニュアルを参照し、説明に従って、シートを取り付けてください。 |
1 | ラジオハーネス69200106 |
2 | ウルトラ以外のオーバーレイハーネス70169-06A |
3 | 35ウェイラジオソケットコネクター[28B] |
4 | 6ウェイインターコネクトハーネスピンコネクター[6A] |
5 | 6ウェイ右リアスピーカーピンコネクター[41A] |
6 | 6ウェイ左リアスピーカーピンコネクター[42A] |
7 | これらのワイヤー4本をラジオハーネス[28B]またはアンプハーネス[149B]に接続 |
1 | サドルバッグスピーカージャンパーワイヤーハーネス(2) |
2 | 配線を切り、ソケットハウジングを取り外す |
3 | スペードターミナル、4.8 mm (0.19インチ)幅(2) |
4 | スペードターミナル、6.4 mm (0.25インチ)幅(2) |
5 | ケーブルストラップ(12) |
アイテム | 詳細(数量) | キットまたは部品番号 |
---|---|---|
サドルバッグカバーキット(アイテムA ~ Dを含む); 別売り。 サドルバッグスピーカーキット76000202のパーツではない | ||
A |
| 別売りなし |
B |
| 90962-93 |
C |
| 90675-93A |
D |
| 12700035 |
アイテム | 詳細(数量) | 部品番号 |
---|---|---|
1 | ガスケット、スピーカー保護(2) | 76000182 |
2 | グリル、スピーカー(左) | 76000180 |
3 | グリル、スピーカー(右) | 76000181 |
4 | ハーネス、リアスピーカー | 69200022 |
5 | サドルバッグ容量ラベル(2) | 14000069 |
6 | スピーカーキット(2) (それぞれアイテム7から15を含む) | 別売りなし |
7 |
| 76000210 |
8 |
| 10200095 |
9 |
| 25700117 |
10 |
| 10200012 |
11 |
| 別売りなし |
12 |
| 12100001 |
13 |
| 69200342 |
14 |
| 10065 |
15 |
| 別売りなし |
キットには含まれない本文中記載のアイテム: | ||
E | ツイーター(2)、リアスピーカーアッセンブリー部品 | |
F | スピーカー保護バスケットの大きな開口部 | |
G | 底部取り付けスクリューのサドルバッグリッド(10) | |
H | ジャンパーハーネスソケットターミナル(2) | |
I | ジャンパーハーネス6ウェイピンハウジング | |
J | サドルバッグ側壁にある直径16 mm (0.62 in)の穴 |