ツーリングデジタルサスペンションエアポンプキット
J054182012-05-09
概要
キット番号
54000033
適合モデル
このキットは、すべてのツーリングエアサスペンション構成部品に適合します。
注記
このポンプの最高安全作動圧力は690 kPa (100 psi)です。ポンプの最高安全作動圧力を超える圧力システムにポンプを接続しないでください。またその圧力を超えるまでシステムを膨張させないでください。
キット内容
このキットには、1つのツーリングデジタルサスペンションエアポンプと、1つのCR3032バッテリー(部品番号66373-06)が含まれています。
セットアップ
バッテリー
  • 図1」を参照してください。このポンプにはバッテリープロテクターが同梱されています。ポンプのディスプレイを作動させるには、先にバッテリープロテクターを取り外す必要があります。カバー(1)を取り外し、バッテリー(2)からプロテクターを外します。
  • 必要に応じて、カバー(1)を取り外してバッテリーを交換します。CR-2032タイプのバッテリーと交換します。
ディスプレイ
  • 図2」を参照してください。ディスプレイをオンにするには、電源ボタン(2)を押します。ディスプレイをオフにするには、電源ボタンを押します。
  • ポンプにPSIまたはKPaの圧力が表示されます。測定単位を切り替えるには、ディスプレイがオンの状態で電源ボタン(2)を5秒間押したままにします。
  • 何も操作がなければ、ディスプレイは60秒後に自動的にオフになります。
  • ディスプレイが過剰な熱や太陽光にさらされると、表示されている情報が薄くなるかまたは消えたり、あるいはその他判読が困難な状態になる可能性があります。ディスプレイは通常の温度に戻れば正常に機能するようになります。
1バッテリーカバー
2CR-2032 3 Vのバッテリー
図1。 CR-2032 3 Vのバッテリー
操作
ご注意
サスペンションに対する最大空気圧を超えないようにしてください。 エアサス内の空気圧は急速に高くなります。 そのため、低圧のラインプレッシャーを使用してください。 これを怠るとコンポーネントを損傷するおそれがあります。 (00165b)
注記
空気圧は負荷状態、運転スタイル、および個人の好みに応じて変更することができる。初期圧力を少なくしても、乗り心地が柔らかくなるとは限りません。
エアサスペンションの適切な圧力については、車両のオーナーズマニュアルを参照するか、インストールされている場合には、エアサスペンションアクセサリーの取付要領書を参照してください。
エアサスペンション構成部品の空気圧が不適切な場合も、サスペンション可動範囲の減少、乗り心地の低下、およびショックアブソーバーの損傷に至るおそれがあります。
1. エアサスペンションエアバルブのキャップを外し、「図2」の説明に従って、エアバルブにポンプのエアバルブアダプター(4)を接続します。
2. 電源ボタン(2)を押して、ディスプレイをオンにします。
3. 圧力を増加させるには、ハンドル(5)をいっぱいに引き、T位置までハンドルを回転させます。必要なシステム圧力がディスプレイ(3)に表示されるまで、エアポンプハンドルを操作します。
注記
  • 圧力リリースボタンは、圧力をゆっくりとリリースするように設計されています。ボタンを完全にまたはすばやく押した場合には、エアはリリースされません。圧力リリースボタンは、ゆっくりと途中まで押すようにしてください。
  • サスペンションから空気圧をリリースする前に、20.7–34.6 kPa (3–5 psi)のエアを加えてチューブのオイルを抜きます。
警告
サスペンションのエア抜き作業を行うときは、細心の注意を払ってください。 潤滑剤を含んだ水分が漏れてリアホイール、タイヤやブレーキコンポーネントに入り、車両のトラクションが低下するおそれがあります。また、その結果、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00084a)
4. 圧力を下げるには、ポンプの圧力リリースボタン(1)をゆっくりと押します。ボタンを離すと、システム圧力がディスプレイに表示されます。必要なシステム圧力がディスプレイ(3)に表示されるまで繰り返します。
1圧力リリースボタン
2電源ボタン
3ディスプレイ
4エアバルブアダプター
5T位置ポンプハンドル
図2。 ツーリングデジタルサスペンションエアポンプ