SE PRO TWIN CAM CNCポートMVAシリンダーヘッドキット
J055132012-01-23
概要
キット番号
16925-11 (黒)および16934-11 (シルバー)
適合モデル
モデルの適合に関する情報は、最新の純正P&Aカタログをご参照ください。または、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店にお問い合わせください。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取付要領書はサービスマニュアルの記載情報の参照を必要としています。このキットを取り付ける際はサービスマニュアルが別途必要です。サービスマニュアルは最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店でお買い求めいただけます。
装着に必要となる追加部品
これらのヘッドは適合するScreamin' Eagle®ピストンと合わせて使用する必要があります。ストローカーフライホイールが装着されたエンジンでは、ストローカーピストンを使用する必要があります。キットの部品番号についてはScreamin' Eagle Proのカタログを参照してください。
2006年以降のモデルではストックインテークフランジが再利用されます。
各ヘッドには12 mmのスパークプラグが必要です。Screamin' Eagleパフォーマンススパークプラグ(Screamin' Eagle Proのカタログを参照)を推奨します。
すべてのモデルで、トップエンドオーバーホールガスケットキット(17052-99C)と調節式またはScreamin' Eagleパーフェクトフィットプッシュロッドが必要です。
上記のアイテムはすべて別売りで、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店から購入できます。
キット内容
図2」および「表1」を参照してください。
注記
これらのキットは、高性能またはレース用途のみを対象にしています。これらのエンジン関連のパフォーマンス部品のエコ車両への販売や使用は違法です。このキットの取り付けにより、車体の保証が無効になる場合や、保証内容が制限される場合があります。エンジン関連性能向上パーツは、経験豊富なライダーのみを対象にしています。
圧縮比の増加により、少なくとも91オクタン価のガソリンを使用する必要があります。オクタン価は通常、ガソリンのポンプに表示されています。
ヘッドはポートの前に塗装されているため、ポートのペイントをすべて除去することはできません。この状態は空気の流れには影響しないため、不具合ではありません。
ご注意
どんなときでも推奨される安全な最高エンジン回転数(rpm)を超えないようにしてください。 エンジンに重大な損傷を与えるおそれがあります。 (00248a)
取り外し
作業準備
1. 適切なリフトに車体を設置してください。
注記
ハーレーダビッドソンスマートセキュリティシステムを装着しているバイクは、オーナーズマニュアルを参照してシステムを解除してください。
2. サービスマニュアルの説明に従ってシートを取り外します。
3. メインヒューズを外します。お持ちのバイクのサービスマニュアルを参照してください。
警告
フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a)
4. サービスマニュアルの説明に従ってフューエルタンクを取り外します。
エンジンコンポーネントの取り外し
1. 既装着のエアクリーナーアッセンブリーを取り外します。サービスマニュアルのエアクリーナーの取り外しを参照してください。
2. 既装着のイグゾーストシステムを取り外します。サービスマニュアルのイグゾーストシステムの取り付けセクションを参照してください。
3. エンジンからシリンダーヘッドを外します。適切なサービスマニュアルのエンジンのセクションを参照してください。
注記
これらのシリンダーヘッドアッセンブリーのバルブスプリングは、最大16.51 mm (0.650インチ)リフト、7,000 rpmのカムで機能します。
すべての取り外し/分解および組み立て/取り付け手順は、サービスマニュアルの「エンジン」のセクションを参照してください。
以下のステップで記載されるバルブ-ピストンの間隔をチェックすることが重要です。ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にこの点検を行ってもらうことを推奨します。
ピストンをクレーするときは、バルブはゼロバルブラッシュにしてください。正確に測定するには、アジャスタブルプッシュロッドを使用して、油圧リフターを一番下まで下げます。
4. 両方のピストンクラウンにバルブが接触する部分に3.2 mm (1/8インチ)の層のクレーを乗せます。
5. サービスマニュアルの指示に従ってこのキットの新品のシリンダーヘッドを取り付けます。トップエンドオーバーホールガスケットキット(別売り)の新品のガスケットを使用してください。ヘッドとバルブトレインを組み立て、ヘッドボルトをサービスマニュアルの規定トルク値で締め付けます。
6. 2回転数エンジンを手で回します。
7. ヘッドを取り外し、この薄さでクレーを測定します。
注記
  • クレーは一番薄いところで2.03 mm (0.080インチ)になるようにしてください。測定値が最小厚に合わない場合、バルブの刻み目の深さを増やしてください。ただし、ノッチの深さが3.43 mm (0.135インチ)を超えないようにしてください。
  • 大型のバルブを使用するため、ラジアルクリアランスも確認する必要があります。推奨するラジアルクリアランスは1.27 mm (0.050インチ)です。
注記
これらのシリンダーヘッドのバルブスプリングは、取り付けたスプリングの高さ46.99 mm (1.850インチ)とし、これはシート圧力81.6 kg (180 lbs)と同等となります。
  • シート圧力を増加させるには、シム18224-98 (0.015インチ)または18225-98 (0.030インチ)をロアスプリングカラーの下に取り付けます。各0.38 mm (0.015インチ)スプリング高の低下は、シート圧3.4 kg (7.5 lbs)の低下と同じです。 ロアカラーの下にシムを置いて任意のシート圧を調整しても、コイルバインドへ17.78 mm (0.70インチ)以上の動きは確保してください。
  • シート圧を減らすには、ロアスプリングカラーの下のシリンダーヘッドの表面を機械加工します。各0.38 mm (0.015インチ)スプリング高の増加は、シート圧3.4 kg (7.5 lbs)の低下と同じです。 シリンダーヘッドのスプリングポケットを加工して任意のシート圧を調整しますが、コイルバインドへ17.78 mm (0.70インチ)以上の動きは確保してください。
最大RPM で一定に作動させ、すべてのバルブスプリング4 本の取り付け具合を点検します。
1アッパーカラー
2ロアカラー
346.61 mm (1.835インチ)取り付けたスプリングの高さ/81.6 kg (180 lbs)スプリング圧力
4自由に動く範囲は、最大バルブリフトから2.03 mm (0.080インチ)以上としてください。
図1。 バルブスプリングの動き
8. 以下のように取り付けたバルブスプリングの高さ(シート圧)を変更します。
a. バルブスプリングを圧縮し、すべての4つのバルブのバルブカラーリテーナー、アッパーカラー、スプリング、ロアカラー/バルブシールを取り外します。
b. 「図1」を参照してください。必要に応じてシムまたは加工シリンダーヘッドを使用し任意のシート圧を得ます(上記参照)。ロアバルブスプリングカラー、バルブスプリング(この時点ではバルブシールを取り付けない)、アッパーカラー、カラーキーを取り付けます。取り付けたスプリング高をチェックします。
c. スプリング高が一致しない場合は、ステップ8aと8bを繰り返し、任意の高さを得ます。バルブシールは取り付けません。
d. すべてのスプリング高が一致したら、バルブカラーリテーナー、アッパーカラー、スプリング、ロアカラーを取り外します。別売りの新品のバルブシール(18046-98)を使用して取り付けます。シリンダーヘッドアッセンブリーを取り付けます。
e. このキットのスプリングは直径が大きいため、スプリングとロッカーボックスの間にわずかな干渉が発生する場合があります。干渉が検知された場合は、ロッカーボックスボルト内のクリアランスによって十分な動きが得られます。動きが得られない場合は、ロッカーボックスから少量の素材を取り除きます。
9. 新品のシリンダーヘッダーアッセンブリーを取り付けます。
10. 正しく取り付けられ、作動するかを確認するためにエンジンを確認します。
注記
自動コンプレッションリリースプラグはScreamin' Eagle自動コンプレッションリリースキット(28861-07A)の取り付けのために取り外すことができます。
機械式コンプレッションリリースを好まれる場合は、SEコンプレッションリリースキット(32076-04)をお求めいただけます。機械式コンプレッションリリースはSE機械式コンプレッションリリース金具(94638-08)を使用して加工することができます。
取付
エンジン構成部品の取付
  1. シリンダーヘッドをエンジンに取り付けます。サービスマニュアルの適切なエンジンセクションを参照します。
  2. エキゾーストシステムを取り付けます。サービスマニュアルのイグゾーストシステムの取り付けセクションを参照してください。
  3. エアクリーナーアッセンブリーを取り付けます。サービスマニュアルのエアクリーナーの取り付けセクションを参照してください。
最終組立作業
1. サービスマニュアルの説明に従ってフューエルタンクを取り付けます。
2. メインヒューズを取り付けます。お持ちのバイクのサービスマニュアルを参照してください。
3. サービスマニュアルの説明に従ってシートを取り付けます。
警告
シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b)
ご注意
このキットを取り付ける際には必ずECM (電子制御モジュール)を再調整する必要があります。 ECMの再調整が適切に行われないと、エンジンに深刻なダメージを与えるおそれがあります。 (00399b)
4. EFIレースチューナーキットを使って新品のECMキャリブレーションをダウンロードします。Screamin' Eagle Proのカタログをご覧になるか、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店にお問い合わせください。
5. エンジンを始動させます。数回繰り返して正常に作動するか確認します。
操作
ブレークインの説明と手順については、オーナーズマニュアルのブレークインライディングのルールのセクションを参照してください。
交換用パーツ
図2。 交換用パーツ: SE Pro Twin Cam CNCポートMVAシリンダーヘッドキット
表1。 交換用パーツ: SE Pro Twin Cam CNCポートMVAシリンダーヘッドキット
キット
アイテム
詳細(数量)
部品番号
キット16925-11
黒色
1a
シリンダーヘッドアッセンブリー、リア(品目2 から11 を含む)
16921-11
1b
シリンダーヘッドアッセンブリー、フロント(品目2 から13 を含む)
16917-11
キット16934-11
シルバー
1a
シリンダーヘッドアッセンブリー、リア(品目2から11を含む)
16922-11
1b
シリンダーヘッドアッセンブリー、フロント(品目2から13を含む)
16918-11
2
  • シリンダーヘッド(機械加工、品目B、C、D、E 取り付け)
別売りなし
3
  • カラー、バルブスプリング、アッパー(4)
サービスキットを参照
4
  • カラー、バルブスプリング、ロア(4)
サービスキットを参照
5
  • スタッド、エキゾーストポート(4)
16715-83
6
  • インテークバルブ(2)
18190-08
7
  • エキゾーストバルブ(2)
18183-03
8
  • シール、バルブ(4)
18046-98
9
  • バルブスプリングユニット(4)
サービスキットを参照
10
  • リテーナー、バルブカラー(8)。キット18281-02Aにも付属しています。
18240-98
11
  • プラグ、自動コンプレッションリリース(2)
16648-08A
12
  • メダリオン「CNCポート」(フロントシリンダーヘッド用のみ)
29507-02
13
  • スクリュー、ボタンヘッド、トルクス(2) (フロントシリンダーヘッド用のみ)
94634-99
サービスキット:
A
バルブスプリングキット、Screamin' Eagle
18281-02A
以下のScreamin' Eagleパーツは別売りです:
B
バルブシート、インテーク
18191-08
C
バルブシート、エキゾースト
18048-98A
D
バルブガイド、インテーク(交換用)
  • (+ 0.003インチ)
18158-05
  • (+ 0.002インチ)
18156-05
  • (+ 0.001インチ)
18154-05
E
バルブガイド、エキゾースト(交換用)
  • (+ 0.003インチ)
18157-05
  • (+ 0.002インチ)
18155-05
  • (+ 0.001インチ)
18153-05