SE PROツインカムハリケーンCNCオーバルポーテッドシリンダーヘッドキット
J055142017-07-07
概要
キット番号
17799-11(黒)
モデル
モデルの備品に関する情報は、最新の純正P&Aカタログをご参照ください。または、最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
注記
このエンジン関連パフォーマンスパートは、高性能用途またはレース用途のみを対象にしています。 このキットは、環境対策車両に対し販売、使用することは法律で認められていません。 このキットの取り付けにより、車体の保証が無効になる場合や、保証内容が制限される場合があります。 エンジン関連性能向上パーツは、経験豊富なライダーのみを対象にしています。
取り付け要件
この資料で説明するシリンダーヘッドは、Screamin' Eagle® ProハリケーンCNCオーバルポートマニホールドキット(部品番号27082-10)と組み合わせて使う必要があります
この資料で説明するシリンダーヘッドは、適合するScreamin' Eagleピストンと組み合わせて使う必要があります。 ピストンキットの部品番号については、Screamin' Eagle Proレーシング部品カタログ、またはwww.h-d.com/racecatalogを参照してください。
各ヘッドには12 mmのスパークプラグが必要です。 Screamin' Eagleパフォーマンススパークプラグを推奨します。
トップエンドオーバーホールガスケットキット(部品番号17052-99C)と、調節式またはScreamin' Eagle調節式プッシュロッドが必要です。
これらのアイテムは、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にてお求めいただけます。
お持ちの車両モデル/年式にこのキットを正しく取り付けるには、追加のパーツやアクセサリーを別途購入して取り付けることが必要になる可能性があります。 このモデルに必要なパーツまたはアクセサリーのリストは、純正P&Aカタログをご参照ください。または、最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
注記
シリンダーヘッドの塗装はポーティングの前に施すので、ポートに塗装が残ることがあります。 この条件がエアフローに影響を与えることはなく、 欠陥とされることもありません。
ご注意
このキットを取り付ける際には必ずECM (電子制御モジュール)を再調整する必要があります。 ECMの再調整が適切に行われないと、エンジンに深刻なダメージを与えるおそれがあります。 (00399b)
注記
ECMの再調整が必要です。 ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書は、サービスマニュアルの記載情報の参照を必要としています。 取り付け時には、車両の年/モデルのサービスマニュアルが必要です。 マニュアルはハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で入手できます。
キット内容
図2」および「表2」を参照してください。
準備
1. 適切なリフトに車体を設置します。
警告
フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a)
警告
フューエルが飛び散らないよう、サプライホースを外す前に高圧フューエルシステムをパージします。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00275a)
2. サービスマニュアルを参照して以下の作業を行います。
a. シートを取り外します。
b. フューエルサプライホース内の空気を抜いて接続箇所を外す。
c. フューエルサプライホースを取り外します。
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
注記
  • 2007年以降のスマートサイレン装備車: セキュリティフォブのある状態でイグニッションスイッチをオンにします。 サービスマニュアルを参照してください。 システムが解除された後、イグニッションスイッチをオフにします。 直ちにメインヒューズを取り外します。
  • 2006年のスマートサイレン装備車: キーフォブまたはセキュリティコードでサイレンを解除します。 サービスマニュアルを参照してメインヒューズを外します。
  • スマートサイレン非装備車: サービスマニュアルを参照してください。 メインヒューズを取り外します。
全モデル:
  1. サービスマニュアルを参照して以下の作業を行います。
    1. フューエルタンクからインスツルメントコンソール(装備車の場合)を取り外します。
    2. フューエルタンクを取り外す。
  2. バイクを上昇させる。
エンジン構成部品の取り外し
1. サービスマニュアルを参照して以下の作業を行います。
a. エアクリーナーアッセンブリーを取り外す。
b. エキゾーストシステムを取り外す。
c. シリンダーヘッドをエンジンから取り外します。
注記
  • すべての取り外し/分解および組み立て/取り付け手順は、サービスマニュアルを参照してください。
  • 重要: 以下のステップで記載されるバルブとピストン間のクリアランスを確認してください。 間隔の点検は、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店に任せるようお勧めします。
  • ピストンをクレーするときは、バルブはゼロバルブラッシュにしてください。 調節式プッシュロッドを使い、精度よく測定できるよう、油圧リフターを完全に下げておきます。
2. 両方のピストンのクラウン(バルブがピストンに接触する部分)に厚層のクレーを載せます。
深さ: 3.2 mm (⅛ in)
3. このキットにある新品のシリンダーヘッドを、トップエンドオーバーホールガスケットキット(部品番号17052-99B、別売り)の新品のガスケットを使用して取り付けます。 ヘッドとバルブトレインを組み立てます。 ヘッドボルトをサービスマニュアル記載のトルクで締め付けます。
4. エンジンを手でちょうど2回転させます。
注記
以下の計測および仕様については、「表1」を参照してください。
  • クレーは、一番薄い箇所が(アイテム1)でなければなりません。 測定値が最低限の厚さに満たない場合、バルブノッチの深さを増やす必要があります。 ノッチの深さは(アイテム2)を超えてはなりません
  • 大型のバルブを使用するので、ラジアルクリアランスも確認する必要があります。 ラジアルクリアランスは(アイテム3)が推奨されます。
注記
以下の計測および仕様については、「表1」を参照してください。 これらのシリンダーヘッド上のバルブスプリングの取り付け状態の高さは(アイテム4a)になります。この高さが(アイテム4b)のシート圧に等しくなります。
  • シート圧力を上げるときは、ロアスプリングカラーの下にシム(アイテム5aまたは5b)を置きます。 スプリングの高さが(アイテム6a)だけ下がるごとに、(アイテム6b)だけシート圧が上がります。 ロアカラーの下にシムを置いて、適切なシート圧に調整してください。 コイルバインドまでの最小の(アイテム7)可動範囲を維持してください。
  • シート圧力を下げるときは、シリンダーヘッドの表面(バルブスプリングロアカラーの下の部分)を機械切削してください。 スプリングの高さが(アイテム6a)だけ上がるごとに、(アイテム6b)だけシート圧が下がります。 シリンダーヘッドのスプリングポケットを加工して適切なシート圧に調整してください。 コイルバインドまでの最小の(アイテム7)可動範囲を維持してください。
最大RPMで安定して動作するよう、4本のバルブスプリングがすべて取り付け高さに適合しているか点検します。
表1。 バルブ/スプリング仕様
アイテム
詳細(数量)
バルブ
1
最小クレー厚(最も薄い部分で測定)
2.03 mm (0.080 in)
2
バルブのノッチ深さ(最大)
3.43 mm (0.135 in)
3
バルブのラジアルクリアランス
1.27 mm (0.050 in)
4a
取り付け状態のスプリング高さ
46.61 mm (1.835 in)
4b
対応するシート圧
81.6 kg (180 lb)
5a
シム(部品番号18224-98)、厚さ
0.381 mm (0.015 in)
5b
シム(部品番号18225-98)、厚さ
0.762 mm (0.030 in)
6a
スプリング高さの変化
0.381 mm (0.015 in)
6b
対応するシート圧の変化
3.4 kg (7.5 lb)
7
コイルバインドまでの最小可動範囲
17.78 mm (0.70 in)
5. ヘッドを取り外します。 クレーが一番薄い箇所で厚さを測定します。
1アッパーカラー
2ロアカラー
31.835 in. (46.61 mm): 取り付け状態のスプリングの高さ/ 81.6 kg (180 lbs): スプリング圧
4自由可動範囲は、最大バルブリフトより0.080 in (2.03 mm)以上大きいことが必要です。
図1。 バルブスプリングの動き
6. 取り付けたバルブスプリングの高さ(シート圧)を変更する手順は以下のとおりです。
a. 各バルブスプリングを順に圧縮します。 4つのバルブすべてについて、バルブカラーリテーナー、アッパーカラー、スプリング、バルブシール、ロアカラーを取り外します。
b. 「図1」を参照してください。 必要に応じてシムまたは加工シリンダーヘッドを使用し任意のシート圧を得ます(先に箇条書きで示した各項を参照)。 ロアバルブスプリングカラー、バルブスプリング、アッパーカラー、カラーキーを取り付けます(バルブシールはまだ取り付けません)。 取り付けたスプリング高をチェックします。
c. スプリング高が一致しない場合は、必要に応じて上記のステップaとbを繰り返し、適切な高さに調節します(やはりバルブシールは取り付けません)。
d. すべてのスプリングの高さが同じになったら、バルブカラーリテーナー、アッパーカラー、スプリング、ロアカラーを取り外します。 新品のバルブシール(部品番号18067-09、別売り)を使って取り付けます。 シリンダーヘッドを組み立てます。
e. このキットに付属のスプリングは直径が大きいので、ロッカーボックスと若干干渉するかも知れません。 その場合、ロッカーボックスのボルト位置には多少の余裕があるので、干渉しないよう調整してください。 それでも足りなければ、ロッカーボックスの内容物を少し取り除きます。
7. 新品のシリンダーヘッドアッセンブリーを取り付けます。
8. 正しく取り付けられ、作動するか、組み立てられたエンジンを確認する。
注記
  • 自動コンプレッションリリースプラグは、Screamin' Eagle自動コンプレッションリリースキット(部品番号28861-07A、別売り)を取り付ける際、取り外しても構いません。
  • 機械式コンプレッションリリースが望ましければ、Screamin' Eagleコンプレッションリリースキット(部品番号32076-04)をお求めください。 機械式コンプレッションリリースはScreamin' Eagle機械式コンプレッションリリース金具(部品番号94638-08)を使用して加工することができます。
エンジン構成部品の取り付け
  1. サービスマニュアルを参照して以下の作業を行います。
    1. シリンダーヘッドをエンジンに取り付けます。
    2. エキゾーストシステムを取り付ける。
    3. エアクリーナーアッセンブリーを取り付けます。
    4. フューエルタンクを取り付ける。
完了
注記
サウンドシステムを損傷から防ぐために、メインヒューズを取り付ける前にイグニッションスイッチがオフになっているか確認してください。
1. サービスマニュアルを参照してください。 メインヒューズを取り付けます。
警告
シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b)
2. サービスマニュアルを参照してください。 シートを取り付けます。
ご注意
このキットを取り付ける際には必ずECM (電子制御モジュール)を再調整する必要があります。 ECMの再調整が適切に行われないと、エンジンに深刻なダメージを与えるおそれがあります。 (00399b)
3. EFIスーパーチューナーキットを使って新品のECMキャリブレーションをダウンロードします。 Screamin' Eagle Proレーシング部品カタログをご覧になるか、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店にお問い合わせください。
4. エンジンを始動させます。 数回繰り返して正常に作動するか確認します。
動作
エンジンのブレークインの手順については、オーナーズマニュアルのブレークインライディングのルールのセクションを参照してください。
ご注意
どんなときでも推奨される安全な最高エンジン回転数(rpm)を超えないようにしてください。 エンジンに重大な損傷を与えるおそれがあります。 (00248a)
注記
これらのシリンダーヘッドアセンブリー内のバルブスプリングは、最大7,000 rpm で動作し、その時のカムの最大リフトは:
16.764 mm (0.660 in)
注記
圧縮比の増加により、少なくとも91オクタン価のガソリンを使用する必要があります。 オクタン価は通常、ガソリンのポンプに表示されています。
交換用パーツ
図2。 交換用パーツ: SE PROツインカムハリケーンCNCオーバルポーテッドシリンダーヘッドキット
交換用パーツ
表2。 交換用パーツ
キット
アイテム
詳細(数量)
部品番号
キット17799-11
(黒)
1
シリンダーヘッドアッセンブリー、リア(品目2 ~ 13を含む)
シリンダーヘッドアッセンブリー、フロント(品目2 ~ 13を含む)
17798-11
17797-11
2
  • シリンダーヘッド(機械加工、品目B、C、D、E取り付け済)
別売りなし
3
  • カラー、アッパーバルブスプリング(4)。
18213-10
4
  • カラー、バルブスプリング、ロア(4)。 品目「A」に含まれます。
別売りなし
5
  • スタッド、エキゾーストポート(4)
16715-83
6
  • インテークバルブ(2)
18198-10
7
  • エキゾーストバルブ(2)
18199-10
8
  • シール、バルブ(4)
18067-09
9
  • バルブスプリングユニット(4)。 品目「A」に含まれます。
別売りなし
10
  • リテーナー、バルブカラー(8)。 品目「A」にも含まれます。
18240-98
11
  • プラグ、自動コンプレッションリリース(2)
16648-08A
12
  • メダル、「Hurricane 120RX」(2)
14100113A
13
  • スクリュー、ボタンヘッド、TORX (4)
25800017
サービスキット:
A
バルブスプリングキット、Screamin' Eagle (品目4、9、10を含む)
18281-02A
以下のScreamin' Eagleパーツは別売りです:
B
バルブシート、インテーク(未切り出し、45°シート。
顧客がシートを切り出し、50°シートを加工する必要があります)。
18191-08
C
バルブシート、エキゾースト(未切り出し、45°シート。
顧客がシートを切り出し、50°シートを加工する必要があります)。
18048-98A
D
バルブガイド、インテーク(交換用)
  • (+ 0.003インチ)
18158-05
  • (+ 0.002インチ)
18156-05
  • (+ 0.001インチ)
18154-05
E
バルブガイド、エキゾースト(交換用)
  • (+ 0.003インチ)
18157-05
  • (+ 0.002インチ)
18155-05
  • (+ 0.001インチ)
18153-05