XL フォワードコントロールエクステンデッドリーチコンバージョンキット
J059982014-10-27
概要
キット番号
50700030
モデル
モデルの備品に関する情報は、最新の純正P&Aカタログをご参照ください。または、最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
取り付け要件
このキットを正しく取り付けるには、Loctite® 243 Medium Strength Threadlocker and Sealant (Loctite 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (部品番号99642-97)が必要です。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 取り付け時には、車両の年/モデルのサービスマニュアルが必要です。 マニュアルはハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で入手できます。
キット内容
図2」、「図3」および「表2」を参照してください。
取り付け
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
注記
スマートサイレン装備車: セキュリティフォブがある状態で、イグニッションスイッチをON (オン)にします。 システムが解除された後、イグニッションをOFF (オフ)にします。 直ちにサービスマニュアルに従ってメインヒューズを外します。
スマートサイレン非装備車: サービスマニュアルを参照してメインヒューズを取り外します。
このキットはハーレーダビッドソンエンジンガードには取り付けられません。
取り外し
左右のフットコントロールの取り外しについてはサービスマニュアルを参照してください。 後で取り付けるために保管するパーツについては「表1」を参照してください。
表1。 取り外しプロセスで保管すべきパーツ
左側
右側
  • フットペグ
  • フットペグ
  • スプリングワッシャー
  • スプリングワッシャー
  • フットペグクレビス
  • クレビススクリュー
  • クレビススクリュー
  • リテーニングリング
  • リテーニングリング
  • マスターシリンダーピンおよびクリップ
  • シフターレバー
  • スクリュー
フォワードコントロールブレーキペダルとフットレストアッセンブリーを取り付けます
  1. 図3」を参照してください。 キットから新品のサポートブラケット(10)および新品のブレーキペダルアッセンブリー(7)を用意します。
注記
フレームにサポートブラケットを取り付ける前に、ブレーキペダルとフットペグクレビスをフットレストサポートブラケットに組み立てます(次のステップを参照)。 こうすることで、フットレストマウントクレビスリテーニングリング(フットレストマウントクレビス端の溝側に取り付ける)の取り付けが簡単になります。
1. ブレーキペダル(7)をフットレストマウントクレビス(11)にスライドさせます。 クレビスをサポートブラケットにスライドさせます。 クレビスの穴をサポートブラケットの穴に合わせます。 標準装備のスクリューを取り付けます。 スクリューを17.6–23 N·m (13–17 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
2. 標準装備のクレビスリテーニングリングをフットペグクレビスの先端の溝に取り付けます。
3. キットから新品のサポートスクリュー(4)2本を用意します。
4. サービスマニュアルを参照してください。 J クリップをマウントホールの位置と合うようフレームに合わせます。 新品のスクリューを使って、フットレスト/ブレーキペダルサポートブラケットとJ クリップをフレームに取り付けます。 スクリューを61.1–67.9 N·m (45–50 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
5. キットからブレーキロッドを用意します。 片方の端をマスターシリンダーカラーに挿入します。 カラーを回転させ、穴がブレーキロッドの穴に合うようにします。
6. 提供されているピンを使用して、ブレーキの前部をブレーキペダルに固定します。 ロックリングでピンを定位置に固定します。
7. 図2」を参照してください。 保管しておいたフットペグ、スプリングワッシャー、フットペグクレビスピン、そしてフットペグクレビスリテーニングリングをキットから用意します。
8. スプリングワッシャーを使い、クレビスにフットペグを取り付けます。 角型エッジが内側を向き、スプリングワッシャーがクレビス内側にあることを確認します。 穴を合わせる。 クレビスの穴で上下にクレビスピンを押し込む。 新品のリテーニングリングを使って、クレビスピンを固定します。
フォワードコントロールシフターレバーアッセンブリーの取付
1. 図2」を参照してください。 サポートブラケット(3)をスクリュー(4)を使ってフレームに取り付けます。 61.1–67.9 N·m (45–50 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
2. シフトペダルをクレビスにスライドさせます。 クレビスをサポートブラケットに取り付けます。 クレビスの穴をサポートブラケットの穴に合わせます。 スクリューで固定します。 スクリューを17.6–23 N·m (13–17 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
3. リテーニングリングをクレビス先端のリリーフに取り付け、しっかりと所定の位置に固定します。
4. シフトロッド(2)の先端とシフターアームにスクリューを取り付けます。 13.6–20.3 N·m (10–15 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
5. シフトロッド(2)の反対側にあるスクリューをシフトペダルの内側に取り付けます。 13.6–20.3 N·m (10–15 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
6. シフトレバーにシフターペグを取り付けます。 しっかりと締めます。
7. 図3」を参照してください。 保管しておいたフットペグ、スプリングワッシャー、フットペグクレビスピン、そしてフットペグクレビスリテーニングリングをキットから用意します。
8. スプリングワッシャーを使い、クレビスにフットペグを取り付けます。 角型エッジが内側を向き、スプリングワッシャーがクレビス内側にあることを確認します。 穴を合わせる。 クレビスの穴で上下にクレビスピンを押し込む。 新品のリテーニングリングを使って、クレビスピンを固定します。
シフターペダルの調整
ギアが完全に噛み合わない場合、またはトウシフターの動きがおかしい場合、シフターリンケージを調整する必要があります。
図1」を参照してください。 シフターペダルが図のように45度になるまでシフターロッドを調整します。
1. ボールジョイント(2)をシフターペダル(5)に固定しているスクリュー(1)を取り外します。
2. ボールジョイントまたはシフターロッド(4)を回して、ロッドの長さを調整します。 ボールジョイントをシフターペダルに仮留めし、ペダルの角度をチェックします。 シフトロッドの両端に見えるネジ山の数が同じことを確認してください。
3. ぺダル角が45度のとき、スクリュー(1)を取り付けます。 13.6–20.3 N·m (10–15 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
4. 回転しないようにシフトロッド(4)を持ち、各端のロックナット(3)をしっかり締め付けます。
1スクリュー (2)
2ボールジョイント(2)
3ロックナット(2)
4シフトロッド
5シフターペダル
図1。 シフターペダルの調整
ウェアペグの交換
注記
ウェアペグの向きについては、サービスマニュアルを参照してください。
1. フットペグから既存のウェアペグを外します。
2. ロックタイト243 スレッドロッカー・シーラント(青)を新品のウェアペグのネジ山に2、3 滴垂らし、フットペグに取り付けます。
3. ウェアペグ(5)を19–21.7 N·m (14–16 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
交換用パーツ
図2。 交換用パーツ: フォワードコントロール、左(シフター)側
図3。 交換用パーツ: フォワードコントロール、右(ブレーキ)側
表2。 交換用パーツ
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
レバーアッセンブリー
42542-06
2
シフターロッドリンク
別売りなし
3
フットペグマウント、左
別売りなし
4
スクリュー(4)
3214
5
ウェアペグ(2)
33129-06
6
クレビスピン
42460-80B
7
ブレーキペダルパッド
42532-06
8
コッター
51938-04
9
ブレーキロッド
別売りなし
10
フットペグマウント、右
別売りなし
11
クレビス
別売りなし