BOOM! オーディオクルーザーアンプスピーカーキット - ハンドルバーマウント
J055222016-08-22
概要
キット番号
76262-08A、76320-08A
モデル
モデルの適合に関する情報は、最新の純正P&Aカタログをご参照ください。または、最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
取り付け要件
次のモデルは、電気接続キット(部品番号72673-11)を別途購入する必要があります。
  • 2011年以降のSoftail®モデル
  • 2012年以降のDyna® FLDスイッチバックモデル
  • 2014年Sportsterモデル
次のモデルは、スピーカーアンプリレーキット(部品番号69200397)を別途購入する必要があります。
  • 2000 ~2010年のSoftailモデル
  • 2010 ~ 2011年のFXDWG (Dyna Wide Glide®)モデル
  • 2004 ~ 2013年のXL Sportster®モデル:
  • 1999 ~ 2013年のRoad King®モデル
次のモデルは、キット(部品番号69200722)を別途購入する必要があります。
  • 2014年以降のRoad Kingモデル
3.5 mm (⅛ in)のステレオ出力(ヘッドホンジャックまたはオーディオラインアウト)付きのポータブルオーディオプレイヤー(別売り)に接続する必要があります。
注記
Boom! オーディオタンクポーチ(部品番号91003-10)を使うと、半導体メモリータイプのポータブルオーディオプレイヤーを固定することができます。
ハードディスクタイプのポータブルオーディオプレイヤーは車体に取り付けないでください。
最良の音質を再現するために、ウィンドシールドとの併用をお勧めします。
このキットを適切に取り付けるには、ウルトラトーチUT-100 (部品番号HD-39969)、ロビネア製ヒートガン(部品番号HD-25070)とヒートシュリンクアタッチメント(部品番号HD-41183)、またはその他の適切な放射加熱装置が必要です。
バッテリーケーブルを取り外した後、エレクトリカルコンタクトルーブ(部品番号99861-02)または同等品が必要です。この商品は各ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にてお買い求め頂けます。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取扱要領書は、サービスマニュアルの記載情報の参照を必要としています。このキットを取り付ける際は、お持ちのモデルのバイク用のサービスマニュアルが必要です。必要であればハーレーダビッドソンジャパン正規販売網店でお求め頂けます。
電気的過負荷
ご注意
電気アクセサリーを装着し過ぎると、車両の充電システムに過剰な負荷がかかる可能性があります。 複数の電気系統アクセサリーが同時に作動し、それらの消費電流量が車両の充電システムで供給できる電流量の総量を超えた場合、バッテリーが放電し、車両の電気系統に損傷を与えるおそれがあります。 (00211d)
警告
電気系統アクセサリーを取り付ける場合、影響を受ける回路を保護するヒューズまたは回路ブレーカーの最大アンペア数を超えないよう注意してください。 最大アンペア数を超えると、電気的な不具合が生じ、死亡したり重傷を負う場合があります。 (00310a)
このアンプスピーカーキットを取り付けると、電気系統の消費電流が最大で4.0 A増えます。
キット内容
図7および表1を参照してください。
準備
注記
2007年以降のモデルでセキュリティサイレン装備タイプ:
  • ハンズフリーキーフォブが作動圏内にあることを確認してください。
  • イグニッションキースイッチをイグニッションの位置に回す。
EFI モデルの場合:
警告
フューエルが飛び散らないよう、サプライホースを外す前に高圧フューエルシステムをパージします。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00275a)
サービスマニュアルを参照してください。フューエルサプライホース内の空気を抜いて接続箇所を外す。
メインヒューズを搭載したすべての車体:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
  1. サービスマニュアルを参照してください。メインヒューズとシートを取り外してください。シートとすべてのシートマウントハードウェアを外します。
メイン回路ブレーカーを搭載したすべての車体:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡や重傷事故の危険があるため、マイナス(-)バッテリーケーブルを外してから作業を開始してください。 (00048a)
注記
2004年以降のXL Sportsterモデルでは、エンジンクランクケースの部分でマイナスバッテリーケーブルが一番簡単に外れるようになっています。
  1. サービスマニュアルを参照してください。シートを取り外して、マイナス(黒)バッテリーケーブルをマイナス(-)バッテリーターミナルから取り外します。シートマウントハードウェアはすべて保管します。
  2. 全モデル:イグニッションキースイッチをオフにしていない場合はオフにします。
  3. アクセサリーキットのサービスマニュアル、またはインストラクションを参照してください。ウィンドシールドを取り外します。取り外し、取り付け時、および保管時にウィンドシールドに傷がつかないよう注意してください。
キャブレターモデルの場合:
警告
フューエルバルブ固定具を外すことで、ガソリンをキャブレターフューエルラインから排出することが可能です。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 こぼれたフューエルはすぐに拭き取り、拭いた布は適切な方法で処分してください。 (00256a)
  1. フューエル供給バルブをオフにします。バルブからフューエルラインを取り外してください。
全モデル:
警告
フューエルシステムを取り扱う際は、喫煙したり、そばで火や火花の元となるものを使用したりしないでください。 ガソリンは可燃性、起爆性が非常に高いため、死亡事故または重傷事故につながるおそれがあります。 (00330a)
  1. サービスマニュアルを参照してください。フューエルタンクからインスツルメントコンソール(装備車の場合)を外します。
  2. フューエルタンクの取り外しの説明については、サービスマニュアルの正しいセクション(キャブレターまたはEFIエンジン)を参照してください。
  3. Road Kingモデルの場合のみ:車体からハンドルバーカバーを取り外します。左右のナセルを取り外します。サービスマニュアルの説明に従って、ヘッドランプアッセンブリーを外します。
取り付け
アンプとブラケットの取り付け
  1. 図7を参照してください。スクリュー(6) 2個とアンプマウントブラケット(7または8)をキットから取り出します。
  • Road KingモデルおよびXL Sportsterモデルの場合:ブラケット(7)を選択します。
  • DynaモデルおよびSoftailモデルの場合:ブラケット(8)を選択します。
注記
アンプから出るワイヤーは下を向くようにしてください。
1. 図1を参照してください。アンプ(5、ワイヤーハーネスアッセンブリーの一部)をスクリュー(6)でブラケットに取り付け、次のトルク値で締め付けます: 7.4 N·m (65 in-lbs)。
2. このキットをエンジンガードマウントモデルに取り付ける場合は(Road Kingモデルを除く)、エンジンガードの金具を使ってアンプブラケットを固定します。 エンジンガードを装着していない場合は、キット付属の金具でアンプブラケットを固定します。図7を参照してください。
  • XL Sportsterモデルの場合:キットからスクリュー(9)を2本用意します。
  • Dynaモデルの場合:キットからスクリュー(9) 1本とロックナット(10) 1本を用意します。
  • Softailモデルの場合:キットからスクリュー(11)とロックナット(12)を用意します。
  • Road Kingモデルの場合:キットからスクリュー(15) 2本、ワッシャー(13) 2枚、ロックナット(14) 2個を用意します。
1スポーツスター(XL)の取り付け
2ダイナ(FLD/FXDWG)の取り付け
3ソフテイル(FLST/C/F/FB/N, FXST/B/C/D)とロッカー(FXCW/C) の取り付け
4ロードキング(FLHR)の取り付け
5アンプ
6トルクスボタンヘッドスクリュー、1/4-20 x 16 mm (0.62 in.) (2)
7アンプ取り付けブラケット(XL Sportster/FLHR)
8アンプ取り付けブラケット(ダイナ/ソフテイル)
9六角ヘッドスクリュー、3/8-16 x 19 mm (0.75 in.) (2)
10六角ロックナット、3/8-16 (2)
11六角ヘッドスクリュー、5/16-18 x 19 mm (0.75 in.)
12六角ロックナット、5/16-18
13フェンダーワッシャー(2)
14六角ロックナット、1/4-20 (2) (2013年以前のモデル)
15トルクスボタンヘッドスクリュー、1/4-20 x 19 mm (0.75 in.) (2)
図1。 アンプとブラケットの取り付け
  1. 図1を参照してください。アンプとブラケットを図のようにフロントダウンチューブの間のフレームクロスメンバーに取り付けます。
  • XL Sportsterモデルの場合:ファスナーを次のトルク値で締め付けます: 40.7–44.8 N·m (30–33 ft-lbs)。
  • Dynaモデルの場合:ファスナーを次のトルク値で締め付けます: 40.7–44.8 N·m (30–33 ft-lbs)。
  • Softailモデルの場合(Rocker™は除く):アンプブラケットはクロスバーの後ろに取り付けます。ファスナーを次のトルク値で締め付けます: 25.8 N·m (19 ft-lbs)。
  • Rockerモデルの場合:アンプブラケットはクロスバーのに取り付けます。ファスナーを次のトルク値で締め付けます: 25.8 N·m (19 ft-lbs)。
  • Road Kingモデルの場合:ファスナーを次のトルク値で締め付けます: 7.4 N·m (65 in-lbs)。
ハンドコントロールとブラケットの取り付け
  1. 図2を参照してください。車体からフロントブレーキレバーのクランプスクリューを外します。クランプ(1)を取り外し、取っておきます。スクリューは捨てて構いません。
  2. ハンドコントロールブラケット(3)、スペーサー(2) 2個、スクリュー(6) 2本を用意します。
  • 2004年以降のXL Sportsterモデルの場合:キットからスクリュー(4)を2本用意します。
  • その他の全モデルの場合:キットからスクリュー(4)を2本用意します。
  1. 図のように、ハンドコントロール(5)ワイヤーハーネスをハンドコントロールブラケット(3)の中央に通します。
  2. スピーカーをクランプマウントカットアウトに合わせます。スペーサーにハンドコントロールブラケットを合わせます。クランプ、スペーサー、およびブラケットをボルト2 本でブレーキマスターシリンダーに取り付けます。スクリューを次のトルク値で締め付けます:
  • 2004年以降のXL Sportsterモデルの場合: 12.2–14.9 N·m (108–132 in-lbs)。
  • その他の全モデルの場合: 6.8–9.1 N·m (60–80 in-lbs)。
  1. ハンドコントロール(5、ワイヤーハーネスアッセンブリーの一部)をスクリュー(6)でブラケットに取り付けします。しっかりと締め付けます。
  2. 電気系統ハードウェアパックのケーブルストラップを使用し、配線を既存のハンドコントロール配線に固定します。
1フロントブレーキのレバークランプ
2スペーサー (2)
3ハンドコントロールブラケット
4六角ソケットボタンヘッドスクリュー(2)
5スピーカー/アンプのハンドコントロール
6番号10-24 プラススクリュー(2)
図2。 ハンドコントロールとブラケットの取り付け
スピーカーの取り付け
注記
ハンドルバーにスピーカーを取り付ける位置を確認するため、試しに装着してみます。
両方のスピーカーポッドは1 本の電気コネクターで配線されています。試装着または取り付け時に分離しないようにしてください。
  • スピーカークランプは、スピーカーがハンドルの上に来るように取り付けます。スピーカーはハンドルバークランプから左右対称に見えるように取り付け、できるだけバイクの中央に取り付けてください。
  • アッパークランプは、スピーカーマウントがハンドルの前または後ろに来るように取り付けることができます。
  • バイクにウィンドシールドが標準装備されている場合は、ハンドルの真ん中の直線部分にあるクランプの場所を確認し、スピーカーカバーがウィンドシールドの邪魔にならないようにします。
  • スピーカーフェースのバー&シールドトリムバッジは、取り付けた後に2 本の指で押して回すと、好みの向きに合わせることができます。
  • スピーカーとクランプがハンドリング、コントロール操作、または計器の視認性を妨害していないことを確認します。
  1. 図3を参照してください。キットから次のアイテムを用意します。
  • スピーカーポッドアッセンブリー(1)
  • アッパーハンドルバークランプ(2)2 個
  • ロアハンドルバークランプ(3)2 個
  • スペーサー(4)4 個
  • スクリュー(5)4 本
  • スクリュー(6) 2本
直径31.8 mm (1¼ in)のハンドルバーに取り付ける場合は、スペーサーは廃棄して構いません。
注記
直径25.4 mm (1.0 in)のハンドルバーを装着したバイクでは、クランプの内側にスペーサーを挿入します。スペーサーがクランプ内側のくぼみ(7)に収まるようにします。
3. 2個のスクリュー(5)で各スピーカークランプペアをハンドルバーに固定し、次のトルク値で締め付けます: 6.8 N·m (60 in-lbs)
4. スピーカーポッドを各アッパークランプに取り付け、そのときにスピーカーグリルができるだけ直接運転手に向くように取り付けます。各スピーカーポッドを六角ヘッドスクリュー(6)でアッパークランプに固定します。スクリューを次のトルク値で締め付けます: 16.3–19 N·m (12–14 ft-lbs)。
1スピーカーポッド(2)
2アッパーハンドルバークランプ(2)
3ロアハンドルバークランプ(2)
4スペーサー(4)
5トルクススクリュー(4)
6六角ヘッドスクリュー(2)
7クランプ(4)内側のくぼみ
図3。 ハンドルバーマウントスピーカーの取り付け
ワイヤーハーネスの接続
概略
スピーカーとアンプキットをバイクに取り付けるには、ワイヤーリードのスプライシングが必要です。以降のセクションで、特定のモデルの説明箇所を参照し、サービスマニュアルの付録を参照しながら、適切なワイヤーのスプライシングを行ってください。
警告
UltraTorch UT-100または他の放射加熱装置を使用する際は、メーカーの指示に従ってください。 メーカーの指示に従わないと発火の危険があり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00335a)
  • 熱をフューエルシステムコンポーネントに近づけないこと。熱放射を直接当てると、高熱により燃料に着火/爆発して、死亡事故または重大な人身事故を引き起こす恐れがあります。
  • ヒートシュリンク作業が行われているコネクター以外の電気システムコンポーネントに熱を近づけないでください。
  • ツールチップ部分とヒートシュリンクアタッチメントに手を触れないでください。
2014年以降のSportsterモデルの場合:次のセクションに進んでください。
2012年以降のDynaモデルの場合:次のセクションに進んでください。
2011年以降のSoftailモデルの場合:次のセクションに進んでください。
2014年以降のTouringモデルの場合:当該セクションに進んでください。
その他の全モデルの場合:当該セクションに進んでください。
2012年以降のDynaモデル、2011年以降のSoftailモデル、2014年以降のSportsterモデルの場合
注記
エレクトリカルコネクションキット(部品番号72673-11)を別途購入する必要があります。
1デジタルテクニシャンコネクター[91A]
2エレクトリカルコネクションハーネス
3スピーカー及びアンプハーネス
4赤/黄ワイヤーシール付き接合コネクター
5黒ワイヤーシール付き接合コネクター
6赤/青ワイヤーシール付き接合コネクター
図4。 配線図、スピーカー/アンプハーネスから電気接続ハーネス
  1. 電気接続ハーネスの取り付け:
    1. 図4を参照してください。シート下のDigital Technicianコネクター[91A](アイテム1、ラバーブーツ付きの灰色6極Deutschコネクター)を見つけます。Digital Technicianコネクターに電気接続ハーネス(2)を置きますが、まだ繋がないでください。
    2. スピーカーアンプハーネス(3)のワイヤーを電気接続ハーネスに送ります。スピーカーアンプワイヤーを適切な長さにカットし、電気接続ハーネスのシール付き接合コネクター(4と5)に簡単に届くようにします。
    3. スピーカーアンプワイヤー(赤)とスピーカーアンプワイヤー(オレンジ/白)の両方を電気接続ハーネスのワイヤー(赤/黄)のシール付き接合コネクター(4)に接合します。
    4. スピーカーアンプワイヤー(黒)を電気接続ハーネスのワイヤー(黒)のシール付き接合コネクター(5)に接合します。
    5. ヒートガンまたは適切な加熱装置を使ってコネクターを配線に収縮させます。
    6. ヒートガンまたは加熱機器を使用して、電気接続ハーネスのワイヤー(赤/青)のシール付き接合コネクター(6)のオープンエンドをシールします。
    7. 灰色のDigital Technicianピンコネクター[91A]からラバーブーツを引き抜きます。ワイヤーからブーツを切り離します。
    8. 電気接続ハーネスのソケットハウジングをコネクター[91A]に接続します。
    9. ラバーブーツを電気接続ハーネスのオープンピンコネクターに挿入します。
    10. 配線の取り回し」に進みます。
2014年以降のRoad Kingモデル
電気コネクターは、サービスマニュアルにおいてブラケット内の数字と文字で区別されています。
注記
ワイヤーハーネス(部品番号69200722)は、以前別のアクセサリーを取り付けたときに取り付けられた場合があります。取り付け済みの場合は、交換する必要はありません。
追加する4極コネクターにはYコネクター70264-94Aを使います。以前の取り付け作業でアクセサリーワイヤーが69200722に接合済みの場合は、アクセサリーを最大であと3つ、接続することができます。
  1. 左サイドカバーの下にある8極ピン側のMolexコネクター[4A] (灰色)を見つけます。Digital Techコネクター[91A]の直接上、電装キャディ内にあります。以前の作業でワイヤーハーネス(部品番号69200722)がコネクター[4]に接続済みの場合は、その接続を外してください。
  2. 電気接続キットの指示に従って電気接続キットからハーネスを取り回します。
  3. 注記
    8極コネクターはまだ接続しないでください。
  4. 電気接続キットのシールキャップ側の2か所(または3か所)に電気接続を行います。
  5. シール付き接合部の接続手順について詳しくは、サービスマニュアルを参照してください。 ワイヤーハーネス(部品番号69200722)が既に接合済みの場合は、既存の接合部を切り離してください。多重接合構成の場合は、図4を参照してください。 以前の取り付け作業でワイヤーハーネス(部品番号69200722)が接合済みの場合は、8極Molexコネクターを車体コネクター[4]から外してください。
    1. ワイヤー(黒)のキャップを切り取って被覆を剥き、このキットのワイヤーハーネスのワイヤー(黒)に圧着してシールします。
    2. 69200723のワイヤー(紫/青)のキャップを切り取って被覆を剥き、このキットのワイヤーハーネスのワイヤー(オレンジ/白および赤)に圧着してシールします。
    3. 赤いワイヤー(未使用)のシールキャップは取り除かないでください。
  6. コネクター[4A]からウェザーキャップを外して8極コネクターに接続します。
その他の全モデル
注記
スピーカー・アンプリレーサービスキット(部品番号69200397)を別途購入する必要があります。
1. スピーカーアンプハーネスをシート下に取り回します。
2. 図7を参照してください。このキットから電気金具パック(22)を用意します。
3. ハードウェアパックからインラインヒューズホルダー(23)と青色のシール付き接合コネクター(28)を1個用意します。
4. 別売りのリレーキット(部品番号69200397)を用意します。リレーの取り付けについては、下記の説明を参照してください。
5. 図5を参照してください。リレー(1)用にシート下に適切な位置を決め、ターミナルが下向きまたは水平になるようにします。ターミナルを上に向けないでください。
6. リアライトコネクター[7]の近くにあるメイン電気ハーネスオレンジ/白色ワイヤー(2)をカットします。
7. サービスマニュアル付録を参照してください。適当な放射加熱デバイスを使って2 本のカットオンレジ/白ワイヤーをリレーターミナル2 から出るオレンジ/白ワイヤー(3)のシール付き接合コネクター(4)に接合してシールします。
1リレー
2メイン電気ハーネスのオレンジ/白ワイヤー
3リレーターミナル2からオレンジ/白ワイヤー
4ターミナル2ワイヤーのシール付き接合コネクター
5スピーカー/アンプハーネス
6ターミナル3ワイヤーのシール付き接合コネクター
7ターミナル5ワイヤーのシール付き接合コネクター
8インラインヒューズホルダー
912V アダプターワイヤー(B+ コネクター)
10キットのシール付き接合コネクター
図5。 配線図、スピーカー/アンプハーネスからリレー
8. スピーカー・アンプハーネス(5)赤とオレンジ/白ワイヤーを適当な長さにカットし、リレーのシール付き接合コネクターに楽に届くようにします。ワイヤー(赤、およびオレンジ/白)をリレーターミナル3のワイヤー(赤)のシール付き接合コネクター(6)に接合してシールします。
9. リレーターミナル5から出るワイヤーの何も付いていない方のシール付き接合コネクター(7)を選びます。インラインヒューズホルダー(8)の一方の先の赤ワイヤーをリレーターミナル5の赤ワイヤーに接合します。
10. インラインヒューズホルダーの反対側の先をハードウェアパックのシール付き接合コネクター(青) (10)で12 Vアダプターワイヤー(9)に接合します。
11. 図6を参照してください。シート下のメイン電気ハーネスB+ (バッテリープラス)コネクター(1)を見つけます(未使用の灰色コネクターが付いた赤色配線)。B+コネクターからカバー(2)を外します。
12. ワイヤーハーネスアッセンブリーの12 Vアダプターワイヤーコネクター(赤)とB+コネクターをつなぎます。
1B+コネクター
2カバー
図6。 B+コネクター
13. 図7を参照してください。電気金具パックのリングターミナルを用意します。
  • Dyna Wide Glideモデル: 7.9 mm (5/16 in)のIDターミナル(27)を使います。
  • Dyna Wide Glide以外の全モデル: 6.4 mm (¼ in)のIDターミナル(26)を使います。
  1. スピーカーアンプハーネスアッセンブリーの黒色のワイヤーの自由端側を用意します。車両接地に簡単に届くように黒色のワイヤーをカットします。サービスマニュアルの説明に従って、リングターミナルを黒色のワイヤーに圧着します。
  2. リレーターミナル1 から黒ワイヤーを選びます。両方の黒ワイヤーリングターミナルを車両アーススタッドに取り付けます。
配線の取り回し
  1. 電気金具パックのケーブルストラップ(29)を使用し、アンプ配線をフレームダウンチューブに固定します。 Road Kingモデルの場合:ステアリングヘッド近くのフレーム左側にある既存のPクランプを使用し、アンプワイヤーを固定します。
警告
ステアリングのスムーズな動きを妨げるものがないことを確認します。 ステアリングに干渉があると車両を操作できなくなり、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00371a)
  • ワイヤーがハンドルの動きを阻害していないか確認します。
  • ワイヤーをタンク下のフレームバックボーンに沿って取り回します。特に方向が変わる場所では、ケーブルストラップで既存のワイヤーバンドルに固定します。
  1. フューエルタンク下、ナセル内側、またはハンドルバークランプ下の余ったワイヤーを巻き、ハンドル操作に支障がないようにします。インラインヒューズホルダーの5 Aヒューズ(24)を赤色のワイヤーに取り付けます。
  2. フレームの背骨に沿って、フューエルタンクとシートの下にハーネスを置き、4極コネクターをステアリングヘッドの近くに配置します。 コネクターは、ナセル(ロードキングモデル)またはハンドルバークランプの内側に配置できます。
  3. スピーカーポッドの4極コネクターとワイヤーハーネスアセンブリーの4極コネクターに結合します。
  4. 図7を参照してください。ハンドコントロールの3.5 mmコネクターは、ケーブルストラップでハンドルに固定するか、キットの粘着クリップ(21)でアッパートリプルクランプかナセルに固定できます。クリップを使用する場合:
  5. 注記
    • クリップを車体にしっかり接着するには、周囲温度が少なくとも 16 °C (60 °F)であることが必要です。
    • リフレクター装着後24時間以内は、強力な洗浄、水噴射、極端な天候に晒さないでください。
    • 粘着ボンドは、通常の室温で約72時間後に最大の粘着度になります。
  6. 取り付ける前に、アッパートリプルクランプまたはナセルにクリップがフィットするかテストします。クリップを実際に取り付けるまではシールをはがさないでください。
  7. イソプロピルアルコールを蒸留水で50%に希釈した溶液で、清掃する。完全に乾燥させる。
  8. クリップの粘着シールをはがします。クリップをアッパートリプルクランプまたはナセルに慎重に固定し、しっかり押さえます。数秒間一定の圧力を加えてクリップを固定します。
  9. ハンドコントロールの3.5 mmコネクターをクリップに固定します。
運転可能な状態に戻す
1. Road Kingモデルの場合のみ:サービスマニュアルを参照し左右ナセルを組み立てます。ハンドルバーカバーを車体に組み立てます。 2011年以降のSoftailモデルの場合のみ:スプリットコンジット(30)をブレーキラインが最もアンプに近くなる部分に取り付けます。
2. 全モデル:フューエルタンクの取り付けの説明については、サービスマニュアルの正しいセクション(キャブレターまたはEFI エンジン)を参照します。
3. サービスマニュアルまたはアクセサリーキットの説明書に従って、車体にウィンドシールドを取り付けます(装着していた場合)。取り付け時にウィンドシールドとスピーカーポッドに傷がつかないよう注意してください。
警告
ステアリングのスムーズな動きを妨げるものがないことを確認します。 ステアリングに干渉があると車両を操作できなくなり、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00371a)
4. スピーカーポッドがハンドリング、コントロール操作、または計器の視認性を妨害していないことを確認します。
注記
イグニッションスイッチがOFF (オフ)の位置にあることを確認した後に、メインヒューズまたはバッテリーケーブルを取り付けます。
5. メインヒューズ使用モデル:サービスマニュアルを参照し、メインヒューズを取り付けます。 メイン回路ブレーカー使用モデル:
a. XL Sportster以外の全モデルの場合:サービスマニュアルを参照し、マイナスバッテリーケーブルを取り付けます。バッテリーターミナルにワセリンまたは腐食防止剤を薄く塗布します。
b. XL Sportsterモデルの場合のみ:サービスマニュアルを参照し、エンジンクランクケースにマイナスバッテリーケーブルを接続します。
警告
シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b)
6. サービスマニュアルを参照し、シートを取り付けます。
7. イグニッションスイッチをイグニッション(IGNITION)に入れるが、エンジンはかけない。
8. キットのオーディオ入力ケーブル(20)をハンドコントロールの3.5 mm ステレオコネクターのメス側に接続します。
9. ポータブルオーディオプレイヤー(別売り)のヘッドホンジャック(またはラインアウト)にオーディオ入力ケーブルの何もついていない方の先を接続します。
a. オーディオプレイヤーの電源をオンにします。プレイヤーの音量出力を最大の75 ~ 80パーセントに設定します。
b. ハンドコントロールのオン/オフプッシュボタンスイッチでアンプをオンにします。電源が入るとスイッチが点灯します。
c. ハンドルバーコントロールを使用して音量を調整します。VOL+ は音量を上げます。VOL- は音量を下げます。
d. アンプとスピーカーは、イグニッションスイッチがACC (アクセサリー)またはIGNITION (イグニッション)の位置で操作できます。
注記
ハードディスクタイプのオーディオプレイヤーは車体に取り付けないでください。車体の振動でオーディオプレイヤーが永久的に破損することがあります。
機器の説明書を参照して、お持ちのオーディオプレーヤーがハードドライブメモリーを使用しているか確認してください。
交換用パーツ
図7。 交換用パーツ、ハンドルバー装着スピーカーとアンプキット
表1。 交換用パーツ
キット
アイテム
詳細(数量)
部品番号
キット76262-08A
ハンドルバー装着
スピーカー/アンプ
キット(クローム)
1
スピーカーポッドアッセンブリー(クローム) (品目31 接続済み を2 つ含む)
単品販売なし
2
スピーカークランプ、ハンドルバー(ロア、クローム) (2)
76558-08
3
スピーカークランプ、ハンドルバー(アッパー、クローム) (2)
76559-08
キット76320-08A
ハンドルバーマウント
スピーカー/アンプ
キット(黒色)
1
スピーカーポッドアッセンブリー(黒色) (品目31 接続済を2 つ含む)
単品販売なし
2
スピーカークランプ、ハンドルバー(ロア、ブラック) (2)
76090-08
3
スピーカークランプ、ハンドルバー(アッパー、ブラック) (2)
76089-08
両キット共通の
品目
4
スペーサー、ハンドルバースピーカーカバー(4)
単品販売なし
5
アンプ/ハンドコントロール/ワイヤーハーネスアッセンブリー
70220-08
6
スクリュー、ボタンヘッド、トルクス、1/4-20 x 長さ16 mm (0.62 in) (2)
924
7
ブラケット、アンプ取り付け(SportsterモデルおよびRoad Kingモデル)
76551-08A
8
ブラケット、アンプ取り付け(ダイナおよびソフテイルモデル)
単品販売なし
9
キャップスクリュー、六角ヘッド、3/8-16 x 長さ19 mm (0.75 in) (4)
4713W
10
六角ロックナット、3/8-16
7778
11
キャップスクリュー、六角ヘッド、5/16-18 x 長さ19 mm (0.75 in)
3987
12
六角ロックナット、5/16-18 Nylock
7739
13
フェンダーワッシャー、M6(2)
別売りなし
14
六角ロックナット、1/4-20ナイロック(2)
7686
15
スクリュー、ボタンヘッド、トルクス、1/4-20 x 長さ19 mm (0.75 in) (6)
923
16
ブラケット、ハンドコントロール
単品販売なし
17
スピーカー、ハンドコントロール取り付け(2)
単品販売なし
18
キャップスクリュー、六角ソケットボタンヘッド、M6 x 長さ45 mm (2) (Sportster)
単品販売なし
キャップスクリュー、六角ソケットボタンヘッド
1/4-20 x 長さ44.4 mm (1.75 in) (2) (Sportsterを除く)
3129
19
キャップスクリュー、ボタンヘッド、プラス、#10-24 x 長さ13 mm (0.5 in) (2)
単品販売なし
20
オーディオ入力ケーブル
92383-09
21
クリップ、粘着シール付き
別売りなし
22
電気金具パック(アイテム23 ~ 29を含む)
単品販売なし
23
  • インラインヒューズホルダー
70306-02
24
  • ヒューズ、ブレードタイプ、5 A(薄褐色)
72331-95
25
  • アダプターワイヤー、12 Vプラス
76204-03
26
  • リングターミナル、#18 ~ 22 AWG (6.4 mm (¼ in)スタッド)
9858
27
  • リングターミナル、#18 ~ 22 AWG (7.9 mm (5/16 in)スタッド)
9859
28
  • シール付き接合コネクター、#14 ~ 16 AWG (青) (3)
70586-93
29
  • ケーブルストラップ(10)
10006
30
コンジット、スプリットルーム、回旋状、6.4 x 127 mm ( x  in)
62519-03
スピーカーポッドアッセンブリー用交換パーツ:
31
スピーカーポッド、クローム(2)(品目32 を含む)
スピーカーポッド、黒色(2) (アイテム32を含む)
76223-08
76225-08
32
スピーカーグリル、トリムリングとロゴバッジ(2)付き
76215-08