FLSTF補助ランプマウントおよびフロントターンシグナルリロケーションハードウェアキット
J056072012-07-20
概要
キット番号
68000069
適合モデル
このキットは、補助ランプバルブキットとFLD補助ランプマウントキット(部品番号68000051、別売り)を2000年以降のFLSTF (Fat Boy®)モデルに取り付けるために使用します。
補助ランプバルブキットの一覧については、『パーツ&アクセサリーカタログ』またはwww.harley-davidson.comの「Parts and Accessories」セクション(英語のみ)をご覧ください。
このキットは、特定のウィンドシールドまたはFLSTF モデルのクロームフライトトレインヘッドライトナセルキット(部品番号67907-96C)には使用できません。
ウィンドシールドの互換性については、最新の純正P&Aカタログをご参照ください。または、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店にお問い合わせください。
取付要件
このキットの取り付けには、ターミナルピック(Snap-On® TT600-3または同等製品)とAMPマルチロッククリンパー(HD-41609)を使用できます。
このキットを適切に取り付けるには、ウルトラトーチUT-100 (部品番号HD-39969)、ロビネア製ヒートガン(部品番号HD-25070)とヒートシュリンクアタッチメント(部品番号HD-41183)、またはその他の適切な放射加熱装置が必要です。
バッテリーケーブルを取り外した後、エレクトリカルコンタクトルーブ(部品番号99861-02)または同等品が必要です。この商品は各ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にてお買い求め頂けます。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取扱要領書は、サービスマニュアルの記載情報の参照を必要としています。このキットを取り付ける際は、お持ちのモデルのバイク用のサービスマニュアルが必要です。必要であればハーレーダビッドソンジャパン正規販売網店でお求め頂けます。
キット内容
「交換用パーツ、図4」および「表1」を参照してください。
準備
注記
セキュリティシステムおよびサイレンを搭載した車両の場合:
  • 2007年以降:ハンズフリーキーフォブが作動圏内にあることを確認します。イグニッションキースイッチをイグニッションの位置に回します。
  • 2006年以前:キーフォブを使用し、スマートサイレンを解除します。
メインヒューズを搭載した車体の場合:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
  1. 該当するサービスマニュアルを参照し、メインヒューズを取り外します。シートを取り外します。シートとマウントハードウェアはすべて残しておきます。
メイン回路ブレーカーを搭載した車体の場合:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡や重傷事故の危険があるため、マイナス(-)バッテリーケーブルを外してから作業を開始してください。 (00048a)
  1. サービスマニュアルを参照してシートを取り外し、マイナス(黒)バッテリーケーブルをマイナス(-)バッテリーターミナルから取り外します。シートマウントハードウェアはすべて保管します。
  2. イグニッションキースイッチをオフにしていない場合はオフにします。
取り付け
補助ランプの組み立て
FLD 補助ランプマウントキットの説明書に従って、補助ランプをランプマウントバーに組み付けます。
マウントバーの取り付け
注記
現在H-D アクセサリーウィンドシールドが取り付けられている場合、またはこれらのランプと一緒に先に取り付けられている場合、そのウィンドシールドのブッシュとワッシャーは、このキットのものと同じです。ハーレーダビッドソンは新しい方のコンポーネントを使用することを推奨します。
1. 装着している場合は、現在取り付けられているウィンドシールドを取り外します。
2. アッパーとロアフォークブラケットの片側で、フロントおよびリアパネルにトリムストリップを固定しているスクリューを取り外し、リサイクルまたは適切に廃棄します。
3. 図4」を参照してください。このキットからマッシュルームヘッドマウントピン(1)、六角ヘッドキャップスクリュー(2)、プレーンワッシャー(3)2枚、ブッシュ(4)2個を取り出し、FLD補助ランプマウントキットからクロームワッシャー(A)2枚を取り出します。また、先に組み立てた正しい側の補助ランプとマウントバーを用意します。
4. 図1」を参照してください。クロームFLDキットワッシャー(5)をマッシュルームピン(1)のネジ部に取り付け、このネジ部をランプマウントバー(6)の上の穴に挿入します。
1マッシュルームヘッドマウントピン(2)
2六角ヘッドキャップスクリュー(2)
3ワッシャー、プレーン(4)
4ブッシング(4)
5FLD マウントキットのクロームワッシャー(4)
6補助ランプマウントバー(2)
7トリムストリップ(2)
図1。 補助ランプブラケットの取り付け(FLSTF)
5. まずブッシュ(4)を取り付け、次にプレーンワッシャー(3)をマッシュルームピンのネジ山に取り付けます。ネジ山をトリムストリップ(7)の上の穴、フロントとリアパネルに挿入します。ピンをアッパーフォークブラケットに軽く挿入します。まだ完全に締めません。
6. クロームFLD キットワッシャーをスクリュー(2)のネジ山に取り付け、ネジ山をランプマウントバー、ブッシュ(4)、プレーンワッシャー(3)、トリムストリップ(7)、フロントとリアパネルに挿入します。スクリューをロアフォークブラケットに挿入します。 アッパーファスナーおよびロアファスナー(六角ヘッドスクリュー)を9.5–13.5 N·m (84–120 in-lbs)のトルク値で締め付けます。
フロントターンシグナルリロケーション(2010年以前)
1. サービスマニュアルに従って車両からフロントターンシグナルランプと配線を取り外し、6 ウェイマルチロックソケットハウジング[31B]の配線の位置をピンを外す前にメモします。 ボールスタッド、クランプ、ジャムナット、リテーナー、およびワッシャーはリサイクルするか正しく処分してください。
2. エイコーンナットとロックワッシャーを取り外しながら、ミラーを固定します。車体からターンシグナルマウントブラケットを取り外します。 ミラーのネジ部にロックワッシャーを取り付け、FLD補助ランプマウントキットの新品の長いエイコーンナットで固定します。エイコーンナットを9.5–17.6 N·m (84–156 in-lbs)のトルク値で締め付けます。 ターンシグナルマウントブラケットと新車時装備品(OE)のエイコーンナットはリサイクルまた適切に廃棄してください。
3. フロントターンシグナルランプをFLD 補助ランプマウントキットの指示に従って補助ランプマウントバーに取り付けます。
4. ターンシグナルワイヤーをコネクターの位置に戻して取りまわします。 配線とターミナルをサービスマニュアルに従ってソケットハウジングの正しいキャビティに取り付け、ピンハウジング[31A]に再接続します。
フロントターンシグナルリロケーション(2011年以降)
1. 図2」を参照してください。車体の一方から、ハンドルバーロアスイッチハウジング(2)の下にあるグロメット(1)と水平になっているターンシグナルアッセンブリーにつながっているターンシグナルワイヤーとコンジットをカットします。 ターンシグナルハウジングの配線を約50–75 mm (2–3 in)残します。
1グロメット
2ハンドルバーロアスイッチハウジング
3ハンドルバーアッパースイッチハウジング
4ターンシグナルワイヤービニールコンジット
5シュリンクチューブ
図2。 スイッチアッセンブリーからターンシグナルをカットする
2. サービスマニュアルの説明に従ってアッパー(3)ロア(2)スイッチハウジングを分割します。
3. スイッチハウジングに接続されているターンシグナル配線ビニールコンジット(4)の端からグロメット(1)を取り外します。
4. コンジットの端に約25 mm (1 in)の長さの切り込みを入れます。 コンジットの端から約12 mm (½ in)のところで一方の配線をカットします。 コンジットの端から約6 mm (¼ in)のところで2本目の配線をカットします。
5. コンジットと配線を覆っている(二重壁)シュリンクチューブ(5)に長さ50.8 mm (2 in)の切り込みを入れます。
注記
バイクのターンシグナルの位置変更時、ワイヤーリードに保護用シュリンクチューブを取り付ける必要があります。
警告
UltraTorch UT-100または他の放射加熱装置を使用する際は、メーカーの指示に従ってください。 メーカーの指示に従わないと発火の危険があり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00335a)
  • 熱をフューエルシステムコンポーネントに近づけないでください。高熱により燃料が着火/爆発して、死亡したり、重傷を負う恐れがあります。
  • ヒートシュリンク作業が行われているチューブ以外の電気システムコンポーネントに熱を近づけないでください。
  • ツールチップ部分とヒートシュリンクアタッチメントに手を触れないでください。
6. ヒートガンまたは適切な放射加熱装置を使って配線とコンジット部分でヒートシュリンクチューブを収縮させます。
注記
アッパーとロアハウジングに配線が挟まっていないか確認します。
7. サービスマニュアルの説明に従って、スイッチとスイッチハウジングをハンドルバーに組み付け、収縮密閉済み配線の先をスイッチハウジングの中に入れます。 車体の反対側でもステップ1 から7 を繰り返します。
8. サービスマニュアルに従って、フロントターンシグナルランプと配線1 本を取り外します。ボールスタッド、クランプ、ジャムナット、リテーナー、およびワッシャーはリサイクルするか正しく処分してください。 コンジットを少しカットして、接合用に配線を剥き出します。
9. エイコーンナットとロックワッシャーを取り外す間、ミラーが動かないように保持してください。ターンシグナルマウントブラケットを車両から取り外します。 ミラーのネジ部にロックワッシャーを取り付け、FLD補助ランプマウントキットの新品の長いエイコーンナットで固定します。エイコーンナットを9.5–17.6 N·m (84–156 in-lbs)のトルク値で締め付けます。 ターンシグナルマウントブラケットと新車時装備品(OE)のエイコーンナットは再利用するか適切に廃棄します。
10. 反対側のターンシグナルランプでもステップ8 から9 を繰り返します。
11. フロントターンシグナルランプをFLD 補助ランプマウントキットの指示に従って補助ランプマウントバーに取り付けます。
注記
車体のターンシグナルの位置変更には、ワイヤーリードを接合する必要があります。適切な配線の接合手順についてはサービスマニュアルの付録を参照してください。
12. 図4」を参照してください。配線(9、10、11) 6本、ワイヤーコネクター(12) 6個、シュリンクチューブ(13) 6ピースをキットから取り出します。サービスマニュアルの付録の説明に従って、各配線の先をカットし除去します。シュリンクチューブ1 ピースを6 本の配線のそれぞれの先にスライドさせます。
13. ターンシグナルランプから出る配線の先をカットして被覆をむき、先を少しずらして1つのランプの3つの接合部がすべて一緒にならないようにします。
14. ワイヤーコネクターを使用し、サービスマニュアルの付録の説明に従って、各0.6 mm (24 in)の配線をターンシグナルランプから出る同じ色の配線に接合します。
15. シュリンクチューブを各ワイヤーコネクターにスライドさせます。
16. ヒートガンまたは適当な放射加熱デバイスを使って配線接続の周りのシュリンクチューブを密着させます。
注記
必要に応じて、液体石鹸、ウィンドクリーナー、全用途潤滑剤の薄膜を保護チューブ外側に作ります。
17. キットのワイヤーコンジット(14)2 本を用意します。各ターンシグナルランプから出る3 本の配線にコンジットをスライドさせます。
18. ターンシグナルワイヤーとコンジットを6 ウェイピンハウジング[31A]の位置、左のフューエルタンクの前に戻して取り回します。配線とコンジットをカットし、コネクターに適当に届くようにして、ロックからロックにステアリングヘッドが回るようにします。
19. キットから6 ウェイソケットハウジング(16)とターミナル(15)6 個を取り出します。サービスマニュアルに従って、ターミナルを配線の先に取り付けます。配線とターミナルをソケットハウジングの正しいキャビティに挿入します。
  • 右ターンシグナル黒色配線をキャビティ1へ
  • 右ターンシグナル茶色配線をキャビティ2へ
  • 右ターンシグナル青色配線をキャビティ3へ
  • 左ターンシグナル青色配線をキャビティ4へ
  • 左ターンシグナル紫色配線をキャビティ5へ
  • 左ターンシグナル黒色配線をキャビティ6へ
20. ソケットハウジングをピンハウジング[31A]に接続します。
注記
このキットのウィンドシールドスプリングリテーナー(アイテム5 と6)は左右が決まっています。これらは、サムグリップエンドをウィンドシールドのアウターエッジの方に移動して取り付けます。
警告
ステアリングのスムーズな動きを妨げるものがないことを確認します。 ステアリングに干渉があると車両を操作できなくなり、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00371a)
21. ウィンドシールドを取り付ける場合、ウィンドシールドスプリングリテーナーをこのキットのオフセットリテーナーと交換します。
a. 「図3」を参照してください。エイコーンナット(1)、クロームワッシャー(2)、ブラックナイロン「トップハット」ブッシュ(3)をウィンドシールドマウントブラケットから取り外します。ウィンドシールドリテーニングスプリング(4)を取り外します。ブラックナイロンワッシャー(7)と2つ目の「トップハット」ブッシュ(3)は、スクリュー(8)のネジ部に残しておいてもかまいません。
b. キットから適切な新品のオフセットウィンドシールドリテーニングスプリング(5)を取り出します。スプリングをブッシュ(3)の間のスクリューネジ部に取り付けます。
c. クロームワッシャーとエイコーンナットを取り付けます。リテーニングスプリングを純正スプリングの適当な位置に回し、ナットをしっかり締めます。反対側のウィンドシールドでもステップa からc までを繰り返します。
22. 付属の説明書に従って、ウィンドシールドを車体に取り付けます。リテーニングスプリングへの調整が必要な場合、リテーニングスクリューとエイコーンナットを緩め、スプリングを正しい位置に回します。
1エイコーンナット
2クロームワッシャー
3ブラックナイロンブッシュ(2)
4OEウィンドシールドリテーニングスプリング(右)
5オフセットしたウィンドシールドリテーニングスプリング(右)
6ウィンドシールドリテーニングスプリングのオフセット
7ブラックナイロンワッシャー
8スクリュー
図3。 補助ランプブラケットのウィンドシールド改良
運転可能な状態に戻す
注記
メインヒューズやマイナスバッテリーケーブルを取り付けるに、イグニッションキースイッチがオフの位置にあることを確認してください。
1. メインヒューズ使用モデル:サービスマニュアルを参照し、メインヒューズを取り付けます。 メインサーキットブレーカー使用モデル:サービスマニュアルを参照し、マイナスバッテリーケーブルを取り付けます。ハーレーダビッドソンのエレクトリカルコンタクトルーブ(部品番号99861-02)、ワセリンジェルまたは腐食遅延剤をマイナスバッテリーターミナルに薄く塗ります。
警告
シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b)
2. 全モデル:サービスマニュアルを参照し、シートを取り付けます。
交換用パーツ
図4。 サービスパーツ、FLSTF 補助ランプマウントおよびターンシグナルリロケーションハードウェアキット
表1。 交換用パーツ
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
アッパーマウントピン、デタッチャブルウィンドシールド、マッシュルームヘッド(2)
別売りなし
2
キャップスクリュー、六角ヘッド、5/16-24 x 32 mm (1.25 in) (2)
94215-91T
3
プレーンワッシャー、14 mm (9/16 in)外径(4)
別売りなし
4
ブッシュ、ウィンドシールド(4)
67621-94
5
スプリングリテーナー、ウィンドシールド(右)
別売りなし
6
スプリングリテーナー、ウィンドシールド(左)
別売りなし
7
ワイヤーハーネス、FLSTF/Bパッシングランプ(アイテム8を含む)
別売りなし
8
  • ヒューズ、ミニブレードタイプ、10 A (赤色)
72462-00
9
配線、青、長さ0.64 mm (25 in) (2)
別売りなし
10
配線、紫、長さ0.64 mm (25 in) (2)
別売りなし
11
配線、黒、長さ0.64 mm (25 in) (2)
別売りなし
12
ワイヤーコネクター(8)
別売りなし
13
シュリンクチューブ、被覆(二重壁)、長さ51 mm (2 in) (8)
72411-97
14
コンジット、配線、長さ0.61 mm (24 in) (2)
別売りなし
15
ソケットターミナル(6)
73191-96
16
ソケットハウジング、6 ウェイ
73156-96BK
17
ケーブルストラップ(8)
10065
本文に記載のアイテムでキットに含まれないもの:
A
クロームワッシャー(4、部品番号6373)、FLD補助ランプマウントキット