ドッキングハードウェアキット
J070552015-04-07
概要
キット番号
90201424
モデル
モデルの適合に関する情報は、最新の純正P&Aカタログをご参照ください。または、www.harley-davidson.com(英語のみ)の「部品とアクセサリー」セクションをご覧ください。
装着に必要となる追加部品
デタッチャブルサドルバッグの装着には、リアターンシグナルリロケーションキットが必要です。お持ちのバイクに適したターンシグナルリロケーションキットについては販売店にお問い合わせください。
このキットを正しく取り付けるには、Loctite®243(青)スレッドロッカー及びシーラント(部品番号99642-97)が必要です。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報の参照を必要としています。このキットを取り付ける際は、お持ちのバイクのサービスマニュアルが別途必要です。サービスマニュアルは最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店でお買い求めいただけます。
キット内容
図3および表1を参照してください。
取り付け
取り外し
1スクリュー(4)
2フロントドッキングポイント(2)
3リアドッキングポイント(2)
4ロックナット(2)
5クリップナット(2)
6フェンダーサポートカバー(2)
図1。 リアフェンダーサポート
  1. 図1」を参照。リアフェンダーサポートカバー(6)からフロントスクリュー(1)とロックナット(4)を取り外す。スクリューを廃棄する。ストックロックナットを廃棄する。
  2. フェンダーサポート内部のクリップナットの向きに注意しながら、リアフェンダーサポートカバーからリアスクリュー(1)とクリップナット(5)を取り外す。スクリューを廃棄し、クリップナットを保管します。
  3. サービスマニュアルとリロケーションキットの説明に従い、リアフェンダーサポートカバー(6)からリアターンシグナルを取り外し、位置を変更します。
取り付け
1スクリュー(4)
2ドッキングポイント(4)
3ドッキングポイント、リア(2)
4ドッキングポイント、フロント(2)
5クリップナット(2)
6ロックナット(2)
7スペーサー(4)
図2。 ドッキングハードウェアの積み重ね
1. 図2」を参照。キットからスクリュー(1)、フロントドッキングポイント(4)、スペーサー(7)、および以前取り外したロックナット(6)を取り出す。ドッキングポイント片端の小径のカラーに注意してください。 追加のデタッチャブルキットが付属するバイクの場合:フロント、リアとも、取り付けの際には、ドッキングポイント(2)をスペーサー(7)の代わりに使います。
2. スクリューヘッドから最も遠い両カラーエンドについて、図の通り、ネジ山にスペーサー、次いでドッキングポイントを配置する。最後の4 ~ 6のネジ山に数滴のLoctite 243(青)を付ける。スクリューを前方のリアフェンダーサポートホールに挿入して、ドッキングポイント上のカラーを穴に装着する。
3. フェンダーの下からネジ山にロックナットを付ける。ロックナットを次のトルク値で締め付ける: 20 N·m (15 ft-lbs)。
4. キットからスペーサー(7)とスクリュー(1)、リアドッキングポイント(3)、および以前取り外したクリップナット(5)を取り出す。ドッキングポイント片端の小径のカラーに注意してください。 追加のデタッチャブルキットが付属するバイクの場合:フロント、リアとも、取り付けの際には、ドッキングポイント(2)をスペーサー(7)の代わりに使います。
5. スクリューヘッドから最も遠い両カラーエンドについて、図の通り、ネジ山にスペーサー、次いでドッキングポイントを配置する。最後の4 ~ 6のネジ山に数滴のLoctite 243(青)を付ける。スクリューを最後方にあるリアフェンダーサポートホールに挿入して、リアドッキングポイント上のカラーを穴に装着する。
6. フェンダー下からクリップナットをネジ山に装着する。分解の際に書き留めたとおりに取り付ける。スクリューを次のトルク値で締め付ける: 20 N·m (15 ft-lbs)。
7. 反対側でもステップ1から6を繰り返す。
8. 図3を参照してください。キットから4本のスクリュー(3)、2つのスペーサー(4)(6.3 mm(1/4 in)厚)と1つのスペーサー(5)(3.2 mm(1/8 in)厚)を取得し、また、以前取り外したサポートアーム(C)と、サドルバッグキット90201328から4つのロックワッシャー(E)および4つのフラットワッシャー(F)を取得する。
9. 2つの別のプラスチックスペーサーの間に薄いスペーサーを挟んで、3つのスペーサーを重ねる。スペーサーのスタックをサポートアームマウントプレートの位置に置き、サドルバッグタブに接触するようにする。
10. スプリット、ロックワッシャー、およびフラットワッシャーを4本の各スクリューに追加する(ロックワッシャーがスクリューヘッドに接触するように)。最後の4 ~ 6のネジ山に数滴のLoctite 243(青)を付ける。
11. サドルバッグの内部からスペーサースタックを通して、サポートアームのネジ山のある挿入口にスクリューを挿入する。 スクリューを締める前に、4本のスクリューを全て挿入し、指で締める。スペーサースタックは、サドルバッグタブに対して直接適合し、レザーの詰め物を摘まないようにする必要があります。
12. 4本のスクリューをすべて次のトルク値で締め付ける: 6.7–10.2 N·m (60–90 in-lbs)。
13. 反対側のサドルバッグでもステップ8から12を繰り返す。
14. サドルバッグキットに付属の説明に従い、両サドルバッグを外側のドッキングポイントのペア、およびパッセンジャーフットペグのサポートアームドッキングクレビスに取り付ける。
メンテナンス
注記
時間が経つと、ドッキングポイントが摩耗し、対応する付属品が緩むことがあります。次の手順でしっかりと固定します。
  1. ドッキング部品を緩める。
  2. ドッキングポイントを約90°回転させる。
  3. ドッキング部品を取り付け手順に記載された適切なトルク値で締め付ける。 この手順は、ドッキングポイントの交換が推奨されるまで1回だけ繰り返すことができます。
  4. 注記
    共成型されたプラスチックのドッキングポイントの表面にひび割れが発生した場合、またはいずれかの部分が欠けている場合、すぐにドッキングポイントを交換します。ひび割れまたは部分の欠損により、ドッキングポイントの回転で除外される自由な遊びがより大きくなります。
交換用パーツ
図3。 交換用パーツ:ドッキングハードウェア
表1。 交換用パーツ表
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
ボタンヘッドキャップスクリュー、トルクス®、5/16-18 x 3 in.(4)
別売りなし
2
ドッキングポイント(6)
53942-04
3
ボタンヘッドキャップスクリュー、1/4-20 x 1.25 in.(8)
2513
4
スペーサー、1/4 in厚、HDPE(4)
別売りなし
5
スペーサー、1/8 in厚、HDPE(2)
別売りなし
6
スペーサー、内径0.75、外径0.0375 x 0.75 LONGOD(4)
12400113
7
ドッキングポイント、リアXL(2)
53943-04
8
フランジロックナット、5/16-18(2)
7531
キットには含まれない本文中記載のアイテム:
A
サドルバッグアッセンブリー、左右
C
サポートアーム3番目のポイント、サドルバッグアッセンブリー
90201322
D
ドッキングクリップ
52682-09
E
ロックワッシャー、スプリット、1/4 in
7036
F
フラットワッシャー、ワイド、1/4 in
6235
H
クリップナット、5/16-18
10323