Boom!オーディオ用のフェアリングロアスピーカー取り付けキット
J070652016-03-28
概略
このキットに入っている Boom!™オーディオシステムスピーカーは、Stage IまたはStage IIシステムのいずれにも使用できます。
このスピーカーは、Twin-Cooled™モデルのロアフェアリングに適合するように設計されています。
キット番号
76000660, 76000734
適合モデル
モデルの適合性については、純正P&Aカタログまたはwww.harley-davidson.com内のパーツ&アクセサリーページ(英語版のみ)をご覧ください。
取り付け要件
Stage IまたはStage IIフェアリングアンプキットの事前取り付けまたは同時取り付けが必要です。
FLHXSEモデル はテンプレートとカバーキット(部品番号76000734)が必要となります。
FLTRUSE は、ジャンパー(部品番号 69200489)とインターコネクト(部品番号 69200714)が必要となります。
Stage Iシステムを搭載した車両 スピーカー拡張キットを利用して、6つまたは8つのスピーカーを有効にします。
ステージIIシステムを搭載した車両: 、ロアアンプキット(部品番号76000277A)とロアスピーカーインストールキット(部品番号76000586)の別途購入が必要です。
2015年および 新型FLXSEモデル のアンプ取り付けはこのキットに入っているテンプレートを使用しなければなりません。
ご注意
オーディオシステムを作動する前に、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店でラジオのEQを更新する必要があります。 先にオーディオシステムを動かすと、すぐにスピーカーが破損してしまいます。 (00645d)
Digital Technician ® II診断ツールを使用してのラジオEQ (イコライザー)のアップデートは次のとおりです。
  • スピーカーの取り付け に行うことを推奨します。
  • オーディオシステムを作動する に行う必要があります。
  • ハーレーダビッドソンジャパン正規販売代理店においてのみお求めいただけます。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 このキットを取り付けるには、該当する年式/モデルのサービスマニュアルが必要です。 マニュアルはハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で入手できます。
電気系統の過負荷
ご注意
電気アクセサリーを装着し過ぎると、車両の充電システムに過剰な負荷がかかる可能性があります。 複数の電気系統アクセサリーが同時に作動し、それらの消費電流量が車両の充電システムで供給できる電流量の総量を超えた場合、バッテリーが放電し、車両の電気系統に損傷を与えるおそれがあります。 (00211d)
警告
電気系統アクセサリーを取り付ける場合、影響を受ける回路を保護するヒューズまたは回路ブレーカーの最大アンペア数を超えないよう注意してください。 最大アンペア数を超えると、電気的な不具合が生じ、死亡したり重傷を負う場合があります。 (00310a)
このキットで取り付けるアンプには、電気系統から最大8 Aの追加電流を供給する必要があります。
キット内容:
図4 」および「 表1 」を参照してください。
準備
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
1. サービスマニュアルを参照してください。 ヒューズを取り外します。
2. 全モデル: Stage IまたはStage II アンプ/スピーカーセットの同時取り付けの場合、フェアリングの取り付けを今、完了させましょう。
3. フェアリングロアアクセスドアを両方とも取り外し、廃棄します。 アウターフェアリングを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
注記
このキットは、ワイヤーパススルーのロアフェアリングで穴あけが不要であることを除いて、アンプとワイヤーハーネス用の空冷車ロアスピーカーの取り付けと同じです。
a. Stage Iシステムを搭載した車両: スピーカー拡張キットの取り付けは、6または8スピーカー配列と同等となります。
b. ステージIIシステムを搭載した車両: 右側のサドルバッグを取り外します。 シートを取り外します。 サイドカバーを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
スピーカーの取り付け
1. 図4 」を参照。
a. Stage Iシステムを搭載した車両: ワイヤーハーネス(10) の小型端末リード線をロアフェアリングに配線します。
b. Stage II システムを搭載した車両: ワイヤハーネス (10) は使用されず、廃棄できます。 アンプ 取り付けキットの説明に従って車両サイドハーネスを配線します。 フェアリングロアには穴を 開けない こと。
2.        全てのモデル: ハーネスを、メインハーネスに沿ってステアリングヘッドの右側に配線します。
3. フェアリングを通してハーネスを配線します。 ステアリングに干渉しないことを確認します。 この長さのワイヤーをロアフェアリングコンパートメント内に残します。
長さ: 36 cm (14 in)
4. スピーカーを配置します。 取り付け時にツイーターが外側にくるように回転させます。
5. 図1 」を参照。 小さい開口部 (2)からワイヤを通します。 ワイヤーがベント (4) やベントコントロール (3) と接触しないようにします。
6. 反対側も同じように繰り返します。
7. スピーカーの裏にあるクロスオーバーボードにワイヤーハーネスリードを取り付けます。 クーラントタンクにアクセスするためにスピーカーの取り外しが可能になるように十分な余裕を残します。
8. 反対側も同じように繰り返します。
9. ワイヤーをケーブルストラップ(5)で固定します。
10. スピーカーを所定の位置にはめ込みます。
1スピーカーワイヤー
2ロアフェアリングの開口部
3ベントコントロール
4ベント
5ケーブルストラップ
図1。 スピーカーワイヤーの取り回し
アンプの取り付け
Stage I:
COV Ultraを除く全モデル: プライマリーアンプのコネクター[313]リアスピーカー出力を確認します。
コネクタ [313] をワイヤハーネスに接続します (10)。 「 図4 」を参照。 完了 セクションに進んでください。
CVOウルトラモデル: まだ所定の位置になければ、相互接続 (部品番号6920714) を助手席の後ろのコネクタ[162]に挿入します。
4 方向ソケット側をスピーカー拡張オーディオハーネス [297] に接続します。 4方向ピン側をジャンパーのソケット側に接続します(部品番号69200489)。 ジャンパーのピン側をこのキットからのワイヤーハーネス(10)に接続します。
取り付けがまだ行われていない場合、4方向ピン側モレックスコネクタ[296](座席の下)をスピーカー拡張キットの4方向ソケット側コネクタ[296]に接続します。
Stage II:
注記
       全モデル:        2ウェイツイーターコネクター[36RT および 37LT]はStage IIのアプリケーションに 使用しません 。 コネクタの末端をテープで覆います。 格納し、ケーブルストラップで固定します。
2015年以降のFLHXSEを除く全モデル: 本書の「完了」セクションに進んでください。
2015年以降のFLHXSE: キットとテンプレートとカバーキット(部品番号 76000734) にある説明に従います。
2015年 FLHXSE:
Stage II フェアリングロアスピーカーキットに含まれるテンプレートは廃棄してください。 この キットに入っているテンプレートを使用してください。 「 図2 」を参照。
1. 図3 」を参照。 テンプレート (1) を使用してサドルバッグに開口部を作成し、 フェアリングロア アンプ18ウェイフランジコネクター[289-1] を通します。
a. サドルバッグリッドスピーカーは、標準装備 (OE) です。 右側のスピーカー ワイヤは、コネクタの切り抜き位置に配置できます。 OE ワイヤ ハーネスと 4 方向コネクタを取り外します。
b. テンプレートをサドルバッグに配置します。 グロメット(2)およびラッチファスナー(3)の開口部を揃えます。 テープ(10)でテンプレートを所定の位置に固定します。
c. マスキングテープをテンプレートの反対側に貼り付け、塗装によるサドルバッグの外表面の損傷を軽減します。
d. 切り抜きの輪郭(4)をサドルバッグ上にトレースします。 切り抜きの輪郭(7)をサドルバッグ上にトレースします。 サドルバッグに開口部の輪郭線 (9) を引きます。
e. コネクターフランジの取り付け位置に約7.25mm (9/32インチ) の穴(5) を2つ開けます。 4.5mm? (3/16インチ) の穴を5つ開けます。 5 mm? どちらが良いですか?) コネクターフランジ用の取り付け穴 (6) 。 4.5mm? (3/16インチ) の穴を5つ開けます。 (5 mm?) コネクターフランジ用の取り付け穴 (8)。
f. テンプレートを取り外します。 コネクタの切り抜き(4)を切り取るために、エアソーまたは同様のツールを使用します。 サドルバッグハーネス( 図4 、アイテム7を参照)にある18ウェイフランジコネクター[289-1A] で開口部 (4) の大きさを確認します。 正しく取り付けるのに必要な場合は、テンプレートのように穴を整形してください。
2016 年以降のFLHXSE:
Stage II フェアリングロアスピーカーキットに含まれるテンプレートは廃棄してください。 この キットに入っているテンプレートを使用してください。 「 図2 」を参照。
1. 図3 」を参照。 テンプレート (1) を使用してサドルバッグに開口部を作成し、 フェアリングロア アンプ18ウェイフランジコネクター[289-1] を通します。
a. 切り取り線 (11) に沿って、テンプレートの下部を切り取ります。 テンプレートの下部を破棄してください。
b. サドルバッグリッドスピーカーは、標準装備 (OE) です。 このコネクタはそのまま残ります。
c. テンプレートをサドルバッグに配置します。 グロメット(2)およびラッチファスナー(3)の開口部を揃えます。 テープ(10)でテンプレートを所定の位置に固定します。
d. マスキングテープをテンプレートの反対側に貼り付け、塗装によるサドルバッグの外表面の損傷を軽減します。
e. 切り抜きの輪郭(4)をサドルバッグ上にトレースします。 切り抜きの輪郭(7)をサドルバッグ上にトレースします。
f. コネクターフランジの取り付け位置に約7.25mm (9/32インチ) の穴(5) を2つ開けます。 4.5mm? (3/16インチ) の穴を5つ開けます。 (5 mm?) コネクターフランジ用の取り付け穴 (6)。
g. テンプレートを取り外します。 コネクタの切り抜き(4)を切り取るために、エアソーまたは同様のツールを使用します。 サドルバッグハーネス( 図4 、アイテム7を参照)にある18ウェイフランジコネクター[289-1A] で開口部 (4) の大きさを確認します。 正しく取り付けるのに必要な場合は、テンプレートのように穴を整形してください。
h. 18ウェイコネクター[289-1]を取り付けた後は、 コネクトカバー(12) を所定の位置にはめ込んでその上に取り付けます。 アンプ取り付けキットに含まれるケーブルストラップと粘着ベースを使用して、バッグ内のワイヤ束を固定します。 Stage IIのアンプの取り付けを その キットにある説明に従って完了させます。
4極コネクター[289-2]用の開口部を切り抜きます。
図3 」の品目6および7を参照してください。
1. アッパー4極フランジコネクター[289-2]用に、事前に付けた輪郭と中央のパイロットホールを参考にドリルで穴を開けます。
a. ステップドリルを使用して、 22mm? (7/8インチ) の穴を開けます。 コネクタ切り抜き用の(22.5mm?) の) 穴(7)
b. 穴の上部が水平になるようにファイルを使用します。
c. コネクター[289-2]が合うか試します。 正しく取り付けるのに必要な場合は、テンプレートのように穴を整形してください。
1テンプレート
2切り取り線: 2016 年以降のFLHXSE
図2。 2015年以降の FLHXSE (CVO Street Glide)
1テンプレート
2サドルバッグリアグロメット
3サドルバッグリアラッチファスナー(4)
4カットアウト、コネクター
5フランジマウントホール(2)
6フランジマウントホール(4)
7カットアウト、コネクター
8フランジマウント穴(4) (2015年 FLXSE のみ)
9切り取り、コネクター(2015年 FLXSE のみ)
10テープ
11切り取り線
図3。 右側のサドルバッグの切り取り、ハーネス取り付けドリル
完了
注記
サウンドシステムを損傷させないため、バッテリーケーブルを取り付ける前に、イグニッションスイッチがOFF (オフ)になっているか確認してください。
警告
プラス(+)側のバッテリーケーブルを先に接続します。 マイナス(-)ケーブルを接続した状態でプラス(+)ケーブルがアースに接触すると、火花が発生してバッテリーが爆発し、死亡や重傷を負う原因になることがあります。 (00068a)
1. バッテリーターミナルにワセリンまたは腐食防止剤を薄く塗布します。
2. サービスマニュアルに従ってECMキャディを取り付けます。
3. サービスマニュアルを参照してください。 シートを取り付けます。 シートを取り付けたら、シートを上に引っ張って、固定されているか確認します。
4. メインヒューズを取り付ける。
5. Digital Technician II (デジタルテクニシャンII)によるRadio EQの更新は、ハーレーダビッドソン正規販売網店に依頼してください。
交換用パーツ
図4。 交換用パーツ、フェアリングロアスピーカー
表1。 交換用パーツ
キット
アイテム
詳細(数量)
部品番号
キット76000660
1
スクリュー、# 8 x 1/2 インチ (8)
別売りなし
2
スピーカーグリルアッセンブリー、左側
76000664
3
スピーカーグリルアッセンブリー、右側(非表示)
76000667
4
スピーカー、ロア、Stage 1または 2 (2)
76000672
5
スピーカーマウント (2)
76000663
6
パネルクリップ(6)
12200025
7
スピーカーアッセンブリー、左側
別売りなし
8
スピーカーアッセンブリー、右側
別売りなし
9
ケーブルストラップ(6)
10006
10
ワイヤーハーネス
69200612
キット 76000734
11
テンプレート、ドリル、切り取り、
76000733
12
コネクターカバー
69201566