1. | サービスマニュアルを参照してください。 フューエルタンク、トップキャディ、左側のキャディ、左側のカバーを取り外すには説明書に従ってください。 FLHXおよびFLTRXモデルは、スピーカーとアンプの設定によっては、アウターフェアリングの取り外しが必要になる場合があります。 | |
2. | 「図1」を参照してください。 配線用ケースのカバーを取り外します。 | 図1。 配線用ケース |
1. | サービスマニュアルを参照してください。 左サドルバッグを取り外します。 バッグライナーがある場合は、全て取り外します。 | |||||||||||
2. | 「図2」を参照してください。 取り付け面を上にした状態で、左サドルバッグを保護面に置きます。 サドルバッグアンプ[288]のためのオープニングをカットするためにテンプレートを使用してください。 a. ホビーナイフやハサミを使用して、テンプレートに点線で印が付けられたコネクター用の穴を開けます。 b. テンプレートをサドルバッグに置き、グロメットを並べ、ファスナーに掛金をかけ、コネクターのためのカットアウトラインをなぞります。 前回の設置からのカバースピーカーがある場合は、LHスピーカーワイヤーがこの場所にあります。 ワイヤーとグロメットを取り外します。 c. 9/32ドリルのため2か所にポンチで印を付けます。 d. ワイヤーハーネス(69200488)からピンサイドコネクターを用いてオープニングのサイズを確認します。 e. コネクターのための穴を開けます。 f. スクリュー穴用に2つの場所にマスキングテープを貼ります。 9/32の穴を2つ開けます。 |
図2。 コネクターのための穴を開ける | ||||||||||
3. | 「図3」を参照してください。 サドルバッグ内側からジャンパーハーネスのピンサイドコネクター(アイテム10、「図14」)を取り付けます。 2つのスクリューとワッシャーでコネクターを固定します。 |
図3。 ピンサイドコネクター | ||||||||||
4. | 「図4」を参照してください。 コネクターにハーネスカバーをパチンとはめます。 ケーブルストラップで固定します。 アンプが装備された後はハーネスがサドルバッグ内部に通されます。 |
図4。 ハーネスカバー | ||||||||||
5. | 「図5」を参照してください。 50 ~ 70%のイソプロピルアルコールを蒸留水で30 ~ 50%に希釈した溶液でサドルバッグ内部の後面および底面を洗浄します。 アンプブラケットのテープストリップから4つの保護用内張り材を取り外し、図のように置きます。 注記 4片のテープが全てサドルバッグに触れていることを確認してください。 |
図5。 アンプブラケットの取り付け | ||||||||||
6. | 「図6」を参照してください。 アンプにピンスタッドを取り付けます。 9.4–12.2 N·m (7–9 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。 グロメットを取り付けます。 |
図6。 アンプのピンスタッド | ||||||||||
7. | 「図7」を参照してください。 グロメットでアンプをアンプブラケットの底の穴に設置し、上部をブラケット内にスライドさせます。 2本の六角ソケットボタンヘッドスクリューを取り付けます。 9.4–12.2 N·m (7–9 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。 |
図7。 アンプの取り付け | ||||||||||
8. | 「図8」を参照してください。 50 ~ 70%のイソプロピルアルコールを蒸留水で30 ~ 50%に希釈した溶液でサドルバッグ内部の底面と側面を洗浄します。 ハーネスのアンプ端(69200488)を接続し、サドルバッグ側のハーネスを左のサドルバッグ内に通します。 図のように、ケーブルストラップとベースで固定します。 |
図8。 インナーハーネスの取り回し | ||||||||||
9. | 「図9」を参照してください。 50 ~ 70%のイソプロピルアルコールを蒸留水で30 ~ 50%に希釈した溶液でサドルバッグ内部の上部を洗浄します。 サドルバッグスピーカーハーネスを左のサドルバッグに通し、カバーを開くための十分な緩みを持たせておきます。 図のように、ケーブルストラップとベースで固定します。 カバースピーカーが使用されていない場合は、アウトボード側のアンプの横に使用されていないワイヤーを束にしておきます。 ケーブルストラップとベースで固定します。 |
図9。 スピーカーハーネスの取り回し | ||||||||||
10. | サドルバッグライナー: サドルバッグライナーをトリミングします。 サドルバッグライナーを取り付けます。 | |||||||||||
11. | 「図10」を参照してください。 アンプカバーをブラケットに取り付けます。 3つのクリスマスツリーファスナーで固定します。 |
図10。 アンプカバー |
1. | サービスマニュアルを参照してください。 左サイドカバーと左側のキャディを取り外します。 | |||||||||
2. | 「図11」を参照してください。 左側キャディから標準[91A]を外します。 開口部を通して、キャディの奥、シート下の領域に引き戻します。 | 図11。 DLC [91A] | ||||||||
3. | ウェザーキャップを標準[91A]から取り外します。 その[91A]をハーネス(69200490)の[91B]に接続します。 標準のコネクターのウェザーキャップをハーネス(69200490)の[91A]に設置します。 | |||||||||
4. | ハーネス(69200490)の[91A]を、左側キャディを通して元の場所に送ります。 キャディに元のクリップで固定します。 | |||||||||
5. | サービスマニュアルを参照してキャディの左側を取り付けます。 | |||||||||
6. | サービスマニュアルを参照してキャディの上部を取り外します。 | |||||||||
7. | バッテリーターミナルブランチをバッテリーターミナルに通します。 a. マイナス(-)およびプラス(+)のバッテリーターミナルを取り外します。 b. プラス(+)リングターミナルをプラスのバッテリーターミナルに設置し、ボルトを取り付けます。 c. マイナス(-)リングターミナルをマイナスのバッテリーターミナルに設置し、ボルトを取り付けます。 両方のボルトを6.8–7.9 N·m (60–70 in-lbs)のトルク値で締め付けます。 d. インラインヒューズホルダーをアクセスしやすい場所に設置します。 | |||||||||
8. | 「図12」を参照してください。 [288]をフェンダーサポートの下およびフェンダーストラットの下のショックの後ろに通し、フレームとフェンダーの間の開口部に通します。 図のように、ケーブルストラップで固定します。 アンプハーネスをケーブルストラップでメインハーネスに固定します。 ケーブルの取り回しが後部サスペンションの完全な運動を可能にするのに十分であることを確認してください。 |
図12。 ハーネスの取り回し |
9. | リアスピーカーポッド出力の接続 セカンダリーアンプハーネス(69200490)のピンサイド接続[297]をリアポッドの4ウェイソケットサイドコネクターに使用します。 FLHXおよびFLTRXモデル: リアスピーカーポッドを(69200490)の[297]に接続します(装備車の場合)。 [297]は、使用しない場合はキャップをはめてください。 FLHTCUおよびFLHTK: (69200714)の4ウェイソケットサイドを対になる(69200490)の[297] 4ウェイピンサイドに接続します。 FLHTKSEおよびFLTRUSEモデル: (69200714)の4ウェイソケットサイドを対になる(69200490)の[297] 4ウェイピンサイドに接続します。 車両コネクターのキャップを使用して、使っていない(69200714)の4ウェイピンサイドを覆います。 リアスピーカーインターコネクトの4ウェイピンサイドを69200490の[296]に接続しないでください。 | |
10. | サドルバッグカバースピーカー出力の接続: セカンダリーアンプハーネス(69200490)の2ウェイピンサイド接続[298]を、2ウェイソケットサイドコネクターに使用します(装備されている場合)。 a. RH側 セカンダリーアンプ出力[298]の2ウェイピンサイドコネクターをRH 2ウェイサドルバッグカバースピーカーハーネス(69200641)に接続します。 コネクターの位置はサドルバックカバーキット内に表示されています。 カバースピーカーキットに付属のサドルバッグカバーハーネス(69200642)は、このキットでは使用されません。 アップグレード: 以前の取り付け作業で取り付けたスピーカーカバーが既にある場合は、Y型ハーネス(69200642)を取り外します。 RHサドルバッグ用としてその代わりとなるのが(69200490)のコネクター[298]です。 b. LHカバースピーカー接続はLHサドルバッグ内で(69200488)ハーネスの一部として作られます。 図9を参照してください。 アップグレード: 前回の設置からのカバースピーカーがある場合は、ハーネス(69200641)をLHサドルバッグ内部から取り外してください。 ハーネス(69200488)に付属の2ウェイコネクターが入れ替わります。 | 図13。 アンプシステム |
11. | ケーブルストラップ付きのハーネスで固定し、配線用ケースを設置します。 | |
12. | サービスマニュアルを参照してLH側のカバーを取り付けます。 | |
13. | LHサドルバッグをサポートに設置します。 バッグの先端を軽く打ち後ろにやり、[288]の18ウェイの対になるサイドを接続します。 キーが付いているので一方向にしか動きません。 完全に閉まると「パチン」と音がします。 LHサイドのサドルバッグの設置を完了してください。 | |
14. | (692000478)に付属の(72632-10)や[313]、もしくは[162]の標準の車両で、使用されていない4ウェイのピンサイドコネクターを全て覆います。 | |
15. | 使用されていないスピーカーコネクターおよび余分に長いワイヤーをシートの下に配置します。 将来のアップグレードのために、テープで使用されていないコネクターにラベルを付けておくと良いかもしれません。 | |
16. | フェアリングロアスピーカーが使用されている場合は、そのキットに付属のハーネスから4ウェイソケットサイドを主要アンプの[313]に接続します。 | |
警告 ステアリングのスムーズな動きを妨げるものがないことを確認します。 ステアリングに干渉があると車両を操作できなくなり、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00371a) | ||
17. | ハーネスが運転やフロントサスペンションに干渉しないことを確認してください。 ケーブルストラップで固定します。 |
1. | サービスマニュアルを参照してください。 メインヒューズを取り付けます。 | |
2. | イグニッションキースイッチをIGNITION (イグニッション)に入れますが、エンジンはかけないでください。 | |
3. | ラジオとスピーカーコントロールが正しく作動するかテストします。 | |
4. | テストが完了したら、メインヒューズを外します。 サービスマニュアルの説明に従って、フューエルタンクを取り付けます。 | |
5. | サービスマニュアルを参照してください。 アウターフェアリングとウィンドシールドを取り付けます。 | |
警告 シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b) | ||
6. | サービスマニュアルを参照してください。 シートを取り付けます。 注記 Digital Technicianはハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店でしかお買い求めいただけません。 | |
7. | ディーラーサービスツール(Digital Technician)のアンプフラッシュセクションを使用して、スピーカーの設定に基づいてアンプEQをロードします。 アンプアプリケーションソフトウェア/ファームウェア:アンプとスピーカーのEQ構成: a. アンプベースキャリブレーション(ファームウェア)の更新がないかを確認します。 b. 更新が利用可能である場合は、ベースキャリブレーションの最新版をインストールしてください。 c. ラジオリフラッシュに進み、スピーカーの設定を選択してください。 d. 正しいEQを、情報セクションのスピーカー設定に基づいて選択します。 e. 新しいスピーカーの設定でラジオのリフラッシュを完了してください。 f. アンプのリフレッシュに進みます。 g. ラジオリフラッシュのセクションの記載に従い、スピーカー設定に基づいたアンプEQを読み込みます。 h. アンプリフラッシュを完了します。 |
コネクター | 説明 |
---|---|
[288] | 18ウェイサドルバッグコネクター |
[296] | セカンダリーアンプ入力(ラジオ後部チャンネルから) |
[297] | リアスピーカーポッド出力 |
[298] | 右側のサドルバッグカバースピーカー出力: |
アイテム | 詳細(数量) | 部品番号 |
---|---|---|
1 | セカンダリーアンプワイヤーハーネス(69200490マーク) | 別売りなし |
2 | 穴開けテンプレート | 76000344 |
3 | アンプクリップ(3) | 12600068 |
4 | サドルバッグアンプブラケット | 76000282A |
5 | 六角ソケットボタンヘッドスクリュー(2) | 926 |
6 | アンプ | 76000277 |
7 | スタッドピン(2) | 12600087 |
8 | アンプグロメット(2) | 12100052 |
9 | サドルバッグアンプカバー | 別売りなし |
10 | サドルバッグアンプジャンパーワイヤーハーネス(69200488マーク) | 別売りなし |
11 | M5平ワッシャー(2) | 6454 |
12 | M5ソケットヘッドキャップスクリュー(2) | 3798M |
13 | プラグカバー | 別売りなし |
14 | ケーブルストラップベース(10) | 69200342 |
15 | ケーブルストラップ(10) | 10006 |
キットには含まれない本文中記載のアイテム: | ||
A | サドルバッグ |