SCREAMIN' EAGLE 4-1/8 INCH BOLT-ON PISTON KIT (SCREAMIN' EAGLE 4-1/8インチボルトオンピストンキット)
J062822020-08-20
概略
キット番号
21900079
適合モデル
モデルの適合性については、純正P&Aカタログまたはwww.harley-davidson.com内のパーツ&アクセサリーページ(英語版のみ)をご覧ください。
取り付け要件
ご注意
このキットを取り付ける際には必ずECM (電子制御モジュール)を再調整する必要があります。 ECMの再調整が適切に行われないと、エンジンに深刻なダメージを与えるおそれがあります。 (00399b)
注記
このキットを正しく取り付けるには、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で販売されているDigital Technician™が必要です。
また、このキットの正しい取り付けには、EFIレースチューナーキットを使ったECM (電子制御モジュール)の再キャリブレーションが必要です。 Screamin' Eagle Proのカタログをご覧になるか、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 このキットを取り付けるには、お持ちの車両のサービスマニュアルが必要です。 マニュアルはハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で入手できます。
キット内容:
図4」および「表3」を参照してください。
エンジンに関連したこのパフォーマンス部品は、ハイパフォーマンス用またはレース用です。 このキットの環境対策車両向けの販売および使用は違法です。 このキットを取り付けると、車両の限定保証は減ずるか無効になります。 エンジンに関連した性能向上パーツは、経験豊富なライダーのみを対象にしています。
取り付け
1. 車両を持ち上げます。
注記
セキュリティシステムを作動解除します。
2. サービスマニュアルの説明に従ってシートを取り外します。
3. Touringモデル: 左側のサドルバッグを取り外します。 メインヒューズを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。 Softailモデル: メインヒューズを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。 Dynaモデル:電装キャディカバーとメインヒューズを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
警告
誤って車両が始動すると、死亡事故や重傷事故を引き起こすおそれがあるため、バッテリーケーブル(マイナス(-)ケーブルが先)を外してから作業を開始してください。 (00307a)
警告
マイナス(-)バッテリーケーブルを先に取り外します。 マイナス(-)ケーブルを接続した状態でプラス(+)ケーブルがアースに接触すると、火花が発生してバッテリーが爆発し、死亡や重傷を負う原因になることがあります。 (00049a)
4. マイナスバッテリーケーブルを取り外します。
5. シリンダーヘッド、シリンダー、およびピストンの取り外し手順については、サービスマニュアルの該当するセクションを参照してください。
6. パーツの点検については、サービスマニュアルの手順に従ってください。
図1。 0.394 in (10.0 mm)
ピストンの測定
  1. ピストンを室温まで冷却できるようにする。
  2. 鉛筆またはマーカーを使い、スカートの両側でピストンに印を付けます。印の位置は、ピストンスカートの面取部分のエッジの一番下から10.0 mm (0.394 in)のところとします。ピストンピンボアに対して直角に、スラスト面全体に印を付けてください。
  3. マークした箇所でマイクロメーターを使用して、ピストンの公称直径を測定する。
  4. ダイアルボアゲージを使用して、シリンダーボア内のピストンリングの摺動部を測定する。
ピストンの取り付け
  1. このキットのピストンは、フロントシリンダー用とリアシリンダー用に分かれていません。 矢印をフロントのほうへ向けてフロント、リアの各シリンダーにピストンを取り付けます。
  2. 注記
    マークを上に向けてリングを取り付けます。 マークのないリングはどちらが上でも構いません。
    4.125インチシリンダーには、既装着の4.00インチCVOシリンダーと同じシリンダーベースおよびクランクケースノックピンOリングが使用されています。
    既存のものでないカムシャフトを使用する場合は、ピストンとバルブのクリアランスを常に確認してください。
    リング圧縮ツールについては、サービスツール説明書J06234、リング圧縮バンドツール#HD96333-106(4-1/8)を参照してください。
表1。 ピストンの仕様
アイテム
in
mm
シリンダーのフィット
.001-.0027
.025-.069
トップリングのエンドギャップ
セカンドリングのエンドギャップ
オイルコントロールリングのレールギャップ
.009-.019
.016-.026
.001-.030
.220-.470
.400-.660
.250-.770
トップリングのサイドクリアランス
セカンドリングサイドクリアランス
オイルコントロールリングのサイドクリアランス
.0002-.0025
.0004-.0026
.0015-.0074
.005-.063
.011-.066
.037-.187
ピストンピンフィット(ルーズ)
.0006-.0009
.014-.024
表2。 サービスリミット
アイテム
in
mm
シリンダーにフィット(ルーズ)
.0040
.102
ピストンピンフィット(ルーズ)
.0013
.033
トップリングのエンドギャップ
セカンドリングのエンドギャップ
オイルコントロールリングのレールギャップ
.029
.036
.030
.737
.914
.762
トップリングのサイドクリアランス
セカンドリングサイドクリアランス
オイルコントロールリングのサイドクリアランス
.0033
.0034
.0083
.083
.086
.210
ピストンピンサークリップの取り付け
1. 図2 」を参照。 サークリップ(1)の開いた方を溝(3)のノッチ(2)に挿入します。
2. 図3 」を参照。 ピストン(1)に親指を置きます。 サークリップ(2)の約85 %が溝にはまり込むまでしっかり押し込みます。
3. 小型のマイナスドライバーを使って、溝の残りの部分にサークリップを押し込みます。 ピストンは、引っかいたり傷を付けたりしないでください。 残りのサークリップでも繰り返します。
注記
サークリップが全部押し込まれて正しく取り付けられたことを確認します。
1サークリップ
2ノッチ
3
図2。 サークリップおよびピストン
1ピストンに親指を当てる位置
2サークリップを85%装着
図3。 サークリップの取り付け
4. キット内のシリンダーヘッド、シリンダー、高圧縮ピストンおよびリングを取り付けます。 サービスマニュアルの適切なセクションを参照してください。
最終組立作業
1. サービスマニュアルの説明に従ってフューエルタンクを取り付けます。
2. Touringモデル: メインヒューズ、左サイドカバー、および左サドルバッグを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。 Softailモデル: メインヒューズを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。 Dynaモデル:メインヒューズと電装キャディカバーを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
3. サービスマニュアルを参照してください。 シートを取り付けます。 シートを取り付けたら、シートを上に引っ張って、固定されていることを確認する。
ご注意
このキットを取り付ける際には必ずECM (電子制御モジュール)を再調整する必要があります。 ECMの再調整が適切に行われないと、エンジンに深刻なダメージを与えるおそれがあります。 (00399b)
4. Screamin' Eagle Proのカタログをご覧になるか、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
警告
シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b)
5. エンジンを作動させる。 適切な作動を確認するために何度か繰り返します。
慣らし運転のルール
慣らし運転についてはオーナーズマニュアルを参照してください。
交換用パーツ
図4。 交換用パーツ: Screamin' Eagle 4.125インチボルトオンピストンキット
表3。 交換用パーツ: Screamin' Eagle 4.125インチボルトオンピストンキット
キット
アイテム
詳細(数量)
部品番号
21900079
スタンダード
1
ピストン、スタンダード
別売りなし
2
ピストンリングセット、スタンダード(2)
22000051
3
ピン、ピストン(2)
22100001
4
サークリップ、ピストンピン(4)
22097-99