1. | 図2を参照してください。 アッパーショックマウントボルト(1)を両側に締め付けずに取り付けます: ブッシング(9)を内側に向くように配置します。 アッパーショックアイをフレームに取り付けます: | |
2. | ロアショックアイを右側に取り付けます(日本向けモデルを除く): a. ブッシング(9)が車体の方に向いていることを確認します。 b. ロアマウントボルト(5)をワッシャー(10)とボトムショックアイに通します。 c. ロアマウントボルトをリアフォークに通します。 d. ロアマウントボルトをスペシャルワッシャー(6)の1つに通します(2015年以前のモデルのみ)。 e. ロアマウントボルトをベルトガードに通します。 f. ロアマウントボルトをスペシャルワッシャー(6)の1つに通します(2015年以前のモデルのみ)。 g. Loctite 243 (blue) (ロックタイト243 (青))をロアショックボルトに塗布します。 ナット(7)を取り付けます。 h. ショックマウント用のボルトとナットを締め付けます。 次のトルク値で締め付けます:61–68 N·m (45–50 ft-lbs)。 注記 日本向けモデルの右側用ロアマウントボルトは、リアフォークの内側から挿入する必要があります(の説明とは逆になります図2)。 この手順を行うには、いったんリアホイールを取り外してから取り付けるという作業が必要です。 | |
3. | ロアショックアイを右側に取り付けます(日本向けモデルのみ): a. サービスマニュアルを参照してください。 リアホイールを取り外します。 b. ブッシング(9)が車体の方に向いていることを確認します。 c. ロアマウントボルト(5)をスペシャルワッシャー(6)の1つに通します(2015年以前のモデル)。 d. ロアマウントボルトをベルトガードに通します。 e. ロアマウントボルトをスペシャルワッシャー(6)の1つに通します(2015年以前のモデル)。 f. ロアマウントボルトをリアフォークに通します。 g. ロアマウントボルトをボトムショックアイとワッシャー(10)とに通します。 h. Loctite 243 (blue) (ロックタイト243 (青))をロアショックボルトに塗布します。 ナット(7)を取り付けます。 i. ショックマウント用のボルトとナットを締め付けます。 次のトルク値で締め付けます:61–68 N·m (45–50 ft-lbs)。 j. サービスマニュアルを参照してください。 リアホイールを取り付けます。 | |
4. | アッパーショックボルトを取り外します。 Loctite 243 (blue) (ロックタイト243 (青))をアッパーショックボルトに塗布します。 | |
5. | アッパーマウントボルト(1)をワッシャー(11)とアッパーショックアイに通します。 | |
6. | アッパーマウントボルトをフレームボスに通します。 | |
7. | ショックマウントボルトを締め付けます。 次のトルク値で締め付けます:61–68 N·m (45–50 ft-lbs)。 | |
8. | ロアショックマウントを左側に取り付けます。 a. ブッシング(9)が車体の方に向いていることを確認します。 b. ロアマウントボルト(8)をワッシャー(10)とボトムショックアイに通します。 c. ロアマウントボルトをリアフォークに通します。 d. Loctite 243 (blue) (ロックタイト243 (青))をロアショックボルトに塗布します。 ナット(7)を取り付けます。 e. ショックマウント用のボルトとナットを締め付けます。 次のトルク値で締め付けます:61–68 N·m (45–50 ft-lbs)。 | |
9. | アッパーショックボルトを取り外します。 Loctite 243 (blue) (ロックタイト243 (青))をアッパーショックボルトに塗布します。 | |
10. | アッパーマウントボルト(1)をワッシャー(11)とアッパーショックアイに通します。 | |
11. | アッパーマウントボルトをフレームボスに通します。 | |
12. | ショックマウントボルトを締め付けます。 次のトルク値で締め付けます:61–68 N·m (45–50 ft-lbs)。 注記 新品のリフレクターがリフレクターブラケットにしっかりと接着されるように、周囲の汚れを取り除きます。 石鹸や水で洗浄し、オイル汚れのないきれいなタオルで水気を拭き取ります。 | |
13. | 図1を参照してください。 ストックリフレクター(2)がストラットカバーの下にある場合、新品のリフレクター(1)をストラットカバーの上部に取り付けます。 | |
14. | サービスマニュアルを参照してください。 ベルトテンションゲージを使用して、ドライブベルトのたわみを点検、調整します。 | |
15. | ショックアブソーバーの調整セクションを参照しながら、ライディングスタイル、路面状況に合わせてプリロードおよびダンピング値を設定してください。 |
1 | 新品のリフレクターの配置 |
2 | ストックリフレクターの配置 |
1 | スクリュー、ボタンヘッド、1/2 x 2-1/2 (2) |
2 | ピギーバックショックアブソーバー、LH |
3 | ピギーバックショックアブソーバー、RH |
4 | リフレクター、赤色(2) |
5 | スクリュー、ショルダー、ボタンヘッド、1/2 x 2-7/8 (1) |
6 | ワッシャー、スペシャル(2) (2015年以前のモデル) |
7 | ナット、セルフロック(2) |
8 | スクリュー、ショルダー、ボタンヘッド、1/2 x 2-9/16 (1) |
9 | ブッシング(所定の方向) |
10 | ワッシャー、1インチ(2) (新品の取り付け用に再利用) |
11 | ワッシャー、7/8インチ(2) (新品の取り付け用に再利用) |
品目 | 詳細(数量) | 部品番号 |
---|---|---|
1 | スクリュー、ボタンヘッド Torx T50、1/2 x 2-1/2 (2) | 10200392 |
2 | ピギーバックショックアブソーバー、LH | 54000127 |
3 | ピギーバックショックアブソーバー、RH | 54000126 |
4 | リフレクター、赤色(2) | 69490-07 |
5 | スクリュー、ショルダー、ボタンヘッド Torx T50、1/2 x 2-7/8 (1) | 10200445 |
6 | ワッシャー、スペシャル(2) | 10600039 |
7 | ナット、セルフロック(2) | 7824 |
8 | スクリュー、ショルダー、ボタンヘッド Torx T50、1/2 x 2-9/16 (1) | 4354 |
9 | スパナレンチ | 14900080 |
1. | アジャスターのネジ山(9)をきれいにします。 | |||||||||||||||||||||||
2. | 図4を参照してください。 アジャストナットとロックナットを緩めます: a. スパナレンチのニップル(3)をアジャストナット(8)の穴に入れます。 b. (11)の方向に回して2つのナットを分離します。 | |||||||||||||||||||||||
3. | 表3を参照してください。 ロックナットの位置は、ライダー、パッセンジャー、荷物、アクセサリーの総重量から判断して決めてください。 | |||||||||||||||||||||||
4. | ショックのプリロードの調整: a. スパナレンチ(5)の底部をロックナット(1)上部に配置して位置を測定します。 b. ロックナットの上部からショルダー(2)までの距離を、スパナレンチ(6)で読み取ります。 c. 測定した距離をメモします。 d. ロックナット(7)を任意の位置(6)まで回します。 必要に応じて、ロックナットの調整用にアジャストナット(8)を回します。 | |||||||||||||||||||||||
5. | 反対側についても同じ手順を繰り返します。 どちらのショックも、測定した距離が同じであることを確認します。 | |||||||||||||||||||||||
6. | アジャストナット(8)とロックナット(7)を所定の位置に固定します。 a. アジャストナットがロックナットに接触するまで回します。 b. スパナレンチのニップルをアジャストナットの穴に入れます。 c. ロックナット(10)の方向に同時に回します。 d. 反対側でもステップAからCを繰り返します。 |
図4。 プリロード調整 |
1 | コンプレッションダンピングアジャスター |
2 | 圧縮ガスバルブ(カバーを外さない) |
1 | リバウンドダンピングアジャスター |
ダンピング | 標準(最大値から) |
---|---|
コンプレッション(COMP) | 7クリック |
リバウンド(TEN) | 7クリック |
表記の数字は最大値から反時計回りの回転数です。 アジャスターを時計回りに回してダンピングを増やすか、反時計回りに回して減らします。 |
ライダー重量 | パッセンジャー、荷物、追加アクセサリーによる追加重量 | |||||||||||||||||
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lbs | 0 | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 | 100 | 110 | 120 | 130 | 140 | 150 | 160 | |
KG | 0 | 4.5 | 9.0 | 13.6 | 18.1 | 22.6 | 27.2 | 31.7 | 36.2 | 40.8 | 45.3 | 49.9 | 54.4 | 58.9 | 63.5 | 68.0 | 72.5 | |
ショックショルダーからロックナットの上部までの測定値(mm) | ||||||||||||||||||
100 | 45 | 30 | 30 | 30 | 30 | 30 | 30 | 32 | 34 | 36 | 39 | 41 | 43 | 46 | 48 | 50 | 53 | 最大 |
110 | 50 | 30 | 30 | 30 | 30 | 30 | 31 | 33 | 36 | 38 | 40 | 43 | 45 | 47 | 50 | 52 | 54 | 最大 |
120 | 54 | 30 | 30 | 30 | 30 | 30 | 33 | 35 | 37 | 40 | 42 | 44 | 47 | 49 | 51 | 54 | 最大 | |
130 | 59 | 30 | 30 | 30 | 30 | 32 | 34 | 37 | 39 | 41 | 44 | 46 | 48 | 51 | 53 | 最大 | ||
140 | 64 | 30 | 30 | 30 | 31 | 34 | 36 | 38 | 41 | 43 | 45 | 48 | 50 | 52 | 最大 | |||
150 | 68 | 30 | 30 | 31 | 33 | 35 | 38 | 40 | 42 | 45 | 47 | 49 | 52 | 54 | 最大 | |||
160 | 73 | 30 | 30 | 32 | 35 | 37 | 39 | 42 | 44 | 46 | 49 | 51 | 53 | 最大 | ||||
170 | 77 | 30 | 32 | 34 | 36 | 39 | 41 | 43 | 46 | 48 | 50 | 53 | 最大 | |||||
180 | 82 | 31 | 33 | 36 | 38 | 40 | 43 | 45 | 47 | 50 | 52 | 54 | 最大 | |||||
190 | 86 | 33 | 35 | 37 | 40 | 42 | 44 | 47 | 49 | 51 | 54 | 最大 | ||||||
200 | 91 | 34 | 37 | 39 | 41 | 44 | 46 | 48 | 51 | 53 | 最大 | |||||||
210 | 95 | 36 | 38 | 41 | 43 | 45 | 48 | 50 | 52 | 最大 | ||||||||
220 | 100 | 38 | 40 | 42 | 45 | 47 | 49 | 52 | 54 | 最大 |
バイクの動き | 推奨対応策 |
---|---|
コーナー周辺または段差後の感覚が柔らかい、または落ち着かない | リバウンドダンピングを上げる |
大きい段差の後に持ち上がったり飛んだりする感覚がある | リバウンドダンピングを上げる |
段差上で激しい/急激なフィードバックがある | リバウンドダンピングを下げる |
凹凸路面でバイクが落ちる感覚がある | リバウンドダンピングを下げる |
深い穴で大きく落ちる | コンプレッションダンピングを上げる |
フロントブレーキ使用後過剰に沈む | 圧縮ダンピング(フォーク)を上げる |
段差上で硬い感覚、または吸収が不十分 | 圧縮ダンピングを下げる |
コーナー周辺で過度に固くなり曲がりにくい | 圧縮ダンピングを下げる |
注意: ハンドルバーから伝わる感覚は、フロントフォークのダンピングを変更して調整します。 シートから伝わる感覚は、リアショックのダンピングを変更して調整します。 |