SPECTRA GLO LED R/G/BサドルバッグステージIIスピーカーライトキット
J063322016-09-14
キット番号
68000233
モデル
モデルの備品に関する情報は、最新の純正P&Aカタログをご参照ください。または、最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
取り付け要件
ハーレーダビッドソンLEDコントローラーキット(部品番号68000218)をまだ取り付けていない場合は、同キットを別途購入してください。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
Spectra Gloライトポッドは電装装置です。 地域の規制によっては、公道走行中のカラーライトまたは間接照明の使用が禁止されている場合があります。 取り付ける前に、現地の規制を確認してください。
電気的過負荷
ご注意
電気アクセサリーを装着し過ぎると、車両の充電システムに過剰な負荷がかかる可能性があります。 複数の電気系統アクセサリーが同時に作動し、それらの消費電流量が車両の充電システムで供給できる電流量の総量を超えた場合、バッテリーが放電し、車両の電気系統に損傷を与えるおそれがあります。 (00211d)
警告
電気系統アクセサリーを取り付ける場合、影響を受ける回路を保護するヒューズまたは回路ブレーカーの最大アンペア数を超えないよう注意してください。 最大アンペア数を超えると、電気的な不具合が生じ、死亡したり重傷を負う場合があります。 (00310a)
キット内容
準備
1. サービスマニュアルを参照してください。 メインヒューズを取り外します。
2. サービスマニュアルを参照してください。 サドルバッグを取り外します。
3. コントローラーキット(部品番号68000218)が取り付けられていない場合は、この段階で以下の手順に従って取り付けます。
4.
注記
サドルバッグのカバーは、スピーカーの取り付け前に仕上げ塗装してください。
切断およびドリルの際に塗装への損傷を防ぐために。 穴開けまたは切断を行う部分の両側をマスキングテープで覆ってください。
取り付け面(内側)を上にした状態でサドルバッグを保護面に置きます。
取り付け
Spectra Glo RGBキットは、さまざまな方法で接続できます。 デイジーチェーン接続、丁字接続、Y字接続などがあります。 ハーネスまたはライトポッドのオープンエンドは、常にエンドキャップを被せておいてください。
1. 図1を参照してください。サドルバッグの外側の前部にテンプレート(1)を置きます。 テンプレートの楕円形の穴がフロントラッチファスナー(2)にはまります。 テンプレートをテープ(4)で固定します。
2. 3/32インチのパイロット穴(3)を開けます。
3. テンプレートを取り外します。 段付きドリルを使って3/32インチの穴を5/8インチまで拡げます。
1テンプレート
2フロントラッチファスナー
3パイロット穴
4テープ
図1。 テンプレートとサドルバッグ
4. 図2を参照してください。スピーカーグリルスクリュー(3)を取り外します。 あとで使いますので保管しておいてください。
5. スピーカーグリル(4)を取り外す。 あとで使いますので保管しておいてください。
6. ラバーワッシャー(1)はあとで使いますので、位置に注意してください。
1ラバーワッシャー
2グリルマウントウェル
3スクリュー、ショート(4)
4スピーカーグリル
図2。 グリルの取り付けと取り外し
7. 図3を参照してください。スクリュー(2)を取り外します。 スクリューを使ってスピーカーをサドルバッグリッドに固定します。
8. スピーカー(1)を取り外します。
1スピーカー
2スクリュー、ロング(4)
3ツイーターの向き
4サドルバッグカバー
図3。 スピーカーの向き
9. 図4を参照してください。ライトエンジン(1)の裏にあるフォーム(5)テープから保護裏紙(6)をはがします。
1ライトエンジン
2コネクター
3セットスクリュー(3)
4ケーブル
5フォームテープ
6保護裏紙
7アングルレッグ
図4。 LEDライト、サドルバッグステージIIスピーカー
10.
注記
ツイーターの取り付け面をそっとぬぐってきれいにします。
ライトエンジンのアングルレッグ(6)は、サドルバッグの前方に向けてください。 こうすると、スピーカーグリルに干渉しなくなります。
図5を参照してください。ライトエンジン(1)をツイーターブリッジ(2)に載せます。 正しい位置でライトエンジンを軽く押し付けます。
11.
注記
セットスクリューは強く締め付けすぎないでください。 強く締め付けすぎると、装置の損傷、ツイーターブリッジの損傷、装置の不具合を招くおそれがあります。
各セットスクリュー(3)がツイーターブリッジにかろうじて接触するまで、付属のレンチを使って各セットスクリューを順番に、一度に1回転ずつゆっくりと締め付けます。 すべてのセットスクリューがツイーターブリッジに接触したら、すべてのセットスクリューを時計回りに¼ ~ ½回転だけ締め付けます。 こうすれば、ライトエンジンハウジングはあまり歪まずに、所定の位置にライトエンジンが固定されるはずです。
12. ツイーターブリッジレッグに沿ってケーブル(4)を取り回します。 キットのテープ(5)を適当な長さに切り、それを使ってツイーターブリッジの裏にケーブルを固定します。 各ワイヤーが個別に分かれているエリアがライトエンジンの近くにありますので、そのエリアを見つけます。 図6を参照してください。この分離ワイヤー(7)エリアがスピーカーガスケットに位置していることを確認します。 ガスケットエリアに位置している分離ワイヤーの上に、小さな(豆粒大の) IIRラバー(8)ストリップを配置します。 ケーブルストラップを使ってスピーカーの裏にケーブルを固定します。
1ライトエンジン
2ツイーターブリッジ
3セットスクリュー(3)
4ライトエンジンケーブル
5テープ
6アングルレッグ
図5。 ライトエンジンの取り付け
7分離ワイヤー
8IIRラバー
図6。
13. 図7を参照してください。小さいツイータースピーカー(3)を図に示すようにサドルバッグの後方に向けて配置します。
14. スピーカー(1)を長いスクリュー(2) 4本で固定します。 スクリューを次のトルク値で交互に締め付けます:
トルク: 1.1–1.7 N·m (9.7–15.0 in-lbs) TORXヘッドスクリュー
1スピーカー
2スクリュー、ロング(4)
3ツイーターの向き
4サドルバッグカバー
図7。 スピーカーの向き
15. 図8を参照してください。ハーネスの先端からサドルバッグの外側へ約11 cm (4-1/2インチ)だけ、グロメットをずらします。 こうすると、グロメットを取り付けたときに、約11 cm (4-1/2インチ)だけサドルバッグの外側に残ります。
16. グロメットを穴に押し込みます。グロメットの尖っているほうから先に押し込んでください。 正しく取り付けられた場合は、グロメットの外側がサドルバッグの外側にはまるはずです。 グロメットの外周を押し込んで、グロメットを正しい位置に取り付けます。
17. ライトエンジンからハーネスまでコネクター(1)を接続します。 ケーブルストラップ(2)を使って、接続部の付近でハーネスをスピーカーに固定します。
18.
注記
サドルバッグの最大積載量警告ラベル(5)が隠れないようにしてください。
図のように、2つのリテーナークリップ(4)をサドルバッグのフロントパネルに取り付けます。
19. 図のようにワイヤーを取り回します。 サドルバッグリッドを開け閉めします。 支障のないことを確認します。 ケーブルストラップでワイヤーをリテーナーに固定します。
1ライトコネクターおよびハーネスコネクター
2ケーブルストラップ
3ワイヤーハーネス
4リテーナークリップ(2)
5警告ラベル、サドルバッグ最大積載量
6グロメット
7ハーネス間コネクター
図8。 サドルバッグワイヤーの取り回し
20. 反対側のサドルバッグでも同じ手順を繰り返す。
グリルの取り付け
1. 図9を参照してください。IIRラバー(3)が分離ワイヤー(2)エリアとサドルバッグカバー(1)との間にあることを確認します。 こうなっていれば、ワイヤーが覆われるだけでなく、スピーカーコーン(4)がサドルバッグカバーに密閉されますので、水が浸入しなくなります。
1サドルバッグカバー
2分離ワイヤー
3IIRラバー
4スピーカーコーン
図9。
2. 図10を参照してください。ラバーワッシャー(1)をグリルマウントウェル(2)に配置します。
3. ラバーワッシャー(1)が所定の位置にあることを確認します。 スピーカーグリル(4)をスピーカー正面上に置きます。 短いスクリュー(3) 4本で固定します。 交互にスクリューを次のトルク値で締め付けます:
トルク: 1.1–1.7 N·m (9.7–15.0 in-lbs) TORXヘッドスクリュー
1ラバーワッシャー
2グリルマウントウェル
3スクリュー、ショート(4)
4スピーカーグリル
図10。 グリルの取り付けと取り外し
4.
注記
RGB製品を複数取り付ける場合は、取り扱い説明書J06266「Spectra Glo Controller and Remote FOB」を参照してください。
コントローラーとライトエンジンの両方から出ているハーネスを束ねます。 ケーブルストラップでハーネスを固定します。
5. 前の手順を繰り返して、取り付け作業を最後まで行ってください。
交換用パーツ
図11。 交換用パーツ、サドルバッグR/G/B/ LEDライトキット
交換用パーツ
表1。 交換用パーツ表
キット
品目
詳細(数量)
部品番号
68000213
1
ライト、サドルバッグ、ステージII、LED、R/G/B、(2)
68000234
2
ケーブルストラップ(10)
10126
3
ワイヤーリテーナー(4)
11769
4
ゴムストリップ
単品販売なし
5
テープ、両面
11100181
6
レンチ、六角、2 mm
14900095
7
テンプレート
14900096
8
ワイヤーハーネス、3極
69201594
9
エンドキャップ
69201597
10
ワイヤーハーネス、グロメット付き、24インチ(2)
69201595
11
ワイヤーハーネス、24インチ(2)
69201530
SPECTRA GLOの負荷の計算について
Spectra Gloシステムの消費電流は最大3000 mAです。 希望の構成にしたときの全体の消費電流については、以下の表を使って確認してください。 キットの数(各行)と、表に示した消費電流とを掛け合わせて、全体の消費電流を計算してください。 全体の消費電流をすべて加算してください。 値は3000 mA以下でなければなりません。 システム全体の負荷を計算する方法については、以下の例で説明します。
表2。 Spectra Gloキットの計算例
キット名
キット部品番号
キット数
電流 mA
合計
ライダーフットボード
50500492
1
500
500
パッセンジャー用フッドボード
50500495
1
350
350
フェアリングベント
68000194
275
スピーカーライト(ステージI)
68000232
125
スピーカーライト(ステージII周囲)
68000231
1
125
125
スピーカーライト(ステージIIサドルバッグ)
68000233
125
ベースライトポッド(6)
68000213
2
450
900
エクスパンションライトポッド(4)
68000214
1
300
300
* システム総計で3000 mA以下である必要があります。
システム総計 =
2175
表3。 Spectra Glo RGBアクセサリー計算
キット名
キット部品番号
キット数
電流 mA
合計
ライダーフットボード
50500492
500
パッセンジャー用フッドボード
50500495
350
フェアリングベント
68000194
275
スピーカーライト(ステージI)
68000232
125
スピーカーライト(ステージII周囲)
68000231
125
スピーカーライト(ステージIIサドルバッグ)
68000233
125
ベースライトポッド(6)
68000213
450
エクスパンションライトポッド(4)
68000214
300
* システム総計で3000 mA以下である必要があります。
システム総計 =
表4。 Spectra Glo RGBのアクセサリー
アクセサリー
部品番号
リモート
68000217
JAEキャップ
69201597
Yハーネス(3極)
69201594
3インチジャンパーハーネス
69201525
8インチジャンパーハーネス
69201529
24インチジャンパーハーネス
69201530
24インチジャンパー(グロメット付き)
69201595
48インチジャンパーハーネス
69201625