Sportsterスピードメーターリロケーションキット
J064592017-01-16
概要
キット番号
70900660、70900661、55800672
モデル
モデルの適合に関する情報は、最新の純正P&Aカタログを参照ください。または、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
取り付け要件
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
正しく取り付けるには、追加のパーツやアクセサリーを別途購入する必要があります。 最新のハーレーダビッドソン純正モーターアクセサリーおよび純正モーターパーツカタログを参照してください。
これらのキットは、クリップオンハンドルバーキット(部品番号55800646、55800668、55800647)とともに使用するように設計されています。
注記
この取り扱い説明書は、サービスマニュアルの記載情報の参照を必要としています。 このキットを取り付ける際は、お持ちのバイクのサービスマニュアルが別途必要です。サービスマニュアルは最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店でお買い求めいただけます。
キット内容
図1」、「図2」、「図3」および「表1」、「表2」、「表3」を参照してください。
準備
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
  1. メインヒューズを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
  2. 標準装備(OE)のハンドルバーがまだ取り付けられている場合は取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
取り付け
2014年以降のXL1200X:
  1. 図1」を参照してください。 ハンドルバークランププラグ(1)をロアハンドルバークランプに配置します。
  2. 既存のスピードメーターブラケットおよびスクリューを取り付けます。 手で締め付ける。
  3. 最適な外観になるようにプラグを中央に合わせ、回転させます。
  4. リアスクリューから始めて、16.3–24.4 N·m (10–20 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
2014年以降のXL883N
  1. ロアハンドルバークランプをアッパーフォークブラケットから取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
  2. ヘッドランプアッセンブリーを取り外す。 ハードウェアをアッセンブリーのために保管します。 サービスマニュアルを参照してください。
  3. 既存のスピードメーターハウジングからスピードメーターを取り外します。 ガスケットとスクリューを保管します。 サービスマニュアルを参照してください。
  4. 図2」を参照してください。 既存のインジケーターランンプアッセンブリーと新品のベゼルを移します。
    1. 新品のベゼル(3)から粘着カバーをはがします。
    2. ベゼルをスピードメーターブラケット(2)に内側から粘着させます。
    3. インジケーターランプアッセンブリーとベゼルを既存のスクリューで固定します。
  5. ハウジングをスクリュー(1)で取り付けます。
    1. 16.3–24.4 N·m (10–20 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
    2. ヘッドランプアッセンブリーを取り付けます。
      1. ヘッドランプをスピードメーターハウジングに既存のハードウェアを使用して取り付けます。
      2. ヘッドランプのアライメントを調整します。 サービスマニュアルを参照してください。
      3. 締め付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
    3. スピードメーターを新しいハウジング(2)に、既存のガスケットとスクリューを使用して取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
    4. 電装ハーネスを接続します。
2016年5月以降のXL1200CX
  1. ロアハンドルバークランプをアッパーフォークブラケットから取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
  2. 既存のスピードメーターハウジングからスピードメーターを取り外します。 ハードウェア、ガスケット、バックプレートを保管します。 サービスマニュアルを参照してください。
  3. 図3」を参照してください。 既存のインジケーターランンプアッセンブリーと新品のベゼルを移します。
    1. 新品のベゼル(3)から粘着カバーをはがします。
    2. ベゼルをスピードメーターブラケット (2)に内側から粘着させます。
    3. インジケーターランプアッセンブリーとベゼルを既存のスクリューで固定します。
  4. スピードメーターを新しいハウジング(2)に既存のハードウェア、ガスケット、バックプレートを使用して取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
  5. 電装ハーネスを接続します。
  6. ハウジングおよびスピードメーターアッセンブリーをスクリュー(1)、スペーサー(4)、ロックナット(5)で取り付けます。
    1. スペーサー(4)をアッパーフォークブラケットとスピードメーターブラケットの間に配置します。
    2. 40.7–54.2 N·m (30–40 ft-lbs)のトルク値で締め付けます。
2014年以降のXL1200C
  1. 図4」および「表4」を参照してください。 この用途では、一覧に示される追加のパーツを別途購入する必要があります。
  2. ロアハンドルバークランプをアッパーフォークブラケットから取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
  3. 新品のインジケーターランプとハーネスアッセンブリー(4)を接続します
    1. フューエルタンクを取り外す。 サービスマニュアルを参照してください。
    2. 既存のスピードメーターハーネスの接続を外して、ハーネスを廃棄します。
    3. 新品のインジケーターランプとハーネスアッセンブリーをメインハーネスに接続します
    4. フューエルタンクを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
  4. インジケーターランプアッセンブリー(3)とベゼル(C)を新品のスピードメーターブラケットに新品のスクリュー(4)を使用して取り付けます。
    1. 新品のベゼル(C)から粘着カバーをはがします。
    2. ベゼルをスピードメーターブラケット(A)に内側から粘着させます。
    3. 新品のインジケーターランプアッセンブリー(3)とベゼルを新品のスクリュー(4)で固定します。
  5. 既存のスピードメーターハウジングからスピードメーターを取り外します。 スクリューとガスケットを保管します。 サービスマニュアルを参照してください。
  6. スピードメーターをハウジングに、既存のガスケット、既存のスクリュー(B)、および新品のバックカバー(2)を使用して取り付けます。 1.4–1.9 N·m (12–17 in-lbs)のトルク値で締め付けます。
  7. XL1200CX手順のステップ5から始めて、スクリュー(1)を使用し、ハウジングとスピードメーターアッセンブリーを取り付けます。
完了
  1. メインヒューズを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
安全点検
警告
ステアリングのスムーズな動きを妨げるものがないことを確認します。 ステアリングに干渉があると車両を操作できなくなり、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00371a)
  • ハンドルバーを左右のフォークストップまで回したとき、スロットル/アイドルコントロールケーブルがきつく張った状態にならないことを確認します。
1. ハンドルバーを左右のフォークストップに当たるまで回したとき、配線、クラッチケーブル、スロットル/アイドルケーブルおよびブレーキラインが引っ張られないことを確認してください。
2. ハンドルバーを左右一杯に回したときに、ハンドルバーとフューエルタンクとの間に十分なクリアランスがあることを確認してください。
3. イグニッションスイッチがOFF (オフ)の位置にあることを確認します。
4. メインヒューズを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
警告
車両を運転する前に、全てのランプやスイッチ類が正常に作動することを確認してください。 被視認性が低いと、死亡事故または重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00316a)
5. イグニッションスイッチをイグニッション(IGNITION)に入れますが、エンジンは始動させないでください。 すべてのスイッチやライトを点検し、正常に作動することを確認します。
警告
エンジンを始動する前に、スロットルコントロールを離したときにアイドル位置に瞬時に戻ることを確認してください。 エンジンがアイドリング状態に自動復帰するのを防ぐスロットルコントロールが制御不能になると、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすことがあります。 (00390a)
交換用パーツ
図1。 交換用パーツ: 2014年以降のXL1200X
表1。 交換用パーツ表
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
ハンドルバープラグ
55800672
図2。 交換用パーツ: 2014年以降のXL883N
表2。 交換用パーツ表
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
ソケットヘッドキャップスクリュー(2)
94334-91T
2
スピードメーターブラケット
別売りなし
3
インジケーターランプベゼル
68513-07B
4
スクリュー(2)
3058
図3。 交換用パーツ: 2016.5年以降のXL1200CX
表3。 交換用パーツ表
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
ソケットヘッドキャップスクリュー(2)
10200477
2
スピードメーターブラケット
別売りなし
3
インジケーターランプベゼル
68513-07B
4
スペーサー(2)
12400125
5
ロックナット(2)
7768W
図4。 装着に必要となる追加パーツ: 2014年以降のXL1200C
表4。 追加パーツ表
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
ソケットヘッドキャップスクリュー(2)
3374
2
スピードメーターバックカバー
69200439
3
インジケーターランプおよびハーネスアッセンブリー
69200080
4
スクリュー、インジケーターランプ(2)
2325
A
インジケーターランプベゼル付きスピードメーターブラケット
キット70900660に付属
B
既存スクリュー(2)
-
C
インジケーターランプベゼル(非表記)
68513-07B (70900660に付属)