LED補助ランプ
J059932017-08-23
概要
キット番号
68000172、68000173、68000252、68000253
適合モデル
これらのフォグランプは、すべてのハーレーダビッドソン純正ランプと正規モーターアクセサリー補助ランプに装着できます。 これらはランプにある純正バルブと直接交換可能です。
モデルの備品に関する情報は、最新の純正P&Aカタログをご参照ください。または、最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
取り付け要件
2004年以前のTouringモデル: Y-ハーネス(68355-05)を2本、別途購入する必要があります。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報の参照を必要としています。 取り付け時には、お持ちのモデルのサービスマニュアルが必要です。 マニュアルはハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で入手できます。
このフォグランプキットは、電気系統から最大4.6 A の電流を必要とします。 これは、純正タイプが使用する電力量よりも少なくなる場合があります。
キット内容
図3」および「表1」を参照してください。
取り付け
メインヒューズを搭載したすべての車両:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
注記
スマートサイレンを搭載した車両の場合:
  • ハンズフリーキーフォブが作動圏内にあることを確認します。
  • セキュリティーフォブがある状態で、イグニッションスイッチをオンにする。
  1. サービスマニュアルを参照し、メインヒューズの外し方の説明に従ってください。
メイン回路ブレーカーを搭載したすべての車両:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡や重傷事故の危険があるため、マイナス(-)バッテリーケーブルを外してから作業を開始してください。 (00048a)
  1. サービスマニュアルを参照し、シートの外し方の指示に従ってください。 マイナス(-)バッテリーターミナルからマイナス(黒)バッテリーケーブルをはずします。 シート取り付けハードウェアは全て保管します。
1. 図3」を参照してください。 補助ランプ固定スクリュー(A)とナット(B)を補助ランプリテーニングリング(C)から外します。 リテーニングリングとハードウェアを外し、保管します。
2. ワイヤーハーネスプラグを補助ランプ(1)の後方から外します。
3. ランプ(1)とネスティングリング(D)を外します。 ランプを外しますが、ネスティングリングは保管します。
4. ネスティングリングを新しいランプの背面に、凹面をランプの反対側に向けて配置します。
5. 2004年以前のTouringモデル: Y-ハーネス(68355-05)を補助ランプコネクターに接続してください。
注記
コネクターを接続したときに、アースワイヤーが合わない場合は、サービスマニュアルを参照してください。 フォグランプコネクターのワイヤーターミナルの位置を切り替えます。
6. 接続したとき、フォグランプアースワイヤー(黒)を補助ライトコネクターアースワイヤー(黒)に合わせます。
7. フォグランプコネクターをバイクの補助ライトコネクター(E)に接続します。 ランプとハウジング内のネスティングリングを取り付けます。 ランプのインデックスタブがネスティングリングのポケットに合うように確認します。 ネスティングリングインデックスタブ(F)が、ハウジング下のスロットにあるか確認します。
8. リテーニングリングを、ランプを覆うように取り付けます。 リテーニングリングをスクリューが下の中央にくるように回します。 ナットとスクリューを取り付け、密着するまで締めます。
9. 反対側のランプについても同じ作業を繰り返します。
10. サービスマニュアルを参照し、バッテリーマイナスケーブル(-)を接続するか、メインヒューズを取り付けます。
警告
シートを装着したらシートを上に引っ張り、所定の位置にロックされていることを確認します。 シートが緩んでいると、走行中に動いて制御不能となり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00070b)
11. 必要に応じて、シートを取り付けます。
12. LED フォグランプが正しく動作するかテストします。
13. LED フォグランプを合わせます。
調整方法
1. タイヤ圧力が正常か確認します。 オーナーズマニュアルを参照してください。
2. ライダーと目的の搭載重量に合わせてリアショックを調整します。
3. フューエルタンクに燃料を入れるか、燃料と等しい重量の砂袋を積みます。
注記
照明を必要最小限まで落とした場所の壁を選びます。
4. 図1」を参照してください。 壁に対して垂直な線上(1)に車両を駐車します。
5. フロントアクスルと壁との距離が25 ft(7.6 m)になるように車両を位置決めします。
6. 壁に垂直中心線(2)を引きます。
注記
ライダーの体重により、サスペンションがわずかに圧縮される。 ライダーが車両に座っている状態とおおむね同じになるように、補助者に車両にまたがってもらいます。
1直角線
2垂直線
37.6 m (25 ft)
4ロービームバルブの中心線
5ロービームの中心線と交差する水平線
図1。 ヘッドランプのアライメント: LEDタイプ
7. 車両を直立させてライダーが車両に座った状態で、地面から各LEDフォグランプの中心線までの距離を測定します。 これを記録します。
8. ヘッドランプの垂直方向の中心線から各LEDフォグランプの垂直方向の中心線までの水平距離を測定します。 これを記録します。
9. 図2」を参照してください。 LEDフォグランプの水平方向の中心線と垂直方向の中心線(2と3)を壁にマークします。
注記
補助ランプフレアナットの取り付け/取り外しについては、サービスマニュアルの調整手順に従います。 LED フォグライトのビームエリアの位置についてはこの手順に従います。
10. サービスマニュアルを参照し、補助ランプハウジング調整ハードウェアを緩めます。
11. ヘッドランプと右フォグランプをカバーします。 左フォグランプ位置を次のように調整します:
  • ビームエリア(4)が左フォグランプ中心線(2)の水平ラインで中央にくるようにします。
  • ビームエリアの上部が左フォグランプ中心点から10 cm (4 in) 下に来るようにします。
  1. ヘッドランプと左フォグランプをカバーします。 右フォグランプ位置を次のように調整します:
  • ビームエリア(5)が右フォグランプ中心線(3)の水平ラインで中央にくるようにします。
  • ビームエリアの上部が右フォグランプ中心点から10 cm (4 in) 下に来るようにします。
  1. サービスマニュアルを参照し、補助ランプハウジング調整ハードウェアを締め付け、必要であれば、フロントターンシグナルハードウェアを規定トルク値で締め付けます。
1ヘッドランプ縦中心線
2左LED フォグランプ中心線
3右LED フォグランプ中心線
4左LED フォグランプのビームエリア
5右LED フォグランプのビームエリア
6距離 - 10 cm (4 in.)
図2。 LED フォグランプを正しい方向に向ける
交換用パーツ
図3。 交換用パーツ: LED補助ランプ
表1。 交換用パーツ
アイテム
詳細(数量)
部品番号
1
LEDランプ (クロム) (2)
68000020
1
LEDランプ (黒) (2)
68000174
1
LEDランプ (クロム) (2)
68000203
1
LEDランプ (黒) (2)
68000239
キットには含まれない本文中記載のアイテム。
A
スクリュー、リテーニングリング
B
ナット、リテーニングリング
C
リテーニングリング
D
ネスティングリング
E
コネクター
F
ネスティングリングインデックスタブ