LEDライトとプログラマーボックス
J067202021-05-28
概略
キット番号
68000287、68000288、68000276
適合モデル
2014年式以降のPlice Touringモデル
取り付け要件
フォワードライトパワーハーネス(69202610)の別途購入が必要です。
取り付け位置によっては、配線を別途ご用意いただく必要があるかも知れません。
スタンドアローンライトに 標準装備 (OE) コネクターを使用するには、以下のアイテムを別途購入してください:
FLHTPモデル
  • 72169-07ターミナル - [1A]ターミナル13
  • 73191-96ターミナル - [299A]ターミナル2
FLHPモデル
  • 72511-07BKハウジング - [325A]コネクターハウジング
  • 72169-07ターミナル - [325A]ターミナル2
  • 72168-07ターミナル - [146A]ターミナル6
その他の条件
テイクダウンライティングを有効にしたいお客様は、以下のキットをご購入いただき、キット付属の取付説明書にしたがっていただく必要があります。
  • 70255-02B
  • 71718-02
LEDキットと併用
このキットは以下のキットおよびハーネスと併用できます。
  • 68000279 (フォワードライトスプライスハブ) - 以下の4種のライトを取り付ける場合、必要になります。
  • 68000274 (レッドサイドマーカー)
  • 68000275 (ブルーサイドマーカー)
  • 68000289、68000289A (レッド Par 36)
  • 68000290、68000290A (ブルー Par 36)
キット内容:
68000287
図12」および「表4」を参照してください。
68000288
図13」および「表5」を参照してください。
準備
1.
注記
該当の年式とモデルの車両のサービスマニュアルを参照して、以下の手順でサービスを行ってください。
メインヒューズを取り外します。
2. FLHTP: アウターフェアリングを取り外します。
スプライスハブと電源入力ハーネス
取り付け
1. 電源/入力ハーネスを接続します。
a. トップキャディを取り外す。 サービスマニュアルを参照してください。
b. マイナス(-)バッテリーターミナルボルトを取り外します。
c. 69202610のリングターミナルをマイナス(-)バッテリーターミナルボルトに取り付けます。
d. マイナス(-)バッテリーターミナルボルトを取り付けます。 締め付ける。
トルク: 6.8–7.9 N·m (60–70 in-lbs)
e. 左サイドカバーを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
f. 左フレームレールの下にブレードターミナル付きの赤いワイヤーを配線します。
g. 68000289、68000289Aまたは68000290、68000290Aを取り付ける場合は、フラッシャーを取り外し、ブレードターミナルを追跡リレーソケット[69B]のキャビティ86に取り付けます。
h. 68000289、68000289Aまたは68000290、68000290Aを取り付けない場合は、フラッシャーの位置を変えずに、キャビティ86のワイヤーに寄り継ぎます。
i. 左サイドカバーを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
j. トップキャディを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
2. テイクダウンモードスイッチを取り付ける場合:
a. メインハーネスキャディを通して2本の白いワイヤーを配線し、右ハンドコントロールを通して上に進みます。
b. 電源/入力ハーネスの2本の白いワイヤーを補助ON/OFFスイッチのワイヤーにより継ぎます。
c. メインハーネスキャディと補助ON/OFFスイッチの間のワイヤーを固定します。
d. ハンドルバーを左右のフォークストップに当たるまで完全に回したとき、ワイヤーがきつく張った状態にならないことを確認します。
3. スプライスハブを取り付けます。
a. トップ 電子制御モジュール (ECM) キャディの上部にスプライスハブを配置します。
取り付け
FLHPモデル
1. 配線の接続と取り回しを行います。 配線
2. 図1センターサポートスクリューをウィンドシールド上に置きます。
図1。 センタースクリュー
3. 図2スクリュー(2)およびエイコーンナット(1)を取り外して廃棄します。
1エイコーンナット
2スクリュー
図2。 スクリューの取り外し(図が見やすいよう、シールドを省略)
4. 図3 ライト(5)をセンターハードウェアサポート開口部(6)と合わせます。
5. 新品のスクリュー(4)および新品の平ワッシャー(3)を、ウィンドシールド上に置いた、センターハードウェアサポートの開口部(前側)に取り付けます。
6. 新品のロックワッシャー(2)および新品のエイコーンナット(1)を取り付けます。 締め付ける。
トルク: 2.3–2.8 N·m (20–25 in-lbs)
1エイコーンナット
2ロックワッシャー
3平ワッシャー
4スクリュー
5ライト
6センターハードウェアサポートの開口部
図3。 ハードウェアの取り付け(図が見やすいよう、シールドを省略)
FLHTPモデル
1. 配線の接続と取り回しを行います。 配線
2. 図13ブラケット(2)とスクリュー(3)の位置を確認します。
3. 図4 サムホイール(2)を下に向け、ブラケットホール(1)を上に向けて、ライトをワークエリアに置きます。
1ブラケットの穴(2)
2サムホイール(2)
図4。 ブラケット取り付け穴
4. 図5マウントブラケット(1)を開口部に置いて、ブラケットが上向きになる角度にします。
注記
マウントブラケットの位置を決めるとき、配線をはさまないようにしてください。
5. スクリュー(2)を仮留めします。
1マウントブラケット
2スクリュー
図5。 ブラケットとスクリュー
6. 図6ベントスイッチ(2)が開口位置にあることを確認します。
7. サムホイール(1)を上に向けて、ライトをベント(3)に配置します。
8. 左右のマウントブラケットの位置を、ねじ付きインサート(4)上に合わせます。
1サムホイール
2ベントスイッチ
3ベント
4ねじ付きインサート(2)
図6。 ライトの配置
9. 図7マウントブラケット(2)がねじ付きインサート(1)の周りに、完全にはまっていることを確認します。
1ねじ付きインサート
2ブラケット
図7。 ブラケットとねじ付きインサート(左側の図、右側も同様)
10. 図13配線がすべて所定の位置にあることを確認し、ケーブルストラップ(6)でしっかりと固定します。
11. アウターフェアリングとウィンドシールドを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
12. 図4 マウントブラケットスクリュー(2)を締め付けて、ライトをウィンドシールドに固定します。
ベント操作
ベント操作は、サムホイールを緩め、ベントカバーを左右にスライドさせる方式になりました。
1. ベントを開くには:
a. サムホイールを緩めます。
b. ベントカバーを右にスライドさせます。
c. サムホイールを締めます。
2. ベントを閉じるには:
a. サムホイールを緩めます。
b. ベントカバーを左にスライドさせます。
c. サムホイールを締めます。
プログラミングライト
注記
ライトを車両に接続する前にプログラミングしてください。
ライトをプログラミングする場合、キット内の各種ワイヤーの機能を理解しておくといいでしょう。 ワイヤーのリストは、 表1 を参照してください。68000287と68000288で共通です。
表1。 プログラミング用ワイヤー
ワイヤー
場所
数量
機能
JAEコネクター
1
ライトの電源
JAEコネクター
1
ライトの電源
ライト
2
パターン選択
ライト
4/5 (モデルごと)
色選択
JAEコネクター
1
未使用
オレンジ
JAEコネクター
1
未使用*
*このワイヤーは配線プロセス時にテイクダウンライティングを有効するために使用されますが、プログラミングプロセス中には 使用されません
表1 青と緑のワイヤーが2セットあり、それぞれ、フラッシュパターンと色の選択に使用します。 これは、個々のライトヘッドが フェーズド フラッシュパターンを実行するために2つの別の設定に接続されているためです。
注記
2つの「フェーズド」ライトは、逆にシンクロになるようにプログラミングされています。 これにより、フラッシュパターンはフェーズが180度ずれます。
図8 は、68000287 (1)と68000288 (2).で異なるライトヘッドの設定を視覚的に表したものです。
168000287
268000288
図8。 ライトヘッドの設定
接続
1. ケーブルをエンジンガードからメインハーネスキャディーに配線し、ガードとフレームに固定します。
2. 続けてメインハーネスキャディを通してスプライスハブ(2)にケーブルを配線します。
3. JAEコネクターをスプライスハブ(2)に取り付けます。
カラープログラミング
表2 に示すように、ライトは7つの異なる色の組み合わせを表示するようにプログラムすることができます。 これは、 のワイヤーを使用して、手動で行ってください。
1. 図9 12V電源をライトアレーに接続します(ディーラー提供のワイヤーが必要です)。
a. JAEコネクターの赤いターミナルをプラスに接続します。
b. JAEコネクタの黒いターミナルをアースに接続します。
2. 図9 ライトの緑のワイヤーの端をむきます。
3. 両方のワイヤーをワイヤーの未接続側の端に接続します。
4. 表2 ワイヤーの未接続側を電源のマイナスターミナルに1秒間隔でタップし、希望のカラーコンビネーションにします。
a. 7回タップすると、最初の色のパターンに戻ります。
図9。 カラープログラミング設定
表2。 カラーコンビネーション
ワイヤータップ
1
2
3
赤/青
4
赤/白
5
青/白
6
赤/白/青
7
パターンのプログラミング
ライトは、 表3 で示すように、24種類の点滅パターンを表示するようにプログラムすることが可能です。 これは、 青い ワイヤーを使って、PSCP(パターンセレクトコントロールプログラマー)で実行する必要があります。
1. 図10 12V電源をPSCPに接続します。
a. PSCPのINPUTターミナルのGDNターミナルにアースワイヤーを接続します。
b. PSCPのINPUTターミナルのPWRターミナルにプラスのワイヤーを接続します。
2. 図10 ライトをPSCPのアウトプットターミナルに接続します(ディーラー提供のワイヤーが必要です)。
a. JAEコネクターのREDターミナルをPSCPのOUTPUTターミナルのPWRターミナルに接続します。
b. JAEコネクターのBLACKターミナルをPSCPのOUTPUTターミナルのGNDターミナルに接続します。
c. フェーズド: :ライトの青いワイヤーの端の被覆を剥いて、青いワイヤーの1本をPSCPのOUTPUTターミナルのP.SELターミナルに接続します。 ステップ3に続く。
d. 非フェーズド: :ライトの青いワイヤーの端の被覆を剥いて、両方の青いワイヤーをPSCPのOUTPUTターミナルのP.SELターミナルに接続します。 ステップ3に続く。
3. 表3 パターン選択/リセットノブを時計回りに回転させて、ご希望のパターン番号を選択します。
a. フェーズド: 指定されたPh1を1本の青いワイヤーに、Ph2を他の青いワイヤーにつけます。 ステップ4に続く。
b. 非フェーズド: ステップ4に続く。
4. START ボタンを押します。
a. PSCPは、目的のパターンになるまでパターンを追加します。 プログラムされたパターンを表示するために、ライトが数秒間点灯します。
b. フェーズド: 現在接続している青いワイヤーの接続を外し、他の青いワイヤーを P.SELターミナルに接続します。 ステップ3と4を繰り返します。
c. 非フェーズド: ステップ5に続く。
5. ご希望のパターンのプログラミングが済んだら、ライトアレーの接続をPSCPから外します。
a. 青いワイヤーの露出した部分を切り取ります。
b. 青と緑のワイヤーをライトに押し込みます。
1アース
212V入力
3ライトアレーの青いワイヤーへ
4JAEコネクターの黒いワイヤーへ
5JAEコネクターの赤いワイヤーへ
図10。 パターンプログラミングの設定
点滅パターンのコード
表3。 点滅パターンのコード
点滅パターン
周波数
フェーズ
PSCPコード
7つの全カラーコンビネーションに適用
シングルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
1
フェーズ2
2
120FPM
フェーズ1
3
フェーズ2
4
375 FPM
フェーズ1
5
フェーズ2
6
ダブルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
7
フェーズ2
8
120 FPM
フェーズ1
9
フェーズ2
10
トリプルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
11
フェーズ2
12
クワッドフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
13
フェーズ2
14
150 FPM
フェーズ1
15
フェーズ2
16
1~3のカラーコンビネーションのみに適用
CA 13シングルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
17
フェーズ2
CA 13ダブルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
18
フェーズ2
NFPAクワッドフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
19
フェーズ2
モジュールフラッシュ
N/A
フェーズ1
20
フェーズ2
2ダブル、2クワッドフラッシュ
N/A
フェーズ1
21
フェーズ2
4シングル、2トリプルフラッシュ
N/A
フェーズ1
22
フェーズ2
自動
N/A
フェーズ1
23
フェーズ2
連続点灯
(キット68000289Aおよび68000290Aで のみ 有効)
N/A / (75FPM)
フェーズ1
24
フェーズ2
PSCPのヒント
PSCPを使用してライトをプログラミングする場合は、以下のヒントを活用してください:
  • 現在プログラムされている点滅パターンを表示するには、 DEMO ボタン押します。 これにより、ライトアレーが数秒間点灯します。
  • パターン選択/リセット ノブを押して、パターン番号インジケーターを0にリセットします。
  • 注記
    これによりライトアレーのフラッシュパターンまたは色がリセットされることは ありません
  • ライト点滅パターンをリセットするには、パターン番号24を選択し、 START を選択します。
  • 注記
    この時点では、この方法では色をリセット できません
配線
注記
  • ライトを車両に接続する前にプログラミングしてください。
  • コネクターの位置やコネクターの内訳に関する詳細については、ライトアレーを取り付ける車両の生産年度とモデルに対応した電気診断マニュアルを参照してください。
テイクダウンランプの有効化
1. キット70255-02Bまたは71718-02を取り付けます。 キット付属の取り付け指示書に従ってください。
2. JAEコネクター(5)ターミナル2 (W)配線の位置を確認します。
3. スイッチ(P/N 71718-02) (7)をテイクダウン(W)配線(6)に接合します。
注記
配線の長さは車両によって異なります。配線の取り回しやモジュールの位置が、それぞれ異なるからです。
4. スイッチの電源入力側を、非常用フラッシュ接合部(9)と同様に接合します。
テイクダウンランプなし
1. JAEコネクター(5)ターミナル2 (W)配線の位置を確認します。
2. 未使用の白色配線をヒートシュリンクチューブ(8)に通して加熱します。 非常用フラッシュ接合部(9)には接合しないでください。
図11。 フォワードLEDライティングオプション
完成
1.
注記
該当の年式とモデルの車両のサービスマニュアルを参照して、以下の手順でサービスを行ってください。
メインヒューズを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
交換用パーツ
68000287キット
図12。 交換用パーツ - ライトキット(P/N)
表4。 交換用パーツ - ライトキット(P/N 68000287)
アイテム
説明
数量
部品番号
1
ライト
1
別売りなし
2
スクリュー、プラス 1/4 x 20 x 1
2
3
平ワッシャー、1/4
2
4
ロックワッシャー、1/4
2
5
ナット、エイコーン1/4 x 20
2
6
ケーブルストラップ
1
7
スプライスコネクター
2
68000288キット
図13。 交換用パーツ - ライトキット(P/N 68000288)
表5。 交換用パーツ - ライトキット(P/N 68000288)
アイテム
説明
数量
部品番号
1
ライト
1
別売りなし
2
マウントブラケット
2
3
スクリュー、プラス6 x 32 x .375
2
4
ロックワッシャー、#6
2
5
平ワッシャー、#10
2
6
ケーブルストラップ
1
7
スプライスコネクター
2