DETACHABLE SADDLEBAG KITS (デタッチャブルサドルバッグキット)
J063822022-03-10
一般情報
表1。 一般的な情報
キット
推奨ツール
スキルレベル(1)
90201513A、90201552A、90201555A、90201561A、90201644A、90201645A
セーフティグラス、トルクレンチ
(1) トルク値に合わせた締め付け、またはその他適切なツールと技術が必要です
キット内容
図1。 キット内容: 取り外し可能サドルバッグキット
表2。 キット内容:
アイテム
数量
説明
部品番号
注記:
1
2
リフレクターキット
59480-04A
6.8–10.16 N·m (60–90 in-lbs)
2
2
ドッキングポイント、ロア
90201524
3
1
スクリュー、六角ソケットボタンヘッド
3540
6.8–10.2 N·m (60–90 in-lbs)
4
1
スクリュー、六角ソケットボタンヘッド
4016
6.8–10.2 N·m (60–90 in-lbs)
5
1
スクリュー、六角ソケットボタンヘッド
4097
47.5–61 N·m (35–45 ft-lbs)
6
1
ワッシャー、プレーン
6701
7
2
ワッシャー、プレーン
6702
8
4
スクリュー、Torxソケット
10200045
28.5–36.6 N·m (21–27 ft-lbs)
9
1
ドッキングポイントブラケット、ロア
90201764
10
4
アッパードッキングポイント
90201763
11
4
スペーサー
90201541
12
1
サドルバッグ、右
90201514
キット 90201513A
1
サドルバッグ、右
90201553
キット 90201552A
1
サドルバッグ、右
90201556
キット 90201555A
1
サドルバッグ、右
90201642
キット 90201561A
1
サドルバッグ、右
90201646
キット 90201644A
1
サドルバッグ、右
90201647
キット 90201645A
13
1
サドルバッグ、左
90201515
キット 90201513A
1
サドルバッグ、左
90201554
キット 90201552A
1
サドルバッグ、左
90201758
キット 90201555A
1
サドルバッグ、左
90201643
キット 90201561A
1
サドルバッグ、左
90201648
キット 90201644A
1
サドルバッグ、左
90201649
キット 90201645A
14
6
スペーサー
91414-00
キット 90201513A、90201645A
4
キット 90201555A、90201644A
キットには含まれない本文中記載のアイテム。
A
1
交換ロックキット、サドルバッグ(キー二つ付属)
90201087
注記
車両からアイテムを取り付けたり取り外したりする前に、全ての内容物がキット内にあることを確認します。
図2。 キット内容: サドルバッグラッチアッセンブリー
表3。 キット内容: サドルバッグラッチアッセンブリー
アイテム
数量
説明
部品番号
注記:
1
1
サドルバッグマウントブラケット、インナー、右側、90201513A、90201645Aで使用
90201617
1
サドルバッグマウントブラケット、インナー、右側、90201555A、90201644A、90201561A、90201552Aで使用
90201536
1
サドルバッグマウントブラケット、インナー、左側、90201513A, 90201645Aで使用
90201620
1
サドルバッグマウントブラケット、インナー、左側、90201555A, 90201644A, 90201561A, 90201552Aで使用
90201537
2
1
サドルバッグマウントブラケット、アウター、右側、90201513A、90201645Aで使用
90201618
1
サドルバッグマウントブラケット、アウター、右側、90201555A、90201644A、90201561A、90201552Aで使用
90201516
1
サドルバッグマウントブラケット、アウター、左側、90201513A、90201645Aで使用
90201619
1
サドルバッグマウントブラケット、アウター、左側、90201555A、90201644A、90201561A、90201552Aで使用
90201517
3
5
スクリュー、ボタンヘッド、ロック、Torxドライブ
1001
6.8–10.16 N·m (60–90 in-lbs)
4
1
サドルバッグラッチサービスキット
90201945
5
1
スクリュー、ソケットヘッド、セムス
10500009
1.7–3.4 N·m (15–30 in-lbs)
6
1
圧縮スプリング
11700004
7
1
ラッチアーム
90200481
1–1.7 N·m (9–15 in-lbs)
8
1
ラッチハンドル
90200483
9
1
ラッチキャップ
90200484
1–1.7 N·m (9–15 in-lbs)
10
1
スプリングスペーサー、ラッチアーム
90200515
11
1
サドルバッグインジケーター、右側
90201760
1
サドルバッグインジケーター、左側
90201759
注記
車両からアイテムを取り付けたり取り外したりする前に、全ての内容物がキット内にあることを確認します。
概略
適合モデル
モデルの適合性については、P&Aリテールカタログまたは www.harley-davidson.com 内のパーツ&アクセサリーページ(英語版のみ)をご覧ください。
下記のページで入手できる最新版のインストラクションシートを必ず使用してください。 www.harley-davidson.com/isheets
ハーレーダビッドソン社のカスタマーサポートセンター(1-800-258-2464 (米国内のみ)または1-414-343-4056)にお問い合わせください。
取り付け要件
モデルによってはターンシグナル/ライセンスプレートリロケーションキットの別途購入が必要となる場合があります。 このキットは、サドルバックおよび全てのデタッチャブルアクセサリーのための十分な余地を提供します。 純正P&Aカタログまたはwww.harley-davidson.com内のパーツ&アクセサリーページ(英語版のみ)をご覧ください。
これらのアイテムはハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店でお買い求めいただけます。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 このキットを取り付ける際は、お持ちのモデルの車両のサービスマニュアルが別途必要です。サービスマニュアルは最寄りのハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店でお買い求めいただけます。
キット内容:
図1」および「表2」を参照してください。
警告
サドルバッグの最大積載量を超えないようにしてください。 それぞれのサドルバッグ内の荷物の重さが均一になるようにしてください。 サドルバッグに過剰な荷重がかかると車両のコントロールを失い、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00383a)
注記
サドルバッグの最大許容荷重は6.8 kg (15 lb)です。
準備
メインヒューズ使用モデル:
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
1. サービスマニュアルを参照し、説明に従ってシートとメインヒューズを外します。 シート取り付け金具は全て保管します。
Turn Signal Relocation Kit (ターンシグナルリロケーションキット)の取り付け
ターンシグナル/ライセンスプレートリロケーションキットが必要な場合、ターンシグナルリロケーションキットに付属の説明書を参照してください。
フェンダーストラットへのドッキングポイントの取り付け
1. 図3 」を参照。 スペーサー(1)とドッキングポイント(2)を 新品の フェンダーストラットボルト(3)に取り付けます。
2. ボルトをフェンダーストラットとフェンダーに通して、フェンダーの内側にあるナットプレートに取り付けます。
3. キット 90201513A、90201645A: スペーサー(4)をフェンダーストラットとスペーサー(1)の間にあるフロントドッキングポイントに取り付けます。
1スペーサー
2ドッキングポイント
3ボルト
4スペーサー
図3。 フェンダーストラットドッキングポイント
ロアサポートアームのサドルバッグへの取り付け
1. 図4 」を参照。 スレッドロッカーをスクリュー(3)のねじ部に塗布します。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97)
2. 平ワッシャー(2)とスクリュー(3)を使ってロアサポートアーム(1)を両側のサドルバッグにゆるく取り付けます。
a. ロアサポートアームはサドルバッグ後方のスロットにはまります。
b. 部品は、サドルバッグの内側からアームに装着されます。
c. キット90201513A、90201555A、90201644A、90201645A: 両側のアームとサドルバッグの間に、スペーサー (7) が2個ずつ必要です。
1ロアサポートアーム、右
2平ワッシャー(3)
3スクリュー(3)
4ドッキングポイント
5スクリュー
6ドッキングポイントブラケット
7スペーサー (2) - キット90201513A、90201555A、90201644A、90201645A
図4。 ロアアームサポート
サドルバッグの取り付け
1. 図1 」を参照。 サドルバッグを開きます。
2. ノブ(サドルバッグの内側にあります)を外側に引っ張り、ラッチを外す場合は緑色方向に回転させ、ラッチを留める場合は赤色方向に回転させます。
3. 車体のサドルバッグを少しだけ前方に傾けた状態で、ロアフロントミニドッキングポイントの上のロアサポートアームのフォークの端を挿入します。
a. ロアサポートアームの端の厚みはロアフロントドッキングポイントのミニドッキングポイントにある小口径のプラスチックの溝にはまります。
4. サドルバッグを車体の前方にスライドさせ、バッグが3つのドッキングポイントすべてにしっかり装着されているか確認します。
5. サドルバッグが所定の位置に完全に固定されていることを確認します。 インジケータは、バッグがロック(フラッグダウン)またはロック解除(フラッグアップ)していることを示すために、サドルバッグの裏側に配置されています。
6. ロアサポートアームスクリューを固定します。 締め付ける。
トルク: 6.8–10.2 N·m (60–90 in-lbs)
ロアフロントドッキングポイントの取り付け
注記
図5 」を参照。 ロアフロントサポートを車体に取り付ける前に、ドッキングポイント部品をロアフロントサポートに取り付けます。 必ず全てのスペーサーおよびミニドッキングポイントが正しく配置されていることを確認してから次の手順に進んでください。
1ドッキングポイント
2パッセンジャーフットペグ
3ロアフロントサポート
図5。 ロアフロントサポートおよびドッキング
ロアフロントドッキングポイントの調整
1. 図4 」を参照。 ドッキングポイント(4)をスクリュー(5)でドッキングポイントブラケット(6)の上に取り付けます。 ドッキングポイントは車両の外側を向くように取り付ける必要があります。 締め付ける。
トルク: 6.8–10.2 N·m (60–90 in-lbs)
2. 図5 」を参照。 ドッキングポイントブラケットをドッキングポイントが外側を向くように、またブラケットのノッチをスイングアームピボットナットと合わせて取り付けます。
注記
車両によっては、最初にフットペグサポートを取り外す必要があります。
a. パッセンジャーフットペグ装備車の場合、フレームにドッキングブラケットを取り付け、ブラケット上部にフットペグサポートを取り付けます。 締め付ける。
トルク: 47.5–61 N·m (35–45 ft-lbs)
b. 「 図4 」を参照。 パッセンジャーフットペグ非装備車の場合、スクリュー(3)とワッシャー(2)を使用してブラケットをフレームに取り付けます。 締め付ける。
トルク: 16.3–24.4 N·m (12–18 ft-lbs)
3. 図5回転を防ぐためにロアフロントサポート(3)を抑えながら、エクステンションT50 TORXドライブヘッドを使用してスクリューを締め付けます。 締め付ける。
トルク: 47.5–61 N·m (35–45 ft-lbs)
パッセンジャーフットペグの取り付け
クレビスピンを使って、パッセンジャーフットペグをフットペグサポートに取り付けます。
注記
2018年Softail車両では、ピン、リテンションプレート、スプリング、ボールでパッセンジャーフットペグを固定します。
リフレクターの取り付け
注記
リフレクターがリフレクターマウントに正常に接着するには、気温が少なくとも16℃ (60℉)以上必要です。 リフレクターを実際に取り付けるまではシールをはがさないでください。
警告
連邦自動車安全基準(FMVSS) 108は、車両にリアとサイドリフレクターの装着を義務付けています(米国のみ)。 リアとサイドリフレクターを正しく装着してください。 被視認性が低いと、死亡事故や重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00336b)
1. 図6 」を参照。 サドルバッグの中心にリフレクターマウント(1)を配置する。
図6。 リフレクターの取り付け
2. ペンまたはその他適切なツールでサドルバッグに穴をマークする。
3. リフレクターを取り付けるリフレクターマウント(1)の表面を、せっけん水または50 ~ 70 %イソプロピルアルコールおよび30 ~ 50 %の蒸留水の混合物により洗浄します。 完全に乾燥させます。
4. リフレクター(2)の粘着カバーからライナーをはがします。
5. リフレクターを慎重にリフレクターマウントに取り付け、しっかり押しつけます。
6. 一定の圧力で、1分間以上リフレクターを押さえ続けます。
7. 適切なツールを使って、ステップ2で印をつけた位置でサドルバッグに4.8 mm (3/16インチ)の穴を2個開けます。
8. プッシュナット(3)2本でサドルバッグにリフレクターマウント(1)を取り付ける。 プッシュナットはサドルバッグの内側から取り付けます。
注記
リフレクターを接着後、少なくとも24時間以内は、激しく洗浄する、水で強くスプレーする、極端な天候にさらすことはしないでください。
粘着ボンドは通常の室温で約72時間後に最大の粘着度になります。
反対側のロアフロントドッキングポイントおよびサドルバッグの取り付け
1. エキゾーストを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. 車両の反対側と同じ作業を行って、ロアフロントドッキングポイントとサドルバッグを取り付けます。
3. 図7 」を参照。 ドッキングポイント(4)を車両の内側にあるエキゾーストサポートブラケット(1)に取り付けます。
4. エキゾーストを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
1エキゾーストサポートブラケット
2スクリュー
3ワッシャー
4ドッキングポイント
5ロアサポートアーム、右
図7。 ロアアームサポート(右側)
最終組立作業
注記
イグニッション/ランプスイッチがOFF (オフ)であることを確認した後に、メインヒューズまたはバッテリーケーブルを取り付けます。
1. メインヒューズを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
2. シートを取り付けます。 シートを取り付けたら、シートを上に引っ張って、固定されているか確認します。 サービスマニュアルを参照してください。
メンテナンス
ドッキングポイントスクリュー
ご注意
規定のトルク値で金具を締め付けないと、取り付けアクセサリーが破損するおそれがあります。 (00508b)
1. サドルバッグを取り付けてから800 km (500 mi)走行後、ドッキングポイントマウントスクリューのトルクをチェックする必要があります。 適切なトルクが維持されていることを確認し、必要に応じてスクリューを締め付けます。 締め付ける。
a. アッパードッキングポイントスクリュー。
トルク: 28.5–36.6 N·m (21–27 ft-lbs)
b. ロアフロントドッキングポイントスクリュー。
トルク: 16.3–24.4 N·m (12–18 ft-lbs)
c. サドルバッグロアサポートアームスクリュー
トルク: 6.8–10.2 N·m (60–90 in-lbs)
サドルバッグのケア
レザーのケアキットの説明に従って、サドルバッグに含まれるハーレーダビッドソン純正のレザードレッシングを塗ります。 追加のレザードレッシング(HD部品番号9826191V)は、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で入手できます。