スポーツグライドサドルバッグアウター

941001832020-08-24

一般情報

表1。一般的な情報

キット	推奨ツール	スキルレベル⁽¹⁾	時間
90202240xxx	セーフティグラス、トルクレンチ		1 時

(1) トルク値に合わせた締め付け、またはその他適切なツールと技術が必要です

キット内容

図1。キット内容: 取り外し可能サドルバッグキット

表2。キット内容:

アイテム	数量	説明	部品番号
1	1	リフレクター、右側、赤	67900067
2	1	リフレクター、左側、赤	67900065
3	2	メダリオン	14100980
4	1	カバー、右側	90201576xxx
4	1	カバー、左側	90201577xxx

注記

車両からアイテムを取り付けたり取り外したりする前に、全ての内容物がキット内にあることを確認します。

概略

適合モデル

モデルの適合性については、P&Aリテールカタログまたは www.harley-davidson.com 内のパーツ&アクセサリーページ(英語版のみ)をご覧ください。

下記のページで入手できる最新版のインストラクションシートを必ず使用してください。 www.harley-davidson.com/isheets

ハーレーダビッドソン社のカスタマーサポートセンター(1-800-258-2464 (米国内のみ)または1-414-343-4056)にお問い合わせください。

取り付け要件

モデルによってはターンシグナル/ライセンスプレートリロケーションキットの別途購入が必要となる場合があります。このキットは、サドルバックおよび全てのデタッチャブルアクセサリーのための十分な余地を提供します。純正P&Aカタログまたはwww.harley-davidson.com内のパーツ&アクセサリーページ(英語版のみ)をご覧ください。

これらのアイテムはハーレーダビッドソンジャパン正規販売網店でお買い求めいただけます。

このキットを正しく取り付けるには、 LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97) が必要です。

警告

ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)

注記

この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。このキットを取り付ける際は、お持ちのモデルの車両のサービスマニュアルが別途必要です。サービスマニュアルは最寄りのハーレーダビッドソンジャパン正規販売網店でお買い求めいただけます。

警告

サドルバッグの最大積載量を超えないようにしてください。それぞれのサドルバッグ内の荷物の重さが均一になるようにしてください。サドルバッグに過剰な荷重がかかると車両のコントロールを失い、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00383a)

注記

サドルバッグの最大許容荷重は6.8 kg (15 lb)です。

取り外し

「図2 」を参照。サドルバッグを取り外します。

a. サドルバッグアウタークラムシェル(3)を開きます。

b. ロックノブ(4)を引き出して、ロック解除位置(5)まで回します。

c. サドルバッグアウタークラムシェルを閉じて、ラッチレバー(2)を下げます。

d. 「図3 」を参照。サドルバッグを後方にスライドさせて、サドルバッグドッキングロッド(4)をマウントブラケットグロメット(5)から外します。

e. サドルバッグを車両から取り外します。

1	ロック
2	ラッチレバー
3	アウター二つ折り
4	ロックノブ
5	ロック解除位置
6	ロック位置

図2。サドルバッグロックノブ

1	インジケーターフラグ(ロック解除位置)
2	マウントブラケット
3	マウントスタッド(2)
4	ドッキングロッド
5	マウントブラケットグロメット

図3。サドルバッグマウントブラケット

分解

1.	「図4 」を参照。アウタークラムシェルを取り外します。 a. サドルバッグを開きます。 b. スタッド(7)からダンパーを引き出しながら、ロアダンパー(1)上のダンパークリップ(9)を少しこじ出します。注記ダンパーからクリップを取り外さないでください。 c. アウタークラムシェル(6)に取り付けられている2本のスクリュー(4)を取り外します。 d. 「図5 」を参照。必要に応じて、アウタークラムシェル(1)からガスケット(2)を取り外します。 e. アウタークラムシェルからヒンジスクリュー(4)を取り外します。 f. アウタークラムシェルを取り外します。
2.	「図5 」を参照。ストライクを取り外します。 a. スクリュー(9)を取り外します。 b. ストライク(8)を取り外します。

組み立て

1.	「図5 」を参照。ストライクを取り付けます。 a. ストライク(8)をアウタークラムシェル(1)に配置します。 b. スレッドロッカーをスクリュー(9)に塗布します。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97) c. スクリューを取り付けます。締め付ける。トルク: 2.3–3.4 N·m (20–30 in-lbs)
2.	メダリオンとリフレクターを取り付けます。 a. 取り付け面を清掃します。 b. 保護裏紙を付けたまま、メダリオン(10)とリフレクターを試し置きします。 c. 粘着剤の裏紙をはがします。 d. メダリオンとリフレクターを取り付けます。 e. 確実に接着されるようしっかり押さえます。
3.	ヒンジを取り付けます。 a. ヒンジ(6)をアウタークラムシェル(1)に置きます。 b. スレッドロッカーをスクリュー(4)に塗布します。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97) c. スクリューを取り付けます。締め付ける。トルク: 2.3–3.4 N·m (20–30 in-lbs)
4.	ガスケットを取り付ける。 a. ガスケットの表面(3)を掃除します。 b. ガスケット(2)の長さを調節します。注記ガスケットを伸ばさないでください。ガスケットの分割(5)がクラムシェルの底部にくるようにしてください。 c. ヒンジのエリアの中間点(7)にガスケットを取り付けます。ガスケットをしっかり押しつけます。
5.	アウタークラムシェルを取り付けます。 a. アウタークラムシェルをインナークラムシェルと合わせます。 b. インナークラムシェルヒンジのスロットにアウタークラムシェルヒンジ(7)を置きます。 c. スレッドロッカーをスクリュー(6)に塗布します。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97) d. スクリューを取り付けます。締め付ける。トルク: 2.3–3.4 N·m (20–30 in-lbs) e. 「図4 」を参照。テザー(5)を所定の位置に置きます。 f. スレッドロッカーをスクリュー(4)に塗布します。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97) g. スクリューを取り付けます。トルク: 5–6 N·m (44–53 in-lbs) h. スタッド(7)を取り付けます。トルク: 5–6 N·m (44–53 in-lbs) i. ダンパー(1)をテザーループ(2)にスライドさせます。注記ダンパーのロッドエンドはアウタークラムシェルに向いています。 j. スタッドにダンパーを押して固定します。 k. ダンパーが固定されていることを確認します。

1	ダンパー
2	テザーループ
3	インナークラムシェル
4	スクリュー(3)
5	テザー
6	アウター二つ折り
7	スタッド(2)
8	ワッシャー(2)
9	ダンパークリップ

図4。サドルバッグテザー

1	アウター二つ折り
2	ガスケット
3	ガスケット面
4	ヒンジスクリュー(4)
5	ガスケットの分割
6	ヒンジ(2)
7	ガスケットのギャップの位置
8	ストライク (2)
9	スクリュー(4)
10	メダリオンとリフレクター(2)

図5。アウタークラムシェルアッセンブリー

最終組立作業

注記

イグニッション/ランプスイッチがOFF (オフ)であることを確認した後に、メインヒューズまたはバッテリーケーブルを取り付けます。

1.	メインヒューズを取り付ける。サービスマニュアルを参照してください。
2.	シートを取り付けます。シートを取り付けたら、シートを上に引っ張って、固定されているか確認します。サービスマニュアルを参照してください。