OEマッチブレーキライン - リーチ/トラッカー適合車両
941002932024-01-23
一般情報
表1。 一般的な情報
キット
推奨ツール
スキルレベル(1)
41701145, 41800874, 41800877
セーフティグラス、トルクレンチ
(1) トルク値に合わせた締め付け、またはその他適切なツールと技術が必要です
キット内容
図1。 キット内容: ブレーキライン
表2。 キット内容: ブレーキラインキット
キットにすべての必用なものが入っていることを、車両にアイテムを取り付けたり、取り外したりする前に確認します。
アイテム
数量
説明
部品番号
注記:
1
1
ブレーキライン
別売りなし
2
4
ガスケット、ブレーキライン
41751-06A
2
3
ケーブルストラップ
10065
概略
適合モデル
各モデルへの適合性については、 パーツ&アクセサリー (P&A) リテールカタログ、または www.harley-davidson.com のパーツ&アクセサリーセクションを参照してださい。
最新版の取り扱い説明書を使用していることを確認してください。 以下から利用可能です: h-d.com/isheets
ハーレーダビッドソン社のカスタマーサポートセンター(1-800-258-2464 (米国内のみ)または1-414-343-4056)にお問い合わせください。
取り付け要件
警告
ブレーキラインガスケットの交換。 純正ガスケットを取り替えずに使用すると、ブレーキに不具合が生じて車両が制御できなくなり、死亡したり重傷を負う原因となります。 (00318a)
ご注意
漏れがないようにしてください。 ガスケット、バンジョーボルト、およびブレーキラインは組み立て前に汚れや損傷がないことを確認します。 (00323a)
警告
DOT 4 油圧ブレーキフルードのみをブレーキマスターシリンダーに使用してください。 他のタイプを使用すると、ブレーキシステムが損傷し、ブレーキングに影響が出て、死亡や重傷の原因となります。 (00597c)
警告
DOT 4ブレーキフルードに触れると、健康に重大な影響を及ぼすおそれがあります。 適切な皮膚の保護用具及びセーフティグラスを着用しないと、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。
  • 吸入した場合: 安静にし、新鮮な空気を取り込み、医師の手当てを受けてください。
  • 皮膚に付着した場合: 汚染された衣服を脱ぐ。 直ちに多量の水で皮膚を15 ~ 20分間洗い流します。 炎症が発生したときは、医師の手当てを受けてください。
  • 目に入った場合: 最低15分間、目を開けたまま、流水で洗い流してください。 炎症が発生したときは、医師の手当てを受けてください。
  • 飲み込んだ場合: 口を濯ぎ、多量の水を飲んでください。 吐かせてはなりません。 ポイズンコントロールにお知らせください。 緊急手当が必要です。
  • 詳細については、sds.harley-davidson.comにある安全データシート(SDS)を参照してください。
(00240e)
ご注意
DOT 4 brake fluid (DOT 4ブレーキフルード)が塗装面およびボディパネル面に付着すると、表面が損傷します。 ブレーキに関する作業を行うときは、常にブレーキフルードをこぼさないように注意し、塗装面を保護してください。 表面を保護しないと外装に傷が付くおそれがあります。 (00239c)
警告
ライダーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 ABSブレーキ装着車両は販売網店での取り付けが必要です。 このキットを正しく取り付けるには、ハーレーダビッドソン販売網店のみで販売されている特殊ツールが必要です。 ブレーキシステムを正しく整備しないとブレーキ性能が低下し、死亡したり重傷を負う原因となります。 (00578b)
警告
ブレーキの整備を行ったら、車両を運転する前に、ブレーキをポンピングしてブレーキシステムに圧力をかけます。 圧力が不足すると、ブレーキの制動力に悪影響を及ぼし、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00279a)
警告
ブレーキシステムを修理した後は、低速でブレーキをテストしてください。 ブレーキが正しく作動しない場合、高速でテストを行うと制御不能となり、死亡したり重傷を負ったりするおそれがあります。 (00289a)
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 この取り付け作業には、車両の年式およびモデルに対応したサービスマニュアルが必要で、以下より入手することができます。
  • ハーレーダビッドソンのディーラー。
  • H-Dサービスインフォメーションポータル。2001年以降のほとんどのモデルのマニュアルを、サブスクリプションベースで利用可能。 詳細については、 「サブスクリプションに関するよくある質問」 を参照してください。
取り外し
1. エアボックスを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. 電装キャディを移動し、ブレーキラインの接続部に触れられるようにします。
3. 標準装備 (OE) ブレーキラインの接続を外します。 サービスマニュアルを参照してください。
取り付け
1. 新品の ブレーキラインを取り付けます。
2. 図2 フロントブレーキライン(1)、ガスケット(4)、 OE スクリュー(3)を接続します。
3. OE Pクリップ(5)と OE スクリュー(3)を使用して、ブレーキライン(1)を車両フレームに取り付けます。
4. 図3 フロントブレーキライン(1)、ガスケット(3)、 OE スクリュー(4)をマスターシリンダー(2)に取り付けます。
1フロントブレーキライン
2フロントブレーキラインコネクター
3OE スクリュー(3)
4ガスケット(2)
5OE Pクリップ(2)
図2。 フロントブレーキラインの接続
1フロントブレーキライン
2マスターシリンダー
3ガスケット(2)
4OE スクリュー
図3。 フロントブレーキラインのマスターシリンダーへの接続
完成
1. 電装キャディを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. エアボックスを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
通常使用状態に戻す
1. 整備を行う車両の適切な最終組み立て手順については、サービスマニュアルを参照してください。 次のような事項があります。
a. ここに記載される例外を除いて、全てのブレーキラインと影響を受けるシステムの適切な固定
b. 全てのファスナーのトルク値
c. 適切な種類のブレーキフルードが使用されているか
d. ブレーキエア抜きの正しい手順
e. 漏れの点検
2.
注記
アクセサリーブレーキラインの取り回しの目的は以下の通りです:
a. 曲がりやひねりがないように優しく取りまわしてください。
b. ステアロックからステアロックまで自由に動くようにしてください。
c. ステアリングモーション全体を通して、全ピンチポイントに対するクリアランス
d. キーを入れたイグニッションスイッチなど、障害になりやすい場所に対するクリアランス
e. ステアリングモーション全体を通して、塗装面(フェンダー、ガソリンタンク、その他のボディーコンポーネント)との接触を避ける
f. フレーム、ダウンチューブまたはトリプルクランプとの軽い構造接触の発生を、ステアリングモーションが最大の時のみに抑える
3. ブレーキラインの取り回しの調整は以下を含むことがあります:
a. 標準ワイヤーフォームリテンションの代わりにPクランプを使用(一部モデル)
b. ロアマニホールドアダプターフィッティングの向き(一部モデル)
c. 取り付け位置の間のラインの長さとバンジョーフィッティングの角度
d. Pクランプの向き
e. バンジョーフィッティングの向き
4. 全てのブレーキラインが適切に取り回しされていることを確認します。 これには、ハンドルバーをロック位置からロック位置に動かしてみて、全てのブレーキラインで、ひっかかり、ねじれ、周囲のパーツとの擦れや、パーツ間に挟まれることがないことを確認する作業が含まれます。 上記のいずれかが発生した場合は、ブレーキラインの取り回しを確認し、必要に応じて調整してください。
5. サービスマニュアルおよび上記に記載の全ての手順が完了したら、低速で車両をテスト走行してください。 ブレーキが思うように機能しない場合は、サービスマニュアルに記載のエア抜き手順を再度実施してください。