警察車両用フロントライトキット
J067122024-02-29
一般情報
表1。 一般的な情報
キット
推奨ツール
スキルレベル(1)
68000274、68000275、68000289、68000289A、68000290、68000290A、68000279、69202610
セーフティグラス、トルクレンチ
(1) トルク値に合わせた締め付け、またはその他適切なツールと技術が必要です
キット内容
図1。 キット内容: フォワードライティングキットコンポーネント
表2。 キット内容: フォワードライティングキットコンポーネント
アイテム
キット
キットアイテム
数量
説明
部品番号
注記:
1
68000274
1
1
サイドマーカーキット、赤
68000274
68000275
1
1
サイドマーカーキット、青
68000275
2
68000279
2
1
スプライスハブ
68000279
3
69202610
5
1
ワイヤーハーネス、電源入力
別売りなし
6
4
収縮チューブ
72266-94
7
2
バットエンドスプライス、赤
70585-93
4
68000289, 68000289A
8
1
ライトアッセンブリー、赤
非売品
別途
9
1
コネクター、グレー
10
2
ターミナルプラグ
11
1
バットエンドスプライス
68000290, 68000290A
8
1
ライトアッセンブリー、青
9
1
コネクター、グレー
10
2
ターミナルプラグ
11
1
バットエンドスプライス
注記
キットにすべての必用なものが入っていることを、車両にアイテムを取り付けたり、取り外したりする前に確認します。
概略
適合モデル
これらのキットは コントローラーエリアネットワーク (CAN) 搭載の警察車両用です。
最新版の取り扱い説明書を使用していることを確認してください。 以下から利用可能です: www.harley-davidson.com/isheets
ハーレーダビッドソン社のカスタマーサポートセンター(1-800-258-2464 (米国内のみ)または1-414-343-4056)にお問い合わせください。
取り付け要件
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 この取り付けには、該当年式およびモデル車両のサービスマニュアルが必要となります。
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 この取り付け作業には、車両の年式およびモデルに対応したサービスマニュアルが必要で、以下より入手することができます。
  • ハーレーダビッドソンのディーラー。
  • H-Dサービス情報ポータル。 2001年式以降のほとんどのモデルにサブスクリプションベースでのアクセスが可能。 詳細については サブスクリプションに関するよくある質問 をご参照ください。
この商品はハーレーダビッドソン販売店でお求めいただけます。
  • 2024年式 Road Glide Police(FLTRXP): Road Glide発光ダイオード (LED)フォグランプマウントキット(部品番号68000183)の別途購入が必要です。
その他の条件
テイクダウンライティングを有効にしたいお客様は、以下のキットをご購入いただき、キット付属の取付説明書に従っていただく必要があります。
  • 部品番号70255-02B
  • 部品番号71718-02
準備
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
1. メインヒューズを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. シートを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
3. フューエルタンクを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
4. ハーネスキャディーを露出させます。 サービスマニュアルを参照してください。
スプライスハブと電源入力ハーネス
取り付け
1. 電源/入力ハーネスを接続します。
a. トップキャディを取り外す。 サービスマニュアルを参照してください。
b. マイナス(-)バッテリーターミナルボルトを取り外します。
c. 69202610のリングターミナルをマイナス(-)バッテリーターミナルボルトに取り付けます。
d. マイナス(-)バッテリーターミナルボルトを取り付けます。 締め付ける。
トルク: 6.8–7.9 N·m (60–70 in-lbs)
e. 左サイドカバーを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
f. 左フレームレールの下にブレードターミナル付きの赤いワイヤーを配線します。
g. 68000289、68000289Aまたは68000290、68000290Aを取り付ける場合は、フラッシャーを取り外し、ブレードターミナルを追跡リレーソケット[69B]のキャビティ86に取り付けます。
h. 68000289、68000289Aまたは68000290、68000290Aを取り付けない場合は、フラッシャーの位置を変えずに、キャビティ86のワイヤーに寄り継ぎます。
i. 左サイドカバーを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
j. トップキャディを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
2. テイクダウンモードスイッチを取り付ける場合:
a. メインハーネスキャディを通して2本の白いワイヤーを配線し、右ハンドコントロールを通して上に進みます。
b. 電源/入力ハーネスの2本の白いワイヤーを補助ON/OFFスイッチのワイヤーにより継ぎます。
c. メインハーネスキャディと補助ON/OFFスイッチの間のワイヤーを固定します。
d. ハンドルバーを左右のフォークストップに当たるまで完全に回したとき、ワイヤーがきつく張った状態にならないことを確認します。
3. スプライスハブを取り付けます。
a. トップ 電子制御モジュール (ECM) キャディの上部にスプライスハブを配置します。
PAR36
取り外し
1. 補助ランプのバルブを取り外す。 サービスマニュアルを参照してください。
2. 今後の接続を考慮し、できるだけアースワイヤーを残すために、アースワイヤーを電球ソケット近くで切断します。
3. プラス(+)コネクターワイヤーを切断し、取り外します。 新しい配線の取り付けのために、コンジットを保管します。
取り付け
1. 端にピンが付いた赤と青のワイヤーをハウジングマウントに通します。
2. 余分なワイヤーをマウントを通して引き、メインハーネスキャディーからシートにむけて配線します。
3. ランプハウジングの残りのアースワイヤーの端の被覆を剥きます。
4. ハウジングのアースワイヤーをランプのアースワイヤーとより継ぎます。
5. ランプをハウジングに取り付け、位置を調整します。
a. センタリングタブが曲がり、ランプがハウジングと同じ高さになるまでランプをハウジングに押し込みます。
6. トリムリングを取り付けます。
7. スクリューで固定する。 締め付ける。
トルク: 1.1–1.6 N·m (10–14 in-lbs)
コネクト
1. 接続する前にプログラミングを完了します。
2. テイクダウン機能を有効にする場合は、赤いワイヤーを1番キャビティに取り付けます。
3. 青いワイヤーを2番キャビティに取り付けます。
4. JAEコネクターをスプライスハブ(2)に取り付けます。
5. ランプマウントとハーネスキャディの間のワイヤーを固定します。
6. ハンドルバーを左右のフォークストップに当たるまで完全に回したとき、ワイヤーがきつく張った状態にならないことを確認します。
表3。 パー36: 68000289、68000289Aと68000290、68000290A
ワイヤー
機能
最後のターミナル
ライトの電源
コネクター、ピン1
ライトのアース
パー36ハウジングスプライス
パターンの選択とテイクダウンパワー
コネクター、ピン2
サイドマーカー
取り付け
1. ランプエンジンガードクランプキット(68000170)を取り付けます。 J05934をご参照ください。
2. ランプキット付属のスクリューを浅いカウンターボア側からクランプの長い方を通して挿入します。
3. ロックワッシャーをねじ部に、そして、深いカウンターボアにスライドさせます。
4. スクリューの きれいな ねじ部にスレッドロッカーを数滴塗布します。LOCTITE 243 MEDIUM STRENGTH THREADLOCKER AND SEALANT (LOCTITE 243中強度スレッドロッカーシーラント) (青) (99642-97)
5. スクリューをランプにねじ込みます。完全に締め付けないでください。
6. ランプをご希望の位置に調節します。 締め付ける。
トルク: 4–4.5 N·m (35–40 in-lbs)
7. 反対側でもステップ2~6を繰り返します。
コネクト
1. ケーブルをエンジンガードからメインハーネスキャディーに配線し、ガードとフレームに固定します。
2. 続けてメインハーネスキャディを通してスプライスハブ(2)にケーブルを配線します。
3. JAEコネクターをスプライスハブ(2)に取り付けます。
表4。 サイドマーカー: 68000274と68000275
ワイヤー
機能
最後のターミナル
ライトの電源
コネクター、ピン1
ライトのアース
コネクター、ピン4
パターン選択
プログラミング後の切断と絶縁
同期
コネクター、ピン3
オレンジ/白
テイクダウンパワー
コネクター、ピン2
1スクリュー、ロング
2スクリュー、ショート
3ロックワッシャー
4エンジンガードクランプ
5ランプ
6エンジンガード
図2。 サイドマーカーの位置 (任意)
パターンのプログラミング
ライトは、 表5 で示すように、24種類の点滅パターンを表示するようにプログラムすることが可能です。 これは、 青い ワイヤーを使って、PSCP(パターンセレクトコントロールプログラマー)で実行する必要があります。
1. 図3を参照してください。 12V電源をPSCPに接続します。
a. PSCPのINPUTターミナルのGDNターミナルにアースワイヤーを接続します。
b. PSCPのINPUTターミナルのPWRターミナルにプラスのワイヤーを接続します。
2. 図3を参照してください。 ライトアレイをPSCPのOUTPUTターミナルに接続します(ディーラー提供のワイヤーが必要です)。
a. JAEコネクターのREDターミナルをPSCPのOUTPUTターミナルのPWRターミナルに接続します。
b. JAEコネクターのBLACKターミナルをPSCPのOUTPUTターミナルのGNDターミナルに接続します。
c. フェーズド: :ライトの青いワイヤーの端の被覆を剥いて、青いワイヤーの1本をPSCPのOUTPUTターミナルのP.SELターミナルに接続します。 ステップ3に続く。
d. 非フェーズド: :ライトの青いワイヤーの端の被覆を剥いて、両方の青いワイヤーをPSCPのOUTPUTターミナルのP.SELターミナルに接続します。 ステップ3に続く。
3. 表5を参照してください。 パターン選択/リセットノブを時計回りに回転させて、ご希望のパターン番号を選択します。
a. フェーズド: 指定されたPh1を1本の青いワイヤーに、Ph2を他の青いワイヤーにつけます。 ステップ4に続く。
b. 非フェーズド: ステップ4に続く。
4. START ボタンを押します。
a. PSCPは、目的のパターンになるまでパターンを追加します。 プログラムされたパターンを表示するために、ライトが数秒間点灯します。
b. フェーズド: 現在接続している青いワイヤーの接続を外し、他の青いワイヤーを P.SELターミナルに接続します。 ステップ3と4を繰り返します。
c. 非フェーズド: ステップ5に続く。
5. 目的のパターンがプログラムできたら、PSCPからライトの接続を外します。
a. 青いワイヤーの露出した部分を切り取ります。
b. 青と緑のワイヤーをライトに押し込みます。
1アース
212V入力
3ライトの青いワイヤーへ
4JAEコネクターの黒いワイヤーへ
5JAEコネクターの赤いワイヤーへ
図3。 パターンプログラミングの設定
点滅パターンのプログラミング
表5。 点滅パターンのコード
点滅パターン
周波数
フェーズ
PSCPコード
7つの全カラーコンビネーションに適用
シングルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
1
フェーズ2
2
120FPM
フェーズ1
3
フェーズ2
4
375 FPM
フェーズ1
5
フェーズ2
6
ダブルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
7
フェーズ2
8
120 FPM
フェーズ1
9
フェーズ2
10
トリプルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
11
フェーズ2
12
クワッドフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
13
フェーズ2
14
150 FPM
フェーズ1
15
フェーズ2
16
1~3のカラーコンビネーションのみに適用
CA 13シングルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
17
フェーズ2
CA 13ダブルフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
18
フェーズ2
NFPAクワッドフラッシュ
75 FPM
フェーズ1
19
フェーズ2
モジュールフラッシュ
N/A
フェーズ1
20
フェーズ2
2ダブル、2クワッドフラッシュ
N/A
フェーズ1
21
フェーズ2
4シングル、2トリプルフラッシュ
N/A
フェーズ1
22
フェーズ2
自動
N/A
フェーズ1
23
フェーズ2
連続点灯
(キット68000289Aおよび68000290Aで のみ 有効)
N/A / (75FPM)
フェーズ1
24
フェーズ2
注記
表5 は、サプライヤーが提供する詳細情報の概要です。 規制情報が必要な場合は、J06720フルフラッシュチャート解説のドキュメントをご参照ください。
PSCPのヒント
PSCPを使用してライトをプログラミングする場合は、以下のヒントを活用してください:
  • 現在プログラムされている点滅パターンを表示するには、 DEMO ボタン押します。 これにより、ライトが数秒間点灯します。
  • パターン選択/リセット ノブを押して、パターン番号インジケーターを0にリセットします。
  • 注記
    これはライト点滅パターンをリセット しません
  • ライト点滅パターンをリセットするには、パターン番号24を選択し、 START を選択します。
図4。 フォワードLEDライティングオプション
ハーネスの長さ調整
注記
2024年式Road Glide Police (FLTRXP) には、Road Glide発光ダイオード(LED)フォグランプマウント キット(部品番号 68000183)が必要です。 取り付け要件を参照してください。
1. 余分なワイヤーハーネスをぐるぐる巻きにしたり車両部品に巻き付けたりする代わりに、ハーネスを所定の長さにカットします。 手順については、電気系診断マニュアル (EDM)を参照してください。
a. 図5を参照してください。スプライスはコネクターの上51 mm (2 in)で開始する必要があります。
b. 十分な長さの新しいワイヤーを形成するのに十分な、余分なワイヤーを取り除きます。
2. EDMで確認します。
151 mm(2 インチ)
2超音波溶接または同等品
3サイドマーカー
図5。 ハーネススプライスの寸法
完成
1. スプライスハブと全てのワイヤーをタイラップで固定します。
2. メインハーネスキャディを組み立てます。
3. フューエルタンクを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
4. シートを取り付けます。 シートを取り付けたら、シートを上に引っ張って、固定されているか確認します。 サービスマニュアルを参照してください。
5. メインヒューズを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。