ヒーテッドハンドグリップキット
J052962024-01-24
一般情報
表1。 一般的な情報
キット
推奨ツール
スキルレベル(1)
56100034, 56100318, 56100331, 56100342, 56100436, 56100437, 56100438, 56100568, 56100569
セーフティグラス、トルクレンチ、ヒートガン、クランピングツール
(1) トルク値に合わせた締め付け、またはその他適切なツールと技術が必要です
キット内容
図1。 キット内容: ヒーテッドハンドグリップ
表2。 キット内容: ヒーテッドハンドグリップキット
キットにすべての必用なものが入っていることを、車両にアイテムを取り付けたり、取り外したりする前に確認します。
アイテム
数量
説明
部品番号
注記:
1
1
ヒーテッドハンドグリップ、左
56209-10
キット56100034
56100325
キット56100318
56100338
キット56100331
56100316
キット56100342
56100430
キット 56100436、クローム
56100431
キット 56100437、ブラック
56100432
キット 56100438、エッジ
56100572
キット56100568
56100573
キット56100569
2
1
ヒーテッドハンドグリップ、右
56249-10
キット56100034
56100326
キット56100318
56100339
キット56100331
56100317
キット56100342
56100433
キット 56100436、クローム
56100434
キット 56100437、ブラック
56100435
キット 56100438、エッジ
56100570
キット56100568
56100573
キット56100569
3
1
キャップ、ヒーテッドハンドグリップ、右
56250-10
キット56100034
56100329
キット56100318
56100337
キット56100331
56100168
キット56100342
56100472
キット 56100436、クローム
56100471
キット 56100437、ブラック
56100470
キット 56100438、エッジ
56100598
キット56100568
56100599
キット56100569
4
1
アダプターハーネス
69200232
全キット共通
5
2
スプライスコネクター
70586-93
6
1
インターコネクトジャンパー、黒/白、14インチ
62901809
7
1
電源/アースジャンパー、赤/黒、20インチ
69201808
概略
適合モデル
各モデルへの適合性については、 パーツ&アクセサリー (P&A) リテールカタログ、または www.harley-davidson.com のパーツ&アクセサリーセクションを参照してださい。
最新版の取り扱い説明書を使用していることを確認してください。 以下から利用可能です: h-d.com/isheets
ハーレーダビッドソン社のカスタマーサポートセンター(1-800-258-2464 (米国内のみ)または1-414-343-4056)にお問い合わせください。
取り付け要件
2008 ~ 2009年モデルでは次の別売りのパーツが必要です:
  • ツイストグリップセンサー(TGS)ジャンパーハーネス70415-08A (1)
  • コネクター72902-01BK (1)
  • ターミナルピン72990-01 (2)
年式およびモデル別の電気接続キット:
  • 2014 ~ 2016年Road Kingでは別売りのパーツ(69200722)が必要です。
  • 2017年以降のRoad KingとFLTRUでは、69201599Aの別途購入が必要です
  • 2016 ~ 2017年SoftailおよびDynaでは別売りのパーツ(72673-11)が必要です。
  • 2018年以降のSoftailでは別売りの部品(69201750)が必要です。
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 この取り付け作業には、車両の年式およびモデルに対応したサービスマニュアルが必要で、以下より入手することができます。
  • ハーレーダビッドソンのディーラー。
  • H-Dサービスインフォメーションポータル。2001年以降のほとんどのモデルのマニュアルを、サブスクリプションベースで利用可能。 詳細については、 「サブスクリプションに関するよくある質問」 を参照してください。
警告
電気系統アクセサリーを取り付ける場合、影響を受ける回路を保護するヒューズまたは回路ブレーカーの最大アンペア数を超えないよう注意してください。 最大アンペア数を超えると、電気的な不具合が生じ、死亡したり重傷を負う場合があります。 (00310a)
ご注意
電気アクセサリーを装着し過ぎると、車両の充電システムに過剰な負荷がかかる可能性があります。 複数の電気系統アクセサリーが同時に作動し、それらの消費電流量が車両の充電システムで供給できる電流量の総量を超えた場合、バッテリーが放電し、車両の電気系統に損傷を与えるおそれがあります。 (00211d)
このヒーテッドハンドグリップキットは、電気系統から最大で 3.5 A の追加電流を必要とします。
ヒーテッドグリップ
取り外し
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こすおそれがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
ご注意
マスターシリンダーアッセンブリーを取り外すとき、あるいは取り付けるときは、その前に必ず、ブレーキレバーとレバーブラケットとの間に厚さ4 mm (5/32インチ)の厚紙を挿入してください。 インサートを使用せずにマスターシリンダーアッセンブリーを取り外し、取り付けをすると、フロントストップライトスイッチのラバーブーツとプランジャーが損傷する場合があります。 (00324a)
1. ハンドグリップを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
注記
ハンドルバー右側のツイストグリップセンサーには、シールキャップが使用され、埃や湿気から内部の電ウェイを保護し、またスロットルグリップの保持装置としての役割も果たしています。
グリップを外す際、シールキャップのレセプタクルからグリップのインデックスピンを外すために若干強く引かなければならない場合があります。
グリップを外す際、シールキャップの位置を確認してください。
シールキャップがまだ古いスロットルグリップの 内側 のインデックスピンに固定されている場合は、グリップと一緒に廃棄できます。
シールキャップが ツイストグリップセンサーの端 に付いたままの場合:
  • 図2 小さなドライバーまたはその他のマイナスツールをシールキャップの片側の平らな部分に挿入します。
  • キャップの下側の脚を押して、ツイストグリップセンサーの端にあるスロットからキャップを取り外します。 キャップの一方の端をテコの力で持ち上げます。
  • キャップの反対側も同じことに繰り返します。
  • キャップを慎重に取り外して廃棄します。
2. 2008 〜 2009年モデル: ツイストグリップセンサー(TGS)とTGSジャンパーハーネス サービスマニュアルを参照してください。
注記
ツイストグリップセンサーを取り外す前に、誘導用ワイヤーをジャンパーハーネスに取り付けます。
3. 図3 TGSジャンパーハーネスをTGSとメインハーネスから外します。 ストックジャンパーハーネス(2)を廃棄します。
4. 図4新品の TGSジャンパーハーネスをTGSに取り付けます。
a. コネクター(3)をTGSハーネスに接続します。
b. コネクター(4)をヒーテッドグリップコネクターに接続します。
1ハンドルバー
2スロットルツイストグリップセンサー
3シールキャップ
図2。 シールキャップの取り外し
1ヒートシュリンクチューブ
22008 ~ 2009年ストックジャンパーハーネス
図3。 2008 ~ 2009年TGSおよびハーネス
1TGSメインハーネスコネクター
2右側のヒーテッドハンドグリップコネクター(左側のハンドグリップまで)
3TGSまで
4TGSヒーテッドグリップワイヤーまで
図4。 TGSジャンパーハーネス
取り付け
注記
右ハンドコントロールモジュールと左ハンドコントロールモジュール (R&LHCM)を配線して閉じるときは、ワイヤーの挟み込みがないことを確認します。 サービスマニュアルを参照してください。
注記
誘導用ワイヤーが使用されていない場合は、ハンドルバーにワイヤーハーネスを完全に装着するために、空気圧または電気用フィッシュテープを使用できます。
1. 2008 〜 2009年モデル: ツイストグリップセンサーワイヤーハーネスをハンドルバーの右側まで通します。
a. ハンドルバーにワイヤーを入れながら、慎重にジャンパーハーネスの端のコネクターを引き、ハンドルバーの中心からツイストグリップセンサーを引き出します。
b. ツイストグリップセンサーのインデックスタブをハンドルバーのスロットにフィットさせます。 誤った組み立てを防止するため、1 つのインデックスタブとスロットは他の物よりも小さくなっています。
2. 全モデル: 左側のヒートグリップワイヤーハーネスをハンドルバーの中心まで完全に通します。
注記
右ハンドコントロールモジュール (RHCM)をインストールするときは、スロットルエンドプレイが正しく設定されていることを確認します。 サービスマニュアルを参照してください。
a. 一部のモデルでは、左側のグリップからツイストグリップセンサーの接続コネクターに到達するために追加のジャンパーが必要になる場合があります(ハンドルバーの高さや車両のモデルおよび年式によって異なります)。
b. 図1 この14インチ ジャンパーが黒/白色ワイヤーと一緒にキットで提供されます。
3. 図5 左側ヒーテッドグリップ(4)を、フランジ(5)の直径の大きい部分が下になるように配置します。 グリップをハンドルバーに完全に押し込みます。
注記
  • ハンドルバーの表面が滑らかで乾燥し、埃が全くないことを確認します。
  • 配線をハンドルバーから引く前に、エクステンションが必要かを判断するために、ハンドルバーに沿って配線を取り回します。 追加エクステンションが必要な場合は、パーツの一覧を参照してください。
  • 一部の内部配線ハンドルバーでは、Chizeledハンドルバーまたはターンシグナルがハンドルバーに取り付けられているモデルのように、ヒーテッドグリップコネクターのピンを外すことが必要な場合があります。
  • 再組み立てのために、ピンを外す前に全てのコネクターの写真を撮ってください。
  • 引っ張りやすくするために、石鹸水をスプレーするか石鹸水でこすってください。
4. 類似した左側のスイッチの取り付け方法が記載されている 図5 をご参照ください。 スイッチハウジングの外側の溝(2)がグリップの端のフランジに収まるように、ロアスイッチハウジングをグリップの下に配置します。
5. アッパースイッチハウジングを、ハンドルバーとロアスイッチハウジングの上に配置します。
6. 上下スイッチハウジングスクリューを仮止めします。
a. ワイヤーハーネスコンジットが、ハンドルバー底部のくぼみに沿っていることを確認します。
7. クラッチハンドレバーアッセンブリーをスイッチハウジングアッセンブリーの内側に配置し、ロアスイッチハウジングのタブをクラッチレバーブラケット下部の溝にはめ込みます。
8. ハンドルバークランプの穴をクラッチレバーブラケットの穴に合わせ、フラットワッシャーでロアスクリューを仮止めします。
a. スイッチハウジングとクラッチハンドコントロール位置を、ライダーの好みに合わせて調整します。
9. T-27トルクスドライブヘッドを使用して、ハンドルバークランプスクリューをアッパー、ロアの順に締め付けます。 締め付ける。
トルク: 6.8–9 N·m (60–80 in-lbs)
10. T-25トルクスドライブヘッドを使用して、スイッチハウジングスクリューをロア、アッパーの順に締め付けます。 締め付ける。
トルク: 4–5.4 N·m (35–48 in-lbs)
11. 新品 の右側ヒーテッドスロットルグリップ(2)をキットから出します。
注記
RHCMをインストールするときは、スロットルエンドプレイが正しく設定されていることを確認します。 サービスマニュアルを参照してください。
12. スロットルグリップの外側の端の中に仕込まれたものは、円形のプラスチックプラグで、一方にはピンターミナルが2つあります。
a. プラグをグリップから外側の開口部へ慎重に引き出します。
13. 新品 のヒーテッドスロットルグリップをハンドルバーの端にスライドさせます。
注記
ハンドルバーの表面と 新品 のスロットルグリップの内側が滑らかで乾燥し、埃が全くないことを確認します。
a. グリップを回して、内側のスプラインがツイストグリップセンサーのスプラインにはまっていることを確認します。
14. スイッチハウジングの外側の溝(2)がグリップの端のフランジに収まるように、ロアスイッチハウジングをグリップの下に配置します。
15. アッパースイッチハウジングを、ハンドルバーとロアスイッチハウジングの上に配置します。
16. 上下のスイッチハウジングスクリューを仮止めしますが、締め付けないでください。
a. ワイヤーハーネスコンジットが、ハンドルバー底部のくぼみに沿っていることを確認します。
17. ロアスイッチハウジングのタブをマスターシリンダーハウジング底部の溝にはまるよう、ブレーキマスターシリンダハウジングをスイッチハウジングアッセンブリーの内側に配置します。
18. ハンドルバークランプの穴をマスターシリンダーハウジングの穴に合わせ、フラットワッシャーでロアスクリューを仮止めします。
a. スイッチハウジングとブレーキハンドコントロール位置を、ライダーの好みに合わせて調整します。
19. T-27トルクスドライブヘッドを使用して、ハンドルバークランプスクリューをアッパー、ロアの順に締め付けます。 締め付ける。
トルク: 6.8–9 N·m (60–80 in-lbs)
20. T-25トルクスドライブヘッドを使用して、スイッチハウジングスクリューをロア、アッパーの順に締め付けます。 締め付ける。
トルク: 4–5.4 N·m (35–48 in-lbs)
注記
スロットルグリップがハンドルバーがくっついたり、引き戻されたりする原因となるほど、スイッチハウジングを内側に引っ張らないでください。 スロットルグリップを作動させて、制限なくアイドリングのポジションに戻ることを確認します。
警告
エンジンを始動する前に、スロットルコントロールを離したときにアイドル位置に瞬時に戻ることを確認してください。 エンジンがアイドリング状態に自動復帰するのを防ぐスロットルコントロールが制御不能になると、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすことがあります。 (00390a)
21. 右グリップ/スロットルスリーブが自由に回転して元に戻り、ハンドルバーやスイッチハウジングに引っかからないことを確認します。
22. ニードルノーズプライヤか同様のツールを使用して、慎重にスロットルグリップの外端の円形プラスチックプラグをつかみます。
注記
ツイストグリップセンサーのターミナルソケットが片側にオフセットされているので、ピンは一方向にしか挿入できません。
a. グリップの開口部からプラグを挿入し、ターミナルピンをツイストグリップセンサー端のソケットに挿入し、プラグの2つの脚部をスロットルグリップセンサーの開口部にはめ込みます。
b. プラスチックプラグをしっかり押し込み、ピンが完全にソケットに固定されるようにしてください。
23. スロットルグリップの端にエンドキャップを取り付けます。
1スイッチハウジングスクリュー(2)
2
3ハンドルバークランプ
4左ハンドルバーグリップ
5フランジの大きい方の直径
図5。 左ハンドルバースイッチハウジング
車両配線への接続
注記
  • ヒーテッドグリップが正しく取り付けられていることを確認してください。 不適切な取り付けは異常発熱につながります。
  • モデル年によっては、車両に緑か黒の電源コネクターが付いています。
  • 生産年度によっては、左グリップとジャンパーハーネスに緑か黒のコネクターが付いています。
2008〜2013 FLH モデル
1. アウターフェアリングを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. 図6 左ハンドグリップからの電源コネクターの半分をハンドグリップ電源コネクター(3)に接続します。
注記
図6 ハンドグリップ電源コネクター(3)のキャップは、車両配線に接続する前に取り外す必要があります。
3. (1)を左側のハンドグリップコネクターに接続します。
4. 2008 ~ 2009年モデルのみ:
a. シガレットライターの背部からワイヤーを取り外します。 キットからハーネスアッセンブリーを取り出します。 ハーネスからのターミナルをシガレットライターに接続します。
b. 接合前にワイヤーの色が一致しているか確認してください。 前のステップでシガレットライターから取り外したワイヤーをハーネスのタブに取り付けます。
c. ジャンパーハーネスからのTGSメインハーネスコネクターをコネクター(2)に接続します。
5. 左ハンドグリップからのヒーテッドハンドグリップコネクターの半分を右側のヒーテッドグリップインターコネクトコネクター(1)に接続します。
注記
次のステップで、接合前にワイヤーの色が一致しているか確認してください。
6. アウターフェアリングを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
1インターコネクトコネクター
2ツイストグリップセンサージャンパーハーネスコネクター
3ヒーテッドハンドグリップ電源コネクター
図6。 フェアリングの配線(FLHモデル)
2008〜2013年FLTRモデル
1. アウターフェアリングを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. シガレットライターの背部からワイヤーを取り外します。
a. キットからハーネスアッセンブリーを取り出します。
b. ハーネスからのターミナルをシガレットライターに接続します。
3. 前のステップでシガレットライターから取り外したワイヤーをハーネスのタブに取り付けます。
注記
次のステップで、接合前にワイヤーの色が一致しているか確認してください。
4. > 図7 右側のハンドグリップからのTGSコネクターの半分をハーネスコネクターの半分に接続します。
5. 左ハンドグリップからのインターコネクトコネクターの半分を右側のハンドグリップからのインターコネクトコネクターの半分に接続します。
注記
次のステップで、接合前にワイヤーの色が一致しているか確認してください。
6. アウターフェアリングを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
1インターコネクトコネクター
2ツイストグリップセンサージャンパーハーネスコネクター
3ヒーテッドハンドグリップ電源コネクター
図7。 ツイストグリップセンサージャンパーハーネスコネクター(FLTRモデル)
2008〜2013 ROAD KING モデル
注記
接合前にワイヤーの色が一致しているか確認してください。
1. 図1 キットからハーネスアッセンブリーを取り出します。 ハーネスから2つのスペードターミナルを切断します。
2. ヘッドライトアッセンブリーを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
3. フェンダーチップランプ装備モデル:
a. 図8 フェンダーチップランプのワイヤーの位置を決めます。
b. 図1 キットにある2つのスプライすコネクター(5)を使用してコネクターの近くにあるフェンダーチップランプのワイヤーに接合します。
c. オレンジ/白色および黒色ワイヤーをコネクターから約約2.52 cm (1インチ)切断します。
d. キットのハーネスおよび車両のワイヤーの端から絶縁体を9.5 mm (3/8インチ)出します。
e. 図9 切り取り側から、1本の橙/白ワイヤーを接合コネクターの一方の端に差し込みます。 接合コネクターのもう一方の端には、別のオレンジ/白色ワイヤーをアダプターハーネスからの赤色ワイヤーとともに差し込みます。
f. 黒色ワイヤーについても同じ手順を繰り返します。
4. フェンダーチップランプ非装備モデル:
a. 図8 フェンダーチップランプのワイヤー(2)の位置を決めます。
b. コネクターから5.08センチ(2インチ)のところでワイヤーを切断します。
c. キットのハーネスおよび車両のワイヤーの端から絶縁体を9.5 mm (3/8インチ)出します。
d. 図9 ステップ4bの橙/白ワイヤーをシール付きスプライスコネクターの一方の端に差し込みます。
e. 図9 アダプターハーネスからの赤色ワイヤーをシール付きスプライすコネクターのもう一方の端に差し込みます。
f. 黒色ワイヤーについても同じ手順を繰り返します。
2008〜2013 ROAD KING モデル:
1. シール付き接合コネクターの色と、クランピングツールのクリンプキャビティの色を同じにします。
a. ワイヤーをコネクターに圧着します。
2. 反対側についても上記の手順を全て繰り返します。
警告
UltraTorch UT-100または他の放射加熱装置を使用する際は、メーカーの指示に従ってください。 メーカーの指示に従わないと発火の危険があり、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00335a)
3. UltraTorch Heat Gun (Heatshrink Attachment (ヒートシュリンクアタッチメント)を併用)、または適切な放射加熱装置を使って、圧着した接合部に熱を当ててシール付きスプライスコネクションを密閉します。
a. コネクターの両端から密閉剤が融解して出てくるまで、圧着部の中心から各末端に向かって熱を加えます。
4. 左ハンドグリップからの電源コネクターの半分をハーネスコネクターの半分に接続します。
5. 図8 右側のハンドグリップからのTGSコネクターの半分(1)をハーネスコネクターの半分に接続します。
6. 左ハンドグリップからのインターコネクトコネクターの半分を右側のハンドグリップからのインターコネクトコネクターの半分に接続します。
7. ヘッドランプを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
1TGSジャンパーハーネスコネクター
2フロントフェンダーチップランプのジャンパーハーネスコネクター
図8。 Road Kingのヘッドランプワイヤー
1むき出しにしたワイヤーの端をコネクターに挿入した状態
2コネクターに圧着されたワイヤーの末端
3熱を加えた後のコネクター
図9。 シール付き接合コネクター
2014年以降のTouringモデル(Road KingおよびFLTRUを除く)
1. アウターフェアリングを取り外します。
2. ヒートグリップインターコネクト[206]を見つけます。 サービスマニュアルを参照してください。
3. 図10 からのヒーテッドグリップインターコネクト(1)を左側のグリップに接続します。
4. ヒーテッドグリップ電源コネクター[189B]を見つけます。 サービスマニュアルを参照してください。
5. 図10 の左側のグリップからのヒーテッドグリップ電源/アースワイヤー(2)を接続します。
6. ケーブルストラップで固定します。
注記
ワイヤーの長さが足りない場合に備え、キットにはジャンパーが入っています。
2014年以降のRoad KingおよびFLTRU、2016年以降のSoftailおよびDyna FXDLS
1. フューエルタンクとシート(TouringおよびDyna用のサイド カバー)を取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. ヒートグリップインターコネクト[206]を見つけます。 サービスマニュアルを参照してください。
3. 図10 からのヒーテッドグリップインターコネクト(1)を左側のグリップに接続します。
4. キットにあるジャンパー(3) (20インチ、 (赤/黒)をLHグリップの電源/アースコネクター(2)に接続します。
注記
ワイヤーの長さが足りない場合に備え、キットにはジャンパーが入っています。
5. 2018年以降のSoftail:
a. そのキットの指示に従って、69201750を取り付けます。
注記
一部のモデルでは、ハンドルバーの左側の内側のダンパーウェイトの取り外しが必要な場合があります。
b. 図10 ヒーテッドグリップ(2)からの2ウェイコネクターをヘッドランプ後方の69201750の2ウェイコネクターに接続します。
c. 長さが足りない場合は、ジャンパー(3)を追加します。
d. ステップ10に進みます。
6. モデルや年式に応じて電気接続キットの位置を決め、コネクターを配置し、ハーネスを取り回します。 接合しないでください。
7. ジャンパー(4)をキット(6)に接合するのに十分な長さにまで切断します。
8. 背部のワイヤーをむき出しにして電装ハーネス(7)に接合します。
a. 黒 - 黒(全モデル)
b. Dynaと2016 - 2017Softail: 赤から赤/黄 (72673-11)
c. 2014年以降のTouring: 赤 - 紫/青 (69200722または69201599A)
9. ワイヤーストラップで固定します。
10. キットの指示に従って電気接続キット(6)の取り付けを完了します。
11. シートを取り付けます。 シートを取り付けたら、シートを上に引っ張って、固定されているか確認します。 サービスマニュアルを参照してください。
12. フューエルタンクを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
1ヒーテッドグリップコネクター(必要に応じてジャンパー69201809を挿入)
2電源/アースコネクター
3ジャンパー69201808(Softail、Dyna、Road King、FLTRU)
4アダプターハーネス69200232
5ヒーテッドグリップコネクター[C189B]
6電気接続キット: (全て黒 - 黒)69200722、69201599A 紫/ベージュ - 赤、72673-11 赤/黄 - 赤、69201750でコネクターを使用
7車両ハーネス
8ツイストグリップセンサーコネクター
9ツイストグリップセンサー
10グリップ、左
11グリップ、右
図10。 電気接続
通常使用状態に戻す
注記
ヒートハンドグリップと全ての関連する配線をこの使用取り扱い説明書に記載される手順で取り付けてから以下のステップを行ってください。
1. 右のグリップ/スロットルスリーブが自由に回転して元に戻り、ハンドルバーやスイッチハウジングに引っかからないことを確認します。
a. スロットルが適切に機能しない場合は、車両を操作しないでください。
2. 車両を発進させる前に、ハンドグリップが熱を出していないかをチェックしてください。
注記
バッテリーの消耗を避けるために、イグニッションで熱をもったハンドグリップをオン/オフに切り替えます。 ハンドグリップはクルージングスピードでエンジンを稼動しているときに最大の熱量を発生します。
ヒーテッドハンドグリップコントロールダイヤルの熱設定は、1(最小)から6(ピーク)の範囲です。
3. エンジンを始動させ、ハンドグリップ全ての設定をチェックし適切な温度の温かさかを確認します。
a. オフ設定時にグリップが熱を発しないことを確認してください。