SOFTAIL (DLC)倒立フォークチューブキット
941006182024-07-02
一般情報
表1。 一般的な情報
キット
推奨ツール
スキルレベル(1)
45500920
セーフティグラス、トルクレンチ
(1) 設置には特殊ツールや技術が必要です
キット内容
図1。 キット内容: Softail (DLC)倒立フォークチューブキット
表2。 キット内容: Softail (DLC)倒立フォークチューブキット
キットにすべての必用なものが入っていることを、車両にアイテムを取り付けたり、取り外したりする前に確認します。
アイテム
数量
説明
部品番号
注記:
1
2
Oリング
46329-06
2
2
ダストシール、フォーク
J8130-3A8
3
2
オイルシール、フォーク
12085
4
1
フォークチューブアッセンブリー、左
45500922
5
1
スクリュー、SEMSワッシャー付
45405-75A
6
1
フォークチューブアッセンブリー、右
45500923
概略
適合モデル
各モデルへの適合性については、 パーツ&アクセサリー (P&A) リテールカタログ、または www.harley-davidson.com のパーツ&アクセサリーセクションを参照してださい。
最新版の取り扱い説明書を使用していることを確認してください。 以下から利用可能です: h-d.com/isheets
ハーレーダビッドソン社のカスタマーサポートセンター(1-800-258-2464 (米国内のみ)または1-414-343-4056)にお問い合わせください。
取り付け要件
警告
ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。 サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。 自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。 本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)
また、このキットを正しく取り付けるために次のことも必要となります。
Loctite® 243 Medium Strength Threadlocker and Sealant(Loctite 243中強度スレッドロッカーおよびシーラント(青)(部品番号99642-97)
タイプEフォークオイル(62600026)
Harley-Davidson® Seal Grease (ハーレーダビッドソンシールグリース) (11300005)
Fork Tube Holder (フォークチューブホルダー) (HD-41177)
フォークシールドライバーおよびダストブーツインストーラー(43mm) (B-42571)
フロントフォークコンプレッサー(HD-45966)
Front Fork Oil Level Gauge (フロントフォークオイルレベルゲージ) (HD-59000B)
インナーフォークナットリムーバー/インストーラー(HD-47852)
注記
この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。 この取り付け作業には、車両の年式およびモデルに対応したサービスマニュアルが必要で、以下より入手することができます。
  • ハーレーダビッドソンのディーラー。
  • H-Dサービスインフォメーションポータル。2001年以降のほとんどのモデルのマニュアルを、サブスクリプションベースで利用可能。 詳細については、 「サブスクリプションに関するよくある質問」 を参照してください。
注記
重要な外装情報:
  • これらのDLC(ダイヤモンドライクカーボンコーティング)フォークチューブは、チューブの特定の領域で色(緑、紫など)の変化を示す場合があります。 注記: これらの領域における変化は、インストールすると見えなくなります。 この色の変化は、性能やコーティングの寿命に影響を与えるものではなく、単なる外観上のものです。
  • DLCフォークチューブ仕上げのコントラストにより、フォークオイルの残留物が以前クロームチューブで見られたものよりも目立つようになります。 このオイル残留物は正常であり、コンポーネントの故障の症状ではありません。
準備
1. ウィンドシールドを装備している場合、取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. フロントブレーキキャリパーを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
3. フロントホイールを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
4. フロントフェンダーを取り外す。 サービスマニュアルを参照してください。
取り外し
1. 左右のフォークアッセンブリーを取り外します。 サービスマニュアルを参照してください。
分解
警告
フォークアッセンブリーのサービスの際は、必ずセーフティグラスまたはゴーグルを着用してください。 スプリングの前負荷を解除せずにスライダーチューブキャップを取り外さないでください。そうしないとキャップまたはスプリングが飛び出て死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00297a)
1. 左倒立フォークアッセンブリーを分解します。 サービスマニュアルを参照してください。
2. 右倒立フォークアッセンブリーを分解します。 サービスマニュアルを参照してください。
組み立て
警告
ホイール取り付け後に車両を始動させる場合は、必ずブレーキをポンピングしてブレーキシステムに圧力をかけてください。 圧力が不足すると、ブレーキの制動力に悪影響を及ぼし、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00284a)
警告
ブレーキシステムを修理した後は、低速でブレーキをテストしてください。 ブレーキが正しく作動しない場合、高速でテストを行うと制御不能となり、死亡したり重傷を負ったりするおそれがあります。 (00289a)
1. 図1キットのアイテム1、2、3、4、5を使用して左倒立フォークを組み立てます。 サービスマニュアルを参照してください。
2. 左フォークの組み立てを完了します。 サービスマニュアルを参照してください。
3. キットのアイテム1、2、3、6を使用して、右倒立フォークを組み立てます。 サービスマニュアルを参照してください。
4. 右フォークの組み立てを完了します。 サービスマニュアルを参照してください。
警告
フォークオイルの量が適切でないと、操作に影響が出て車両の制御が失われる結果、死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00298a)
取り付け
1. 左右のフォークアッセンブリーを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
完成
1. フロントフェンダーを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
2. フロントホイールを取り付ける。 サービスマニュアルを参照してください。
3. フロントブレーキキャリパーを取り付けます。 サービスマニュアルを参照してください。
a. ブレーキを押し込んでシステム圧をかけます。
4. ウィンドシールドを取り付けます(装備車の場合)。 サービスマニュアルを参照してください。
試乗
1. フォークが正しく動きリバウンドするかテスト走行を行います。
2. ブレーキシステムとフォークから液体が漏れていないことを確認します。