サドルバッグLEDインテリアライトキット

941003982024-10-01

一般情報

表1。一般的な情報

キット	推奨ツール	スキルレベル⁽¹⁾
68000425	セーフティグラス、イソプロピルアルコール、ドリル、ドリルビット（1/8および7/16インチ）

(1) トルク値に合わせた締め付け、またはその他適切なツールと技術が必要です

キット内容

図1。キット内容: サドルバッグLEDインテリアライト

表2。キット内容: キット内容: サドルバッグインテリアLEDランプキット

キットにすべての必用なものが入っていることを、車両にアイテムを取り付けたり、取り外したりする前に確認します。
アイテム	数量	説明	部品番号	注記:
1	1	サドルバッグインテリアランプ、右	別売りなし
2	1	サドルバッグインテリアランプ、左	別売りなし
3	1	マグネットブラケットアッセンブリー、右	別売りなし
4	1	マグネットブラケットアッセンブリー、左	別売りなし
5	4	スクリュー	別売りなし
6	14	ケーブルストラップ	10006
7	2	グロメット、ワイヤーハーネス	12100227
8	12	リテーナー、ケーブルストラップ	69200342

概略

適合モデル

各モデルへの適合性については、パーツ&アクセサリー (P&A) リテールカタログ、または www.harley-davidson.com のパーツ＆アクセサリーセクションを参照してださい。

最新版の取り扱い説明書を使用していることを確認してください。以下から利用可能です: h-d.com/isheets

ハーレーダビッドソン社のカスタマーサポートセンター(1-800-258-2464 (米国内のみ)または1-414-343-4056)にお問い合わせください。

取り付け要件

全モデル： 取り付け作業には、ワイヤーハーネス(部品番号 69203270)2個の別途購入が必要です。

警告

ライダーおよびパッセンジャーの安全を守るため、キットは正しく装着してください。サービスマニュアルを参照しながら、適切な手順に従ってください。自分で作業を行うことが難しい場合、または適切な工具を持っていない場合は、最寄りのハーレーダビッドソン正規販売網店に取り付けを依頼してください。本キットを正しく取り付けないと死亡したり重傷を負うおそれがあります。 (00333b)

注記

この取り扱い説明書はサービスマニュアルの記載情報を参照しています。この取り付け作業には、車両の年式およびモデルに対応したサービスマニュアルが必要で、以下より入手することができます。

ハーレーダビッドソンのディーラー。
H-Dサービスインフォメーションポータル。2001年以降のほとんどのモデルのマニュアルを、サブスクリプションベースで利用可能。詳細については、「サブスクリプションに関するよくある質問」を参照してください。

電気系統の過負荷

ご注意

電気アクセサリーを装着し過ぎると、車両の充電システムに過剰な負荷がかかる可能性があります。複数の電気系統アクセサリーが同時に作動し、それらの消費電流量が車両の充電システムで供給できる電流量の総量を超えた場合、バッテリーが放電し、車両の電気系統に損傷を与えるおそれがあります。 (00211d)

警告

電気系統アクセサリーを取り付ける場合、影響を受ける回路を保護するヒューズまたは回路ブレーカーの最大アンペア数を超えないよう注意してください。最大アンペア数を超えると、電気的な不具合が生じ、死亡したり重傷を負う場合があります。 (00310a)

このキットには、電気系統システムから最大で200ミリアンペア (mA)の追加電流が必要です。

準備

警告

誤って車両が始動すると、死亡事故や重傷事故を引き起こすおそれがあるため、バッテリーケーブル(マイナス(-)ケーブルが先)を外してから作業を開始してください。 (00307a)

1.	メインヒューズを取り外します。サービスマニュアルを参照してください。
2.	サドルバッグを取り外します。サービスマニュアルを参照してください。

サドルバッグの準備

注記

部品の接着は、表面の清潔さによります。粘着テープを何度も貼り直すと、適切に接着できない場合があります。
粘着テープは、接着強度を最大にするのに24時間かかります。 15 °C (59 °F)以上で適用します。
固定する際は、ワイヤーに過度の負担をかけないでください。
粘着ライナーを剥がす前に、取り付け手順に従ってランプをテスト装着してください。

取り付け

リアランニング/ターン/ストップランプの背面にある標準装備 (OE) ハーネスコネクターを外します。

a. ランプハーネスジャンパー（部品番号 69203270）を標準ターンランプハーネスと直列に取り付けます。

b. 可動部品やエキゾーストに接触しないように、フェンダーサポートにしっかりと固定します。

図2ロアサドルバッグハーネスパススルーをドリル加工します。

a. サドルバッグの穴の部分にテープを貼ります。

b. 図3キット付属のグロメット(7)をドリル位置ガイドとして使用します。

c. グロメットをサドルバッグの側面と底面の範囲近くのサドルバッグの表面に置きます。

d. グロメット全体をサドルバッグの平らな部分に置いてください。

e. グロメットの穴の中心にサドルバッグの印をつけます。

f. 1/8インチのパイロット穴

g. 7/16インチの穴をドリルで開けます。 hole.

2.8.	ドリルで開けた穴のバリをとってください。

図2。サドルバッグ下穴ドリルの位置

図3。サドルバッグ下穴ドリルの位置

図4 サドルバッグインテリアランプキット (部品番号 68000425) をサドルバッグマーカーランプキット (部品番号 68000372) と一緒に取り付ける場合は、リアアクセサリーワイヤーハーネスジャンパー (部品番号 69203366)2個の別途購入が必要です。

a. ジャンパーハーネスをサドルバッグ下部の穴に取り付け、両方のランプハーネスを配線して、サドルバッグの底部にあるジャンパーハーネスコネクターに接続します。

グロメットをワイヤーハーネスに取り付け、グロメットをドリル穴に固定します。

図4。ジャンパーハーネスの取り回し

サドルバッグとフェンダーの間には、サドルバッグの取り外しと取り付けを可能にするために十分なハーネスのたるみを残してください。

a. たるみが可動部品に接触しないことを確認します。

図5マグネティックブラケットを取り付けます。

注記

ランプは自動で、オン/オフスイッチはありません。

ランプ内のセンサーが磁石の位置がずれていること(サドルバッグの蓋が開いている)を検出するとランプが自動的に点灯し、磁石の位置が合っている(サドルバッグの蓋が閉じている)とオフになります。
磁石に敏感なデバイスは、マグネティックブラケットに近づけないでください。

a. サドルバッグロックナット(4)とケーブルアッセンブリーカム(3)を取り外します。サービスマニュアルを参照してください。

b. サドルバッグロック固定スクリュー(2)を外して廃棄します。サービスマニュアルを参照してください。

c. キット付属の新品のスクリュー(2)を使用して、サドルバッグロックの上部にマグネティックブラケット(1)を取り付けます。締め付ける。

トルク: 2.6–3.2 N·m (23–28 in-lbs)

注記

ブラケットに金属製の圧縮リミッターがあることを確認します。

6.4.	ケーブルアッセンブリーカム(3)とナット(4)を取り付けます。締め付ける。トルク: 2.82–3.95 N·m (25–35 in-lbs)

1	マグネットブラケット
2	スクリュー(2)
3	ケーブルカム
4	ナット

図5。マグネットブラケットアッセンブリー

図6インテリアランプ(1)の取り付けを試してから取り付けます。

a. サドルバッグとジャンパーを車両に取り付け、メインヒューズを取り付けます。

b. 車両をアクセサリーモードにします。

c. 粘着ライナーは剥がさないでください。ランプを一時的にテープで固定します。

d. サドルバッグリッドを開け閉めします。リッドの最後の1インチの移動を観察し、ランプが消えることを確認します。サドルバッグリッドにランプの位置をマークします。

e. ランプが消灯しない場合は、ランプを少し前後にずらして磁気センサーに合わせます。

f. イソプロピルアルコールと水を半量ずつ混ぜたものでサドルバッグの取り付け部分を清浄してください。完全に乾燥させます。

g. 接着ライナーを剥がします。

h. ランプをマークに合わせて再調整します。

7.9.	ランプにしっかりと均一な圧力をかけて、接着剤をセットします。

インテリアランプ

図6。サドルバッグインテリアランプ、左

「図1」および「図7」を参照してください。サドルバッグ内のハーネスを配線し、ケーブルストラップ(6)とアンカー(8)で固定します。

反対側も繰り返します。

図7。ハーネスの取り回し

完成

1.	サドルバッグを取り付けます。取り付け時に必ずランプハーネスを接続してください。サービスマニュアルを参照してください。
2.	イグニッションをON (オン)に入れますが、車両を始動させないでください。
3.	サドルバッグロックが正しく機能することを確認します。そうでない場合は、適切に取り付けられており、位置合わせも適切であることを確認します。