一部のラジオ局では、局IDの表示、情報の設定、およびラジオのその他の機能のサポートに使用できるデータを放送しています(地域により異なります)。
ラジオブロードキャストデータシステム(RBDS)は、主に北米で使用されています。通常、RBDSを送信している局は、ラジオ局名、アーティスト、曲名などの情報をラジオに提供します。
ラジオデータシステム(RDS)は、主に欧州で使用されています。RDSデータを送信している局も、時刻の更新、天気、交通、およびその他の地域情報を提供する場合があります。
すべてのラジオ局がRBDSまたはRDSデータを送信するわけではありません。[RBDS]または[RDS]のチェックを外している場合、またはこのサービスを利用できない場合は、ラジオの周波数のみが表示されます。
RDS/RBDSの有効化: FMチューナー画面で、[Menu (メニュー)]を選択します。[RDS]または[RBDS]のチェックボックスにチェックを入れます。
RDS機能
RDS機能を持つデュアルチューナーラジオでは、3つの別々のRDS機能を有効にできます。
代替周波数切り替え(AF): ラジオは、同じ番組を放送している他の局の信号強度を監視します。他の局の信号品質の方が高い場合、その局に自動的に切り替えます。
地域化(REG): ラジオ局の中には、自局の番組を、周波数の異なる別々の地域番組に分割している局があります。地域化では、地域の関連する局の周波数を自動的に使用して、代替周波数にジャンプします。
道路情報プログラム/交通情報案内(TP/TA): ラジオは交通情報案内の局を監視します。交通情報案内が検出されると、その案内を放送している局に自動的に切り替わります。交通情報案内アイコン(TA)がステータスバーに表示されます。終了すると、チューナーは元の状態に戻ります。交通情報案内を定期的に放送している局に設定されている間、ステータスバーには道路情報プログラム(TP)アイコンが表示されます。有効にされている場合、ラジオは、Enhanced Other Networks (EON)の情報を放送している局も監視します。