取り外し
警告
誤ってエンジンを始動すると、死亡事故や重大な人身事故を引き起こす恐れがあるため、メインヒューズを外して作業を開始してください。 (00251b)
ご注意
交換が必要な場合、指定のシール付きビームユニットまたはバルブのみを使用してください。これらはハーレーダビッドソンジャパン正規販売網店で入手できます。 不適切なワット数のシール付きビームまたはバルブを使用すると充電システムに問題が起こるおそれがあります。 (00209a)
  1. メインヒューズを取り外します。 「「整備手順」の3部構成です。 → ヒューズ」を参照してください。
    1. ヘッドランプバイザーを取り外します。
  2. 図2」を参照してください。 トリムリングスクリュー(4)を緩めます。 トリムリングを取り外します。
  3. レンズおよびリフレクターを支えます。
  4. 図1」を参照してください。 コネクターのリリースタブ(1)を押しながら、バルブスペードターミナルからコネクターを引っ張ります。
  5. ラバーブーツ(2)を引き抜きます。
  6. ワイヤーリテーニングリング(4)のループ部(3)を左右どちらかへ押し下げて、そのリングの固定されていないほうの先端を金属製の留め具から外します。 リングを上方へひねります。 レンズとリフレクターからバルブを取り外します。
1リリースタブ
2ラバーブーツ
3ループ
4固定クリップ
図1。 ヘッドランプ
取り付け
警告
バルブは注意深く取り扱い、セーフティグラスを着用してください。 バルブには加圧されたガスが封入されており、注意して扱わないと目に重傷を負うことがあります。 (00062b)
ご注意
クオーツバルブには絶対に触らないでください。 指紋を付けると皮脂および油脂などが付着し、バルブの寿命が短くなります。 紙または清潔な乾いたウエスでバルブを取り扱ってください。 上記を怠るとバルブを損傷するおそれがあります。 (00210b)
1. バルブタブの位置とリフレクターのスロットの位置を揃えます。 バルブを取り付けます。
2. 図1」を参照してください。 リテーニングリングをバルブフランジに押し付けるようにして下方へひねります。 リングの固定されていない先端が金属製の留め具に引っかかるまで、ワイヤーループを下方へ押し込みます。
3. 図2」を参照してください。 ラバーブーツの「TOP」矢印とリフレクターの矢印(1)が向き合うようにします。 バルブのスペードターミナルにラバーブーツを被せます。 レンズとリフレクターのアッセンブリーが封止されるよう、ラバーブーツから空気を抜きます。
4. コネクターを取り付けます。
5. アダプターリング(2)が所定の位置にあること(2つのタブがヘッドランプシェルの2つの出っ張りの位置に揃っていること)を確認します。
6. リフレクターの1つのタブを、アダプターリング内側のノッチ(3)に合わせます。
7. XL1200Cモデルの場合: ラバーフィンガーガスケット(5)を取り付けます。
8. トリムリングをはめ、トリムリングを時計方向に回転させて、リングをレンズとリフレクターに固定します。
9. XL1200Cを除く全モデル: スクリュー(4)とナットを取り付けます。 XL1200Cモデルの場合: スクリュー(4)を取り付けます。
10. スクリューを締め付けます。
トルク: 1.0–1.6 N·m (9–14 in-lbs)
11. メインヒューズを取り付けます。 「「整備手順」の3部構成です。 → ヒューズ」を参照してください。
警告
車両を運転する前に、全てのランプやスイッチ類が正常に作動することを確認してください。 被視認性が低いと、死亡事故または重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00316a)
12. ヘッドランプの動作を点検します。
13. ヘッドランプの位置を決めます。 「「整備手順」の3部構成です。 → ヘッドランプのアライメント」を参照してください。
14. XL1200NSモデルの場合: ヘッドランプバイザーを取り付けます。 「「整備手順」の3部構成です。 → ヘッドランプのアライメント」を参照してください。
1矢印
2アダプターリング
3ノッチ
4スクリュー
5フィンガーガスケット
6XL1200Cを除く全て
7XL1200C
図2。 ヘッドランプアッセンブリー