取り外し
ご注意
フィルターエレメントを取り外した状態でエンジンをかけないでください。 異物がエンジン内に吸い込まれ、エンジンが損傷するおそれがあります。 (00207a)
注記
定期的な間隔で、エアクリーナーエレメントを点検してください。 埃の多い環境では、点検間隔を短くしてください。 「点検間隔と点検記録 → 整備記録」を参照してください。
  1. 図1」を参照してください。 Sportsterモデルに応じて、カバースクリュー(2)、トリム(8)、エアクリーナーカバー(6)を取り外します。
  2. フィルターエレメント(3)を点検します。
  3. 必要に応じて、エアフィルターエレメントを取り外し清掃してください。
クリーニングフィルターエレメント
警告
フィルターエレメントの清掃に、ガソリンや溶剤を使用しないでください。 可燃性の高い洗浄溶剤を使用すると、インテークシステムに引火し、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00101a)
注記
  • フィルターエレメントの土をはらう際、表面が硬いものに叩きつけないでください。
  • エアクリーナーエレメントが損傷、またはきれいになっていない場合は、エアクリーナーエレメントを交換してください。
1. 温かい石鹸水でフィルターを洗浄する。
注記
フィルターを通して光が見えればフィルターがきれいになったことを表します。
2. フィルターをライトにかざします。
注記
ペーパー/ワイヤーメッシュエレメントには、エアクリーナーオイルを使用しないでください。
警告
圧縮空気により、ごみが顔に当たったり、飛散した破片によって目に重傷を負うおそれがあります。 圧縮空気を使用して作業する場合は、セーフティグラスを着用してください。 手で空気漏れがないかどうか確認したり、空気流量を点検したりしないでください。 (00061a)
3. 洗浄したエアフィルターは放置して乾燥させるか、内側から低圧空気を吹き付けて乾燥させます。
取り付け
注記
図1」を参照してください。 ブリーザーチューブのOリング(1)が所定の位置にあることを確認します。
  1. 取り外した場合は、エアフィルターエレメントを取り付けます。
    1. ベースプレートガスケット(2)を取り付けます。
    2. エアフィルターエレメント(3)を取り付けます。
    3. エレメントスクリュー(4)のねじ部にLOCTITE THREADLOCKER 243 (blue) (ロックタイトスレッドロッカー243 (青))を1滴塗布します。
    4. エレメントスクリューを取り付けます。
    5. 規定値で締め付ける。 「表1」を参照してください。
  2. エアクリーナーカバーを取り付けてください。
    1. エアクリーナーシール(5)が適切に配置されていることを確認します。
    2. カバー(6)を取り付けます。
    3. Sportsterモデルに応じて、トリム(8)およびスクリュー(7)を取り付けます。
    4. 規定値で締め付ける。 「表1」を参照してください。
表1。 エアクリーナーファスナーの締め付けトルク値
ファスナー
トルク値
in-lbs
Nm
エアフィルターエレメントスクリュー
40 ~ 60
4.5 ~ 6.8
エアフィルターカバースクリュー
36 ~ 60
4.1 ~ 6.8
1Oリング(2)
2ガスケット
3フィルターエレメント
4エレメントスクリュー(3)
5シール
6カバー
7カバースクリュー
8トリム
9XL1200X、XL1200XSモデル
10XL883N、XL1200NSモデル
11XL883L、XL1200C、XL1200CX、XL1200Tの各モデル
図1。 エアクリーナー