オイルプレッシャー警告ランプ
ご注意
オイルプレッシャーインジケーターランプが点灯し続ける場合は、まずオイル供給を点検してください。 オイル供給が正常であってもランプが消えない場合は、直ちにエンジンを止めてください。トラブルの原因を突き止めて必要な修理を行うまでは運転しないでください。 エンジンを破損するおそれがあります。 (00157a)
「
図1」を参照してください。 オイルプレッシャーインジケーターランプ(4)は、エンジン内に十分なオイルが循環していない場合に点灯します。
また、イグニッションがオンでエンジンが作動していないときにも点灯します。 エンジンが始動してエンジン回転数がアイドリング以上に上昇すると、ランプが消灯するはずです。
オイルランプが点灯する原因として次のような状態が考えられます。
低オイルレベル ただちにエンジンを停止します。 オイルを補充します。
オイルの希釈化。 オイルをできるだけ早く交換します。
作動温度に不適切なオイル。 オイルをできるだけ早く交換します。
詳しくは、「
トラブルシューティング」を参照してください。
エンジンチェックランプ
「
図2」または「
図3」を参照してください。 エンジンチェックランプ(1)の目的はエンジンおよびエンジンマネージメントシステムが正常に機能しているかどうかを表示することにあります。 エンジンチェックランプの色は黄色です。
イグニッションがオンになると、エンジンチェックランプは、エンジンが始動されるまで、点灯し続けます。
エンジン始動後にエンジンランプがオフにならない場合、あるいはエンジンランプのオンになるタイミングが定まらない場合は、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。
ABSランプ
警告
ABSランプが5 km/h (3 mph)を超える速度での走行中にも点滅を続ける、または点灯したままの状態が続く場合、ABSは機能していないことを意味します。 通常のブレーキシステムは機能しますが、ホイールがロックするおそれがあります。 ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店に連絡し、ABSの修理を依頼してください。 ホイールをロックさせると車両の横滑りが起き、車両のコントロールが失われる原因となり、死亡事故や重大なケガにつながるおそれがあります。 (00361b)
点滅: 「
図2」または「
図3」を参照してください。 ABS 装備車両では、車両を起動した際にABS ランプが点滅します。 ランプの点滅はシステムが自己診断モードであることを意味します。 モーターサイクルの速度が5 km/h (3 mph)を超えると、点滅が消えます。 ランプが消えるまでABSは作動しません。 「
操作 → ブレーキシステム」を参照してください。
点灯: ランプが継続的に点灯している場合、ABSに不具合があることを意味します。 ABSが作動していなく、ブレーキはABS非装備車と同様に動作します。 ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店に整備をご依頼ください。
図1。 インジケーターランプバー
図2。 インスツルメントランプ: 1200 Roadster™ (XL1200CX)を除く全モデル
図3。 インスツルメントランプ: 1200 Roadster (XL1200CX)