法令で義務付けられた装置がすべて装備され、正しく作動することを確認してください。

道路規則を理解し、尊重してください。 お客様の都道府県または交通局が提供する安全情報をお読みください。

米国では、本オーナーズマニュアルに付属の冊子「安全走行のためのヒント」をお読みください。 お客様の都道府県または交通局が提供する「モーターサイクルハンドブック」をお読みください。

あなたのモーターサイクルを盗難から守りましょう。 フロントフォークはロックしてください。 モーターサイクルを駐輪するときは、キーを抜いてください。

エンジンを始動する前に、「 運転前 → 乗車前のチェックリスト 」を確認してください。

法定制限速度を必ず守り、周囲の状況に合った適切な速度で運転してください。 運転が困難な条件下では、必ず速度を落としてください。 高速運転は、安定性に与える影響が大きくなり、コントロールを失う可能性が増大します。

路面と風の状況には細心の注意を払い、乗車時は必ずハンドルバーグリップをしっかり握ってください。 モーターサイクルは、通過するトラックによる風圧、舗装面の穴、粗い路面、ライダーの操縦ミスなど、モーターサイクルのバランスを崩そうとする力の影響を受けやすい乗り物です。これらの要素がすべてモーターサイクルの操縦特性に悪影響を及ぼす可能性があります。 そのような状況が発生した場合は、速度を落とし、力を抜いてグリップを握り、モーターサイクルのコントロールを取り戻してください。 急ブレーキをかけたり、ハンドルバーを無理に押さえ込まないでください。 不安定な状態がさらに悪化する場合があります。

モーターサイクルに慣れるまでは、控えめの速度で運転し、様々な状況下での経験を積んでください。

安全運転を心がけてください。 事故が起きた場合、モーターサイクルは自動車のように乗員を保護できません。

ライダーであるあなたには、パッセンジャーに正しい乗車方法を指導する責任があります。

運転経験と免許証を有し、モーターサイクルの運転に完全に慣れているライダー以外の方には、決してモーターサイクルを運転させないでください。

GVWRはモーターサイクル本体とアクセサリー、安全に運ぶことができるライダーとパッセンジャーと荷物の最大重量の合計のことです。

GVWRは、フレームステアリングヘッドまたはフレームダウンチューブに貼付の情報ラベルに記載されています。

GAWR は、モーターサイクルの両端に安全に積載できる最大重量です。

フロント/リアのGVWRやGAWRについて。 「 仕様 → 仕様 」を参照してください。「 」

荷物はできるだけ車体の中心に近づけ、低い位置に積載してください。

車両の左右で荷重が均等になるようにしてください。

ライダーのかなり後方に大きく重い荷物を積んだり、ハンドルバーやフロントフォークに荷重が加わるような積み方をしたりしないでください。

各サドルバッグ(付いている場合)の最大積載量を超えないようにしてください。

ラゲッジラック(付いている場合)は、軽量荷物用です。 ラックに荷物を積み過ぎないでください。

荷物は確実に固定してください。 荷物は、運転中にずれないようにし、定期的に確認してください。 ライダーが無理な乗車姿勢になるようなアクセサリー類は、ライダーの反応を鈍らせたり、ハンドリングに悪影響を及ぼしたりする場合があります。

フェアリング、ウィンドシールド、バックレスト、ラゲッジラックなど表面積の大きいアクセサリー類(付いている場合)は、安定性とハンドリングに悪影響を及ぼす可能性があります。

タイヤ圧は外気温やタイヤ温度の変化によって変化します。 必ず「 仕様 」に規定された正しいタイヤ空気圧を維持してください。 仕様 で規定されているGAWRを超える負荷をタイヤにかけないでください。 空気圧が不足あるいは過剰な状態、または過積載の状態のタイヤは不具合が発生することがあります。

トレーラーを牽引しないでください。

給油は、エンジンをオフにして換気の良い場所で行ってください。

フューエルフィラーキャップはゆっくり外してください。

フューエルタンクのフィラーネックインサートの下端を越えて給油しないでください。 フューエルが膨張することを考慮して、タンク内に多少の空間を残してください。

フューエルタンクが完全に空になっていたら、最低でもガソリンを3.79 L (1 gal)給油してください。

新車のモーターサイクルは、特別な手順に従って慣らし運転を行う必要があります。 「 運転前 → 慣らし運転のルール 」を参照。

タイヤの空気圧、タイヤの状態、トレッドの溝の深さ、およびステアリングヘッドベアリングの正しい調整を含む適切なケアとメンテナンスは、車両の走行安定性と安全な作動を確保する上で重要です。 「 点検間隔と点検記録 → 整備記録 」を参照。

ハーレーダビッドソン社が認定した部品やアクセサリーのみを使用してください。 他社製のパフォーマンスパーツを使用すると、モーターサイクルの新車保証は無効になります。 詳しくは、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店へお問い合わせください。

適正な締め付けトルク値については、該当するモデルのハーレーダビッドソンサービスマニュアルを参照してください。

他社製のファスナーは適正な性能を発揮するために必要な特性要件を満たしていない場合があります。

ハーレーダビッドソン社では、市販されるすべてのアクセサリーやその組み合わせをテストし、特定のものを推奨しているわけではありません。 このため、アクセサリーを取り付けたり、大きな荷物を積載する場合、モーターサイクルの安全運転はすべてライダー自身の責任となります。

電気系統機器の追加は、モーターサイクルの電気系統に過剰な負荷を与え、電気系統やそのコンポーネントの損傷につながる場合があります。