警告
フォークをロックした状態で車両を運転しないでください。 フォークがロックされた状態では車両の転回能力が限られており、死亡事故や重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00035a)
ご注意
車両を盗難から守りましょう。 車両に施錠しておかないと、盗難にあったり、いたずらによって破損したりするおそれがあります。 (00151b)
図1」を参照してください。 フォークロックノブはダッシュパネルにあります。 駐車後すぐにフォークロックを使用すれば、無断使用や盗難を防止することができます。 フォークロックノブはキー、キーフォブロックボタン、またはフェアリングキャップのパワーロックスイッチを使ってロックすることができます。
注記
キーまたはパワーロック機能を使用してノブをロックする前に、フォークロックノブをロック位置に回す必要があります。 ノブを無理にロック位置にすると、ノブを傷めるおそれがあります。
フォークロックノブが完全にロック解除位置に入っていないとエンジンを始動させることはできません。 どのような場合においても、フォークロックノブをロック解除位置から外すとエンジンが停止します。 フォークロックノブは、車両を駐車した状態でのみ使用してください。
注記
フォークロックノブがロック位置に入っている場合を除き、カバーを開かないでください。 ノブがロック位置に入っていない状態でカバーを開くと、インナーフェアリングを破損することがあります。
フォークのロック
  1. ハンドルを左へいっぱいに回します。
  2. 図1」を参照してください。 スイッチをロック位置に回します。
  3. 以下のようにノブをロックします。
    1. キー: キーを挿入し、反時計方向に1/4回転させてロックします。 キーを取り外します。
    2. キーフォブ:操作 → パワーロック → キーフォブ」を参照してください。 キーフォブのロックボタンを押します。
    3. パワーロックスイッチ:操作 → パワーロック → パワーロックスイッチ」を参照してください。 車両が始動した状態で、フェアリングキャップのロックスイッチを押します。
フォークのロック解除
  1. 以下の手順でフォークロックノブのロックを解除します。
    1. キー: キーを挿入し、時計方向に1/4回転させてロックを解除します。 キーを取り外します。
    2. キーフォブ:操作 → パワーロック → キーフォブ」を参照してください。 キーフォブのロック解除ボタンを押します。
    3. パワーロック解除スイッチ:操作 → パワーロック → パワーロックスイッチ」を参照してください。 車両が始動した状態で、フェアリングキャップのロック解除スイッチを押します。
  2. 図1」を参照してください。 ノブをロック解除位置まで完全に回します。
  3. ハンドルバーを左右いっぱいに切り、スムーズに動くかどうか点検します。 ハンドルバーは、滑らかに作動しなければなりません。
1フォークロック位置(図はカバーを開いた状態)
2フォークロック解除位置
3ロック(時計回りに1/4回転)
4ロック解除(反時計回りに1/4回転)
図1。 フォークロックノブ