メインヒューズ
「 図1 」を参照。 50 A のメインヒューズは、ヒューズブロック付近にあります。 メインヒューズを取り外すと、スターターモーター/ソレノイドを除く全システムの電源が切断されます。
電気系統構成部品への損傷を防ぐため、次の手順で電気系統を無効にしてから、電源を切り離してください。
| 1. | ハンズフリーキーフォブが作動圏内にあることを確認します。 | |
| 2. | OFF/RUNスイッチをRUN位置にします。 | |
| 3. | メインヒューズをコネクターから取り外します。 |
注記
メインヒューズを取り付ける前にストップ/ランスイッチをストップ位置に戻します。
システムヒューズ
ご注意
ヒューズの交換作業においては、これから説明するステップを絶対に省略してはなりません。 ヒューズ交換作業のステップを省略すると、サウンドシステムなどの車両の電気システムが損傷するおそれがあります。 (00223a)
「 図1 」を参照。 ヒューズは左サイドカバー内に設置されています。
電気系統に問題が発生した場合は、電装品の整備に必要な機器や部品が揃っているハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にご相談ください。
| 1. | ストップ/ランスイッチをOFFにします。 | |
| 2. | 左サイドカバーを取り外します。 「 「整備手順」の3部構成です。 → サイドカバー 」を参照。 | |
| 3. | ヒューズブロックカバーの左右の端にあるタブを押し込みます。 カバーを取り外します。 | |
| 4. | 「図2」を参照してください。 ヒューズを外して、エレメントを点検します。 | |
ご注意 交換するヒューズは、適正な種類で適切なアンペア数のものを使用してください。 誤ったヒューズを使用すると、電気系統に損傷を与える可能性があります。 (00222a) | ||
| 5. | エレメントが焼損あるいは破損していたら、ヒューズを交換します。 注記 ヒューズを交換する際には、自動車用ATOヒューズをご使用ください。 スペアヒューズはヒューズブロックにあります。 | |
| 6. | ヒューズブロックカバーを取り付けます。 | |
| 7. | 左サイドカバーを取り付けます。 |
| 1 | ヒューズブロックカバー |
| 2 | メインヒューズ |
| 3 | タブを押して取り外す |
図1。 ヒューズブロック(左サイドカバーの下)
| 1 | ラジオ電源(30 A) |
| 2 | システムパワー(7.5 A) |
| 3 | バッテリー(5 A) |
| 4 | P&A (20 A) |
| 5 | クーリング(15 A) |
| 6 | フォークロック(2 A) |
| 7 | P&Aリレー |
| 8 | クーリングリレー |
| 9 | アンプ(30 A) |
| 10 | アンプ(30 A) |
| 11 | メインヒューズ(50 A) |
| * | スペアヒューズはヒューズブロックカバーの内側にあります。 |
図2。 ヒューズとリレー
パワーロックリレー
「図3」を参照してください。 パワーロックリレーは右サイドカバーの下にあります。
- ストップ/ランスイッチをOFFにします。
- 右サイドカバーを取り外します。 「 「整備手順」の3部構成です。 → サイドカバー 」を参照。
- 故障したリレーを交換します。
- 右サイドカバーを取り付けます。
| 1 | パワーロックリレー |
| 2 | パワーロック解除リレー |
図3。 パワーロックリレー(右サイドカバーの下)