リフターは油圧による自動調整式です。これらは自動的に長さを調整して、エンジンの熱膨張やバルブ機構の摩耗による変動を補正します。エンジンが回転している間のバルブ機構の遊びをなくします。
止まっていた時間が数分間であっても、エンジンを始動した後、油圧ユニットにオイルが完全に行き渡るまでの間、バルブ機構の騒音が若干大きくなることがあります。エンジンを始動した直後のわずかな時間を除いて、バルブ機構の騒音が異常に大きくなった場合は、1つまたは複数の油圧ユニットが正常に働いていない可能性があります。
まずオイルタンク内にオイルがあるかどうかを点検してください。油圧ユニットが正常に作動するためには、エンジン全体にオイルが正しく循環していなければならないからです。
タンクのオイル量が適切であれば、リフターユニットに通じるオイル供給通路に異物が詰まったために、ユニットが正常に働いていない可能性があります。ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店に整備をご依頼ください。