概略
ご注意
Genuine Harley-Davidson Extended Life Antifreeze and Coolant (ハーレーダビッドソン純正エクステンションライフアンチフリーズ&クーラント)のみを使用してください。 他のクーラント/混合液の使用によって、モーターサイクルが損傷するかもしれません。 (00179c)
GENUINE HARLEY-DAVIDSON EXTENDED LIFE ANTIFREEZE AND COOLANT (ハーレーダビッドソン純正エクステンションライフアンチフリーズ&クーラント)は、希釈済みでそのまま使用できます。-36.7°C (-34°F)までの低温でも凍結しません。水を加えないでください。
ご注意
クーリングシステムのアンチフリーズには脱イオン水を使用します。 硬水を使うと水の通路に水垢がたまり、クーリングシステムの効率を悪くし、オーバーヒートやモーターサイクル損傷の原因となることがあります。 (00195b)
GENUINE HARLEY-DAVIDSON EXTENDED LIFE ANTIFREEZE AND COOLANT (ハーレーダビッドソン純正エクステンションライフアンチフリーズ&クーラント)が入手できない場合は、脱イオン水とエチレングリコール系アンチフリーズの混合液で代用できますが、できるだけ早い機会に、GENUINE HARLEY-DAVIDSON EXTENDED LIFE ANTIFREEZE AND COOLANT (ハーレーダビッドソン純正エクステンションライフアンチフリーズ&クーラント)に交換してください。
クーラントレベルの確認
  1. 車両を直立にします。「メンテナンスと潤滑 → 車両のメンテナンスの準備」を参照してください。
  2. エンジンの温度が下がるまで待ちます。
  3. 左サイドカバーを取り外します。「「整備手順」の3部構成です。 → サイドカバー」を参照してください。
  4. 図1」を参照してください。クーラントレベルが「COLD FILL」線(2)に重なるか、少し上であることを確認します。
  5. 注記
    エンジン冷間時にクーラントボトルが空の場合、漏れが無いかどうかシステムを点検してください。必要に応じて修理します。システムをクーラントで充填し、エア抜きを行ってください。
  6. レベルがタンクの「COLD FILL」以下である場合は、オーバーフロータンクキャップ(1)を取り外します。
  7. H-D純正エクステンションライフ・アンチフリーズ & クーラントを、フルードレベルが「COLD FILL」線に到達あるいは少し上にくるまで充填します。
  8. オーバーフロータンクキャップを取り付けます。
1オーバーフロータンクキャップ
2COLD FILLレベル
図1。 クーラントオーバフロータンク