概略説明
警告
タイヤ、チューブ、リムストリップやリムシール、エアバルブおよびエアキャップは、ホイールに合うものを使用します。 ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にお問い合わせください。 タイヤ、チューブ、リム、エアバルブが適合していないと、タイヤが損傷したり、タイヤがリム上を滑り、タイヤ不良から死亡事故または重大な人身事故を引き起こすことがあります。 (00023c)
警告
ハーレーダビッドソン認定タイヤの使用を推奨します。 ハーレーダビッドソンの車両は、スノータイヤ、モペットタイヤ、その他の特殊用途タイヤも含め、認定されていないタイヤでの運転は想定されていません。 認定されていないタイヤを使用すると、安定性、ハンドリング、ブレーキングのいずれかに悪影響が出て車両のコントロールを失い、死亡事故または重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00024d)
警告
ハーレーダビッドソン社純正フロントタイヤとリアタイヤは同じではありません。 前後のタイヤを入れ替えて使用すると、タイヤが破損する可能性があり、死亡事故や重大なケガにつながるおそれがあります。 (00026a)
周囲温度が20 °C (68 °F)以下の状態の低温タイヤの場合: タイヤと空気圧の詳細については、「 仕様 → 仕様 」、 「 」を参照してください。
周囲温度が20 °C (68 °F)以上の状態の低温タイヤの場合: 「表1」を参照して、適正な空気圧を確認してください。
周囲温度が20 °C (68 °F)以上の状態の高温タイヤの場合: 「表2」を参照して、適正な空気圧を確認してください。
高温時タイヤ空気圧が調整されている場合は、タイヤが冷めた時に推奨空気圧に従って調整し直してください。
ハーレーダビッドソン社はタイヤに窒素だけを入れた状態ではテストを行っていません。 ハーレーダビッドソン社は、タイヤへの窒素のみの充填について推奨も禁止もしていません。
表1。 タイヤ空気圧調整 -冷間
タイヤ圧(psi)の変更が必要
周囲温度°F
表2。 タイヤ空気圧調整 -温間
タイヤ圧(psi)の変更が必要
周囲温度°F
タイヤの点検
ハーレーダビッドソン純正タイヤには、トレッド面を水平に横切るウェアインジケーターが付いています。
ウェアインジケーターが見える場合、またはトレッドの溝の深さが0.8 mm (0.031 in)になった場合、タイヤが摩耗したと見なします。 摩耗したタイヤは次の原因になります。
図3」、「図4」および「図5」を参照してください。 タイヤは必ず、トレッドのウェアインジケーターが現れる前に交換してください。
図3。 ダンロップサイドウォールトレッドウェアインジケーターバーロケーター
図4。 サイドウォールのウエアインジケーター表示
図5。 ウェアインジケーターの出現
タイヤの交換
警告
タイヤは安全に関わる重要なコンポーネントです。 タイヤの修理または交換が必要な場合は、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店にご依頼ください。 タイヤのメンテナンスを正しく行わないと安定性とハンドリングに悪影響が出て、死亡事故または重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00057a)
警告
標準装備のタイヤバルブとバルブキャップのみを取り付けます。 バルブ単体、またはバルブにキャップを付けたものが長過ぎたり重過ぎたりすると、周辺のコンポーネントと接触し、バルブが損傷して急激にタイヤから空気が抜けることがあります。 タイヤから急速に空気が抜けると、車両のコントロールを失い、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすおそれがあります。 (00281a)
警告
パンクや損傷が発生したタイヤは交換してください。 トレッド部分の小さなパンクは、ハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網店で取り外して修理可能な場合もあります。 修理後24時間は80 km/h (50 mph)を超えるスピードを出さないでください。また、修理後のタイヤでの 129 km/h (80 mph)を超えるスピードでの走行は絶対におやめください。 警告を無視すると、死亡事故または重大な人身事故を引き起こすことがあります。 (00015b)
警告
ウェアインジケーターが現れ、残っているトレッドの深さが1 mm (1/32 in)しかない場合は、すぐにハーレーダビッドソン指定のタイヤと交換してください。 摩耗しているタイヤを使用すると、車両の安定性およびハンドリングに悪影響を及ぼし、死亡事故または重大な人身事故につながるおそれがあります。 (00090c)
次のいずれかのコンディションに当てはまる場合は、新品のタイヤに交換してください(指定の交換用タイヤについては、「」を参照してください):
タイヤをリムに取り付ける際、トレッドの模様だけで回転方向を判断しないでください 。 サイドウォールに刻印されている回転方向を示す矢印が車両の前進方向を指していることを、必ず確認してください。