バッテリーの取り外し

注記

サイレン装備車の場合: 電源を切る前に「セキュリティシステム → 電源を切断」を参照してください。

注記

注意してWSSワイヤーをバッテリーストラップから外します。ワイヤーや取り回しタブが破損する恐れがあります。

取り回しタブ、バッテリーストラップの順でWSSワイヤー(2)を取り外します。
「図3」を参照してください。バッテリーストラップを取り外します。
1. 固定クリップ(9)のロックを解除します。
2. バッテリーストラップ(3)からバッテリートレイ(4)までの、背面タブ(1)の接続を外します。
3. バッテリーストラップからバッテリートレイまでの、前面左タブ(2)の接続を外します。
4. バッテリーストラップを取り外します。
プラスバッテリーケーブルを取り外します。

注記

エンジンオイルディップスティックが取り外されていたら、オイルフィラースパウトをきれいなウエスで塞いで、エンジンオイルに異物が混入しないようにしてください。

バッテリーの取り付け

警告

プラス(+)側のバッテリーケーブルを先に接続します。マイナス(-)ケーブルを接続した状態でプラス(+)ケーブルがアースに接触すると、火花が発生してバッテリーが爆発し、死亡や重傷を負う原因になることがあります。 (00068a)

ご注意

ケーブルを正しいバッテリー端子に接続します。間違えた場合、車両の電気系統が損傷するおそれがあります。 (00215a)

注記

「図3」を参照してください。バッテリーを取り付けます。
1. ナイロンバッテリーストラップ(8)をバッテリートレー(4)の底に置きます。
2. ナイロンバッテリーストラップをバッテリートレイのリアスロット(7)に送ります。
3. バッテリートレーにバッテリーを取り付けます。
エンジンオイルディップスティックを取り外していた場合は取り付けます。
バッテリーターミナルをプラス側のバッテリーケーブルに接続します。締め付けます。 8.1–10.8 N·m (72–96 in-lbs)
バッテリーストラップ(3)を取り付けます。
1. バッテリーストラップを置きます。
2. バッテリーストラップのフロント左タブ(2)をバッテリートレーに接続します。
3. バッテリーストラップのバックタブ(1)をバッテリートレーに接続します。
4. 固定クリップ(9)をロックします。
「図2 」を参照してください。 WSSワイヤー(2)をバッテリーストラップに取り付けます。
WSSコネクター(1)を接続します。
「図1 」を参照してください。ワイヤーハーネス(3)の位置を合わせ、クリップ(1)をロックします。
マイナスバッテリーケーブル(2)をマイナスバッテリーターミナルに接続します。締め付けます。 8.1–10.8 N·m (72–96 in-lbs)
クローズアウトカバー(4)を取り付けます。

注記

クローズアウトタブがすべて、バッテリーストラップに完全に入っていることを確認します。

図1。マイナスバッテリーケーブルとクローズアウトカバー

1	WSS コネクター
2	WSS 配線

図2。 WSSおよび配線

図3。バッテリーストラップとトレイ: (わかりやすくするため取り外した状態)