「
図1
」を参照してください。パーキングブレーキペダルは、車両の左側にあります。パーキングブレーキは、両方のリアホイールに機械的にブレーキをかけて、駐車時に車両が動くことを防止します。パーキングブレーキが使用されると、パーキングブレーキインジケーターランプが点灯します。
車両が動いている最中にパーキングブレーキを使用しないでください。パーキングブレーキは、非常ブレーキではありません。運転開始前に必ずパーキングブレーキを解除してください。
注記
ブレーキパッドの摩耗が進むと、リアブレーキをしっかりと噛み合わせるためにパーキングブレーキの調整が必要となる場合があります。パーキングブレーキが適切に調整されていない場合でも、パーキングブレーキが使用されるとパーキングブレーキインジケーターランプが点灯します。点検および調整方法については「
メンテナンスと潤滑 → パーキングブレーキ
」を参照してください。
パーキングブレーキの使用方法
車両を完全に停車します。
シフトを1速ギアに入れ、エンジンを停止します。
フロントブレーキをかけ、右足をリアブレーキにかけます。
「
図1
」を参照してください。パーキングブレーキペダルをこれ以上押すことができない状態になるまで、左足でしっかりと踏み込みます。
パーキングブレーキの解除
フロントブレーキをかけ、右足をリアブレーキにかけます。
「
図1
」を参照してください。パーキングブレーキペダルを左足でしっかりと踏んで放します。パーキングブレーキは解除時の位置に戻ります。
注記
解除時にパーキングブレーキペダルへ足からの圧力がかかると、パーキングストップが正しくリセットされない場合があります。パーキングブレーキペダルから足を離して、ペダルを解除時の位置に戻してください。
モーターサイクルを始動します。パーキングブレーキインジケーターランプは消えた状態でなければなりません。モーターサイクルを通常どおり操作します。
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1
パーキングブレーキが解除された状態
2
パーキングブレーキが適用された状態
図1。 パーキングブレーキ